世界のスマホ市場ではAppleよりもサムスンのほうが人気がありますが、日本では実に半数近い人がiPhoneを購入しているという調査結果(※)があります。
iPhoneの購入時に聞かれる「AppleCare+」という保証が、正直どんな保証内容があるのかよく分からずに付けているという人も多いのではないでしょうか。
本記事では、AppleCare+に加入している人、本当に必要なのか疑問に感じている人のために、AppleCare+に関する料金や解約方法、キャリア別の保証内容について解説していきます。
(※:MM総研「2018年(暦年)国内携帯電話端末出荷概況」)
AppleCare+(アップルケアプラス)とは?

アップルケアって、何なの?

アップルケアは、Apple製品に付ける保証のことだよ!
AppleCare+なら、画面割れや水没にも保証が適用できるんだ!
Applecareは、Apple製品全体に対する独自の保証制度のことを言います。(※)
- 製品購入後1年間の保証
- 90日間の無償電話サポート
ほぼどの製品にも付けられているこれらの保証期間の延長と保証内容を充実させるためのプラスの制度がApple Care+(アップルケアプラス)です。
AppleCare+とAppleCareの違い
AppleCareは、ほぼ全ての製品に適用されている基本的な保証のことを指します。
この後ろに「+」が付いたAppleCare+は「AppleCare+ for iPhone」や「AppleCare+ for Mac」など、製品ごとの保証内容をパワーアップさせるいわば保証のオプションといったところです。
そのため、iPhoneに追加で保証を付けたいときは、「AppleCare+ for iPhone」に加入することで、iPhoneに特化した保証を受けられます。
Appleでは画面割れや水没などの過失や事故による損傷は基本的に保証外ですが、AppleCare+なら、Apple専門技術者による正規部品での修理サービスや、低価格での画面修理サービスを受けることが可能です。
保証期間を1年→2年に延長できる。月額プランなら延長も可能
AppleCare+ for iPhoneに入ることで、1年だった保証期間を2年に延長できます。
近くにアップルストアがない場合でも、電話によるサポートが90日間から2年まで延長になるため、操作に関する質問や修理の相談などにも電話ですぐに対応してくれます。
さらに、2019年9月からの新たな月額払いプランでは、これまで2年間だった期限が撤廃となり、保証を延長できるようになりました。
料金はiPhone 12 Pro/Pro Max、iPhoneXSで22,800円
機種によってAppleCare+の料金は様々ですが、iPhone 12Pro/Pro Maxは25,080円で高めの値段設定になっています。
機種 | 料金(税込) |
iiPhone 12 Pro iPhone 12 Pro Max |
25,080円 |
iPhone 12 iPhone 12 Mini iPhone 11 |
18,480円 |
iPhone SE (第2世代) iPhone 7 |
9,680円 |
(参考:Apple 公式HP)

2年間で1,045円/月の保証が高いかどうかは、次から解説する保証内容と照らし合わせて考えてみましょう。
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保証内容は画面割れや水没による修理、バッテリー交換に手厚い
AppleCare+の保証内容は以下の通りです。
- Apple認定技術者による修理/交換サービス(部品代・技術料を含む)
- Appleサポート(スペシャリストによる電話対応)
- 過失や事故による損傷
- バッテリー交換
- 持ち込み修理と配送修理
- エクスプレス交換サービス
私は過去に3回修理関係でAppleサポートのお世話になっていて、スペシャリストが電話でテキパキと対応してくれるおかげでスムーズに修理依頼ができました。

Appleサポートは、個人的にかなりオススメする保証内容の一つです。安心感がありますね!
AppleCare+の保証のなかでも今回は特に、「画面割れ」「水没」といった過失や事故による損傷と、バッテリー交換について詳細に解説していきます。
加入時のiPhoneの画面修理は一律3,700円で、未加入との差は最大35,680円!

iPhoneを床に落としたら、画面がバキバキになっちゃった。
でも修理費が高そうだし、まだ使えるから修理はいいかな。

使っているうちに画面のガラスの破片が指に刺さった話を聞いたことがあるよ。早めに修理したほうがいいんじゃない?
画面がバキバキに割れたiPhoneを持っている人、少しひび割れたiPhoneを使っている人を見かけることがありますが、割れた画面をそのままに使い続けていると、反応しなくなったり、指を怪我したりしてしまう可能性があります。
画面修理をなかなかしない理由に、画面が反応してくれることや修理費用の高さが挙げられますが、Apple Care+に加入していれば、iPhoneの画面割れはどんな機種でも一律3,700円(税込)という低価格で修理してもらうことができます。
AppeleCare+に未加入だった場合、iPhone 12 Pro Maxの画面修理に35,800円も掛かるので、AppleCare+を適用した時の差は35,680円にもなります。
【画面修理の場合】
機種 | 未加入(税込) | 加入済(税込) |
iPhone 12 Pro Max iPhone 11 Pro Max iPhone XS Max |
39,380円 | 3,700円 |
iPhone12 iPhone12 Pro iPhone11Pro iPhone XS iPhone X |
33,440円 | |
iPhone12 mini | 27,280円 | |
iPhone 11 iPhone XR |
23,980円 | |
iPhone 8 Plus iPhone 7 Plus iPhone 6s Plus |
20,240円 | |
iPhone 8 iPhone 7 iPhone 6s iPhone 6 Plus |
18,040円 | |
iPhone 6 iPhone SE(第2世代) iPhone SE iPhone 5s |
15,950円 |
参考:Apple 公式HP

最新端末は画面が大きくて、有機ELディスプレイを採用しているから修理費が高いんだね。
大きくて重いから落とすことも多いPro Maxシリーズを買う人は、AppleCare+に入っておいて損はなさそう・・・。
iPhoneの水没による故障修理は一律12,900円で、未加入との差は最大58,380円!!
防滴・防水対応のiPhoneでも、海やプールに落とした場合は故障することが多い(※)です。
iPhoneの水濡れによる故障修理はApplecCare+では保証対象外ではありますが、AppleCare+に未加入の場合はiPhone 12 Pro Maxが71,280円(税込)で、加入済に比べて最大58,380円の差が生じます。
【水濡れによる故障修理の場合】
機種 | 未加入(税込) | 加入済(税込) |
iPhone 12 Pro Max iPhone 11 Pro Max iPhone XS Max |
71,280円 | 12,900円 |
iPhone 12 Pro iPhone 11 Pro iPhone XS iPhone X |
65,780円 | |
iPhone 12 | 52,580円 | |
iPhone 12 mini iPhone 11 iPhone XR iPhone 8 Plus |
47,080円 | |
iPhone 8 iPhone 7 Plus |
40,040円 | |
iPhone 6 Plus | 39,380円 | |
iPhone 7 | 36,080円 | |
iPhone 6s iPhone 6 |
35,970円 | |
iPhone SE iPhone SE(第二世代) iPhone 5s |
33,440円 |
(※ Apple公式HP「iPhone7以降の防沫・耐水・防塵性能について」)

水没するとデータが全部飛んでしまうことが多いうえに高額な修理費用は痛いですよね。
ちなみに、iPhoneを紛失してしまった場合は、設定で機能をオンにしておけば「iPhoneを探す」(※)でGPSによる検索ができます。
ただ、スマホを紛失した場合は悪用されることもあるので、できるだけ早く警察に届け、契約している通信会社にも電話をしておく必要があります。
(※Apple公式HP「iPhoneを探す」)

紛失の場合、キャリアであれば対応してくれるオプションが多いので、プラン内容をよく確認しておきましょう。

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AppleCare+なら無償でバッテリー交換も可能!
iPhoneを1年以上使用して毎日充電を欠かさずに行っていると、充電の減りがだんだんと減ってきていることに気付きますよね。
バッテリーは使用や充電の度に劣化していくため、iPhoneの使用年月が長くなるほどバッテリーの劣化は進んでしまいます。
保証に未加入で1年以上経過していた場合、機種によっては5,400円もしくは7,400円掛かりますが、AppleCare+に加入していれば、バッテリーを無償で交換してもらうことができます。
なお、無償交換はバッテリーの本来の蓄電容量が80%を切っている場合に適用できるため、iPhoneの「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態」からバッテリーの最大容量を確認してから交換依頼をすると良いでしょう。
【バッテリー交換費用】
機種 | 保証加入の場合 | 保証対象外 |
iPhone 12 Pro Max iPhone 12 Pro iPhone 12 iPhone 12 mini iPhone 11 Pro Max iPhone 11 Pro iPhone 11 iPhone X iPhone XS iPhone XS Max iPhone XR |
0 円 | 8,140円 |
iPhone SE(第2世代) iPhone SE iPhone 6 iPhone 6 Plus iPhone 6s iPhone 6s Plus iPhone 7 iPhone 7 Plus iPhone 8 iPhone 8 Plus |
0 円 | 5,940円 |
(引用:Apple公式HP「iPhoneの修理-バッテリー交換と電源」
ここまでの内容を一度まとめると、次の通りです。
【AppleCare+加入時】(税込)
- 料金は機種によって異なり、2年間で19,360円~25,080円
- 画面割れによる修理は一律3,700円(過失や事故による損傷修理は2回まで)
- 水濡れによる修理は一律12,900円(過失や事故による損傷修理は2回まで)
- バッテリー交換は蓄電容量が80%以下なら無償で交換
画面割れや水没による修理を2年以内に一度でもする場合は、保証に加入していたほうが安く済ますことができるため、これまで2年以内にiPhoneの画面割れや水没で故障してしまった経験がある人は、ぜひ加入しておくことをオススメします。
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iPhoneを修理に出す方法
iPhoneを修理に出すとき、皆さんならどうしますか。

Apple Storeに持って行くかなあ。

家まで取りに来てもらって、修理に出すよ!

街の正規プロバイダに持って行く!
実は修理に出す方法はいくつもあり、その方法によっては修理代金も変わってきます。
iPhoneの保証内容をよく確認したうえで修理先を選びましょう。
正規サービスプロバイダに持ち込むのが技術的・時間的にベスト
Appleが公式HPで紹介している修理方法は以下の3種類です。
- Apple Store の Genius に見てもらう
- Apple リペアセンターへ送る (配送修理)
- Apple 正規サービスプロバイダへ持って行く (持ち込み修理)
では、順番にみていきましょう。
Apple Storeに持ち込んで修理を依頼する
Apple Storeが行動範囲内にあれば、Genius Barを予約したうえでApple Storeに行き、Genius(Appleのスタッフ)に故障などを直接相談したり見てもらったりして修理依頼をしましょう。
ただ、直営店は全国で約10店舗しかなく、Geniusの数も限られているので、予約せずに訪問しても数時間待たなければならないこともあるようです。

休日のApple Storeは混んでいることが多いので、なるべく平日を狙ってGenius Barの予約をしておくのがいいですよ!
平日でも夜の21時まで営業しているので、昼間に行けない人は仕事後に行くこともできそうです。
次に、近くに持ち込めるApple Storeがない場合について、Appleでは2パターンの修理方法を紹介しています。
リペアセンターに送って配送修理を依頼する
近くにApple Storeのない北陸地方に住んでいた際、私はリペアセンターに配送して修理してもらったことがあります。
リペアセンターでの配送修理とは、ネットや電話で申し込めばAppleが指定した配送業者が故障製品を持っていってくれるサービスで、5日から8日以内に修理を終えて手元に戻ってきます。
ただし、修理の間は手元にiPhoneが無い状態になるため、仕事やプライベートで連絡が取れなくなると困る人は、難しいかもしれません。
回収と修理後の宅配の配送料は掛かりますが、出掛けなくても自宅で受け渡しができるのはとても便利に感じました。

私が利用した時は、電話での修理依頼から修理後の梱包と配送までしっかりと丁寧な対応であったことや、修理に掛かった費用やその内容について細かく明示されていたことから、次回も利用したいと思いましたよ。
Appleの正規部品を使って修理してくれるところにも、安心感をもてますね。
正規サービスプロバイダに持ち込んで修理を依頼する
Appleが認定した修理をApple Storeが近くになくても受けられるように全国各地に置かれているのが、正規サービスプロバイダによる修理サービス拠点です。
Appleのトレーニングを受けた技術者がすべて修理をするため、Appleで修理を受けるのと変わりない修理を受けることができます。
日本にはいくつもAppleの正規サービスプロバイダの店舗があり、iPhoneの修理に対応しているのは以下の店舗です。
- カメラのキタムラ
- ビックカメラグループ
- クイックガレージ
- C smart
Apple Storeが近くにない地域でも上記の店舗はあることが多いので、以下の各HPから店舗検索をしてみましょう。
即日修理対応可能な店舗に持ち込めば、リペアセンターよりも時間を掛けることなく同日中に修理後のiPhoneを受け取ることができます。
なお、正規サービスプロバイダの店舗ではApple Care+に対応しているので、基本的には正規と修理代金は変わりません。

手っ取り早くiPhoneを修理に出して早く受け取りたいのであれば、正規サービスプロバイダに持ち込むのがベストではないでしょうか。
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携帯電話ショップへの持ち込み修理や預かり修理は一部店舗で可能
iPhoneが故障した時に修理先として最初に思い浮かぶのは、Appleよりも「iPhoneを購入した携帯ショップ」という人も多いかもしれません。
一度でもiPhoneが故障したことがある人なら分かるかもしれませんが、iPhoneの店頭修理に対応している携帯電話ショップは、都心部の数店舗のみです。
修理取次サービスに対応しているショップ自体もそう多くはありません。
修理取次サービスの対応ショップが近くにない地域であれば、正規サービスプロパイダ店舗への持ち込みやリペアセンターへの配送依頼も選択肢として考えておきたいですね。

では、携帯ショップに持ち込む場合の対応を、Softbank、au、ドコモの順に見ていきましょう。
ソフトバンクショップに持ち込む
Softbankの店頭修理サービスは以下の店舗で実施しており、予約優先となっています。
- ソフトバンク仙台クリスロード
- ソフトバンク表参道
- ソフトバンク銀座
- ソフトバンク名古屋
- ソフトバンクグランフロント大阪
(参考:Softbank公式HP「iPhone・iPad 店頭修理サービス」)
即日修理かどうかは実際に見てもらっての判断になるため、部材が無かった場合は1週間程度の預かり修理となることがあります。
近くに上記店舗が無い場合でも全国100箇所以上の店舗で修理取次サービスを実施しているため、取次サービスをしているか検索してみましょう。
(参考:Softbank公式HP「修理取次サービス実施店舗一覧」)
auショップに持ち込む
auの店頭修理サービスは以下の店舗で実施しており、予約制となっています。
- au Style SHINJUKU
- au Style SENDAI
- au Style みなとみらい
- au Style NAGOYA
- au Style OSAKA
- au Style FUKUOKA
- au Style 渋谷スクランブルスクエア
(参考:au公式HP「iPhone・iPad修理店頭サービス」)
こちらも同日修理対応ですが、部材が無かった場合は1週間程度の預かり修理となります。
近くに上記の店舗が無くても、全国200箇所以上の店舗で修理取次サービスを実施しているため、近くに対応店舗がないかを検索してみましょう。
(参考:au公式HP「修理取次サービス実施店舗一覧」)
ドコモショップに持ち込む
ドコモのiPhoneリペアコーナーは以下の2店舗で実施しており、予約制となっています。
- ドコモショップ丸の内店
- ドコモスマートフォンラウンジ名古屋
(参考:docomo公式HP「iPhoneリペアコーナー」)
予約していても部材が無ければ預かり修理になるのはこちらも同じようです。
docomoではショップでのApple製品の修理取次サービスを行っておらず、近隣のAppleの正規サービスプロパイダやApple Storeで対応してもらうよう案内されます。

ケータイ補償サービスについては、あとで詳しく解説しますよ。
以上のことから、iPhoneを購入した携帯電話会社のショップへ持ち込む前に確認したいことは以下の通りです。
- 近くに店頭修理が可能なショップはあるか(Softbank4店舗、au5店舗、docomo2店舗)
- 近くに修理取次サービスが可能なショップはあるか(Softbank168店舗、au212店舗)
- 自宅からショップよりも手前に正規サービスプロパイダはないか
- 近くにショップや正規サービスプロパイダがなければ、リペアサービスを頼めないか
携帯電話ショップに行ってから「本店舗では対応しておりません」と言われてしまう前に、対応店舗検索や他の手段を考えておけば、労力と時間の節約になります。
非正規の修理サービスは、料金が安くても不安な面あり
保証が未加入であることでAppleでは修理費が高額になる場合や、近くに携帯ショップも正規サービスプロパイダがないうえにリペアセンターに送っている暇もない場合は、非正規の店舗に依頼するのも修理先の選択肢の一つでしょう。
正規サービスプロパイダでなくても、壊れた画面や損傷のあるiPhoneを直してくれる店舗自体は実はかなりの数が存在しています。
正規に比べて非正規の店舗が多いため、同日修理を承ってくれる店舗も多いようです。
ただ、非正規の修理サービスは次のようなリスクもあることを理解しておきましょう。
- 非正規の修理サービスを受けた場合は、それ以降Appleでその製品の修理をしてもらえない
- AppleCare+を適用できないため、請求が高額になることもある
- Appleの正規の部品で修理してもらえないこともある
- 個人情報のデータの扱いに不安がある
非正規で修理は、正規に比べて低料金で済む場合もありますが、利用する場合はこれらのリスクをふまえたうえで利用したいですね。
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AppleCare+は本当に入るべきか?
AppleCare+と、iPhoneの修理方法について見てきました。
どんなに大事に使っていても、iPhoneの故障や修理を経験する可能能性は誰だってあります。

でも、使うか分からないAppleCare+にお金を掛けるかどうかって悩ましくない?
AppleCare+は本当に必要なんでしょうか。
AppleCare+に入るといい人ってどんな人?
機種によっては2万円以上掛かるAppleCare+は、あくまでも掛け捨ての保証なので、サービスを一度も利用しなかったとしても保証終了後に掛け金が返ってくることはありません。
では、入っておくと助かる人はどのような人なのでしょうか。
2年以内に1回でも画面割れや水濡れでiPhoneを修理しそうな人
気になる料金の面から言えば、画面割れや水濡れによる故障を一度でも経験したことがある人や、修理代金が高額になるのを防ぎたい人は、AppleCare+に入っておけば間違いないです。
なぜ間違いないのかを、iPhoneXSを購入した人がAppleCare+に加入/未加入の場合に、Appleで画面割れと水濡れによる故障を2年以内に1度ずつ修理依頼したケースで費用を比較して解説していきます。
画面修理にかかる総額比較は、以下の通りです。
画面修理にかかる総額費用(税込) | |
AppleCare+未加入 | 39,380円 (画面修理台のみ) |
AppleCare+加入 (25,080円負担) |
28,780円 (修理:3,700円) |
総額差額 | ー10,600円 |
未加入の場合、iPhone 12 Pro Maxの画面修理に39,380円(税込)。
AppleCare+に入っていれば28,780円(25,080円+3,700円)なので、AppleCare+の料金を足しても総額10,600円安く済みます。
次に、水濡れ故障にかかる総額比較は、以下の通りです。
水濡れ故障にかかる総額比較(税込) | |
AppleCare+未加入 | 71,280円 (水濡れ故障修理台のみ) |
AppleCare+加入 (25,080円) |
37,980円 (修理:12,900円) |
総額差額 | ー33,300円 |
未加入の場合、iPhone 12 Pro Maxの水濡れ故障の修理に71,280円(税込)。
AppleCare+に入っていれば37,980円(25,080円+12,900円)なので、全体で33,300円お得です。
次に、2年間で水漏れによる故障と画面修理を1回した場合の料金比較をします。
水濡れ故障にかかる 総額比較(税込) |
|
AppleCare+未加入 | 110,660円 (39,380円+71,280円) |
AppleCare+加入 (25,080円) |
41,680円 (修理:3,700円+12,900円) |
総額差額 | ー68,980円 |
未加入の場合、iPhone 12 Pro Maxの画面と水濡れ故障の修理に71,280円(税込)。
AppleCare+に入っていれば41,680円(25,080円+3,700円+12,900円)なので、全体で68,980円も安く済みます。

画面修理や水漏れ修理でもこんなにお得に使えるなら、一度でも修理が必要になるかもしれないのであれば、AppleCare+を付けておいた方が安くなることが分かりましたね。
エクスプレス交換サービスを使えばiPhoneを使えない日数が少なく済む
修理期間が惜しい人や端末をすぐに欲しい人にオススメしたいのが、交換機(新しい端末等)を2,3日以内に届けてくれる「エクスプレス交換サービス」です。
エクスプレス交換サービスなら、東京都内や大阪府内の一部地域なら当日中、もしくは翌日までに交換機(新品、または新品同様の端末)を届けてもらえるので、手元の端末と新たな端末とをすぐに交換することができます。
「預かり修理や配送修理で1週間程度iPhoneがなくなるのは困る」という人にはうってつけというわけです。
このサービス自体はAppleCare+の特典なのでとりわけ料金も掛かりませんが、過失や事故による損傷がある場合であれば、12,900 円(税込)で新品(もしくは新品同様)の端末と交換することができます。
iPhone に壊滅的な損傷や不正改造による機能障害がある場合は、下記の交換機価額をご請求させていただきます。(引用:Apple公式HP「iPhoneエクスプレス交換サービス」)
上記のように、いじったiPhoneを回収品に出すと高額な費用を求められる可能性はありますが、ほとんどの人は問題なくエクスプレスサービスを利用できるはずです。
また、よっぽどひどい損傷が無い限りは、料金的にも時間的にも修理よりも楽に感じるかもしれません。
【AppleCare+に入っておくことでメリットを受けられる人】
- 2年以内に画面割れや水濡れによる故障をしそうな人
- 2年以上同一機種を使う予定のある人(機種変更すると保証は継続不可)
- エクスプレス交換サービスを利用したい人
- 電池のもちが悪くなった時に無償でバッテリー交換をしたい人
- 近くに正規サービスプロパイダも非正規サービスの店舗もない人
(リペアセンターによる配送修理依頼を使う)
AppleCare+に入ることで損をしてしまう人ってどんな人?
iPhoneをどこにもぶつけず、画面も割らず大切に使った人がAppleCare+に入っていた場合、大切に使っていて素晴らしいことではありますが、AppleCare+に掛けた金額は結果として損になってしまいます。
月額支払いの保証もしくはキャリアのiPhone保証を併用していない限りは、2年を過ぎると保証期間は終了してしまうので、3年目に修理が必要になったとしても、高額な修理費用が掛かるでしょう。
大切に使ってきた2年目の終わりにバッテリー交換やエクスプレス交換サービスで端末を無償交換することくらいが、修理の必要のない端末を持っている身としてできることかもしれません。
AppleCare+の注意点

いらないと思っていたんだけどやっぱりAppleCare+に入っておきたいときはどうしたらいいの?

後から保証を追加するなら購入から30日以内にApple Storeやオンラインストアから申し込んでおこう!
AppleCare+に入りたいと思っても、購入後の期間や購入方法によっては保証に入れない可能性もあります。
AppleCare+に加入する場合は、以下の点に注意しましょう。
- Apple StoreでiPhoneを購入後、必ず30日以内にオンラインで登録する
- 中古製品でも初期アクティベートしていない機種なら30日以内の加入で保証適用可能
各キャリアの保証とAppleCare+との違い

キャリアでiPhoneを買うときに「~with AppleCare Services」っていう保証を勧められたんだけど、AppleCare+と何が違うの?

キャリアの保証は、2年経過後も継続して保証を掛けられるものや、紛失・盗難にも対応していたりして、少し内容が違うよ!
ショップで購入したiPhoneやiPadに対してAppleCare+と同質の保証を2年経過後も受けられるといった内容のオプション保証を設けているところが、AppleCare+とキャリアによる保証との違いです。
月額支払い以外で購入した場合は2年間で保証が切れてしまうぶん、ショップで購入したiPhoneにキャリアの保証を付けておければ、長く同一機種を使い続けるときにも安心ですよね。
ソフトバンクのあんしん保証パックwith AppleCare Servicesとは?
(引用:Softbank公式HP「あんしん保証パック」)
ソフトバンクの「あんしん保証パック with AppleCare Services」は、2年以内はAppleCare+と同じ保証を受けることができ、2年以上経過しても保証パックに入っている限りはSoftbankを通して同じような保証が適用されるというオプションです。
ソフトバンクのiPhone保証の特徴は以下の通りになります。
- 対象機種に対する保証はオプション契約継続中であればずっと適用される
- 修理代金分はTポイントを付与
- メモリデータの復旧サービスを無償で提供
- 紛失・盗難の場合は1,2日以内に配送可能、12,980円(税込)の負担で済む
(紛失・盗難にはAppleCare+は非対応)
iPhone XS、iPhone XS Max、iPhoneXの場合はAppleCare+の2年間契約で1,190円/月なので、あんしん保証パックのほうが少し高くなりますが、3年目以降もAppleCare+と同じような保証が受けられるところがメリットでしょう。
例えばエクスプレス交換サービスは1,2日で機種を交換できる「配送交換」として利用でき、テクニカルサポート(電話相談)も、ソフトバンクの「ケータイなんでもサポート」で対応してもらえます。
画面割れや水濡れの保証対象外サービスも利用回数は2年で一度リセットされるため、4年目に3回目の画面割れで修理依頼をしたとしても、3,700円(税込)で直すことができます。
ソフトバンクで購入した機種を2年以上使い続ける予定があり、紛失や盗難に対する保証も十分に付けておきたい方は検討しておくと良いでしょう。
Softbank公式HP「あんしん保証パック with AppleCare Services概要」「会員規約.pdf」
auの故障紛失サポートwith AppleCare Servicesとは?
auの「故障紛失サポートwith AppleCare Services」は、4年間AppleCare+の保証を受けることができるというオプションです。
auのiPhone保証の特徴は以下のようになります。
- AppleCare+の保証が4年間適用される
- 「故障紛失サポートwith AppleCare Services」と「auスマートパスプレミアム」に加入していれば、修理の際の申請で最大12,900円分のPontaポイントを4年間で4回まで補償としてもらえる
- 紛失・盗難時は電話1本で新品同等品を最短で当日配送、12,900円(税込)の負担で済む
機種 | 月額使用料(税込) |
iPhone 12 Pro iPhone 12 Pro Max iPhone 11 Pro iPhone 11 Pro Max iPhone XS iPhoneXS Max iPhone X |
1,309円 |
iPhone 12 iPhone 12 mini iPhone 11 iPhone XR iPhone 8 Plus iPhone 7 Plus iPhone6s Plus iPhone 6 Plus |
979円 |
iPhone 8 iPhone 7 iPhone 6s iPhone 6 |
869円 |
iPhone SE iPhone SE(第2世代) |
778円 |

auだとAppleCare+と同じ保証を4年間受けられますが、4年経過後は保証は終了してしまうことに注意しましょう。
auの強みは、紛失・盗難時の速い対応とPontaポイントとしてもらえる補償が特徴として挙げられます。
紛失・盗難時に当日の午前11時までに電話を掛ければ、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県なら当日中に新品同様のiPhoneを届けてくれます。
(引用:au公式HP「auスマートパスプレミアム会員向け修理代金サポート」)
また、保証に加入しているほかauスマートプレミアム会員であれば、4年間で4回まで最大12,900円分のポイントとして修理補償が返ってくるため、水濡れによる故障で12,900円の支払いがあってもポイント分で0円換算になるというわけです。
auで同一機種を4年間使用する方や、紛失・盗難時にすぐにiPhoenを取り寄せたい人、auスマートプレミアム会員資格を活用したい方は、検討しておくと良いでしょう。
(参考:au公式HP「故障紛失サポートwith AppleCare Services」、「利用規約」、「auスマートパスプレミアム会員向け修理代金サポート(修理補償)」)
ドコモのAppleCare+ for iPhoneとケータイ補償サービスは併用できない
(引用:NTTdocomo「ケータイ補償サービス」)
ドコモは2019年6月以降「ケータイ補償 for iPhone & iPad」の申込を終了し、「ケータイ補償サービス」として提供しているほか、「AppleCare+for iPhone」の案内もしています。
注意したいのは、AppleCare+for iPhoneとケータイ補償サービスは同時加入ができないという点でしょう。
AppleCare+for iPhoneに加入した時点で、ケータイ補償サービスは解約となってしまいます。
そのため、ドコモで機種を購入した際に選べる有料の保証は2種類あります。
- ケータイ補償サービスに加入(AppleCareには加入)
- AppleCare+for iPhoneに加入

この「ケータイ補償サービス」の中にある「交換電話機お届けサービス」の内容が充実しているため、もしかするとドコモユーザーはAppleCare+に加入する必要がない人もいるかもしれません。
ケータイ補償サービスの特徴的な点は以下の通りです。
【交換電話機お届けサービス】
- 水濡れ、全損、紛失、盗難、破損、故障の際は交換電話機お届けサービスで対応
- 届ける先は自宅でもオフィスでもOK
- 1年に2回まで利用可能
- My docomoから交換電話機のお届けサービスを申し込めば、負担金が10%割引になる
- エクスプレス配送で東京都23区、大阪府大阪市の場合は、申込手続き完了後4時間以内リフレッシュ機のお届けが可能
【iPhoneで受けられる補償】
- データ復旧サービスの利用が1,100円に(未加入時8,800円)※税込

修理ではなく、iPhoneを交換するという点でサポートが手厚いから、ドコモでは修理取次サービスのあるショップがなくて、正規サービスプロパイダへの案内になるってことね!
ドコモではiPhoneの交換に重きをおいた「交換電話機お届け」や「エクスプレス配送サービス」を実施することで、AppleCare+for iPhoneに近いサービス内容にしています。
iPhoneでも、ケータイ補償サービスに加入していればドコモショップやケータイ補償サービスセンター(電話)とやり取りして手続きすることが可能です。
一つのiPhone端末を修理しながら長く使うよりも、新品同様の同一端末を交換しながら使いたいという方や、Appleとやり取りするよりもドコモショップで補償手続きしてもらいたい方はケータイ補償サービスに加入すると良いでしょう。
もちろん、AppleCare+で2年間対応してもらいたい場合はそちらを選ぶことも可能なので、購入前にどちらの保証がいいか考えておきましょう。
なお、ケータイ補償サービスと月額割賦のAppleCare+for iPhoneの料金は以下の表の通りです。
【ケータイ補償サービス】
機種 | 月額使用料(税込) |
iPhone 12 Pro Max iPhone 12 Pro iPhone 11 Pro Max iPhone 11 Pro iPhone XS iPhoneXS Max iPhone X |
1,100円 |
iPhone 12 iPhone 12 mini iPhone 11 iPhone XR iPhone 8 Plus iPhone 7 Plus iPhone6s Plus iPhone 8 iPhone 7 iPhone 6s |
825円 |
iPhone 6 Plus iPhone 6 iPhone SE iPhone SE(第2世代) iPhone 5s |
550円 |
(NTTdocomo公式HP「ケータイ補償サービス」)
【AppleCare+for iPhone】
機種 | 月額使用料 (税込) |
iPhone 12 Pro Max iPhone 12 Pro iPhone 11 Pro Max iPhone 11 Pro iPhone XS iPhoneXS Max iPhone X |
1,045円 |
iPhone 12 iPhone 12 mini iPhone 11 iPhone XR iPhone 8 Plus iPhone 7 Plus iPhone6s Plus iPhone 6 Plus |
770円 |
iPhone 8 iPhone 7 iPhone 6s iPhone 6 |
678円 |
iPhone SE(第2世代) iPhone 5s iPhone 5c |
586円 |
iPhone SE | 403円 |
(NTTdocomo公式HP「AppleCare+for iPhone」)
(参考:NTTdocomo公式HP「ケータイ補償サービスご利用規約」)
AppleCare+はdocomoでiPhoneを買う人なら不要!
では、ここまでの話をまとめたうえで、AppleCare+は必要かという問いに答えを出してみましょう。
画面割れや水濡れ、紛失などスマホにはトラブルがつきものなので、もしもの時のために保証を付けておきたいかどうかという自分の心次第ではありますが、それでいて保証が必要かどうかの目安を付けるとするためのケースをいくつか以下に示しましたので、ご参考までにどうぞ。

私はトラブルには合わなそうだし、もし修理となった場合は非正規の修理サービスを利用するとかしてなるべく費用を抑えるわ。
という方であれば、AppleCare+は不要でしょう。

Apple Storeやオンラインストアで購入するけれど、保証は一応付けておきたいな。
という方であれば、購入時にAppleCare+も一緒に購入しておくと良いです。

auかSoftbankでiPhoneを買うんだけど、紛失にも対応した保証をつけておきたいな。
という方であれば、ソフトバンクなら「あんしん保証パックwith AppleCare Services」を、auなら「故障紛失サポートwith AppleCare Services」を一緒に契約しておきましょう。
AppleStoreから購入する場合は、「盗難+紛失プラン」を選ぶのもありです。

ドコモでiPhoneを買うんだけど、交換電話機お届けサービスが使えて良さそうなのよね。
という方であれば、「ケータイ補償サービス」を契約すると、AppleCare+への加入は不要となります。
以上のことから、AppleCare+が必要ない場合というのは次のケースにまとめることができます。
【AppleCare+が必要ない場合】
- 修理をすることにはならないつもりで、故障してしまった時は仕方が無く修理する
- ドコモのケータイ補償サービスに入る

Appleで購入し、一度でも修理や交換の依頼をしそうな人やau・Softbankで購入する人、心配な人は「保証はあくまでも保証」と思って念のために付けておくと良いのではないでしょうか。
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AppleCare+の解約方法
AppleCare+を解約したい場合は、どこで契約したかによって解約方法が違います。
- auやSoftbankの「~with AppleCare Services」と各キャリアで「AppleCare for iPhone」を契約した場合
→マイページやそれぞれのショップ、カスタマーセンターへの電話などで解約 - Appleで購入した場合
→一括払いと分割払いで解約方法は異なる
AppleCare+を一括払いしていた場合、途中で解約するとサービス利用状況や残額月によっては返金がある可能性も出てきます。
キャリアとの契約は月額払いとなるので特に返金が生じることはないようです。
では、auやSoftbankで「with AppleCare Services」を契約した場合の解除方法から見ていきましょう。
auとSoftbankの「with AppleCare Services」の解約方法
キャリアで各サポートを契約している場合は月額払い(※)なので、各お客さまセンターや店舗等で手続きが可能です。
対象の電話回線の契約をやめるときも自動的に解約となります。
ただ一度途中解約すると、同じ機種であっても再度保証を適用できなくなることに注意しましょう。
auの「故障紛失サポートwith AppleCare Services」退会手続き方法
【KDDIお客さまセンター】
(契約者本人が電話すること)
- au携帯電話から:157(無料)
- au以外の携帯電話・一般電話から:0077-7-111(無料)
【auショップ】
(契約者本人が来店すること)
- 本人確認書類を持参
(参考:au「よくある質問:故障紛失サポートwith AppleCare Servicesを退会したい」)
ソフトバンクの「あんしん保証パックwith AppleCare Services」退会手続き方法
【My Softbankからの解約】
- メニュー
- 契約・オプション管理
- オプション
- 「あんしん保証パックwith AppleCare Services」の右側の「変更」ボタンをクリック
- 画面下にスクロール、「あんしん保証パックwith AppleCare Servicesの解除」を選択
- ページ内容を確認後、「次へ」を選択
- 変更内容に問題がない場合は「同意する」を選択して「申込」へ進む
- 手続き完了画面が表示されれば終了
【Softbankカスタマーセンター】
- Softbank携帯電話から:157(無料)
- Softbank以外の携帯電話・一般電話から:0800-919-0517(無料)
【Softbankショップ】
- 本人確認書類を持参
(参考:Softbank「お問い合わせ窓口」)
docomoの AppleCare for iPhone
ドコモでAppleCare for iPhoneを契約していた場合は、ドコモからのみ解約することができます。
【My docomoからの解約】
- AppleCare for iPhoneの解約を選択し、画面に従って手続きを済ませる
【docomoインフォメーションセンター】
- ネットワーク暗証番号を用意
- docomo携帯電話から:151(無料)
- docomo以外の携帯電話・一般電話から:0120-800-000(無料)
【docomoショップ】
- 本人確認書類を持参
(参考:docomo「お客様サポート」)
Appleから直接購入した場合の解約方法
AppleCare+は一括払いと分割払いで解約方法が次のように違います。
- 一括払い
→Appleサポートに電話して手続き - 分割払い
→iPhoneの設定画面から手続き
どちらも一度解約した場合はその端末に対して再度保証を付けることはできなくなってしまうので、本当に解約して良いかを解約前に再考したうえで解約手続きをしましょう。
AppleCare+を一括払いした際の解約方法
AppleCare+の解約は、電話で行います。
Appleサポート(0120-27753-5)に電話を掛け、解約したい旨をアドバイザーに伝えると、解約を進めることができます。
事前に以下の書類や番号を用意しておくと、スムーズに解約手続きを進められます。
- 登録書記載のAppleCare契約番号
- AppleCare+を付けているiPhoneのシリアル番号
- iPhone購入時のレシート原本
一括払いプランで返金がある場合は、解約手続き日が30日以内か31日以降か、故障修理やバッテリー交換等のサービスを利用したかなどによって返金額が変わってきます。
- 購入から30日以内の場合
→全額返金(サービスを利用した場合はその額を差し引く) - 購入から31日以降に返金
→残った月数に応じて、元の購入金額から残った月数期間に相当する額の10%と、利用したサービス分の額を差し引いた金額が返金される
手続き後は早い人で翌日、遅い人でも2~3週間程度で返金がされるので、解約するなら速やかに電話を掛けてしまいましょう。
(参考:Apple「AppleCare+ for iPhone 利用規約」)
AppleCare+を分割払いした際の解約方法
AppleCare+を分割払いしていた場合、サポートセンターに電話を掛けなくても解約できます。
分割払いはAppleのサービスのなかの「サブスクリプション(定額制サービスの登録)」として登録されているため、iPhoneの「設定」画面から簡単に解約が可能です。
- 設定」>「[ユーザ名]」>「iTunes と App Store」の順に選択
- 画面上部に表示されている Apple ID をタップ
- 「Apple ID を表示」をタップ
- Apple IDのパスワードを入力
- スクロールして「サブスクリプション」をタップ
- 「AppleCare+」をタップ
- 「登録をキャンセルする」をタップ
- 手続き完了

電話を掛けなくてもいつでも手元のiPhoneから解約できるのは気軽にできていいね!
(参考:Apple公式HP「サブスクリプションを表示・登録する」)
最後に
近年は以前に比べてiPhoneの端末自体がかなり高価になってきており、画面修理や水濡れの際の対策としてAppleCare+を付けておくのが最も確かで安く修理などのサポートを受けられるので、本記事ではAppleCare+を付けておくことを多くの人にオススメしておきます。
通信費に掛ける費用を少しでも落としたいのは誰もが願うところですが、もしもの時に掛かる費用を考えると、保証を付けておくのが無難なのではないでしょうか。