光回線

光回線の工事ができない理由を戸建て・マンション別に解説。工事できない場合の対処法も合わせて紹介

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有線で繋ぐ光回線は開通工事が必要ですが、その工事ができない為、光回線自体が利用できないケースがあります。

本記事では、光回線の工事ができないことがある理由について解説し、工事できない場合の代替案もまとめているので、ぜひ参考にしてください。

〈PickUp〉選ぶべき光回線

使ってるスマホで選ぶ

セットで使うとスマホ代が毎月最大1,100円/1回線割引

  • ドコモユーザー・・・ドコモ光(光コラボ)
  • ソフトバンク、Y!mobile・・・ソフトバンク光(光コラボ)
  • au、UQモバイル・・・auひかり(独自回線)、ビッグローブ光(光コラボ)
  • その他・・・下記の「キャッシュバック+料金」でお得な光回線

キャッシュバック+料金で選ぶ

  • auひかり・・・最大72,000円のキャッシュバック
  • ビッグローブ光・・・最大63,000円のキャッシュバック
  • eo光(関西圏)・・・月額料金大幅割引+キャッシュバック
  • コミュファ光(東海圏)・・・最大105,000円のキャッシュバック

光回線の工事ができず、利用不可となる場合あり

光回線の工事の流れは一般的には次のように進みます。

  1. 契約したい人が申込みをする
  2. 回線業者から連絡が来て工事日を調整
  3. 事前調査
  4. 工事
  5. 開通

光回線の工事ができないと判断されるタイミングは「申込み」「事前調査」「工事」の3つです。

多くの場合は2つ目の「事前調査」の時点で、建物の構造や内部設備、立地などの観点から工事ができないと判断されてしまいます。

戸建てや集合住宅によっても工事ができない理由は異なりますが、だいたいは以下の理由に集約されるでしょう。

【共通】

  • 居住エリアが希望する光回線に対応していない

【戸建て】

  • 電柱が遠い
  • 河川や道路をまたぐため国の許可が必要
  • 建物の所有者の許可がおりない
  • 隣の家の上に線を通す許可が下りない

【マンション(集合住宅)】

  • 契約できる回線が決まっている
  • 管理会社や大家さんの許可が下りない
  • 電柱よりも部屋の高さが高い
  • ポートの空きスペースが無い

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パターン1、申込み時点で工事NG

NTT東日本/西日本の光回線は全国的に張り巡らされていはいるものの、必ずしもどの地域にもNTTの回線があるとは限りません。

その為、フレッツ光やドコモ光(詳細)、ソフトバンク光(詳細)といった光コラボでも使えない地域が存在しています。

地域全体でCATV(ケーブル)を使っているところもありますし、NURO光(詳細)やauひかり(詳細)は一部の地域のみが提供エリアとなっています。

【2024年版徹底比較】光回線のおすすめ・選び方は?料金・キャッシュバック・セット割からわかるおすすめランキングや初心者でもわかる失敗しない選び方をまとめて紹介
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地域でCATVが普及していて光回線が引かれているエリアに該当していない

CATVの仕組み

地方の郊外や山間の地域では、大手の光回線ではなくCATV(ケーブル)が普及しているところが多いです。

CATVだけでTVや電話、インターネットなどの通信をすることができるため、わざわざそれ以外に別の光回線を引く必要性がなく、他の回線が入ってきていない可能性があります。

NURO光やauひかりなど特定のエリアにしか対応していない回線だったから

光コラボ以外の光回線は以下の通りエリアが限定されています

【NURO光の提供エリア】

NURO光エリア

提供エリア外では工事はもちろん、そもそも申込みをすることができません。

また、マンション等の集合住宅の場合は提供エリア内であってもマンションが対応していないという理由で工事不可、申込み不可となる場合があります。

提供エリア・導入可能マンションか否かは各光回線のサイトで確認することが可能です(確認しなくても申し込みを進めれば可能かどうかわかります)。

パターン2、事前調査で工事NG

提供エリア内で申し込みが完了すると、開通工事前に利用する電柱、どのように部屋までつなげるか、建物の設備はどうなっているかという事前調査が行われます。

この調査時に、設備や要望により光ファイバーをつなげることができないと判断された場合は工事不可となりその光回線を利用することができません。

このパターンで光回線の工事ができないとなると、違う光回線でも工事不可となる場合がほとんどで、光回線自体の導入が困難となってしまいます。

パターン3、工事当日に工事NG

事前調査で工事可能となっていても、開通工事当日、実際に工事を開始してからやっぱりできないとなる場合もあります。

事前調査の不足、工事してみて初めてわかった不具合、許可をとっていなかった(とれなかった)など理由は様々です。

再工事となるか、工事自体不可となり導入不可となるかは、工事ができなかった理由によって異なります。

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※:工事費用はかからない

どうしようもない事情があったということなので、工事ができない場合は工事費用が掛かることはありません。

ちなみに、工事をしてからキャンセルをしたくても工事費用は請求されてしまうので、注意してください。

光回線の工事ができない理由【戸建ての場合】

ではここからは、建物種別による工事ができない理由を解説していきます。まずは戸建ての場合です。

電柱が遠い

自宅まで回線を引き込むには、最寄りの電柱から自宅までの距離が重要です。

電柱が遠すぎる場合は、自宅に回線を引き込むために新たに電柱を建てなければいけません。

その際に発生する費用は、約10万円から30万円ほど

事前調査が済んだ回線業者から電柱設置に掛かる費用を提示されると、そこまでして引くべきかちょっと考えてしまいますよね。

それだけの費用を掛けるくらいなら、他の手段を講じたほうが良さそうです。

最近では、景観保護などによって無電柱化が進んだ地域も増えてきました。

ケーブルや電話線が地中に埋められており、自宅まで回線パイプが通っていればそのまま回線を引き込むことができるので、電柱が近くになくても問題はありません。

(参考:国土交通省「道路の無電柱化低コスト手法導入の手引き(案)- Ver.1 -」)

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河川や道路をまたぐ必要があり許可が必要なため

最寄りの電柱が河川や道路をまたぐことになる場合、国の許可が必要になる場合があります。

回線業者から依頼をしてその許可が下りなかったとなると、光回線を引き込むのは難しいでしょう。

建物所有者の許可がおりない

auひかりの工事の概要

(引用:「auひかり工事の概要」)

最近の工事では、建物壁に配線を固定するために留め具を使い、電話配管やエアコンダクトを使って極力建物に穴を空けないような配慮をされていることが多いです。

ただ、「固定回線の工事をすると壁に穴が空く」「壁に金具跡が付くのは嫌だ」という考えを建物所有者がもっていると少し厄介かもしれません。

光回線工事をする際には、必ず建物所有者と話をして理解を得ておくようにしましょう。

隣の家の上に線を通す必要があるが許可してもらえない

電柱が近くにあっても、引き込むには隣の家の上を通さなくてはいけないというケースがあります。

回線を引きたい側としては何としてでも通してほしいですが、相手の立場になって考えてみると、自宅の上を電線が通るとなると、あまりいい気持ちではありませんよね。

しすてもし、隣人の許可が下りなかった時は工事不可となり光回線の導入ができません。

なお、隣家への許可取りは回線業者がしてくれるので、こちら側が直接尋ねることはありません。

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光回線の工事ができない理由【マンションの場合】

続いてマンション等、集合住宅で光回線の工事ができない場合についてです。

マンションによって契約可能な光回線の種類が決まっているから

マンションの場合、基本的にはすでにそのマンションで導入されている光回線から選ぶ必要があります。

たとえばフレッツ光対応のマンションであればフレッツ光もしくは光コラボ、auひかりの回線を引いているマンションでは、auひかりしか利用できません。

その為、提供エリア内であっても利用したい光回線が申し込みもできないというケースが多々あります。

管理会社や大家さんの許可がおりないから

最初からLANポートやモジュラージャック、光コンセントが配置されている部屋なら特に問題はありません。

しかし、集合住宅として回線を引いていない建物だった場合、新たに内部設備工事や各戸の工事などが必要になってきます。

入居時の契約書に「工事をする場合は許可を得ること」と記してあるところがほとんどなので、勝手に契約するのはもちろんダメです。

許可が得られなければ、工事に進むことは難しいでしょう。

3階建て以降の高さ(戸建て対応タイプで契約の場合)

回線が引き込まれていない場合で、アパートなど2階以下の高さであれば、マンションプランではなくホームタイプでの契約になる場合があります。

両プランの違いは、電柱から回線を引き込むかマンション内部の設備を通して引き込むかです。

つまりは、規模の小さな集合住宅ではマンションタイプに必要な設備機器が無いため、電柱から直接部屋に引き込んで対応するしかないということですね。

しかし、3階以上になると電柱よりも部屋の方が高くなってしまうことがほとんどで、ホームタイプの適用すらできない場合もあります。

いくつか依頼することで工事ができたという人もいるので、ダメ元で依頼することも選択肢に入れておくと良いですね。

ちなみにNURO光は個別での引き込みに階数制限がなく、高層マンションでも利用可能となっていますので、もし個別で申し込みたい場合にはおすすめです(絶対OKではありませんが)

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マンションの集合装置のポートに空きスペースがないから

VDSL方式

築年数が経っているマンションやアパートの場合、建物の回線を管理している集合装置のポートが不足していると、回線環境が整っていたとしても利用できないことがあります。

そこで回線を利用するには、ポートを増やしてもらうか固定回線を利用する人が減るのを待つかになってきますが、どちらもいつになるかは分かりません。

新たに引っ越す時は、ネット回線が整備されていたとしてもすぐに使えるのかを確認しておくべきです。

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光回線の工事不可となった場合の解決方法

光回線の工事ができないと言われた場合の、その後の対応についてまとめました。

利用可能な光回線を探す

希望している光回線が提供エリア外であったり、マンションが対応していないことが理由で工事ができないのであれば、利用可能なものを探しましょう。

以下の記事で光回線のエリアについて紹介しているので参考にしてみてください。

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基本的には光コラボ(ドコモ光、ソフトバンク光など)は全国対応しています。なお自分の住んでいるマンションがどの光回線に対応しているかわからない場合は管理会社等に確認してみてください。

マンションでも戸建てタイプを利用する

マンションの場合、3階以下であれば電柱から部屋に直接光回線を引き込む戸建てタイプでの申込みが可能で、そのマンションで契約可能な光回線以外の申し込みもできる場合があります。

戸建てタイプは、マンションタイプよりも通信速度が速く安定しているのでおすすめのやり方です。ただしマンションタイプに比べると月額料金が高いというデメリットがある点は考慮しましょう。

なおNURO光では3階以下ではなく、階数制限なしで戸建てタイプの導入が可能なので4階以上に住んでいる人でも利用できます。

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ホームルーターを利用する

固定回線の替わりにホームルーターを契約する方法もあります。工事不要で契約後コンセントを挿すだけで通信ができるため、小難しい設定などは必要ありません。

ホームルーターの中で代表的なものは、ドコモhome 5GモバレコAirGMOとくとくBB WiMAXなどがあります。

ホームルーターは後述するモバイルWiFiに比べて端末が大きいため、速度が速く、同時接続台数も多いなどメリットも多いです。

ただし有線の光回線ほどの速度はでない点は注意が必要です。詳細は以下の記事を参考にしてみてください。

【2024年最新】ホームルーター・置くだけWiFiランキング。速度や料金、スマホとのセット割を徹底解説。
通信費を抑えるために家でWiFiを使いたいけど、固定回線をひくのは面倒、固定回線をひく工事ができない…という人におすすめなのがホームルーター。 しかし、工事不要のモバイルルーターにはいくつか種類があるため、調べれば調べるほど、どれを選べばい...

モバイルWiFiを利用する

光回線が導入できないという人にはモバイルWiFiもおすすめです。

100GBなどの大容量が光回線よりも安く利用できますし、持ち運びも可能。スマホを最小容量のプランにすることで通信費全体の節約にもなります。

〈PickUp〉おすすめモバイルWiFi

 

  料金 通信
速度
エリア
楽天モバイル
無制限
3,278円
GMOとくとく
BB WiMAX

無制限
3,762円〜
ZEUS WiFi
100GB
3,212円〜

Point

ケーブルテレビ回線(CATV)を利用する

ケーブルテレビ(CATV)を利用するというのも一つの手です。光回線の導入ができなくてもケーブルテレビであれば可能という場合があります。

ただ光回線ほどの速度はでないという点に注意が必要です。

なお、2000年代に一気に広がったADSLは既に廃止が決まっており、新規申込みも終了していますが、光回線の引かれていない一部の地域では廃止後も引き続き利用は可能です。

詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

ADSLの終了!廃止時期や乗り換え先案。代わりの回線は光回線、それともWiMAX?
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大容量の通信できる方法は多い。他の手段を検討するのもあり

光回線が工事できない理由についてまとめると、次の通りです。

  • 居住エリアが希望する光回線に対応していない
  • 電柱が遠い
  • 隣の家の上に線を通す許可が下りない
  • 川や道路をまたぐため国の許可が必要
  • 建物の所有者である家族の理解が得られなかったから
  • マンションで契約している回線が決まっている
  • 管理会社や大家さんの許可が下りない
  • 電柱よりも部屋の高さが高い
  • 集合装置(ポート)の空きスペースが無い

どうしても工事できない場合は仕方が無いと割り切って、モバイルWiFiやホームルーター代替手段で対応するのが賢明です。

いずれの場合も自宅でどの程度使えるかエリア確認をしたうえで申し込みをしましょう。

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