大学生の中では、スマホの料金をバイト代から自分で支払っているという人も多いでしょう。
そんな人向けに、今回は大学生におすすめの格安SIMについてまとめました。
大学生には格安SIMがおすすめ、自分名義での契約も可
大学生にはドコモやau、ソフトバンクといったスマホよりも安く使うことができる格安SIMがおすすめです。
3大キャリアに比べて格安SIMはかなり安く使うことができる
以下はドコモやau、ソフトバンクといったキャリアスマホと格安SIMの料金表です。
ドコモ | au | ソフトバンク | 格安SIM | ||
通常料金 | 小容量 | 〜1GB:3,465円 〜3GB:4,565円 〜5GB:5,665円 〜7GB:6,765円 |
〜1GB:3,465円 〜2GB:4,565円 〜3GB:5,665円 〜4GB:6,215円 |
〜1GB:3,278円 〜2GB:4,378円 〜3GB:5,478円 |
3GB:約1,000円 |
大容量 | 無制限:7,315円 | 無制限:7,238円 | 無制限:7,238円 | 20GB:2000円 〜3,000円 |
|
割引後 料金(※) |
小容量 | 〜1GB:2,178円 〜3GB:2,728円 〜5GB:3,278円 〜7GB:4,378円 |
〜1GB:2,178円 〜2GB:3,278円 〜3GB:4,378円 〜4GB:4,928円 |
〜1GB:2,178円 〜2GB:3,278円 〜3GB:4,378円 |
– |
小容量 | 無制限:4,928円 | 無制限:4,928円 | 無制限:4,928円 | – |
※:家族割(3人以上)、光回線セット割、特定の支払い方法による割引を全て適用した場合の料金
家族割や光回線とのセット割を適用していない通常料金の場合だと、キャリアから格安SIMに変えるだけで4,000円から5,000円程度スマホ代を下げることができます。
キャリアは家族割や光回線とのセット割を利用すると通常料金よりもかなり安くなります。ただそれでも格安SIMよりはかなり高いです。
キャリアで3GB使うとどんな安くても3,000円以上かかりますが、格安SIMであれば1,000円以下。よく使う人でも20GBが3,000円以下で使えるので、通信費をなるべく節約したい大学生は絶対に格安SIMを使うべきです。
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18歳以上の大学生は自分名義で契約可能、口座振替が可能なものも
以前まで20歳未満がスマホの契約をする場合、親権者の同意書や確認書類が必要であったり、中には本人名義の契約不可能で親名義でなければならないこともありました。
ただ2022年4月から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたことで、18歳以上であれば自分名義で、かつ親の同意もなく契約が可能となりました。
これは単に契約自体が簡単になるというだけでなく、プランの変更や他社への乗り換え、スマホの機種変更など様々な部分が楽になるというメリットがあります。
また、格安SIMの中には銀行口座での口座振替で支払いが可能なものもあります。クレジットカードを持っていない場合でも格安SIMの利用が可能です。
大容量使う場合、タブレットやノートパソコンを使う場合はモバイルWiFiとの組み合わせがおすすめ
よく動画を見るなど大容量を使う場合や、タブレットやノートパソコンも使う場合は格安SIMとモバイルWiFiを組合わせて使うのが最もおすすめです。
自宅で光回線を契約するというのもありですが、それだと外出時は使えず自宅で過ごす時間が少ない人は持て余してしまいます。
モバイルWiFiは50GBが3,000円程度(ZEUS WiFi:3,106円)、100GBが4,000円以内(MUGEN WiFi:3,718円)で使うことができます。
1台持っておけばスマホは格安SIMで最低容量のプランにすれば十分なので、光回線やキャリアのスマホで無制限プランを使うよりもずっと通信費は少なくて済みます。


大学生の格安SIM選びのポイント
ではここからは大学生向けの格安SIM選びのポイントを紹介します。
データ容量
格安SIMの中には細かく容量が分かれているものもありますし、楽天モバイルのように使ったデータ量に応じて料金が変動する段階制料金をとっているものもあります。
使う容量はあらかじめ推定し、自分に合ったものを選びましょう。
一番やってはいけないのが足りなくくなったからといってデータ容量を頻繁に追加購入してしまうこと。
データ容量の追加は非常にコスパが悪いので、もし足りないと感じたら翌月のプランを変えるようにしてください。
料金をとるか回線品質をとるか
キャリアから回線をレンタルして通信サービスを提供しているMVNOタイプの格安SIM(IIJmioやmineoなど)は、特に安い料金で利用できます。
ただ代わりに回線速度がキャリアや他のタイプの格安SIMに比べると遅いです。
一方でキャリアがだしている格安プラン(ahamoやLINEMO)やサブブランド(Y!mobileやUQモバイル)はMVNOの格安SIMに比べると多少料金があがってしまいますが、回線速度には優れています。
徹底的に安い料金をとるか、それとも安さと回線品質のバランスをとるかによって選ぶ格安SIMは異なります。
支払い方法(クレジットカードか口座振替か)
格安SIMには口座振替が使えるものもあれば、クレジットカードしか使えないものもあります。
MVNOタイプの格安SIMはクレジットカードしか使えない場合が多いのですが、キャリアの格安プランやサブブランドについては口座振替が可能となっています。
大学生の場合だとクレジットカードを持っていない、持っていてもあまり使わないという人も多いかと思いますので、その場合は口座振替に対応した格安SIMから選ぶと良いでしょう。
大学生におすすめの格安SIM4選
ここからは、大学生におすすめの格安SIMを紹介します。
LINEMO:ソフトバンクの格安プラン、口座振替可
LINEMO | |
料金 | 3GB:990円 20GB:2,728円 |
通話オプション | 5分以内無料:550円 かけ放題:1,650円 |
使用回線 | softbank |
回線品質 | ◎ |
割引 | – |
- 3GBプラン契約で6ヶ月分のPayPayポイントプレゼント(5,940pt)
- 他社から乗り換えでPayPayポイント10,000ptプレゼント
- 1年間、5分以内の通話定額が無料(6,600円分)
- 回線品質◎、時間帯による速度制限もなし
softbankが出している格安プランであるLINEMO。softbank回線を使うので回線品質は問題なし。MVNOタイプの格安SIMに比べて、速度や安定性も高いですし、時間帯による制限もありません。
また他のキャリアタイプの格安SIMに比べて、キャンペーンなどが豊富なのも大きな特徴。特に他社からの乗り換えだとかなりお得です。
3GBが1,000円以下で使うことができるのは大学生にとってかなりありがたいのではないでしょうか。
また口座振替による支払いも可能です。
ahamo:ドコモの格安プラン、口座振替可
ahamo | |
料金 | 20GB:2,970円 1GB追加:550円 80GB追加:1,980円 |
通話オプション | 5分以内無料:0円 |
使用回線 | ドコモ |
回線品質 | ◎ |
割引 | – |
- 回線品質◎、時間帯による速度制限もなし
- 80GB追加オプションがたった1,980円
ドコモが出している格安プランであるahamo。ドコモ回線を回線品質は問題なし。MVNOタイプの格安SIMに比べて速度や安定性も高いですし、時間帯による制限もありません。
20GBが5分以内の定額通話込みで3,000円以下で使うことができあmす。
また80GB追加オプションが非常に安く、基本料金の20GBと加えて100GB使えるというのもポイントでしょう。大容量使える格安SIMは他にないので、20GBでは足りないという場合にはahamoを選びましょう。。
ahamoも口座振替による支払いが可能となっています。
IIJmio:格安SIMの中でも特に料金が安い
IIJmio | |
料金 | 2GB:850円 4GB:990円 8GB:1,500円 15GB:1,800円 20GB:2,000円 |
通話オプション | 5分以内無料:500円 10分以内無料:700円 かけ放題:1,400円 |
使用回線 | docomo、au |
回線品質 | △ |
割引 | おうち割(660円割引) |
- 料金が格安SIMの中で最安級!
- 通話定額13ヶ月間410円割引
- データ容量12ヶ月間1GB増量
料金が安いというメリットがあるMVNOの格安SIM。さらにそのMVNOの中でも特に安いのがこのIIJmioです。
回線品質の面ではキャリアタイプ、サブブランドタイプに比べて劣ってしまうのは否めませんが、基本的には動画も快適に見れるくらいの速度はでます(混雑する時間帯にたまに遅くなるくらい)。
キャンペーン等も豊富で、固定回線とのセットで安くなるといったメリットもありますから、とにかく料金重視だという人にはもってこいの格安SIMです。
楽天モバイル
楽天モバイル | |
料金 | 〜1GB:1,078円 〜20GB:2,178円 〜無制限:3,278円 |
通話オプション | 15分以内無料:1,100円 |
使用回線 | 楽天 |
回線品質 | △ |
割引 | – |
- iPhone購入で最大24,000円分ポイント還元
- アプリ利用で国内通話無料
- 3,278円で無制限利用可
新たなキャリアとして楽天が出している楽天モバイル。料金は段階制で、20GBを超えるとそれ以上はずっと定額で容量の制限がありません。
またキャンペーンも他社に比べて充実しており、契約とともに端末を購入しようと思っているのであればかなりお得でしょう。
まとめ:格安SIMを使って通信費を節約しよう
ドコモやソフトバンク、auといったキャリアのスマホは、割引をフルに使ったとしても格安SIMに比べて料金が高くなっています。
単に格安SIMに乗り換えるだけで通信費は数千円単位で節約できますし、使えるデータ容量も増えるかもしれません。
現在キャリアを使っている人はぜひ、早めに格安SIMに乗り換えましょう。