格安SIM

LINEMOとY!mobileの違いを徹底比較、料金・データ繰り越し・家族割・学割等から選ぶべきものを判断しよう

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LINEMOとY!mobile、どちらも安いスマホでどちらにしようか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

両者は運営会社が同じであるものの、意外と違う点が多く、それぞれ使い方次第で選び方が異なります。

本記事ではLINEMOとY!mobileの違い、そして選び方をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

LINEMOとY!mobileは同じソフトバンクが運営、しかし違いは多数

LINEMOY!mobileはどちらも同じソフトバンク株式会社が運営しているスマホです。

ソフトバンクも含めて、以下のように位置づけられています。

  • ソフトバンク・・・メインブランド
  • LINEMO・・・オンライン専用格安ブランド
  • Y!mobile・・・サブブランド

LINEMOもY!mobileもどちらもメインブランドと比較して料金がかなり安いという共通点を持っています。

ただ料金のみならず、サービス内容も含めて違いはかなり多く、全く違うものであり、それぞれに一長一短があります。

LINEMOとY!mobileの違い

では具体的にLINEMOとY!mobileの違いを細かく見ていきましょう。

  LINEMO Y!mobile
回線品質
容量、料金 3GB:990円
20GB:2,728円
3GB:2,178円
5GB:2,728円
15GB:3,278円
20GB:3,828円
25GB:4,158円
30GB:4,708円
※20GB、30GBはデータ追加
オプション利用時
割引種類 なし 家族割
or
光回線セット割
割引後料金 3GB:990円
20GB:2,728円
3GB:990円
5GB:1,540円
15GB:2,090円
20GB:2,640円
25GB:2,970円
30GB:3,520円
※20GB、30GBはデータ追加
オプション利用時
家族割 なし △1,188円/月
(2回線目以降)
光回線セット割 なし 対象:ソフトバンク光
△1,188円/月
かけ放題
オプション
5分以内定額:550円
完全かけ放題:1,650円
10分以内定額:770円
完全かけ放題:1,870円
学割 なし 12ヶ月間△1,100円
(15GB以上のプラン)
データ繰り越し 不可 可(翌月)
留守番電話
着信お知らせ
着信転送
220円 無料
制限時の速度 3GBプラン:300kbps
20GBプラン:1mbps
3GBプラン:300kbps
15GBプラン:1mbps
25GB:1mbps
店舗 なし あり
キャリアメール なし @ymobile.ne.jp
(無料)

回線品質

回線品質はLINEMOY!mobileともに良好。30〜100mbps程度の通信速度がでます。

一般的な格安SIM(キャリアから回線を借りて通信サービスを提供しているSIM)は、通常時の通信速度が遅いだけでなく、昼休みや夕方など回線が混雑する時間帯に極端に速度が低下するというデメリットがあります。

しかしLINEMOやY!mobileはそういった心配なく、快適にインターネットを利用することができます。

容量、基本料金

LINEMOには3GBと20GBの2つのプランがあるのに対し、Y!mobileには3GB・15GB・25GBの3つのプランがあります。

またY!mobileではデータ増量オプションが550円で利用でき、3GB→5GB、15GB→20GB、25GB→30GBに増やすことが可能です。

さらにこの増量オプションは現在キャンペーンで1年間無料で利用することができます。

基本料金はLINEMOが圧倒的に安いです。同じ3GBで見るとわかりやすいですが、両者には1,000円以上の差があります。

ただLINEMOには割引がないのでこれ以上安くなることはない反面、Y!mobileは家族割・光回線とのセット割で大幅に割引されるので、一概に基本料金だけで比較はできません

  LINEMO Y!mobile
容量、料金 3GB:990円
20GB:2,728円
3GB:2,178円
5GB:2,728円
15GB:3,278円
20GB:3,828円
25GB:4,158円
30GB:4,708円
※20GB、30GBはデータ追加
オプション利用時

家族割

LINEMOには家族割がありませんが、Y!mobileには家族割があり、2回線目以降は全プランで2回線目以降で1,188円の割引を受けることができます。

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光回線とのセット割

Y!mobileではソフトバンク光とセットで使うと全プラン1,188円の割引を受けることができます。

また割引は家族分の適用可能(家族で4回線使っていれば1,188円×4=4,752円の割引)です。

家族割との併用はできませんが、光回線とのセット割は1回線目から適用されるので、全回線が安い料金で利用できることになります。

一方でLINEMOには光回線とのセット割による割引がありません。

割引後料金

割引後の料金は以下の通りです(LINEMOは割引が無いのでそのままの料金)。

  LINEMO Y!mobile
割引後
料金
3GB:990円
20GB:2,728円
3GB:990円
5GB:1,540円
15GB:2,090円
20GB:2,640円
25GB:2,970円
30GB:3,520円
※20GB、30GBはデータ追加
オプション利用時

Y!mobileは家族割、光回線とのセット割いずれかを適用できさえすれば、LINEMOと同等、もしくは安くなります。

しかも現在はデータ増量オプションが1年間無料のキャンペーンを行っている為、20GB及び30GBがそれぞれ15GB、25GBと同じ料金で使うことができます。

割引を適用できるか否かがLINEMOを使うか、Y!mobileを使うかの大きな判断基準の一つになることがわかりますね。

かけ放題オプション

  LINEMO Y!mobile
かけ放題
オプション
5分以内定額:550円
完全かけ放題:1,650円
10分以内定額:770円
完全かけ放題:1,870円

完全かけ放題オプションはLINEMOの方が若干安いです。

ただ時間が決まっている準定額はLINEMOが5分、Y!mobileが10分と時間が異なるので一概にどちらが良いとは比較できません。

個人的には5分では足りず10分あると使い勝手がかなり良いので、Y!mobileの10分定額の方を好みますが、これは個人によりますね。
LINE通話メインだからそもそもかけ放題オプションがいらないという人も多いでしょうし。

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学割

Y!mobileは5〜18歳以下の人を対象とした学割(親子割)があります。概要は以下の通りです。

  • 対象年齢・・・5〜18歳
  • 対象プラン・・・15GB・25GB
  • 割引額・・・△1,100円(親回線・子回線どちらも適用)
  • 割引期間・・・12ヶ月間
  • 家族割との併用可
  • 子供1人だけで利用する場合も割引適用

15GBプランの基本料金は3,278円かかりますが、家族割(△1,188円)、親子割(△1,100円)が適用されるので、990円で使えるということになります。

割引期間は12ヶ月間だけと制限されていますが、割引は親回線にも適用されるので合計24,000円の割引となるわけですから、かなり大きいです。

一方でLINEMOには学割がありません。

データ繰り越し

LINEMOではデータの繰り越しができません。3GBプランで2GBしか使わなくても、翌月はまた3GBです。

一方でY!mobileは翌月までデータ繰り越しが可能。3GBプランで2GBしか使わなければ、翌月4GB使うことができます。

毎月容量を使い切って速度制限となることが前提とした使い方をする人には関係ないですが、節約しながら使う人には繰り越しできるか否かはかなり大きいです。

制限時の速度

制限時の速度はどちらも同じ。3GBプランは300kbps、15GB以上のプランなら1Mbpsです。

ちなみに300kbpsだとLINEはできるが動画視聴は最低画質でぎりぎりという速度です。

一方で1Mbpsあると動画が標準画質でもスムーズに見ることができます。制限されても動画を見ることができるというのは大きいです。

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店舗

LINEMOはオンラインのみに限定されたサービスの為、窓口自体がなくソフトバンクショップ等で契約・相談することができません。

一方でY!mobileは店舗がかなり多くあり、家電量販店の中にもブースが設置されています。契約自体はオンラインで行うことをおすすめしますが(オンラインの方が特典が良い為)、いざという時に窓口で相談や手助けをしてほしいという人はY!mobileの方が向いています。

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キャリアメール

Y!mobileでは「@ymobile.ne.jp」というキャリアメールを利用で使うことができます。一方でLINEMOにはキャリアメールがありません。

ただY!mobile、LINEMOどちらもキャリア(ドコモ、ソフトバンク、au)で使っていたキャリアメールを月330円で継続利用できるオプション(メール持ち運びオプション)があります。

LINEMOとY!mobileの違いをまとめると

ここまでLINEMOとY!mobileの違いについて詳細を解説してきましたが、一旦まとめてみましょう。

サービスが充実していて使い勝手が良いのはY!mobile

データ繰り越し、留守電等の着信オプション、窓口対応、キャリアメールなどはY!mobileだけ、LINEMOにはありません(もしくは有料オプション)。

その為、サービスが充実していて使い勝手が良いのはY!mobileです。

ただ基本料金はその分高いです。家族割、光回線とのセット割、学割が適用できればLINEMOよりも安く使えますが、割引無しだとLINEMOよりも1,000円以上高くなってしまいます。

割引関係なく安く使えるのはLINEMO

LINEMOは家族割、光回線とのセット割など関係なく、基本料金がそもそも安いというのが大きな特徴です。

その為、誰でも安く使うことができます。

サービス面はY!mobileに劣ってしまうものの、安く使いたいという人には良いスマホでしょう。

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LINEMOとY!mobileはどちらがおすすめ?選び方まとめ

ではここからは、具体的にどんな人がLINEMOが良いか、どんな人がY!mobileが良いかについて解説していきます。

家族割や光回線セット割が適用されるならY!mobile

家族で乗り換える場合、自宅で光回線(ソフトバンク光)を使っている場合はY!mobile

割引が適用されればLINEMOと同等、もしくは安く使えます。それでいてサービス面はY!mobileの方が優れています。

料金に差が無い(場合によっては高い)のにわざわざLINEMOを選ぶ必要は無いでしょう。

もしソフトバンク光以外の光回線を使っている場合は乗り換えがおすすめです。

セット割の恩恵は大きいですし、光コラボ同士の事業者変更であれば工事なしで乗り換えも簡単、キャッシュバックが貰えたり、解約違約金を全額負担して貰えるというメリットもあります。

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サービス・使い勝手重視の場合もY!mobile

多少高くてもサービスや使い勝手を重視するという場合もY!mobileがおすすめです。

やはり充実しているのはY!mobileですからね。

ただ基本的にLINEMOでも困ることはありません。

留守電等は使わない人は使わないし、キャリアメールもフリーメールで十分、窓口がなくオンラインのみであってもそれほど不都合はありません。データ繰り越しができないことも我慢できる範疇でしょう。

料金と比較して、どちらが良いか選ぶのが良いですね。

料金重視(一人で利用かつ光回線もなし)ならLINEMO

料金重視で、かつ一人で利用するので家族割の適用もできない、光回線も使っていないという場合はLINEMOですね。

割引無しのY!mobileとの料金差は大きいですから。

まとめ

LINEMOとY!mobileは意外と異なる部分が多いです。

一人で使うのか家族で使うのか、光回線を使っているか、使い勝手を重視するかによって選ぶべきものはかわってくるので、あらためて自分はどちらが良いのか確認した上で契約しましょう。

LINEMOの公式サイト

Y!mobileの公式サイト

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