auひかりは、KDDIが提供する光回線で、光電話や光テレビにも対応している光回線サービスです。
auやUQモバイルのスマホと同時に利用すると、スマホの料金が割引されてお得になるという特徴を持っており、さらに申し込むと高額なキャッシュバックを貰える・工事費が無料になるといったメリットが多く、人気の高い光回線サービスとなっています。
本記事ではそんなauひかりの詳しい料金やキャッシュバック等の特典、口コミや評判、お得な契約方法をまとめて紹介していきます。
auひかりはどんな人が使うべき?
auひかりを使うべき人
- au、UQモバイルのスマホを利用している人(自分・家族含め)
- 格安SIMのスマホを利用している人(ahamoやLINEMO含む)
光回線を選ぶ際、まずは基本的にスマホとのセット割が適用できるか否かが重要となります。
なぜならセット割を適用することでスマホ代が最大1,100円、しかも家族の回線数分(4回線なら最大4,400円)割引となる為です。
その為、ドコモユーザーならドコモ光、ソフトバンクやY!mobileならソフトバンク光がセット割対象光回線が最もおすすめする光回線となります。
そしてauやUQモバイルの場合に最もおすすめするのは、今回紹介するauひかりです。
auやUQモバイルの場合、セット割の対象となる光回線が複数あります(auひかり、ビッグローブ光、So-net光プラスなど)。ただ月額料金やキャッシュバック、工事費の割引等を総合的に考慮すると最もコスパが良いのがauひかりである為、セット割ができる光回線同士の中でも一番のおすすめとなります。
またauひかりは格安SIMユーザーにとっても一番おすすめとできる光回線です。
格安SIMユーザーはセット割が適用される光回線がなかったり、あっても割引額がかなり少ないので基本的にセット割を考慮する必要がなく、純粋にコスパが良い光回線を選ぶのが良いです。
そして、auひかりはセット割を考慮しない場合でもトップクラスにコスパが良い光回線となっているので、現在は最もおすすめできる光回線となっています。
ただauひかりは光コラボではなく独自回線であり、エリアが限定(東海・関西・四国はエリア外)されていたり、エリア内でもマンションが対応外である場合が多いので利用できないケースがあります。その場合は光コラボであるビッグローブ光が良いでしょう。


auひかりはどんな光回線?概要や特徴まとめ
auひかりは、KDDIが運営する光回線サービスです。
まずは簡単にauひかりがどんな光回線か、特徴等を紹介していきます。
回線種類はダークファイバー系
auひかりはNTT東日本やNTT西日本が提供しているフレッツ光の光回線のうち使われずに余っている予備の光ファイバーを使う、ダークファイバー系の光回線となっています。
フレッツ光に比べて料金が格段に安く、光コラボと違って独自の回線を使う為、回線混雑が光コラボと比べて起こりにくく通信速度が速くて安定しているという特徴を持った消費者にはメリットが大きい光回線であると言えます。
ちなみに光回線サービスは大きく分けて4つの種類があります。
- フレッツ光・・・NTTが提供する光回線サービス
- 光コラボレーション・・・NTTの光回線をレンタルして別事業者が提供する光回線サービス(ドコモ光、ソフトバンク光、ビッグローブ光等)
- ダークファイバー系・・・NTTが引いたが使っていない光回線を利用し独自にシステムを構築し提供している光回線サービス(auひかり、NURO光)
- 電力会社系・・・電力会社が引いて提供する光回線サービス(eo光、コミュファ光)
一部エリアが提供エリア外
全国に対応しているフレッツ光や光コラボと違い、auひかりは一部のエリアで提供されていません。
- 北海道:北海道
- 東北:青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島
- 関東:東京都、神奈川、千葉、埼玉、群馬、茨城、栃木
- 信越:新潟、長野
- 中部:山梨
- 北陸:石川、富山、福井
- 中国:鳥取、岡山、島根、広島、山口
- 四国:香川、徳島、愛媛、高知
- 九州:福岡、大分、佐賀、宮崎、熊本、長崎、鹿児島
- 中部:静岡、愛知、岐阜、三重
- 関西:大阪、京都、兵庫、和歌山、奈良、滋賀
- 沖縄:沖縄
またマンションやアパートといった集合住宅の場合、エリア内であっても各光回線サービスの設備が導入されておらず利用できない場合もあります。
auひかりの利用が可能かどうかは、以下の提供エリア検索で確認してみてください。
au、UQモバイルとのセット割あり、セット利用でスマホが安くなる
光回線を選ぶ上で最も重要なのは「光回線×スマホ」でセット割があるかどうかです。
対応したものを選ぶことで、スマホ代が非常に安くなる(台数ごとに応じてなので家族で同じスマホキャリアを使っている場合は特に大きい)というメリットがある為、基本的にはセット割の有無で選ぶのがベストです。
利用スマホ | 光回線 |
ドコモ | ドコモ光(光コラボ) |
au UQモバイル |
auひかり(独自回線) ビッグローブ光、So-net光プラス(光コラボ) |
ソフトバンク | ソフトバンク光(光コラボ) NURO光(独自回線) |
Y!mobile | ソフトバンク光(光コラボ) |
楽天モバイル | 楽天ひかり(光コラボ) |
そしてauひかりはauもしくはUQモバイルに対応。契約者本人及び家族(三親等以内なら別居でも可)の回線を最大20回線までセット割の適用を受けることができます(セット割の金額等詳細は下記で紹介しています)。

高額キャッシュバックや工事費実質無料などでコスパがトップクラスに良い光回線
auひかりでは、新規契約時に高額なキャッシュバックが貰える、工事費用が実質無料となるという特典があります(代理店経由での申込み時のみ)。
その上、月額料金は他社に比べて比較的安くなっているので、光回線の中ではトップのコスパの良さを誇っています。
ただしキャッシュバックは代理店経由で申し込みをした場合の話。公式経由と代理店経由でサービス等の差は全くありませんから、必ず代理店経由で申し込むようにしましょう。
大手なのでサービス面も安心して利用できる
現在は600社以上が光回線サービスを提供しています。ただその中にはサービスの質があまり良くない事業者があるのも事実です。
ただauひかりは大手なだけあってサービス面は安心して利用できます。多くの人に利用されているのはそれなりの理由がありますからね。
もちろん知名度が低くても質の高いサービスを提供してくれている事業者もありますが、たくさんある中から選ぶのはかなり困難。失敗したからと乗り換えするのも困難な光回線(工事費用や違約金がかかる、時間もかかる)だからこそ、大手から選ぶのが失敗しない選び方だといえるでしょう。
auひかりの基本情報まとめ
ではここからは、auひかりについて料金やキャッシュバックの額、中途解約金等を詳しく紹介していきます。
auひかり | ||
形態 | 独自回線 | |
基本料金 | 【戸建て】 1年目:5,610円 2年目:5,500円 3年目〜:5,390円 |
【マンション】 月4,180円〜 |
工事費 | 41,250円 →実質無料 |
33,000円 →実質無料 |
光電話 | 月550円 | |
光テレビ | 月825円 | |
違約金 | 4,730円 | 2,730円 |
撤去費用 | 31,680円 (任意なので不要) |
– |
IPv6対応 | ○ | |
契約期間 | 3年 | 2年 |
エリア | 全国(関西、中部、沖縄除く) | |
HP | auひかり |
戸建タイプの月額料金
戸建タイプ料金 | |
3年プラン (ずっとギガ得) |
1年目:5,610円 2年目:5,500円 3年目〜:5,390円 |
2年プラン (ギガ得) |
5,720円 |
契約期間なし (標準プラン) |
6,930円 |
auひかりの戸建てタイプは、上記のように契約期間に応じて料金が異なります。
当然契約期間が長いプランの方が料金は安く、さらに長くなればなるほど料金は安くなり3年目以降は5,390円とかなり安く利用できるようになっています。
ちなみに料金はプロバイダ込みの料金となっており、プロバイダ料がさらにかかってしまうことはありません。
以前までは高額な中途解約金の関係から、月額料金が多少高くても契約期間がないor短いプランを選んだ方がよい人もいました。ただ現在は電気通信法の改正によって中途解約金がかなり安くなった(4,730円)こともあり、基本的には最も安い3年プランで申し込むことをおすすめします。
マンションタイプの種類や月額料金
マンションタイプ料金 | 最大通信速度 | |
タイプG | 4,730円(16契約以上) 5,060円(8契約以上) |
下り:664Mbps 上り:166Mbps |
タイプV | 4,180円(16契約以上) 4,510円(8契約以上) |
下り:100Mbps 上り:100Mbps |
都市機構 (URマンション) |
4,180円 | 下り:100Mbps 上り:100Mbps |
都市機構G (URマンション) |
4,180円 | 下り:664Mbps 上り:166Mbps |
タイプE | 3,740円 | 下り:100Mbps 上り:100Mbps |
タイプF | 4,290円 | 下り:100Mbps 上り:100Mbps |
ギガ | 4,455円 | 下り:1Gbps 上り:1Gbps |
ミニギガ | 5,500円 | 下り:1Gbps 上り:1Gbps |
auひかりのマンションタイプは、それぞれのマンションでの配線方式によってタイプが異なり、そして料金が異なります。また各マンションでの利用契約数によっても異なり、16契約以上だと安く利用できるようになっています。
自分のマンションがいずれかのタイプにあてはまるかは、以下の提供エリア検索でわかります。
このうち、多くのマンションで使われているのがタイプGもしくはタイプVです。
いずれのタイプも共用部まで光ファイバーを引き、そこから各戸までは既設の電話線を活用することになりますが、タイプGの場合は新しい技術によって最大通信速度が大幅に上がって(100Mbps→664Mbps)おり、高速通信が利用できるようになっています。
一方タイプVはまだこの新技術への対応がマンションで行われていない為、最大通信速度が従来のVDSLのままの100Mbpsと遅くなっています。
最大通信速度が100Mbpsあれば高画質の動画も難なく見ることができますし、オンラインゲームも問題なくできますからそこまで問題はないでしょうし、その分料金も安いです。ただ動画のダウンロードを頻繁にする、大人数で利用するという人だとちょっと不満に感じるかもしれません。
ただ、だからと言ってマンションとして対応されていない以上はどうしようもないというのが正直なところ。
光コラボなど他の光回線も同様ですが、マンションタイプの場合はいくら光回線側のスペックや評判が良くても、住んでいるマンションの配線方式が遅いタイプの場合は諦めるしかありません。
ですが、最近はタイプVからタイプGへと変更されているマンションが多く、今後も広がってはいくことでしょう。
工事費用:実質無料で負担なし
どの光回線を利用するにしても、初めて利用する場合は開通の為の工事費用が発生します。ただそれがなかなかの高額で1〜3万円、独自回線であるauひかりは戸建の場合だと40,000円以上かかります。
分割払いとは言え、なかなかの負担ですよね。
ただauひかりではこの工事費の分、毎月同じ額を支払い料金から割り引いてくれて工事費が「実質無料」となる「初期費用相当額割引」の特典があります。
工事費用 | 割引内容 | |
戸建 | 41,250円 (35回分割) |
1,194円×1ヶ月(ネット644円、電話550円) + 1,178円×34ヶ月(ネット628円、電話550円) →41,250円割引 |
マンション | 33,000円 (23回分割) |
1,443円×1ヶ月+1,434円×22カ月 →33,000円割引 |
戸建てタイプでは35ヶ月間、マンションタイプでは23ヶ月間割引が続き、最終的には工事費用と同額が割り引かれて実質負担額は0円となります。
他社の場合だとこのような特典がなく自分の負担となり、月額料金自体は安いのにトータルでは高くなってしまうところもありますから、auひかりのこの特典はかなりメリットがあると言えるでしょう。
ただし、以下の点には注意が必要です。
- 戸建タイプの場合、電話オプションを利用しないと割引額が減る
- 途中解約した場合は残債を一括で支払う必要がある。
戸建の場合に限り、割引額の内訳に電話オプションの550円分が入っています。そしてもし電話オプションに加入しないと550円分の割引がなくなってしまいます。
電話オプションは割引額と同額の550円。セット割の適用条件ですし、入っても入らなくても料金は変わらないので必ず入るようにしましょう。
また、途中解約の場合の残債には注意が必要です。もし途中で解約してしまうと、分割して払っている工事費用の残債を一括で請求されます。ただその一方で、毎月からの割引はなくなります。よって解約タイミングが早ければ早いほど、高額な工事費を自分で負担しなければいけなくなります。
【正規代理店での申込み要】キャッシュバックは最大66,000円
auひかりは代理店経由で申し込んだ場合に限り、高額なキャシュバックを貰うことができます。
キャッシュバック | 適用条件 |
---|---|
66,000円 | ネット+電話オプション |
60,000円 | ネットのみ |
60,000円+ ルーター |
ネット+電話オプション |
54,000円+ ルーター |
ネットのみ |
貰えるタイミング 1回目:開通後翌月末(41,000円)、2回め:5ヶ月後(25,000円) |
ネットのみの加入か、電話オプションにも加入するかによってキャッシュバック額が異なります。そこまで大きな金額差ではありませんが、電話オプションへの加入は工事費割引やセット割の適用条件にもなっているので、基本的には加入するようにしましょう。
また特典ではキャッシュバックだけではなく、「キャッシュバック+ルーター」という形も選ぶことができます。ただ貰えるルーターはアマゾンだと差額の6,000円以下で購入できるので、キャッシュバックのみを選んでください。
なお、キャッシュバックを貰う為にはプロバイダをSo-net、@nifty、BIGLOBEのいずれかから選ぶ必要があります。
そのうちおすすめはSo-net。G.fast(マンションタイプで高速通信が可能になる)に対応しているプロバイダであり、さらに今ならキャッシュバックを10,000円増額してくれるキャンペーンを行ってくれています。
キャッシュバック額としては他社と比較してもかなり高額。しかも貰えるタイミングが早いと非常に良い特典です。
【正規代理店での申込み要】他社違約金負担最大55,000円
auひかりの代理店経由で申し込むと、キャッシュバックとは別に他社の違約金を最大55,000円まで負担してくれる特典もついてきます。
新規で光回線を開通する人にとっては関係ありませんが、現在フレッツ光や光コラボといった他社の光回線を使っている人にはありがたい特典でしょう。
電気通信法の改正により、2022年7月以降に申し込んだ人はそこまで高額な違約金が発生しませんが、それ以前だと2万円以上の違約金が発生してしまう場合があります。
その場合、このauひかりに乗り換えれば違約金は全額負担してくれるし、高額なキャッシュバックも貰えるしでメリットが大きいです。
オプション(光電話、光テレビなど)費用
オプション | 料金 |
光電話 | 550円 |
ひかりテレビ | 月825円 |
契約期間及び中途解約金
auひかり | ||
契約期間 | 2年 | |
中途解約金 | 【戸建て】 4,730円 |
【マンション】 月2,730円 |
以前まで、ほとんどの光回線は中途解約金として1〜2万円程度とそこそこ高額の料金が設定されていました。
しかし電気通信事業法の改正により、解約時に請求できる上限金額が「月額利用料相当額」に変更。ようするに違約金の上限は1ヵ月分の利用料が上限となり、どこの会社も月額料金の4,000〜6,000円へと変更されています。
auひかりも同様に中途解約金はかなり低くなったので、そこまで契約期間を気にする必要は無くなったと言えるでしょう。
撤去費用(支払いは必須から任意に変更)
auひかりを戸建タイプで利用していた人が解約する場合、31,680円撤去費用が必須でかかるようになっており、正直この撤去費用のせいで、コスパ面でも一番ではなくなっていました。
ただ2022年7月以降に契約すると、この撤去費用の支払いは「必須」から「任意」に変更。すなわち支払う必要がなくなりました。
これで戸建てタイプの人も安心して利用できます。
auひかりについてさらに詳細をチェック
ここまでauひかりの基本情報について整理してきましたが、ここからはさらに突っ込んで利用する上で重要となる詳細情報を整理していきます。
auやUQモバイルとのセット割内容
auひかりはauやUQモバイルと合わせて利用することで、プランに応じて以下の通りスマホの料金が安くなります。(契約者本人及び家族の回線、別居も可)
セット割詳細
対象スマホ:au(スマートバリュー)
適用条件:ネットプラス電話
- 使い放題MAX…1,100円割引/台
- ピタッとプラン(1GB以上)…550円割引/台
対象スマホ:UQモバイル(自宅セット割)
適用条件:ネットプラス電話
- くりこしプランS・M…638円割引/台
- くりこしプランL…858円割引/台
auの場合は使い放題MAXプランで1,100円の割引、ピタッとプランでも1GB以上の利用で550円の割引を1回線ずつ受けることができます(4人家族であれば最大4,400円)。
UQモバイルはくりこしプランSとMで638円、Lであれば858円の割引を1回線ずつ受けることができます。元々サブブランドとして料金が安いUQモバイルですが、セット割を適用することで3GBが990円、15GBが2,090円、25GBが2,970円で利用できるようになります。
通信速度:最大1Gbps(マンションの場合は設備による)
最大通信速度(理論上の数値)
- 下り(データ受信):1Gbps
- 上り(データ送信):1Gbps
auひかりの最大通信速度は下り、上り共に1Gbpsです。ただしこの数値はあくまで理論上の最大値であり、実測値は200Mbps〜400Mbpsになる場合が多いです。
ちなみにインターネットを快適に使うことができる通信速度はSNS・Web閲覧で1〜10Mbps、動画視聴(高画質)が10〜20Mbps、オンラインゲームが10〜50Mbps程度となっていますから、auひかりの速度は十分であると言えるでしょう。
実際、独自回線を使っているからか速度面での評判は他に比べて良いです。
ただし光回線の通信速度は、auひかりに限らず環境面に大きく左右されるので注意が必要です。
回線速度が遅くなる原因
- WiFiルーターやケーブルが古い、スペックが低い
- マンション等の回線が混雑
- マンション等の設備が古い
- スマホやパソコンなどの不具合
なお、マンションなど集合住宅については光コラボ含めて光回線のスペックよりもマンション自体にお配線等設備に大きく依存します。
「マンションの月額料金」の欄でも紹介しましたが、マンション内の回線が既設の電話線を利用する場合だと最大通信速度は下りで664Mbpsです。さらにG.fastと呼ばれる通信規格に対応していないマンションだと下りは100Mbpsまで下がります。
こればかりはマンション自体の問題なのでどうしようもない点です。ただ、100Mbpsであれば高画質の動画やオンラインゲームも基本的には問題ありませんし、G.fastへの対応化もどんどん広がってはきています。
iPv6対応(自動適用)
従来のiPv4に比べ、回線混雑が起こりにくく安定したインターネットができるようになったiPv6。iPv4だからと言って極端に不便という訳ではありませんが、やはり快適性で上回るiPv6対応を選ぶのが良いでしょう。
そしてそのiPv6ですが、auひかりでは無料で利用できるようになっており、また自動で適用となるので申し込み用も不要です。
なおiPv6についての詳しい内容は下記記事で解説しています。

プロバイダ一覧、おすすめはSo-net
光回線の事業者によっては、選べるプロバイダの数が一つしかなく自動で決まるというところもありますが、auひかりは複数から選ぶことができます。
なおauひかりではプロバイダ料が月額料金に含まれています。
プロバイダ | キャッシュバック | G.fast対応 |
au one net | △ | ◯ |
So-net | ◎ | ◯ |
BIGLOBE | ◯ | △ 新規のみ可、VからGへ変更は不可 |
@nifty | ◯ | ◯ |
@TCOM | △ | ✕ |
Asahinet | △ | ✕ |
DTI | △ | ✕ |
見てわかる通り、おすすめはSo-net。代理店経由で申し込む場合、選ぶプロバイダによってキャッシュバックが異なりますが、So-netが最も多くなります。
またG.fastに対応している点も大きなメリット。これに対応していないと、マンションで高速通信可能なタイプGの利用ができなくなります。
ちなみにBIGLOBEは新規であればタイプGの利用ができますが、タイプVからタイプGへの変更ができません。最近はG.fastへの対応が進められていますが、自分のマンションがせっかく対応してくれても利用できなくなってなってしまいます。その点からも、今は使わないとしても今後の為にSo-netを選んでおくようにしましょう。
支払い方法
auひかりは以下の支払い方法に対応しています。
- クレジットカード払い
- 口座振替
- コンビニ払い

auひかりと他社で料金やキャッシュバックを比較
ここではau光と他社光回線で料金やキャッシュバックを比較していきます。
戸建タイプの場合
(横にスクロールできます)
auひかり | ドコモ光 | ソフトバンク光 | NURO光 | So-net光プラス | ビッグローブ光 | 楽天ひかり | OCN光 | おてがる光 | |
回線種類 | 独自 | 光コラボ | 光コラボ | 独自 | 光コラボ | 光コラボ | 光コラボ | 光コラボ | 光コラボ |
料金 |
1年目:5,610円 2年目:5,500円 3年目:5,390円 |
5,720円 | 5,720円 | 5,200円 | 6,138円 | 5,478円 | 5,280円 | 5,610円 | 4,708円 |
セット割 対応スマホ |
au (最大1,100円引) UQmobile (858円割引) |
ドコモ (最大1,100円引) |
ソフトバンク (最大1,100円引) Y!mobile (1,188円割引) |
ソフトバンク (最大1,100円引) |
au (最大1,100円引) UQmobile (858円割引) |
au (最大1,100円引) UQmobile (858円割引) BIGLOBEモバイル (330円割引) |
楽天モバイル (1年間無料) |
OCNモバイルONE (220円割引) |
なし |
工事費用 (新規工事) |
41,250円 | 19,800円 | 26,400円 | 43,000円 | 26,400円 | 19,800円 | 19,800円 | 19,800円 | 19,800円 |
工事費用 負担額 |
実質無料 (35ヶ月間割引) |
無料 | 実質無料 (24ヶ月間割引) |
実質無料 (36ヶ月間割引) |
実質無料 (23ヶ月間割引) |
割引なし (36ヶ月分割払い) |
割引なし (24ヶ月分割払い) |
割引なし (20ヶ月分割払い) |
実質無料 (12ヶ月間割引) |
最大 キャッシュバック |
66,000円 | 35,000円 + dポイント 2,000pt |
37,000円 | 45,000円 (戸建) |
50,000円 | 62,000円 | なし | なし | なし |
対応 エリア |
全国 (東海・関西 ・沖縄を除く) |
全国 | 全国 | 一部地域のみ | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 |
auひかりの大きな特徴は「高額なキャッシュバック」と「工事費実質無料」。
月額料金自体も高くないですが、この2つの特典によって実際のトータルコスパは逆に光回線の中でもトップクラスに良いです。
その為、auやUQモバイルユーザーはもちろん、セット割を考慮しなくて良い格安SIMユーザー(ahamo、LINEMO、povoも含む)にもおすすめの光回線となっています。
auひかりは関西や中部地方だと提供エリア外で利用できない場合があり、それらの人は光コラボから選ぶしかありませんが、もし提供エリア内ならぜひ一番候補として挙げてください。
なおドコモユーザーはドコモ光、ソフトバンクとY!mobileユーザーにはソフトバンク光がおすすめです(セット割が適用できる為)。

マンションタイプの場合
auひかり | ドコモ光 | ソフトバンク光 | NURO光 | So-net光プラス | ビッグローブ光 | 楽天ひかり | OCN光 | おてがる光 | |
回線種類 | 独自 | 光コラボ | 光コラボ | 独自 | 光コラボ | 光コラボ | 光コラボ | 光コラボ | 光コラボ |
料金 |
4,180円〜 | 4,400円 | 4,180円 | 2,750円 | 4,928円 | 4,378円 | 4,180円 | 3,960円 | 3,608円 |
セット割 対応スマホ |
au (最大1,100円引) UQmobile (858円割引) |
ドコモ (最大1,100円引) |
ソフトバンク (最大1,100円引) Y!mobile (1,188円割引) |
ソフトバンク (最大1,100円引) |
au (最大1,100円引) UQmobile (858円割引) |
au (最大1,100円引) UQmobile (858円割引) BIGLOBEモバイル (330円割引) |
楽天モバイル (1年間無料) |
OCNモバイルONE (220円割引) |
なし |
工事費用 (新規工事) |
33,000円 | 16,500円 | 26,400円 | 43,000円 | 26,400円 | 16,500円 | 16,500円 | 16,500円 | 16,500円 |
工事費用 負担額 |
実質無料 (23ヶ月間割引) |
無料 | 実質無料 (24ヶ月間割引) |
実質無料 (36ヶ月間割引) |
実質無料 (23ヶ月間割引) |
割引なし (36ヶ月分割払い) |
割引なし (24ヶ月分割払い) |
割引なし (20ヶ月分割払い) |
実質無料 (12ヶ月間割引) |
最大 キャッシュバック |
66,000円 | 35,000円 + dポイント 2,000pt |
37,000円 | 25,000円 (マンション) |
50,000円 | 62,000円 | なし | なし | なし |
対応 エリア |
全国 (東海・関西 ・沖縄を除く) |
全国 | 全国 | 一部地域のみ | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 |
マンションタイプについて月額料金がそれぞれのタイプによって一概に高い、低いと言えませんが、いずれの料金になっても戸建同様に「高額なキャッシュバック」と「工事費実質無料」によってコスパが最も良い光回線となっています。
もし住んでいるマンション、アパートでauひかりを使うことができるのであればぜひ使いましょう。
ただ、これはau、UQモバイル、格安SIMを使っているユーザーの話であり、ドコモ(ドコモ光)、ソフトバンク・Y!mobile(ソフトバンク光)のスマホユーザーはそれぞれセット割が適用できる光回線を利用するようにしてください。

auひかりの口コミ・評判
auひかりの口コミや評判を集めました。
auひかりに乗り換えたことで、速度がかなり改善されたという人は多いです。
朝からバタバタしてる💦
光回線をauひかりに変える工事が今日だったんだけど昨日まで最速で92Mbpsだったのが7倍早くなって歓喜😊
新しいパソコンも届いてLightroomをちょっと使ってみたけど体感で3倍早くなった😊笑 pic.twitter.com/kJzGreqO0T (Twitter)
一方、「いきなり繋がらなくなった」「切れる」「カクつく」といった声もあります。
ネットもauひかりなんだが、ちょくちょくネット回線落ちるので 配信途中観れなかったんだが怒 (Twitter)
auひかり繋がらなくなって丸二日。
つうか、休み明けもこの調子だと、まじで回線切替検討しないといけないレベル。 (Twitter)
知らぬ間にauひかりマンションタイプG(V契約)になってて、調べたら早いタイプだけど遅いV契約(VDSL max100Mbps)の事だと分かりソッコー変更。交換機器届いて変えたらまぁ早くなった。
奈美恵さんHuluの時に気付いてたら、もっと綺麗に見れた&録れたと思うととても残念無念。。 (Twitter)
マンションタイプの場合は、契約プランが変更されている可能性もあるため、定期的に確認しておくと良いでしょう。
速度低下はauひかり自体に問題がある(障害は除く)というよりも、自宅で使っているルーターやケーブルのスペックの問題やマンションでの混雑の問題に起因することが多いです(他社光回線も速度は遅い・速いで全然違う口コミが多い)。
特にマンションタイプの場合はどの回線・どのサービスかに関係なく、そのマンションで同時に利用している人が多くなっているときに遅くなってしまうことがあります。
夜遅くなるといった場合は特にそれが原因の可能性が高いです。
サービス面の口コミや障害に関する口コミは他社と比較してあまりありませんでした。これらの口コミは悪いものが基本ですから、見つからないということは概ね良好であるということでしょう。
auひかりのメリット・デメリット
ここからは、これまでの話をまとめてauひかりのメリット・デメリットについて紹介していきます。
auひかりのメリット
まずはauひかりのメリットから。
高額キャッシュバック・工事費実質無料でコスパが良い
auひかりの一番のメリットは、高額なキャッシュバックや工事費実質無料といった特典により、光回線の中でもトップクラスにコスパが良い光回線となっている点です。
この2つの特典だけで最大107,250円も得するということになります。
代わりに月額料金が高いなんてこともなく、提供エリア内の人には一番におすすめした光回線です。
au、UQモバイルのスマホとセットでスマホ代の割引を受けることができる
auひかりはスマホのauもしくはUQモバイルと同時利用することでセット割引を受けることができます(au:最大1,100円割引/1回線、UQモバイル:最大858円/1回線)。
au、UQモバイルともに契約者本人はもちろんですが、家族分まで割引適用されます。
割引を受けられるのが一人でも十分お得ですが、家族でauやUQモバイルを使っている人が多ければ多いほどお得度は高くなります。もし5人でauを使っていれば最大月5,500円。光回線でかかる費用とほぼ同額もしくはそれ以上の割引を受けることができるので、使わない理由はないですね。
独自回線で速度面での評判が良い
auひかりはフレッツ光の回線を使う光コラボと違って独自回線でインターネット通信を提供しています。
その為、回線混雑が少なく他社よりも速度が速いかつ安定しているという特徴を持っていると言われています。
事実、速度での評判は良いものが多く、また実測値の平均も光コラボより速い傾向がでています。
光回線にとって大事な通信の速さと安定性が確保されているのは、かなり大きなメリットだと言えるでしょう。
auひかりのデメリット
続いてauひかりのデメリットから。
エリアが限定されていたり、マンションで利用できない場合があ
auひかりは光コラボと違って全国対応しておらず、関西や中部地方が提供エリア外となっています。
またエリア内でもフレッツ光や光コラボに比べて対応しているマンションが少なく、利用したくても利用できないというケースがあります。
コスパや評判を考えると一番おすすめしたい光回線ではありますが、使えないなら諦めるしかありません。
もし利用不可であった場合、以下の記事で次に最適なものを見つけてみてください。

工事費が高く、途中解約の場合に負担額が大きい
auひかりでは工事費が実質無料となります。ただ工事費の分割支払いが終わらないうちに解約してしまうと、残債を一気に支払わなければなりません。
auひかりの工事費は戸建で4万円以上と他社と比較して高めです。3年間利用すれば無料ですが、たとえば1年で解約してしまうとかなりの負担額となってしまうことをあらかじめ理解しておかなければなりません。
セット割適用には電話加入が必須
auひかりでスマホのauやUQモバイルとのセット割を適用する為には、電話オプション(550円)への加入が必要となります。
割引額に対し、オプション費用は550円と安いので固定電話を全く使わない人もつけることをおすすめしますが、使わない人にとっては無駄なことにお金を払う気がしてちょっと嫌ですよね。
auひかりをおすすめする人
auひかりを使うべき人
- au・UQモバイルのスマホを利用している人(自分・家族含め)
- セット割がない格安SIMを使っている
光回線の中で一番と言ってもいいくらいにコスパが良いauひかり。
auやUQモバイルのセット割が適用できる場合はもちろんですが、セット割を考慮しなくて良い格安SIMのスマホを使っている人がまず選びたいのがauひかりです。
もしauひかりの提供エリア内に住んでいる人はぜひ利用してください。

契約方法
ここからは、auひかりを契約する際の流れは以下の通りです。
- 公式サイトでエリアを確認する
- 申し込みをする(代理店経由)
- 工事日の決定
- 工事後、回線開通
注意点は代理店経由で申し込むことです。公式と代理店で受けられるサービスは全く一緒(代理店は申込みだけ対応)ですが、キャッシュバックを貰えるのは代理店経由の場合のみです。
auひかりまとめ
auひかりの特徴をまとめると以下の通りです。
- キャッシュバックが高額でコスパは非常に良い
- au、UQモバイルユーザーはセット割でかなりお得
- セット割を考慮しなくていい格安SIMユーザーにもおすすめ
- 中部や関西はエリア外
au・UQモバイルユーザーはもちろん、格安SIMを使っている人にとっても自信を持っておすすめだと言える光回線。
光回線の導入を検討している人はぜひ活用してください。
