どんなときもWiFiの充電器は無料では手に入りません。
そのため契約時に、高速充電対応の充電器をオプションで購入するか否かで悩んでしまう人は多いと思います。
結論を言うと、iPhoneの充電器やACアダプタを持っており、2年でどんなときもWiFiを解約するつもりであれば買わなくて良いです。
本記事では、契約画面で公式から購入を勧められるにも関わらずオプション購入を勧めない理由や、その替わりになる充電器について、解説していきます。
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どんなときもWiFiの充電器は有料!!オプション購入にメリットは?
(引用:どんなときもWiFi公式)
どんなときもWiFiの契約時になって気付く人が多いのが、充電器が有料オプションであること。
本体とストラップ、コードはセットなのに、なぜか充電器だけは付けてくれません。
しかもオプションで購入できる充電器には「2.1A対応の高出力アダプターで急速充電が可能なMicroUSCケーブルタイプの専用充電器です。」との注意書きがあります。
公式としては有料オプション選択での購入を推奨してきているものの、本当に公式の充電器を購入すべきかは疑問ですよね。
そこで充電器をオプションで購入することによるメリットについてまとめてみました。
公式推奨の出力2.0以上が確保されることでバッテリーの負担が減る
どんなときもWiFiが公式として推奨しているのは出力2.0以上のあるバッテリーの使用です。
高出力充電器を使うことで、端末バッテリーには次のようなメリットがあります。
- 端末の充電時間が短く済む
- 端末バッテリーへの負荷が少ない
一つずつ確認していきましょう。
出力が2.0以上出ることで端末の充電が短くて済む
1時間後に何時間も外出する予定があるのに充電残量があまりない時、充電に時間が掛かる充電器と掛からない充電器では、どちらを使いたいと思いますか。
大容量のモバイルバッテリーなどを持ち合わせてない限り、多くの人はできるだけ早く充電が終わるほうを選ぶでしょう。
高出力充電器であれば、低出力と同じ時間充電したとしても、より多くの給電が可能となります。
どんなときもWiFiの端末D1は、3,500mAhの大容量バッテリーを持つ機器です。
バッテリー容量が大きいとそれだけ充電にも時間が掛かります。
連続使用可能時間は12時間程度。何日も充電しなかったり1日持ち出したりして使う時のために、気付いた時に急速充電できる高出力充電器があると助かりますよね。
端末バッテリーへの負荷が少なく、端末交換費用18,000円の心配が要らない
リチウムイオンバッテリーの特徴は繰り返し充電して使えることですが、それに伴って充電できる最大容量は少しずつ減少します。
充電回数が増え、充電の時間も長くなってくるとそれだけバッテリーには負荷が掛かってしまい、最終的には使用可能時間が使い始めの頃に比べて半分以下になることも。
もちろんコード繋いで常時充電されている状態で使うなら別ですが、毎日のように長時間低出力で充電したとすると2年後のバッテリー寿命が心配です。
残念ながらどんなときもWiFiの「あんしん補償」はバッテリー交換には対応しておらず、端末の有償交換として端末台18,000円が発生することになります。
いつでも持ち歩けるポケットWiFiとしての利用を考えているのであれば、公式推奨の高出力充電器を使えば、そういった問題を抱えることなく使い続けられるでしょう。
オプションで購入した充電器での故障に限りあんしん補償が適用できる
それでは2.0A以上の出力がある充電器を、公式より安く自分で用意したほうが良い気もしますよね。
ただどんなときもWiFiでは、オプション購入できる充電器以外の使用による端末の故障や破損には「あんしん」補償を適用することができません。
万が一の時を考えると、1,800円が高いと思うか安く済むと思うかは人によるとは思いますが、自分で用意した充電器による故障が心配であれば、購入すべきです。

どんなときもWiFiにケースは必要?あんしん補償を付けなかった時に掛かる費用や困った時の対処法まとめ
どんなときもWiFiの充電器は必要ない!!他の方法でも基本大丈夫
公式の推奨する充電器を購入することのメリットについて前述してきましたが、実際にどんなときもWiFiを使っている私としては、ほとんどの人はわざわざ公式の充電器を使う必要は無いと感じています。
その理由は以下の通りです。
バッテリー負荷を気にしなければiPhoneの充電器でも充電自体はできる!!
日本人なら持っていることの多いiPhoneの充電器。
端末とセットになっていたコードをiPhoneのACアダプターに挿せば、少々時間は掛かりますが充電自体は可能です。
そもそもどんなときもWiFiを2年程度で解約する予定であれば、それくらいまでバッテリーが何とか持ってくれれば良いという人もいるでしょう。
持ち歩く時に電源を切る、通信を切っておくなど余計なバッテリー消費をしないよう心掛けておけば充電頻度も多くはなりません。
バッテリー負荷について気にしないのであれば、iPhoneの充電器で十分かと思います。
ただし、低出力の充電器に挿しながらの通信は避けるのがベター。バッテリーが傷み、充電も進みづらくなるため気を付けてください。
出力2.0A以上の充電器を既に持っていれば必要はない
ガジェット機器好きな私なんかは、部屋ごとに2~3種類のコードや充電器があるのは当たり前で、ACアダプタだけでもごろごろと持っています。
同様にいくつもACアダプタを持っていて、手持ちの中に出力2.0A以上の充電器があるなら、わざわざ今回新しく買う必要はないでしょう。
そのアダプタがよっぽど不良品の場合は念のため使用は中止すべきだとは思いますが、私もどんなときもWiFi推奨充電器以外で充電していて特に問題が起こったことはありません。
100均一もあるができればAmazonなどで500円~1,000円のものがおすすめ
最近では100均一や300均一ショップでもこういった充電器が手に入ります。
ただあまりにも安価な製品では少し心配になる人もいますよね。
100均で買った充電器で故障して端末交換に2万円も掛けたなんてことには誰だってなりたくありません。
そこで私としては、Amazonなどで500円から1,000円程度の購入をおすすめしています。
1,500円を超えるようであれば、どんなときもWiFiの充電器を購入しておけば良いので、高価すぎずスペックの良いものを購入できるのがベストです。
また家電量販店のポイントが余っていて消える前に使いたいという人は、最寄りの電器屋で手に入れるのも良いでしょう。
どんなときもWiFiにおすすめの充電器
公式以外の充電器を購入する場合におすすめしたい充電器を紹介します。
1位|最大出力3.0対応の高出力充電器ならQualcomm「Quick Charge 3.0」
【特長】
- 最大3Aの出力が可能
- 接続機器に合わせて出力電圧が変更される
- 過電圧・過電流を防ぐシステムを内蔵している
- 可放電や加熱、ショートなどを予防する安全保護機能付き
- 18か月の保証期間付き
2.0Aどころか3.0A出力のできるACアダプタで、接続機器に合わせて出力電圧を自動で変更してくれる充電器が「Qualcomm」のQuick Charge 3.0です。
バッテリー容量ゼロのiPhone Xが2時間ほどで充電可能で、急速充電専用アダプタを一つは持っていたい人におすすめです。
2位|コンパクトで1,000円以下、2.4Aの急速充電が可能なBUFFALO
【特長】
- 2.4A出力可能
- 1,000円前後で手に入る
- iPhoneとAndroid端末の自動判別機能あり
- 過電圧/過電流を検知する保護回路搭載
- プラグ収納仕様
1,000円以下で2.4A出力のあるコンパクトな充電器を探しているならBUFFALOがおすすめ。
細身なので、電源タップに挿しても他のコンセント穴やアダプタを邪魔しません。
3位|USBポートが2つ!!AUKEYの最大出力2.4が可能なコンセント
【特長】
- 2.4A出力可能
- USBポートが2つある
- 1,000円前後で手に入る
- 過電圧/過電流を検知する保護機能搭載
- プラグ収納仕様
スマホやタブレットの充電も同じコンセントでしたい人におすすめなのが、USBポートが2つあるAUKEYの充電器。
ポートが2つあることや最大出力2.4が可能であることは大きな魅力です。
さすがに4ポートなどになると1,500円近くになってくるため、とりあえず欲しい人は1,000円前後で手に入るこの3製品あたりを手に入れておくと良いでしょう。
どんなときもWiFiの充電器は買わなくても良い、他を探してみて
どんなときもWiFiの充電器を購入するメリットや、買わなくても良い理由、おすすめの充電器について解説してきました。
契約時に同時購入を勧められると買っておいたほうが良い気もしますが、それよりもコンパクトでお得に購入できる充電器はたくさんあります。
基本的には手持ちの充電器や1,000円前後で手に入る充電器で十分対応できるでしょう。
ただそれで故障した場合、あんしん補償が適用できないなどのリスクがあることについては把握しておくようにしておきましょう。
【この記事のまとめ】
- どんなときもWiFiの充電器はオプションで1,800円
- 手持ちの充電器でもOKだがバッテリー負荷を懸念するなら2.0A出力以上を推奨
- iPhoneの充電器でも充電自体はできるが時間は掛かる
- Amazonなどで手に入れるなら500円から1,000円程度でOK
- 手持ちのACアダプタを使った場合はあんしん補償の対象外
