格安SIMを使っているけど月に使うデータ量に差があり、毎月5GB使えるのに3GBしか使っていない月があるという人も多いのではないでしょうか。
翌月に繰り越せるプランであっても翌月使わなければならないという圧迫感があると思います。
そんな人にオススメなのが「bモバイル」です。
ここでは月に使うデータ量に差があって損している人にオススメな「bモバイル」について説明していきます。
bモバイルの(ビーモバイル)格安SIMの料金プラン、キャンペーン
bモバイルは日本通信株式会社が運営する格安SIM。ソフトバンクとドコモの回線に対応しています。
料金プラン
通話機能とネット機能が使える通話SIM「990JUSTFITプラン」と、ネット機能のみが使えるデータSIM「190PADプラン」の2種類のプランがあります。
それぞれのプランについて紹介しましょう。
【990JUSTFITプラン】使った分だけ払う従量課金制の通話SIM
990JUSTFITプランは電話番号による通話が可能な「通話SIM」のプラン。
通常の格安SIMでは契約時に〇〇GBまでと上限を設定しますが、bモバイルでは使用したデータ量で支払う月額料金が変わります。
bモバイル通常プラン 月額料金(税込) |
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【1GB】 | 1,089円 | |
+1GBごと | +220円 | |
通信量上限 | 20GBまで | |
初月料金 | 1カ月分 (日割りなし) |
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その他費用と詳細 | ||
初期費用 | 3,300円 | |
契約期間 | なし | |
違約金 | なし |
スタートは1GBからで、1GBごとに220円が加算され、最大20GB(5,269円)まで利用可能。
5GB以降であれば1GB刻みで上限データ量を設定可能なので、ついつい使いすぎてしまう心配がなく、安心です。
【190PADプラン】100MB209円から使えるデータSIMプラン
190PADプランは100MB209円から使えるデータSIM(電話番号での通話ができないSIM)プランです。
990JUSTFITプラン同様、使用したデータ量で支払う月額料金が変わります。
bモバイルデータSIMプラン 月額料金(税込) |
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【100MB】 | 209円 |
【1GB】 | 528円 |
【3GB】 | 935円 |
【6GB】 | 1,595円 |
【10GB】 | 2,409円 |
【15GB】 | 3,608円 |
通信量上限 | 15GB |
SMS※ | +月143円 |
初月料金 | 1カ月分 (日割りなし) |
その他費用と詳細 | |
初期費用 | 3,300円 |
契約期間 | なし |
違約金 | なし |
※ドコモ回線のみ
990JUSTFITプランとは違い、1GB刻みではなく、1GB~3GB~6GBという段階に分かれています。
アプリの登録や認証の際に使用するSMS(ショートメッセージサービス)は月143円の追加料金を支払うことで使えるようになりますが、これはdocomo回線のみでソフトバンク回線にはありません。
Softbankか視線でSMSを使用したい場合は、990JUSTFITプランを選びましょう
【START SIM】1.5GBまで使えてbモバイルを試せる
bモバイルには、ドコモネットワークが使えてbモバイルをお試しできる「START SIM」があります。
最低利用期間や違約金が無いため、試しにbモバイルを使ってみたい人におすすめです。
月額1,518円で初期費用3,300円が必要にはなりますが、bモバイルが気に入ったらそのまま990JUSTFITプランへ移行することもできます。
他社格安SIMとの月額料金比較
格安SIMを選ぶにあたって月額料金の差はとても重要ですよね。3GBと10GBの場合を例に、他社格安SIMとの月額料金を比較していきます。
【デュアルタイプ(通話SIM)】(税込)
~1GB | 3GB | 5GB | ~10GB | ~20GB | 20GB~ | |
bモバイル | 1,089円 | 1,529円 | 1,969円 | 3,069円 | 5,269円 | ー |
OCN モバイル |
770円 | 990円 | ー | 6GB/1,320円 10GB/1,760円 |
ー | |
モバイル |
ー | 1,628円 | ー | ー | 15GB 2,728円 |
25GB 3,828円 |
Y!mobile | ー | 2,178円 | ー | ー | 15GB 3,278円 |
25GB 4,158円 |
楽天 モバイル |
無料 | 1,078円 | 2,178円 | 無制限 3,278円 |
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BIGLOBE モバイル ※ |
1,078円 (770円) |
1,320円 (770円) |
ー | 6GB/1,870円 (1,320円) |
12GB/3,740円 (3,190円) 20GB/5,720円 (5,170円) |
30GB 8,195円 (7,645円) |
IIJmio | 2GB 858円 |
ー | 4GB 1,078円 |
8GB 1,518円 |
15GB/1,848円 20GB/2,068円 |
ー |
mineo | 1,298円 | ー | 1,518円 | 1,958円 | 2,178円 | ー |
※()内キャンペーン価格。2年目以降は通常価格に。
bモバイルの料金は、1GBや3GBまでであれば割と平均的ですが、5GB以降になると割高です。
より安くお得に使うなら、他社の格安SIMを選ぶようにしましょう。
【シングルタイプ(データSIM)】(税込)
~1GB | 3GB | 5GB | ~10GB | ~20GB | 20GB~ | |
bモバイル | 528円 | 935円 | 6GB/1,595円 10GB/2,409円 |
15GB/3,608円 | ||
OCN モバイル |
ー | 858円 | ー | 6GB/1,188円 10GB/1,628円 |
ー | ー |
BIGLOBE モバイル |
ー | 990円 | ー | 6GB 1,595円 |
12GB/2,970円 20GB/4,950円 |
30GB 7,425円 |
楽天 モバイル |
無料 | 1,078円 | 2,178円 | 無制限 3,278円 |
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IIJmio | ー | 2GB 748円 |
4GB 968円 |
8GB 1,408円 |
15GB/1,738円 20GB/1,958円 |
ー |
mineo | 880円 | ー | 1,265円 | 1,705円 | 1,925円 | ー |
bモバイルは低容量のデータSIMであれば、他社格安SIMに比べて月額料金が割安であることがわかります。
ただし、BIGLOBEモバイルやmineoのような月額割引キャンぺーンはbモバイルにはないため、利用期間によっては総額料金が高くついてしまうことがある点に気を付けましょう。

オプション|たくさん通話をする人は通話オプションを使おう
bモバイルには、bモバイル電話という通話料が半額になるアプリがあります。
通常の通話料は22円/30秒ですが、アプリを使用すれば10円/30秒に。
通話回数が多い人はさらに通話オプションをつけるといいでしょう。
1回5分の通話を月5回以上する場合はオプションを付けた方がお得になります。
通話オプション | ||
月額 | オプション内容 | |
5分 かけ放題 |
550円 | bモバイル電話からかけた 5分以内の国内通話無料 |
3分 かけ放題 |
bモバイル電話からかけた 3分以内の国内通話無料 (1日50回まで) |
通話オプションは2種類ありますが、どちらかを選べるわけではなく、契約しているSIMの種類によって無料となる通話時間が異なります。ちなみに990JUSTFITプランは5分かけ放題です。
その他のプランについては以下の通り。
- 【5分定額】
・990ジャストフィットSIM・スタートSIM・スマホ電話SIM - 【3分定額】
・25GB定額 音声付・おかわりSIM 音声付・高速定額 音声付・ライトプラン 音声付・VAIO® Phone 高速定額 音声付・VAIO® Phone ライトプラン 音声付・スマホ電話SIM フリーData・スマホ電話SIM LTE
キャンペーン
bモバイルには実施中のキャンペーンはありません。
開催され次第順次更新していきます。
bモバイル(ビーモバイル)の特徴
bモバイルには以下のような特徴があります。
- 契約期間に縛りがない
- 月額料金が安い
- 従量課金制なので無駄なく使えてお得
- 端末とのセット購入が無い
契約期間に縛りがない
bモバイルには契約期間に縛りがないので解約金もありません。
多くの格安SIMは1年や2年といった最低限の契約期間が存在し、それ以前に解約すれば10,000円ほどの解約金が発生してしまいます。
その点bモバイルでは万一使い勝手が悪い、通信速度が遅いと感じても、短期間で解約がしやすいので安心です。
従量課金制なので無駄なく使える上、月額料金が安い
比較の項目でも紹介したように、低容量向けであればbモバイルの月額料金は他のSIMに比べて安いです。
そのため単純に月の料金を抑えたいという人はbモバイルに適しています。
さらに格安SIMの多くは月に使う容量をあらかじめ決めて契約する定額プランが多いですが、bモバイルのプランは使用量に合わせて料金が変動する従量課金型。
定額プランのデメリットは、使用量が少ない月でも同じ料金を支払う必要があるので、節約しにくいこと。
その点従量課金プランなら、使う容量が少ない月はその分料金も安くなるので、節約が容易になります。
心配なのは使いすぎてしまうとその分料金も高くなってしまうことですが、bモバイルであれば5GB以上から制限を付けておくことも可能なので、状況に合わせてカスタマイズしましょう。
端末とのセット購入が無い
多くの格安SIMの会社では端末とSIMがセットで売られていることが多いですが、bモバイルでは端末を購入することはできません。
もしbモバイルに乗り換えると同時に新しい端末が欲しい人は、別途通販やオンラインショップ、家電量販店などでスマホのみを買わなければならずちょっと面倒。
他にも端末をセット購入すると、割引を受けられたり(MVNOによりますが)、SIMの挿入などの初期設定が少し容易になったりなどのメリットがあります。
特に初めて格安SIMにする人は、設定で戸惑うことが多いため、スマホとセットで購入したいという人が多いです。
スマホも同時購入しようと考えてる人は別のSIMを選んだ方がいいでしょう。
bモバイル(ビーモバイル)の疑問Q&A
bモバイルに関するちょっとした疑問点をまとめました。
Q.テザリングはできる?
A.テザリング対応端末で可能。
使用している端末がテザリングを搭載していれば利用することができます。
テザリングを使用しても月額料金は変わりませんが、ドコモが販売するandroid端末では利用できない機種があります。
Q.契約は店舗でもできる?
A.店舗でも契約可能な商品もある
bモバイルはウェブサイトで契約できる商品と家電量販店等で契約できる商品があるので注意が必要です。
さらにそれぞれの家電量販店でも契約できる商品が異なるので事前にしっかりと確認しましょう。(bモバイル取扱店舗)
Q.支払い方法は?クレジットカード?口座振替?
A.クレジットカードのみ
bモバイルの月々の支払いはクレジットカードのみとなっており、口座振替等での支払いは認められていません。
Q.bモバイルの速度は?遅い?
A.格安SIMの中では速い方。ただしお昼の速度低下は免れない。
bモバイルは一般的な格安SIMと同じように、昼間などの時間帯は回線が混み合うため遅くなりますが、それ以外の時間帯は問題なく使用できます。
他の格安SIMと比べても、そこそこ速い通信速度です。
動画を見たりSNSをしたりWEB検索をしたりなどといった、一般的な使い方をする分には支障はないと思っていいでしょう。
Q.解約はどうやってするの?使わなくなったSIMは返却する?
A.お客様専用ページ「My b-mobile」で解約の手続き後にSIMは返却します。
解約する場合はお客様専用ページ「My b-mobile」で解約の手続きをします。
解約手続きをした月の末日まで使用することができ、使わなくなったSIMを郵送(料金は客負担)で返却が必要です。
返却先 | 〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-28 虎ノ門タワーズ オフィス 日本通信株式会社 bモバイルヘルプデスク SIMカード返却係 宛 |
bモバイル(ビーモバイル)の口コミ、評判
bモバイルの口コミを見ていきましょう。
これ、仕事用に復活させたiPhone6plusの格安sim
B-mobileのドコモ回線の速度。昨夜22時と今日の正午の計測だが…
良くない?場所にもよるだろうけどね。#Bモバイル pic.twitter.com/91vQRaXPbv
(Twitter)
↑画像参考:下り54.5Mbps、上り24.8Mbps
なんか遅いと思ったらbモバイルが190kとかだ(;´Д`) (Twitter)
Bモバイル、みんなが使ってると思われる時間帯の速度使い物にならんくらい遅い。
(Twitter)
利用者が多い時間帯の速度低下は格安SIMの課題。bモバイルは格安SIMの中でもそこそこ速度が出る方ですが、やはり時間帯によっては遅いと感じる人もいるようです。
#bモバイル ヘルプデスク📞03-5776-1700 へ「解約後のSIMカードを返却しないとペナルティありますか ◔̯◔?」と問い合わせたら…「ありません、ご自身で処分してください」とのこと。b-mobile #日本通信 #スマホ電話SIM (Twitter)
SIMの処分は各自で行っても問題ないので、送るのが面倒な場合ははさみで切るなどして処分しましょう。
【結論】月によって通信量に差がある人は、bモバイルがおすすめ
bモバイルは月額料金が安く、通信量によって月額料金が異なるため「月によって通信量に差がある人」に特におすすめです。
ただし月額割引キャンペーンがなかったり、端末とSIMのセットでの購入ができないので、そういった契約がしたいという場合は他のSIMを検討しましょう。
