GMOとくとくBBが運営するギガゴリWiFiは、20GBプランが2,350円で使える割安さや、1年自動更新で契約できるお手軽さから人気のあるポケットWiFiです。
ギガゴリWiFiの詳細はこちらの記事を参考にしてください。

【当サイト経由で2年目も安いまま!】ギガゴリWiFiのメリット・デメリット、口コミや評判を調査、無制限で料金最安って本当?
本記事では、ギガゴリWiFi契約後の流れや、同梱物や接続方法、実際の速度についてレビューしていきます。
※最新情報
無制限プラン、20GB、30GBプランは新規受付を停止しています。
ギガゴリWiFiの端末FS030Wが届きました
今回はギガゴリWiFiの20GBプランを契約。SIMの挿入方法や接続方法を写真入りで解説していきます。
端末は富士通のFS030W、ソフトバンク回線を利用
名称 | FS030W |
サイズ(mm) | 74×74×17.3 |
質量 | 128g |
通信方式 (ネットワーク側) |
LTE 受信時最大150Mbps /送信時最大50Mbps 3G 受信時最大42Mbps /送信時最大5.76Mbps |
通信方式 (端末側) |
IEEE802.11a/b/g/n/ac |
バンド | Softbank回線において LTE:1/3/8/11 3G:1 |
無線LAN | 2.4GHz/5GHz |
Bluetooth | 2.4GHz |
連続待ち受け時間 | 約600時間 |
連続通信時間 | 最大20時間(無線LAN/LTE) |
USB接続数 | 1台 |
無線LAN同時接続数 | 15台 |
対応SIM | microSIM |
海外利用 | 不可 |
端末は富士通のFS030W。ネクストモバイルやFUJI Wifiと同じで、ソフトバンク回線を使用します。
色々なポケットWiFiを使ってきた私が見つけたFS030Wのお気に入りポイントは以下の通り。
- 画面があるので通信量を把握しやすい
- バッテリー表示が大きく分かりやすい
- 正方形で女性でも手に収まってちょうど良いサイズ
画面は少し古めかしさを感じましたが、欲しい情報がぱっと目に入ってくること、端末サイズが大きすぎず扱いやすいのは何かと便利。
小さいカバンでも存在感なくすっぽりと入ってくれるので助かっています。
ギガゴリWiFiの同梱物
段ボールの中には、端末一式の入った箱とSIMカード、ギフト券や説明書、契約日に関する書面が入っていました。
同梱物は5点。ギガゴリWiFiはレンタルなので解約時のために袋や箱は取っておく
黒い箱に入っていたのは次の5点。
- 端末本体
- バッテリー
- 充電器
- ケーブル
- クイックスタートガイド・説明書
ギガゴリWiFiの端末はレンタルですから、解約時はこれらを全て返却しなければいけません。
袋や箱は大切に保管しておきましょう。
ギガゴリWiFiの説明書のおかげで何から手を付けたら良いか分かりやすい
まず段ボールを開封してありがたいなと思ったのは、ギガゴリWiFiからの簡単な説明書があること。
端末が手元に届いても、どの部品を使ってどの順番で設定するのかが分かりにくいポケットWiFiもありますが、ギガゴリWiFiのように丁寧な案内があると悩むことなく準備を進められますね。
用紙には手順が次のように記載されています。
- 「同梱のSIMカードを袋から取り出します」
- 「SIMカードをmicroサイズに取り外す」
- 「同梱のクイックスタートガイドを読む」
この2の手順が少しややこしいので、詳しく見ていきましょう。

ギガゴリWiFiの接続方法
ギガゴリWiFiの接続方法は以下の通りです。
SIMカードをmicroサイズに切り取り、端末の裏側にセットする
まずはソフトバンクのマークが付いているカードを袋から取り出し、SIMをカードから切り取ります。
大・中・小の3段階のサイズから、中サイズ(microサイズ)になるように指で押さえながら切り取るのがコツです。
切り取ることができたら端末の裏側にSIMを入れましょう。端末カバーは水平方向に押し出すとずれます。
SIMは、挿入の向きを間違えるとうまくはまりません。ICチップの付いた部分を裏面に、切り欠きの部分(角の無い部分)を左下にしてください。(左上)
そして端末裏の金属扉をカチっと音がするまでスライドさせて手前に開けて、向きを合わせておいたmicroSIMを黒色の部分に載せます。(右上)
ここが少々厄介なところで、単純に金属扉を戻そうとすると、SIMが浮いて扉が閉まらないなんて人も出てきます。
片方の指でSIMの左隅を抑えながら扉を倒すと簡単にはまるので、ICチップを傷つけないよう焦らずにゆっくり作業するようにしましょう。
カチっと音がしてハマったら、バッテリーを入れ、カバーを装着。これでほぼ設定は終わったようなものです。
端末の真ん中にあるボタンを押して電源を入れる。
FS030Wで覚えておきたいのは、真ん中にあるボタンの使い方。
2秒ほどボタンを長押しすることで電源のON/OFFができ、短く押すとSSIDやパスワードが表示されるようになっています。
画面OFFなどをしなくても自動的にスリープするようになっているので、とりあえずは電源のON/OFFとSSIDとパスワードを表示させる操作を覚えておけば大丈夫です。
初期起動時は1分ほど掛かります。その様子を撮影したのがこちらの動画です。
ボタンを一度押すとSSIDとパスワードが表示されるので、接続端末に入力する
ホーム画面が表示された状態でボタンを押すと、SSIDとパスワードが表示されます。
接続するスマホやパソコンのWiFi接続画面にSSIDが出てきたら、パスワードを入力して接続を完了させましょう。
最初に設定してしまえば今後も自動的に接続されるようになっているため、パスワードを再入力するといった作業は基本的に不要です。
起動後3G状態が15分から20分は続く。しばらく放置しておく
動画で分かる通り、起動後はしばらく3G状態が続きます。
LTEではなく「3G」と表示されると不安になってしまいますが、大丈夫です。
15分から20分程度そのままにしておけばいつの間にかLTE接続もできるようになっています。
3Gが表示されるのは最初くらい。その後は再起動してもすぐにLTEへ繋がりました。
端末起動後にLTEに繋がるまで毎回10分以上待たされるなんてことはありませんので安心してください。
【応用編】ギガゴリWiFiの管理画面にログインする方法
ここから先は端末設定の応用編。やらなくても通信自体はできますが、設定するとより便利に使える方法を紹介します。(設定不要の人は飛ばしてください)
FS030W端末には画面があるものの、初期設定では最大データ通信量が「—」と表示されていません。(写真でいう458MBは使った通信量)
また自動で通信量表示がリセットされないので、月をまたいでも通信量が加算され続けてしまい、上限のあるプランを選んだ場合は月の通信量を把握できず困ることになります。
そのためスマホ等への接続が完了したら、一度ギガゴリWiFiの管理画面から端末の設定を変更しておくのがおすすめ。
ギガゴリWiFiの管理画面へのログイン方法は、ブラウザかアプリの2通りですが、そこまでしょっちゅう使うものではないので、私は別にアプリを入れなくてもブラウザで十分かなと思います。
192.168.100.1をブラウザのURL欄に入力してログインする
ギガゴリWiFiに接続したスマホやパソコンでGoogleChromeやSafariなどのインターネットブラウザを開いたら、URL欄に「192.168.100.1」を入力してみてください。
するとFS030Wの端末管理画面が表示されます。
続いて初期設定値パスワード「admin」を入力してログインすることで、総通信量や接続時間の確認が可能に。
ちなみに、この数字を覚えておかなくても、ページをブックマークに追加する、ホーム画面に追加するなどしておけば次回のアクセスも楽々です。
FS030Wの通信量を自動的にリセットする方法
- 管理画面にログイン
- 「モバイルネットワーク設定」>「データ通信量」を選択
- 「自動リセット設定」>「有効」を選択、リセット日を1日設定
リセット日は月単位だけでなく週や日単位で設定できますが、20GBや30GBの上限のあるプランを契約している人は、速度制限対策のために1日の月単位リセットをおすすめします。
ホーム画面の通信量表示に最大値を設定する
- 管理画面にログイン
- データ通信量
- データ通信量最大値に任意の数字を入力
- 「適用」を選択して設定完了
20GBを申し込んでも、使っているうちにMAX何ギガまで使えたんだっけ…となるのが心配であれば、端末設定から最大値を設定をしておきましょう。
ホーム画面に表示されるだけでも、通信量を使いすぎていないか気に掛けながら使うことができます。(下の写真では試しに10GBで設定。)
FS030Wのアプリからログインする
(参考:「+F 設定ツール」富士ソフト公式)
一応「+F 設定ツールアプリ」も紹介すると、基本的な機能はこちらも同じ。ブラウザ同様、電池残量や使用データ量などがチェックできます。
アプリがあれば、パスワードを入力しなくても端末側にあるQRコード(ボタンを3回押して出てくる画面)を使って簡単に接続することも可能です。
ギガゴリWiFiの通信速度を実測
ギガゴリWiFiの通信速度を実際に計測しました。(三度計測した平均値を記載)
計測に使った端末はiPhoneSEで、アプリはSpeedTestです。
時間 | 下り(Mbps) | 上り(Mbps) |
9:30 | 20.1 | 10.1 |
12:30 | 24.6 | 16.6 |
15:00 | 21.4 | 12.5 |
17:00 | 23.6 | 12.7 |
20:00 | 33.0 | 12.6 |
21:00 | 28.3 | 11.1 |
22:00 | 18.0 | 15.2 |
15時に計測したWiMAXは下り(ダウンロード速度)で30Mbps以上出ていましたが、ギガゴリWiFiは20Mbps程度。
ただ朝・昼・夜の混雑しやすいと言われる時間帯ではギガゴリWiFiの方が速度が出ていました。
特にギガゴリWiFiはほぼ終日で速度が20Mbps以上が安定して出るなどムラがないのが魅力的。
TwitterやInstagramを使っていても画像の表示が遅いなどはありませんでしたし、電波が途切れて使い物にならないなんてこともありませんでした。
【補足】
ダウンロード速度である「下り」速度の数値が高いほどSNSや動画の読み込みが速く、アップロード速度である「上り」の数値が高いほど写真や動画のアップに掛かる時間が速くなります。
【結論】ギガゴリWiFiは満足に使えてプランも割安でコスパ高い!!
ギガゴリWiFiの20GB・30GBの端末FS030Wについて見てきました。
SIMカードを切り取って入れるという作業があるものの、それさえやってしまえば接続は簡単。
- 大きすぎず場所を取らないサイズ
- 通信に困らない程度の安定した速度が出る
- 最大15台まで使える
といった点は非常に便利ですし、この満足度ながら月2,350円から契約できる(30GBは月2,650円)ため、コスパの良いポケットWiFiだと言えます。

【当サイト経由で2年目も安いまま!】ギガゴリWiFiのメリット・デメリット、口コミや評判を調査、無制限で料金最安って本当?
1年単位で気軽に契約できる割安なポケットWiFiを探しているなら、ギガゴリWiFiはかなりおすすめです。ぜひ検討してみてください。
