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オンライン帰省とは?通信量が少なく済むおすすめアプリや必要なネット環境を解説

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政府の専門家会議から、帰省自粛等を含めた「人との接触8割減らす10のポイント」が提言されました。

そこで帰省自粛の代わりに提案された「オンライン帰省」が話題になりましたね。

本記事では、オンライン帰省の意味や、オンライン帰省の方法やおすすめのアプリについて解説していきます。

オンライン帰省とは?

オンライン帰省の意味や、そのために必要な環境とはどのようなものでしょうか。

実際に実家に帰るのではなく、ビデオ通話で家族や親戚と交流を持つこと

オンライン帰省とは、ビデオ通話を使って家族や親戚と顔を見て話しをすることを意味します。

親から「大型連休やお盆くらい帰ってきなさい」「孫の顔が見たい」と言われていたとしても、自分が保菌者だったとしたら、帰ることで家族にウイルスをうつしかねません。

そこで専門家会議が提案したのが、ビデオ通話で実家の家族や親戚と顔を見て話すこと。

まあ言ってしまえばビデオ通話するだけなので、日頃からアプリなどを使って通話している人からすると何も特別なことではないですが…。

ただ、普段は全く連絡を取らないという人や、電話はするけどビデオ通話はしないなんて人は、これを話のネタにして、家族や親戚と「オンライン帰省」してみるのも良さそうです

互いにビデオ通話のできるネット環境が必要

問題は、互いに何かしらのネット環境がないと、「オンライン帰省」ができない点にあります。

こちらがスマホやタブレット、パソコンなどを持っていても、実家にWiFi環境がなかったり、家族がガラケーしか持っていなかったりするのはよくある話。

わざわざ固定回線工事をしてもらうのもお金が掛かりますし、面倒です。

人との接触を避けながら「オンライン帰省」に間に合わせるなら、こちらでポケットWiFiやホームルーター、タブレットなどを用意して、初期設定をしたうえで実家に送るという方法があります。
(契約者と利用者が違う場合、利用者の本人確認書類などが必要になることがあるので注意)

ポケットWiFiやホームルーターであれば固定回線のように大掛かりな工事も要りませんし、スマホよりも画面の大きなタブレットがあれば、こちらの顔もよく見えるはずです。

しかし、製品や機器だけAmazonで買って送り付けるだけでは、WiFiのパスワード設定などが分からずビデオ通話に至らないなんて可能性も大いにあり得ます。

ですから、こちらでWiFiの接続設定やアプリのダウンロードなどを済ませたうえで郵送するなり、手順を電話で説明するなりして、何らかの対応をすることは考えておいたほうが良いでしょう。

オンライン帰省をする方法や必要なこと

オンライン帰省に向けて必要なことをまとめました。

ポケットWiFiやホームルーター、タブレットなどのネット環境を整備する

前述の通り、実家のネット環境が整備されていないと、オンライン帰省をすることもできません。

早急に対応するなら、固定回線工事の要らないポケットWiFiやホームルーターの利用がおすすめです

例えば、ポケットWiFiならどんなときもWiFiやTHE WiFi、ホームルーターならソフトバンクエアーなどがあります。

この機会に実家にWiFi環境を置くことにしても良いですし、契約期間に縛りのないポケットWiFiを2か月程度の短期間借りてみるのも良いでしょう。

1か月単位でレンタルできるポケットWiFiについては、こちらの記事で詳しく紹介していますのでぜひ参考にしてください。

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SkypeやLINEよりも、低通信量で途切れずに済む無料通話アプリはZoom

「とりあえずLINEを入れているし、LINEでビデオ通話すればいい」と思っている人も多いかもしれませんが、LINEは電波が弱いとビデオ通話中に止まったり、切れてしまったりすることがよくあります

ビジネスでよく使われるSkypeも同様です。

ただ、せっかく家族とビデオ通話をするのに、満足に通信できないのはちょっと困りますよね。

そこでおすすめしたいのが、Zoomです。最近はオンライン飲み会でZoomを使っているという人も多いのではないでしょうか。

まず、良く使われる無料通話アプリの通信量について確認してみましょう。

ビデオ通話 Zoom LINE  Skype
1時間の
通信量
(目安)
約300MB
(60~500MB)
約300MB 約2GB
登録しやすさ
(URLから簡単)
○~△
(連絡先があれば早い)

(ややこしい)

Zoomの通信量はLINEと変わらないくらい、もしくはそれより少なく使えることが多く、Skypeよりも圧倒的に少ないことが分かります。

通信量が少なく済むということは、回線が混雑しても画面が止まったり途切れたりすることが少ないということ。

しかも、LINEやSkypeと違ってZoomは、招待URLを開くだけで使えるなど初期設定が簡単で気軽に利用できます。

つまりZoomは、家族とのビデオ通話にうってつけというわけです

Zoomの使い方やダウンロード方法などの詳細についてはこちらの記事を参考にしてください。

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ビデオ通話は通信量の消費が激しいので、4GよりはWiFiで通信する

ちなみに、実家に居る家族がスマホを持っていたとしても、オンライン帰省による通信量の使いすぎには注意が必要です。

前述の通り、Skypeより少ないとは言っても、LINEやZOOMの通信量は、平均で1時間300MBほど

つまり、3時間で約1GBほどは通信量を消費してしまうことになります。

もし実家の親がらくらくスマホなどで通信量の少ない料金プランで契約していると、あっという間に上限に達して速度制限に掛かったり、普段よりも高い通信料金になったりする可能性も。

後になって困ることのないよう、オンライン帰省はできるだけWiFi環境で利用するようにしてください。

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ビデオ通話しやすいようにタブレットをプレゼントする

私は実家への帰省を諦めたので、本当は掛かっていたであろう費用を回して親にタブレットをプレゼントできないかと考え中です。

電話はしても、ビデオ通話となるとボタンなども小さくて操作しにくいからやりたくない(本当は顔が映るのが恥ずかしいのだろうけど)という人は多いはず。

タブレットくらいのサイズが、小さすぎず大きすぎずでビデオ通話にはちょうど良さそう。

ちなみに、私の実家にはWiFiがあるので、タブレットで約2万円くらいの予算。もしポケットWiFiも付けるとしても、3万円くらいの予算で収まります。

家族の新幹線代より安いと思ってプレゼントしてみると、喜んでくれるかもしれません。

ビデオ通話なら顔を見て話せるが、形にこだわる必要はない

「オンライン帰省」をするために必要なことや方法について紹介してきましたが、「オンライン帰省」は、あくまでも人との接触を減らすために提言された方法であって、無理に強制してやるものではありません。

ビデオ通話に限らず、いつもより長めの電話をしたり、あえて手紙を書いて現像した写真を送ったりするだけでも、互いの気持ちは届くでしょう。

リアルタイムでの会話が難しければ、子どもや孫の成長を動画や声で届けるのも一つです。

こんなご時世ですから、ビデオ通話という形にこだわらなくても、自分のできることでふるさとや家族を思いやって過ごしていけると良いですね。

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