「どこよりもWiFi」は、ポケットWiFiとしては珍しい格安SIMなどによくあるMVNO(大手キャリアの回線を借りて通信)タイプ。
月額料金が非常に安い非常にお得なポケットWiFiです。
本記事ではどこよりもWiFiの料金やメリット、デメリットについて詳しく見ていきます。

どこよりもWiFiとは?
どこよりもWiFiは、ITや通信といった事業を展開する株式会社Wizが提供しているポケットWiFiで、MVNO(大手キャリアの回線を借りて通信)タイプのポケットWiFiです。
それでは早速概要を確認していきましょう。
どこよりもWiFi | |
月額 料金 |
3,058円 |
事務 手数料 |
3,300円 |
端末 | 月額に含む |
通信 容量 |
100GB |
契約 期間 |
2年 |
回線 | docomo |
速度 | 下り最大150Mbps 上り最大50Mbps |
公式 | どこよりもWiFi |
※税c込表記

【最新】ポケットWiFiの総合おすすめランキング、徹底比較してわかった後悔しないポケットWiFiはどこ?
どこよりもWiFiの月額料金やキャンペーン、他社料金比較
どこよりもWiFiではポケットWiFiとしては最安となる料金で100GBが使えます
どこよりもWiFi | |
月額 料金 |
3,058円/100GB (端末代込み) |
料金は端末の分割代(550円×36ヶ月)が含まれた料金となっています。
では、他社との比較を見てみましょう。数ある中で料金が安く人気のものを中心に、それぞれ最も人気があるプランで比較してます。
なお、他の人気ポケットWiFiについて確認したい方は下記関連記事をチェックしてみてください。
ポケット WiFi |
タイプ | 月額料金 | キャッシュ バック |
容量 制限 |
端末 | 詳細 |
どこよりも WiFi |
MVNO | 3,058円 | なし | 100GB | 月額に 含む |
– |
MUGEN WiFi | クラウド | 3,718円 | 10,000円 | 100GB | 0円 (返却要) |
詳細 |
THE WiFi | クラウド | 3,828円 | 4ヶ月 無料 (15,312円) |
100GB | 0円 (返却要) |
詳細 |
GMOとくとく BB WiMAX |
WiMAX | ~2ヶ月:1,474円 ~36ヶ月:3,784円 37ヶ月~:4,444円 |
23,000円 | 上限 無し |
0円 (返却無) |
詳細 |
ZEUS WiMAX |
WiMAX | ~2ヶ月:1,474円 ~36ヶ月:3,784円 37ヶ月~:4,708円 |
21,780円 | 上限 無し |
購入 | 詳細 |
Broad WiMAX |
WiMAX | 初月:1,397円 2ヶ月〜:3,883円 |
なし | 上限 無し |
別途 購入 |
詳細 |
※税込表記
見てわかる通り、月額料金は最安です。しかもこの月額料金は端末の分割代金(550円×36ヶ月)を含んだ金額となっており、本来の通信料は100GBでたったの2,508円です。
他社に比べてかなり安いです。
他社ではキャッシュバック等もありますが、その差を考えても安い料金でありどこよりもWiFiはかなりコスパの良いポケットWiFiだと言えます。
公式:どこよりもWiFi
回線の種類・エリア・回線速度・通信制限
どこよりもWiFiの回線や速度は以下のとおり。
回線の 種類 |
ドコモの MVNO |
|
エリア | ドコモのエリア | |
通信速度 | 下り最大150Mbps /上り最大50Mbps |
|
通信制限 | 100GB |
それぞれ詳しくみていきましょう。
ドコモのMVNO回線
ドコモのMVNO回線を利用したポケットWiFiとなっています。マイネオやIIJmioといった格安SIMで使われている回線と同じです。
現在ポケットWiFiにはどこよりもWiFiのようにMVNO回線を使ったもの以外に、WiMAXやクラウドSIMを利用するポケットWiFiがあり、それぞれの特徴は以下の通り。
回線 | MVNO (どこよりもWiFi) |
WiMAX | クラウドSIM |
速度 | ○(十分な速度) 最大150Mbps |
◎(かなり速い) 最大2.7Gbps |
○(十分な速度) 最大150Mbps |
安定性 | ○ そこそこ安定 |
◎ かなり安定 |
△ たまに不安定 |
エリア | ○ ドコモ |
○ au回線も利用可 |
◎ 3大キャリア |
通信速度は、最大150mbpsで実測値でも10~30mbps程度はでるので高画質の動画であっても快適に見ることができ、基本的な用途であれば不便さを感じることはよっぽどないでしょう。
ただMVNO回線であること、端末のスペックがそれほど高くないっといった理由からWiMAXに比べるとかなり速度は落ちてしまうというのも事実です(WiMAXの実測値は50mbpsから100mbps程度)。ちなみにクラウドSIM型とは同等程度です。
続いて安定性。3大キャリアの回線からその場に応じて繋がりやすい回線を自動的に選ぶクラウドSIM型のポケットWiFiは、たまにものすごく遅い回線をつかんでしまって極端に通信速度が遅くなったりといった不都合があります。しかしどこよりもWiFiのようにMVNOは今のところそういった問題がなく安定して使うことができてます。
ただ格安SIM同様に昼や夕方など回線が混雑する時間に、使えないほどではないけど速度が遅くなるといったことがあるというのは覚えておきましょう。
最後にエリア。3大キャリアの回線を使えるクラウドSIMよりは狭いでしょうけど全く気にする必要はないです。使っているのはドコモの回線ですから、田舎でも建物の地下でも基本的には問題なく繋がります。
端末代金や返却の有無
端末代は19,800円となっており、550円を分割で36ヶ月支払っていくという形になります。
ただこの550円は月額料金の3,058円に含まれており、毎月の料金が増えるわけではありません。
他のポケットWiFiだと端末はレンタルで解約時には返却が必要となる場合が多いですが、どこよりもWiFiはあくまで「購入」なので、返却する必要はありません。
【契約期間・解約金】2年契約で以降は違約金なし
どこよりもWiFiの契約期間は2年間。その2年間で途中解約すると、解約金として2,508円かかります。
2年間がたつとそれ以降はいつ解約しても解約金はかかりません。
ただし端末が分割払いとなっている為、その分割払いが終わっていないタイミングで解約すると端末代の残額が発生するという点に注意が必要です。
たとえば1年で解約すると13,200円、2年で解約すると6,600円が一括請求されます。
支払い方法はクレジットカードのみ
支払い方法は、クレジットカードのみとなっています。口座振替にできるオプション等はないので、もし口座振替にしたいならそれが可能なポケットWiFiを選びましょう。
ちなみに以下のポケットWiFiが口座振替が可能です。
どこよりもWiFiの契約方法・解約方法
どこよりもWiFiの契約方法や解約方法は以下の通りです。
契約はWEB上から手続き、申込み後に折り返し電話が掛かってくる
どこよりもWiFiに契約する方法は、WEB公式サイトからとなっています。
- WEB上の申し込みフォームへの入力
- どこよりもWiFi側から掛かってくる折り返し電話に出る
(生年月日や住所を聞かれます) - 本人確認が終了するとメールが送られてくる
- メールのURLからクレカの支払い手続きをする
- 受付完了
私の場合、申込時にどこよりもWiFiから掛かってきた電話は、050から始まる番号で、申し込みをした翌日の営業時間内(11時頃)に掛かってきました。
不安な点があれば、公式サイトのよくある質問から確認したり、チャットやフォームから問い合わせてみたりしましょう。
解約申請フォームから解約手続きが可能
どこよりもWiFiの解約は、解約申請フォームから行えるようになっています。
端末の返却は必要ありません(2022年7月以降の契約の場合、それ以前は返却が必要)。
どこよりもWiFiのメリット
どこよりもWiFiのメリットをまとめました。
- 100GB使っても3,058円とポケットWiFiの中でかなりコスパが良い
- エリアが広く、ほぼどこでも使える
- 契約がシンプル
料金が安くとにかくコスパが良い
100GB使えて、端末代も含まれて3,058円というのははっきり行って格安。ポケットWiFiの中ではトップクラスのコスパの良さです。
とにかく安く使いたいという人にとっては、最善の選択肢となるでしょう。
エリアが広く、ほぼどこでも使える
どこよりもWiFiは格安SIM同様、ドコモのMVNO回線を利用するのでエリアはドコモに準じます。
当然エリアは広く、田舎や山間部などWiMAXでは圏外となる場所でも普通に繋がります。
また、都心部でもWiMAXだとビルの地下などで圏外になってしまう場所もありますが、MUGEN WiFiはそんなことありません。
契約がシンプル
キャッシュバックやキャンペーンがないどこよりもWiFiですが、単純に月額料金が安いということからそれはそれで大きなメリットだと思います。
他のポケットWiFiだとキャッシュバックを貰えるのは1年後に手続きした場合のみだとか、キャンペーン適用にはオプション加入が必須だとか、意外と煩わしいものが多かったりします。
それに対し、最初に契約してしまえばあとは特に何かをする必要なく、安い料金で利用できるどこよりもWiFiは気楽に使えるポケットWiFiです。
どこよりもWiFiのデメリット
どこよりもWiFiのデメリットは以下の通りです。
- 解約時に端末代が一括請求される可能性がある
- 通信速度はWiMAXに劣る
解約時に端末代が一括請求される可能性がある
どこよりもWiFiは他社と違って端末代がレンタルではなく購入。月額料金のその分割代金が含まれています。
端末代金は19,500円を550円×36ヶ月と支払いとなっている為、もし36ヶ月以内に解約すると残額が一斉で請求されることになります。
たとえば1年で解約すると13,200円、2年で解約すると6,600円が一括請求されるということ。
もし1年程度で解約するのであれば、端末がレンタルのところの方が安くなるというのが実際のところです。
通信速度がWiMAXに比べて遅く、不安定さもある
上述しましたが、MVNO型のポケットWiFi、WiMAXに比べて通信速度が遅いという欠点があります。
実行通信速度はだいたい10~20mbpsと高画質の動画は快適に見ることができるくらいの速度はありますが、漫画のダウンロードをする、高画質の動画を飛ばしながらみる、4K動画を頻繁に見るといった場合にはちょっと不満さが残るかもしれません。
2年契約が自動更新
どこよりもWiFiは契約が2年の自動更新。更新月が1ヶ月しかなく、何年使っていようが更新月以外での解約は解約金として9,500円かかります。
THE WiFiやMUGEN WiFiは一回目の契約期間が終わるとその後はいつでも解約金なしでの解約ができるので、どこよりもWiFiは少し不便です。
どこよりもWiFiの口コミや評判
どこよりもWiFiの口コミや評判をSNSから集めました。
新たなwifi環境…悩む…。
回線を引くことは出来ないから必然的にポケットwifiになるのは確定。
ホームルーターは気になったけど速度が遅いらしいし、夜間利用時の遅さが未知数。WiMAXは気になってるけど気になる点が多いし…。
どこよりもwifiかなぁ…? でもなんか同じ道を辿りそう…。(Twitter)
思ってたよりも、ずいぶんと遅いなぁ。どこよりもwifi 下り7M、上り2M
もう少し様子見ます。(Twitter)
どこよりもWiFiを使っている人からは、「速度が遅い」「思ったより出ない」といった口コミが多く見られました。
速度を重視している人にとっては、あまりいい情報ではないかもしれません。
どこよりもWiFiはとにかく安く使いたい人におすすめ
どこよりもWiFiの概要について解説してきました。
100GB使っても月額3,508円、ポケットWiFiの中でコスパはめちゃくちゃ良いです。
とにかく安く使いたいという人はぜひ活用してみてください。
