「200Kbps」は一般的な格安SIMの通信制限時の速度です。
常に快適にネットの通信を行うには、だいたい10Mbps必要と言われているので、200Kbpsではその約50分の1しか速度が出ていないということになります。
かといって何もできないのかというと、実はそんなこともありません。
今回は200Kbpsという速度でどんなことができるのか、また格安SIMの低速プランについて解説していきます。
200Kbpsとは
まずはそもそも「200Kbps」が何を表しているのかから説明していきましょう。
200Kbpsは何を表しているの?
200KbpsのKbps(キロビーピーエス/ビットパーセカンド)は回線速度の単位。
1bpsでは1秒間に1ビットのデータを伝送できます。
1秒間に送ることのできるデータ量が多いほど「回線速度」が速く、少ないほど遅いということですね。
ちなみに1,000bps=1Kbps、1,000Kbps=1Mbps、1,000Mbps=1GbpsとK(キロ)→M(メガ)→G(ギガ)で1000倍ずつ増えていきます。
ビット(bit)
データの量を表す最小の単位。1ビットでは2進数の1桁が1か0か、つまりオンなのかオフなのかを示すことができる。通常データ量を数えるときは8桁(8ビット)を1セットにした1バイト(Byte)という単位を用いる。
つまり200Kbpsは1秒間に200キロビット(25キロバイト)のデータを送受信できる速さです。
また、回線の速度には上りと下りの2種類があり、それぞれ分けて計測されます。
- 上り速度:アップロード、送信の際の速度
- 下り速度:ダウンロード、受信の際の速度
スマホなどで使用するのはたいてい下りの速度です。動画を投稿したり、データを送信することが多い人は上りの速度も気にするといいでしょう。
全角文字1文字が2バイトなので1KB(キロバイト)では500字以上保存できますが、iPhoneで撮影した画像は1枚で約2000KB(画質にもよります)にもなります。
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速度が200Kbpsになるのはどんな時?
速度が200Kbpsになるケースは以下の通りです。
- 格安SIMで速度制限になったとき
- 低速プランを申し込んでいるとき
- 低速モードを利用しているとき
- 単に速度が出ていないとき
格安SIMを利用している場合、契約した容量以上の通信を行うと、キャリアと同じように速度に制限がかかります。
事業者(MVNO)にもよりますが、多くの場合制限時の最大速度は200Kbpsです。
auやSoftbankの制限時速度は128Kbpsなので、それよりは少し速いと言えるでしょう。
通信制限の他にも格安SIMの中には、最初から200Kbpsの低速状態のプランや低速モードを提供しているところもあります。低速プランについては後程詳しく紹介しましょう。
また単に回線の調子が悪く、速度が遅くなっていることも可能性として考えられます。
その場合は通信環境を整えると、速度が改善できるでしょう。

WiFiの通信速度を上げる方法、遅いと感じたら対策してみよう
回線速度を調べる方法
スマホやパソコンの回線速度はブラウザやアプリの測定ツールを使って簡単に調べることができます。
今回はSpeedCheckを使って測定してみました。
【SpeedCheck測定方法】
サイトを表示したら「テスト開始」を押しましょう。
それだけで、画像のように下りと上りの速度を測定してくれます。
便利なアプリ版もあるので日常的に使用する場合はインストールするのがおすすめです。
測定ではより正確な速度を算出するため、多少通信量がかかってしまいます。通信制限にかかりそうな人は気を付けましょう。
SPEEDCHECK
iOS用アプリダウンロード
android用アプリダウンロード
また測定ツールにはいろいろ種類がありますが、それぞれで使用するサーバや得られる情報が異なっているため、自分に合ったものを探してみてください。
測定ツールについては以下の記事にまとめています。

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200Kbpsの回線速度目安 128Kbpsや1Mbpsとの違い
200Kbpsは格安SIMの通信制限時の速度のため、お世辞にも速いとは言えません。
ただし場合によっては時間をかければできることや、案外使えるものもあります。
200Kbpsでできること、できないこと
200Kbpsでできることとできないことを、動作の所要時間から割り出してまとめました。
LINE/ Skype |
メッセージ | 〇 | Youtube | 低画質 | △ |
通話 | 〇 | 標準画質 | × | ||
ビデオ通話 | △ | 高画質 | × | ||
△ | テザリング | △ | |||
× | オンラインゲーム | △ | |||
× | データ | ダウンロード | × | ||
WEB ページ |
地図/ニュース | △ | アップロード | ||
通販サイト | △ |
〇問題なくできる、△不安定だったり時間がかかったりするができる、×できない
それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。
LINEやメールなどのテキストメッセージは送れる
メールやトークアプリのメッセージ機能など、テキストデータのやり取りは、ネットの通信の中でも容量が軽く200Kbpsでも問題なくやり取りができます。
速度200Kbpsのときの所要時間は以下の通り。
データ量 | 所要時間 | 適正 | ||
メール | 5KB/1通 | 0.2秒 | 〇 | |
LINE/ Skype |
メッセージ | 2KB/1通 | 0.1秒 | 〇 |
スタンプ | 10KB/1通 | 0.4秒 | 〇 |
もともと128Kbpsが「テキストデータのやりとりができる速度」とされているので、それより速い200Kbpsでは何も支障ありません。
ただし画像や動画の送受信は通信量が大きいので、データの大きさ次第では時間がかかるか、もしくは送れないこともあるため注意しましょう。
200KbpsだとSkypeなどの音声通話やビデオ通話もできる
音声データのやり取りも、データ量としては軽い部類に入ります。
データ量 | 所要時間 | 適正 | ||
LINE | 通話 | 300KB/分 | 15秒 | 〇 |
ビデオ通話 | 5MB/分 | 3分30秒 | △ | |
Skype | 通話 | 600KB/分 | 30秒 | 〇 |
ビデオ通話 | 4MB/分 | 2分40秒 | △ | |
IP電話アプリ | 250KB/分 | 10秒 | 〇 |
そのためLINEやSkypeといった無料通話アプリや、050の電話番号で通話するIP電話アプリは問題なく使用することができます。
なおビデオ通話は通常の通話より通信量が増えるため、200Kbpsでは動画がカクつき画質が悪くなってしまうこともあるため注意が必要です。
少しでも電波が悪くなったりすると、通信が止まってしまったり、通話が切れてしまったりすることもあるため、常に快適に使えるという状態ではありません。
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音楽ストリーミングやradikoなども利用可能
音声データではほかに、ラジオを聴くことのできるアプリ「radiko」や音楽ストリーミングサービスなども使用可能。
データ量 | 所要時間 | 適正 | ||
LINE music |
低音質 | 4MB/曲 | 2分40秒 | 〇 |
中音質 | 10MB/曲 | 6分40秒 | △ | |
高音質 | 15MB/曲 | 10分 | × | |
Spotify | 低音質 | 1MB/曲 | 40秒 | 〇 |
標準音質 | 4MB/曲 | 2分40秒 | 〇 | |
高音質 | 6MB/曲 | 3分20秒 | 〇 | |
radiko | 500KB/分 | 20秒 | 〇 |
ただし音楽ストリーミングサービスは音質によってデータ量が変わります。
LINEmusicの高音質はSpotifyの最高音質に相当し、200Kbpsでは通信途中で切れたり、読み込みまでに時間がかかるといった問題点があるので気を付けましょう。
使い方としては、新しい曲を何曲も聴くよりも、同じ曲を繰り返し聞く方が、キャッシュがありスムーズに再生ができるのでおすすめです。
Googleマップなどカーナビとしては意外と使える
データ量 | 所要時間 | 適正 | ||
MAP | Google マップ |
2MB | 1分20秒 | △ |
Yahoo! カーナビ |
3MB | 2分 | △ |
マップは目的地などの検索機能に通信量がそこそこ発生します。
ただしマップの中のナビの機能は200Kbpsでも利用が可能です。
ナビで利用する位置情報の機能では、GPSの精度を上げるための微量のデータ通信しか行っていないため、ナビをオンにできさえすればそれ以降は通信制限下でも利用が可能です。
ただし最初のマップの表示には1分ほど時間がかかってしまうので、ストレスなく使うにはあらかじめWiFi環境下で読み込みをしておくのがいいでしょう。
SNSやネット検索はストレスがかかる
200Kbpsでは画像の多寡によって、ページを表示するまでの待ち時間が異なります。
データ量 | 所要時間 | 適正 | ||
SNS | 1MB/ 1投稿 |
40秒 | △ | |
Instagram |
5MB/ 1ページ |
3分20秒 | × | |
WEB | ニュース |
1MB/ 1ページ |
40秒 | △ |
通販ページ など |
2MB/ 1ページ |
1分20秒 | △ |
テキストがメインのニュースサイトやTwitterなどは表示できた部分を読んでいるうちに、残りのページも読み込みが終わっていることが多く、さほどストレスは感じません。
ただしアイコンなどの画像部分や広告などの動画は読み込みに時間がかかったり、エラーで表示できなくなったりするので要注意。
また通販ページやインスタグラムなど、高画質画像の多いサイトやSNSは1ページを表示するのに数分かかるため、普段高速な通信に慣れている人ほどストレスを感じてしまうでしょう。
SNSの使いすぎで通信制限になってしまう場合は、普段から低画質モードでSNSを使うなど通信量節約を心掛けるといいかもしれません。
Youtubeなどの動画は低画質なら見られる
動画は通信量が大きく、その分速度も必要になります。
データ量 | 所要時間 | 適正 | ||
You tube |
低画質 (144p) |
120MB/ 1時間 |
1時間30分 | △ |
標準画質 (360p) |
324MB/ 1時間 |
3時間45分 | × | |
Hulu | 低画質 (360p) |
210MB/ 1時間 |
2時間30分 | × |
中画質 (540p) |
630MB/ 1時間 |
7時間20分 | × | |
Netflix | 低画質 | 250MB/ 1時間 |
3時間 | × |
中画質 | 500MB/ 1時間 |
6時間 | × |
※Netflixはアプリ版の場合
低画質であれば読み込みには時間がかかるものの、なんとか再生は可能でした。
しかしYoutubeno低画質(144p)は、動きの多い映像だと何をやっているのかわからないくらいには粗いので、あまりおすすめはできません。
【Youtube低画質】
【Youtube標準画質】
長時間見ていると目が疲れてしまいそうですね。
200Kbpsの制限がかかった上で動画を見るときは、WiFi環境下でダウンロードしておくか、フリーWiFiを使うなど、どちらにしろWiFiが必要となるでしょう。
オンラインゲームはできる?
スマホのアプリゲームは最初の読み込みさえできてしまえば、さほど通信量の多くないものもあります。
ツムツムやパズドラ、モンストなどは通信制限中でもプレイできたという人も。
ただしPUBGなど通信のタイムラグが重要視されるゲームや、グラブルなど通信量の多いゲームのプレイは難しいです。
ゲームによくあるアプリの更新も、大量のデータを一度にダウンロードする必要があるため、通信制限中はできません。
ゲームがないと手持無沙汰という場合はあらかじめオフラインゲームをいくつかインスト―ルしておくといいでしょう。
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128Kbps、1Mbpsとできることを比較
通信制限時の速度には200Kbpsの他にも種類があります。
128Kbps | au、ソフトバンク、Y!mobile |
200〜300 Kbps |
UQモバイル、その他格安SIM |
1Mbps | ドコモ、楽天モバイル |
格安SIMの多くは200Kbpsですが、中には楽天モバイルのように制限になっても1Mbpsの速度で使用できる場合もあります。
実際にこれらの速度に違いがあるのかまとめました。
1 Mbps |
200 Kbps |
128 Kbps |
1 Mbps |
200 Kbps |
128 Kbps |
||||
LINE/ Skype |
メッセージ | 〇 | 〇 | 〇 | You tube |
低画質 | 〇 | △ | × |
通話 | 〇 | 〇 | △ | 標準画質 | 〇 | × | × | ||
ビデオ通話 | 〇 | △ | × | 高画質 | × | × | × | ||
〇 | △ | △ | テザリング | 〇 | △ | △ | |||
△ | × | × | オンラインゲーム | 種類による | × | ||||
△ | × | × | データ | ダウンロード | 50MB | 10MB | × | ||
WEB ページ |
地図/ニュース | 〇 | △ | △ | アップロード | ||||
通販サイト | △ | △ | × |
1Mbpsあれば動画もある程度楽しめることがわかりますね。
また200Kbpsと128Kbpsも差はわずかなように見えて、使用してみると画像の読み込み時間などに大きく違いが現れます。
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使い方にあった格安SIMを選べば快適度アップ!通信費の大幅節約も
これまで紹介したように200KbpsというのはLINE等最低限のことはできるものの、動画やオンラインゲーム等はきついという通信速度です。
この速度で良いか悪いかは、使い勝手によって変わってくる部分ですね。
そこでここでは、それぞれの使い方に応じたおすすめの格安SIMを紹介します。
200KbpsでOK、低速使い放題プランがある格安SIM
まずは200Kbpsでも十分だけどたまには高速通信も使いたいという人におすすめの格安SIM。
容量を使い切った場合だけではなく、普段から低速通信で利用できる「低速モード切り替え」機能がある格安SIMを紹介します。
低速モード中は容量の消費なく使うことができるので、使い放題です(一部例外あり)。
ここではおすすめの以下の3つを紹介します。
- IIJmio(みおふぉん)
- mineo(マイネオ)
- UQモバイル

IIJmio
IIJmio | |
料金 | 2GB:850円 4GB:990円 8GB:1,500円 15GB:1,800円 20GB:2,000円 |
低速モード | 最大300Kbps |
通話オプション | 5分以内無料:500円 10分以内無料:700円 かけ放題:1,400円 |
使用回線 | docomo、au |
- 料金が格安SIMの中で最安級!
- 通話定額13ヶ月間410円割引
- データ容量12ヶ月間1GB増量
- 他社からの乗り換えで端末代割引
料金が安いというメリットがあるMVNOの格安SIM。さらにそのMVNOの中でも特に安いのがこのIIJmioです。
低速モードに切り替えた場合の速度は300Kbps。200Kbpsよりもさらに速い為、多少ではあるものの快適度は上がります。
ただしIIJmioの低速モードは3日間で366MB以上使うとさらに速度が低下するという点には注意が必要です。
キャンペーン等も豊富で、固定回線とのセットで安くなるといったメリットもありますから、とにかく料金重視だという人にはもってこいの格安SIMです。
mineo
mineo | |
料金 | 1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 |
低速モード | 200Kbps |
通話オプション | 10分以内無料:550円 かけ放題:1,210円 |
使用回線 | docomo、au、softbank |
- パケット放題Plus(月額385円もしくは無料)で容量消費後も1.5Mbpsで通信可
- 契約期間なし
- データ繰り越し可
mineoの低速モードは200Kbps。IIJmioよりも遅いですが、そのかわり使い放題で制限なく使うことができます。
またおすすめなのがパケット放題Plus。10GB以上のプランであれば無料で利用できるオプションであり(5GB以内は月額385円)、データ容量を使い切った後も1.5Mbpsで利用できるというサービスです。
1.5Mbpsあれば、SNS、音楽ストリーミングは問題なく使えますし、Youtube等の動画も標準画質であれば視聴することができる速度。毎月そこまで容量に気を使わずに使うことができるので割と便利です。
他にも余ったデータ容量をユーザー間でシェアできたりと、使い勝手を向上するものが揃っています。
UQモバイル
UQモバイル | |
料金 | 3GB:1,628円 15GB:2,728円 25GB:3,828円 |
低速モード | 300Kbps |
通話オプション | 10分以内無料:770円 かけ放題:1,870円 |
使用回線 | au |
- その他格安SIMより回線品質が優秀
- 他社からの乗り換えで最大10,000円分のauPAYプレゼント
- 1年間データ増量無料(5GB分)
- データ繰り越し可
- 自宅セット割適用で最大858円割引
auのサブブランドであるUQモバイル。MVNOに比べて速度は十分に速く、混雑する時間帯でも極端に遅くなるようなことなく快適に使うことができます。
また光回線とのセット割を適用すると他社同等もしくはそれよりも安い料金で利用することができます(他社ではできない場合もあるデータ繰り越しも可)。
UQモバイルの低速モードは最大300Kbps(3GBプランの場合)。制限も3日間で6GB(制限の翌日解除)なのであまり心配する必要はありません。
ちなみに15GB、25GBプランは容量を使い切った場合の制限速度が1Mbpsとかなり優秀であるのも一つおすすめなポイントです。
【自宅セット割適用条件】
対象インターネットサービス+電話※1 or WiMAX利用)
※1:auひかり、Sonet光、ビッグローブ光、コミュファ光、eo光、Pikara光、MEGAEGG、@nifty光、BBIQ、@Tcomヒカリ
速度気にせず大容量使いたいならモバイルWiFiと格安SIMのセットがおすすめ
大容量使いたい人におすすめしたいのが「格安SIM+モバイルWiFi」を組み合わせる方法です。
単純にモバイルWiFiを増やすと通信費自体が増えるので嫌だと言う人がいるかもしれませんが、格安SIMと組み合わせることで解決します。
たとえばキャリアのスマホで3GB程度使うと通信費は5,000円程度です。しかし格安SIMとモバイルWiFiを組み合わせれば、同程度の通信費で50GBでから100GB程度は使えます。
以下は格安SIMとモバイルWiFiを組み合わせた場合の料金例です。
- IIJmio(2GB:850円)+Chat WiFi(20GB:2,280円)=3,180円
- IIJmio(2GB:850円)+Chat WiFi(50GB:2,600円)=3,450円
- IIJmio(2GB:850円)+THE WiFi(100GB:3,828円)=4,678円
ポケット WiFi |
タイプ | 月額料金 | キャッシュ バック |
端末 | 通信 容量 |
契約 期間 |
詳細 |
GMOとくとく BB WiMAX |
WiMAX | ~2ヶ月:1.474円 ~36ヶ月:3,784円 37ヶ月~:4,444円 |
23,000円 | 購入 | 上限無し | 2年 | 詳細 |
THE WiFi | クラウド | 3,828円 | 4ヶ月 無料 |
0円 |
100GB | 2年 | 詳細 |
Chat WiFi |
クラウド | 20GB:2,280円 50GB:2,600円 200GB:4,690円 |
0円 | 0円 |
20GB 50GB 200GB |
1年 | 詳細 |
無制限のものから、少ないものであれば20GBのものもあり、自分の利用量に合わせて選ぶと良いでしょう。

GMOとくとくBB WiMAX(制限なし、高速で使いたい人向け)
GMOとくとくBB WiMAX | |
月額料金 | ~2ヶ月:1,474円 ~36ヶ月:3,784円 37ヶ月~:4,444円 |
初期費用 | 3,300円 |
通信容量 | 上限無し |
キャッシュ バック |
23,000円 |
端末代 | 21,780円(605円×36回) |
契約期間 | 2年 |
少し前まではエリア・通信量の観点からおすすめできなかったWiMAXですが、現在は3日あたりの通信量上限も撤廃され制限なく利用できるようになり、エリアもかなり拡大。さらにWiMAX圏外時のau回線利用が月7GBから月15GBにアップ(ハイプラスエリアモード)。通信速度面を優れていて大容量ユーザーには最もおすすめできるモバイルWiFiです。
そしてWiMAXの中でも特におすすめなのがGMOとくとくBB WiMAX。
月額料金自体が他のWiMAXに比べて安い上、高額キャッシュバックもあり。抜群のコスパが優れています。
現在たくさんあるWiMAX代理店の中では最もお得だと言える商品です。
THE WiFi(100GBの大容量が安く使える)
THE WiFi | |
月額料金 | 3,828円(クラウドSIM) |
初期費用 | 3,300円 |
通信容量 | 100GB |
キャンペーン | 4ヶ月無料 |
端末代 | 0円(返却要) |
契約期間 | 2年契約 |
※税込表記
100GBという大容量が3千円代で使うことができるTHE WiFi。月額料金が安いだけではなく最初の4カ月間が無料というキャンペーンを行っている為、契約期間(2年)の実質月額料金が3,281円とコスパがよく端末代も無料で利用できるというのが特徴です。
速度も十分で動画は快適に見ることができますし、100GBあれば容量を気にする必要一切なし(高画質動画閲覧で1時間2GB消費すると50時間も見れる)。通信量にこまることはほぼないでしょう。
Chat WiFi(20GB・50GBも選べる)
Chat WiFi |
|
月額料金 |
20GB:2,280円 50GB:2,600円 200GB:4,690円 |
初期費用 | 3,300円 |
通信容量 | 20GB、50GB、200GB |
キャッシュ バック |
なし |
端末代 | 0円(返却要) |
契約期間 |
1年 |
※税込表記
20GB・50GBなど自分が使う容量に合わせて選ぶことができるChat WiFi。
正直ほとんどの人には50GBもあれば十分でしょう。100GBは多すぎてちょっと無駄になってしまう可能性も高いです。
50GBがたった2,600円で使うことができるわけですから、わざわざスマホの容量を増やす必要はありませんね。
契約期間も1年と短く、解約金も3,300円なので短期間しか使わないという人にも使いやすいモバイルWiFiとなっています。
格安SIM単体で大容量使いたい人におすすめの格安SIM
モバイルWiFiはかなり有用で、安く大容量を使いたい人にとってはおすすめのサービスであることn間違いはないですが、一つネックなのが「持ち物が一つ増える」こと。
私自身、たまに忘れてしまい困ることがごくたまにですがあります(スマホはかなり容量を下げているので使えない)。また、かばんを持ち歩かない人には端末が増えることがストレスとなることもあるでしょう。
そこでどうしてもスマホだけを持ちたいという人の為に、「大容量が安く使える格安SIM」を紹介します。
スマホ単体だとほぼ20GBまでとなりますが、20GBもあればそれなりに動画閲覧もできるでしょう。

ahamo
ahamo | |
料金 | 20GB:2,970円 1GB追加:550円 80GB追加:1,980円 |
通話オプション | 5分以内無料:0円 |
使用回線 | ドコモ |
- 回線品質◎、時間帯による速度制限もなし
- 80GB追加オプションがたった1,980円
ドコモが出している格安プランであるahamo。ドコモ回線を回線品質は問題なし。MVNOタイプの格安SIMに比べて速度や安定性も高いですし、時間帯による制限もありません。
他のキャリアタイプの格安SIMの(povoやLINEMO)より、料金が安いというのも大きなメリット。5分以内の通話無料がついていて、3,000円以内で利用することができるようになっています。
また80GB追加オプションが非常に安く、基本料金の20GBと加えて100GB使えるというのもポイントでしょう。大容量使える格安SIMは他にないので、30GBを以上使うのであれば唯一の候補です。
IIJmio
IIJmio | |
料金 | 2GB:850円 4GB:990円 8GB:1,500円 15GB:1,800円 20GB:2,000円 |
通話オプション | 5分以内無料:500円 10分以内無料:700円 かけ放題:1,400円 |
使用回線 | docomo、au |
- 20GBが最安(音声通話SIM)
- 契約期間なし
- データ繰越可
20GBがたったの2,000円とMVNOの中でも特に安いのがこのIIJmioです。
音声通話SIMは20GBなら最安。余った容量を翌月に繰り越しすることも可能で、使い勝手も良いです。
キャンペーン等も豊富で、固定回線とのセットで安くなるといったメリットもありますから、とにかく料金重視だという人にはもってこいの格安SIMです。
mineo
mineo | |
料金 | 1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 |
通話オプション | 10分以内無料:550円 かけ放題:1,210円 |
使用回線 | docomo、au、softbank |
- パケット放題Plus(月額385円もしくは無料)で容量消費後も1.5Mbpsで通信可
- 契約期間なし
- データ繰り越し可
20GBが2,178円で利用できるmineo。mineoはプラン料金だけではなく、様々な独自のサービスがあるのも大きな特徴です。
たとえばパケット放題Plus。10GB以上のプランであれば無料で利用できるオプションであり(5GB以内は月額385円)、データ容量を使い切った後も1.5Mbpsで利用できるというサービスです。
1.5Mbpsあれば、SNS、音楽ストリーミングは問題なく使えますし、Youtube等の動画も標準画質であれば視聴することができる速度。毎月そこまで容量に気を使わずに使うことができるので割と便利です。
他にも余ったデータ容量をユーザー間でシェアできたりと、使い勝手を向上するものが揃っています。
結論:200kbpsは画像や動画のやりとりには足りない速度。低速プランならポケットWiFiと併用がおすすめ
200Kbpsは格安SIMで制限にかかってしまったときか、あるいは低速のプランで申し込んだときの速度となります。
メッセージと、音声データや簡単な検索は行えるので、これで十分という人も中にはいるでしょう。
LINE/ Skype |
メッセージ | 〇 | Youtube | 低画質 | △ |
通話 | 〇 | 標準画質 | × | ||
ビデオ通話 | △ | 高画質 | × | ||
△ | テザリング | △ | |||
× | オンラインゲーム | △ | |||
× | データ | ダウンロード | 10MB程度 | ||
WEB ページ |
地図/ニュース | △ | アップロード | ||
通販サイト | △ |
ただし画像の多いサイトやSNSをひらいたり、動画を見るには速度が足りないので、その場合はWiFiを利用しましょう。
また低速の格安SIMをポケットWiFiと組み合わせれば、通信費をかなり抑えることができるため、節約したい人におすすめです。