100GBが3,400円(税込)という低価格で使うことができるどこよりもWiFi。
ただいくら速度が遅かったり、WiFiが途切れるようでは意味がありません。
そこで本記事では、実際に契約し、速度や使い勝手を調査してみました。
※どこよりもWiFiにおけるJT101の端末レンタルは終了しています。
どこよりもWiFiが到着、さっそく使ってみた
公式サイトから申し込み後、当日に電話での確認、そしてその2日後に端末が届きました。
さっそくレビューしていきましょう。
どこよりもWiFiの同梱物
どこよりもWiFiの同梱物は4点。
- 端末(JT101)
- バッテリー
- 充電用コード(micro-B)
- ユーザーマニュアル
USB電源アダプタはついていないので、すでに持っているものを使うか、自分で準備しなければなりません。
どこよりもWiFiの接続方法
どこよりもWiFiはバッテリーを付けたのち、電源を使ればすぐに使うことができます(電池残量がない場合は充電が必要)。
画面にWiFiのSSID、KEY(パスワード)が表示されるので、使いたい端末で設定しましょう。
接続ができると、画面上部のWiFiマークに0と表示されている部分が1に変わります。
どこよりもWiFiの端末(JT101)の使い勝手
上記画像がどこよりもWiFiの実際の端末。
ここでは端末に焦点を当てて、使い勝手をレビューしていきます。
JT101はとにかく軽くて持ち運びにGood
どこよりもWiFiで使われているJT101ですが、最初の印象はとにかく「軽い」ということ。
重さは約90gしかありません。
THE WiFiなどポケットWiFiでよく使われているU2sという端末は約150g、Chat WiFiなどで使われているFS030Wは約130gですから、頭一つ抜けた軽さです。
大きさとしても小さいので、無駄な荷物にならない、携帯性に優れている点でかなり良い点だと感じました。
ただ小さい、軽いということで紛失のリスクは高くなるという点には注意が必要かもしれません。
U2sくらい大きければポケットに入っているかどうかすぐわかりますが、JT101だと気づかなかったりします。
起動が早くて、すぐWiFiが使える
JT101は起動が速いというのも一つのメリット。
電源を入れてからWiFiを利用できるまでの時間が約20秒しかかかりません。
U2sやWiMAXは利用まで1分半かかってしまいますからかなり優秀です。
そう頻度が多いわけではないものの、ポケットWiFiはたまに繋がるサーバー等の関係で速度が遅くなってしまい、再起動が必要となる場面があります。
そんな中で再起動までの速度が速いというのはかなりありがたいです。
機内モードはないので電源を切るしかない
JT101には機内モードがありません。
その為、もし通信をオフにしたい場合は電源を切るしかありません。
ただ上でも書いたように電源オンから使えるようになるまでの速度は速いですし、WiFiルーターとして以外の使い道はありませんから、特別問題はないでしょう。
バッテリーに不安はあったが今のところ問題はなし
JT101を使う上でもっとも不安だったのがバッテリー。
U2sの連続利用時間が12時間であるのに対し、JT101は8時間と3分の2しかありません。
今のところ、朝から夜まで接続していて電池がなくなるということはないのですが、減り具合を見るとバッテリーが劣化すると1日持たないだろうなというのが正直な感想です。
もし1日フルで使う人は、モバイルバッテリーを持つ、充電コード(micro-B)JT101を持ち歩きパソコンなどから充電できるようにしておくといったことが必要になるでしょう。
どこよりもWiFiの時間帯別の通信速度(実測)やWiFi安定性、エリア
ポケットWiFiを選ぶ上で、最も大切なのは通信速度やWiFiの安定性、エリアですよね。
いくら安くても、遅い、エリアが狭いとなれば意味はありませんし、頻繁に途切れるようなら使い勝手が悪いです。
ではどこよりもWiFiはどうでしょうか。
速度は10Mbps~20Mbpsなので動画も難なく見ることができる
どこよりもWiFiの時間帯別の通信速度(実測値)は以下の通り。
下り | 上り | |
朝8時 | 14.7Mbps | 10.8Mbps |
昼12時 | 26.6Mbps | 15.4Mbps |
夕方18時 | 29.2Mbps | 11.5Mbps |
夜20時 | 25.5Mbps | 9.43Mbps |
夜22時 | 18.3Mbps | 12.1Mbps |
どの時間帯でも、10Mbps以上、速い時は20Mbps以上でています。
高画質の動画でも問題なくみることができるので、速度面で不満は一切感じていません。
格安SIMだと5Mbpsどころか、昼や夜22時以降だと1Mbpsを切ってしまうことがあって動画どころかSNSすら厳しいなんてこともありますが、どこよりもWiFiにそういったところは今のところありません。
たまに遅くなるが再起動すると改善される
たまになのですが、繋がるサーバーによって速度が10Mbps以下になってしまうことがあります。
使っていてもなんか遅いなと感じました。
そんな時は再起動。そうすることで速度が改善され、また快適に使えるようになります。
ちなみにこれは他のポケットWiFiも同じです。
どこよりもWiFiのJT101は再起動から使えるようになるまで約20秒と短いので、ありがたいです。
たまにWiFiが切れて、検知されなくなることもある(今のところはすぐ直っている)
原因不明ですが、時々いざ使おうと思ってもWiFiが切れていて、端末側で接続しようと思ってもどこよりもWiFiの回線が検知されないということが起きています(どこよりもWiFiの電源は入ったまま)。
端末側で一度WiFiを切ってもう一度ONにすると、検知されてすぐ直るので問題はないのですが、ちょっと心配な点です。
端末側の問題かなと思いましたが、複数の端末で同じように起こるのでやはりどこよりもWiFiの端末の問題でしょう。この点はもう少し様子を見てみます。
エリアは全く問題なし、地下でも繋がる
THE WiFiなどのクラウドSIM対応のポケットWiFiは、ドコモ・au・ソフトバンクの回線を使うことができるようになっています。
一方でどこよりもWiFiはソフトバンクのみです。
ただだからと言ってエリアは全く問題ありません。
WiMAXのように地下だと繋がらないなんてこともないし、キャリアのスマホ同様のエリアで特に不満がなく使うことができているので心配する必要はないでしょう。
【まとめ】料金を考えるとかなり使い勝手は良い
どこよりもWiFiですが、使ってみると大きな不満もなく非常に使い勝手は良いなというのが一番の印象。
速度・エリアは十分だし、現在1週間ほど使ってみましたが大きな不満もなく使えています。
キャンペーンが終わってしまうと料金が上がってしまうので、検討している方はぜひ早めに申し込むようにしましょう。