多数の格安SIMがある中で、知名度がトップクラスのmineo。
単純に料金が安いというだけではなく、サービス面での充実も評判がよく、使い勝手の良い格安SIMだと言えます。
今回はそのmineoについて、特徴やプラン、料金、メリット・デメリット等を詳しく解説していきます。

mineo(マイネオ)はどんな格安SIM?概要や特徴まとめ
ではまず、mineoってどんなスマホなの?って部分をざっと紹介していきます。
MVNOタイプの格安SIMでdocomo・au・softbank回線を選択できる
現在、格安SIMには大きく分けて4つのタイプがあります。
概要 | 例 | |
キャリア タイプ |
キャリアが格安プランとして だしている格安SIM |
ahamo LINEMO等 |
サブブランド | キャリアと同じ会社がブランドを分けて だしている格安SIM |
UQモバイル Y!mobile |
MVNO | キャリアの回線網を借りて 通信サービスを提供する格安SIM |
mineo IIJmio等 |
新キャリア | 3大キャリア(docomo)などに 次いで最近できたキャリア |
楽天モバイル |
表の通り、mineoはMVNOというキャリアの回線網を借りて通信を行う格安SIMです。
利用できる回線はdocomo、au、softbankと3大キャリア全ての回線が利用可能で、どの回線のSIMにするかは契約時に選ぶことができます。
どれを選ぶかで基本的に大きな違いはありませんが、データ通信のみのシングルプランを利用する場合、SMSオプションの利用料に違いがあります。
- docomo・・・132円
- au・・・無料
- softbank・・・198円
【マイピタ・マイそく】プランが豊富で音声通話、データ通信のみなどが選べる
mineoは、マイピタという容量で決めるプランと、マイそくという使い放題だが通信速度の上限が決まっているプランの2つがあります。
- マイピタ・・・【容量】1GB・5GB・10GB・20GB
- マイそく・・・【最大通信速度】1.5Mbps・3Mbps
マイピタでは選んだ容量の範囲内では速度に制限はなく、場所・時間帯にもよりますが10Mbps〜30Mbps程度の速度がでます。ただし月の使用量が上限を超えると、通信速度は200kbpsに制限されます。
マイそくでは、選んだプランによって最大通信速度が1.5Mbpsもしくは3.0Mbpsに制限されます。代わりに月の使用容量に上限がありません。
なお、それぞれのプランでデュアルタイプ(音声通話+データ通信)、シングルタイプ(データ通信のみ)があり、シングルプランについてはオプションでSMSをつけることも可能です。

料金が安い代わりに通信速度が遅め
mineoに限らず、キャリアの通信網を借りて通信を行うMVNOタイプの格安SIMは通信速度がキャリアやサブブランドの格安SIMに比べて通信速度が遅めとなる場合が多いです。
キャリアやサブブランドであれば下りで50〜100mbps程度でるのに対し、MVNOだと10〜30mbps程度となるのが一般的です。
とはいえ基本的には高画質の動画でも難なくみれる速度ですので、普段はそこまで気にならないでしょう。
ただ12時から13時、18時から19時など、利用者が増える時間帯は回線が混雑して極端に通信速度が遅くなってしまうことがよくあるので注意が必要です。
それこそ1mbps以下になってしまい、動画閲覧はもちろん厳しく、SNSでも写真の読み込みが遅くて見れないなんてことがおきます。
これはmineoに限った話ではなくMVNOの格安SIM全般に言えることで、キャリアから回線を借りているが故に時間帯によってパンクしがちになってしまうのです。
時間帯によらず速度が安定しているキャリアやサブブランドとの大きな違いであるといえるでしょう。
なお、以下は実際のmineoの通信速度実測値です。
mineo(マイネオ)に関するちょっとした疑問点をまとめました。
12:30 | 16:00 | 20:00 | |
下り | 1.25Mbps | 23.21Mbps | 4.35Mbps |
上り | 8.03Mbps | 9.86Mbps | 10.47Mbps |
※下り速度:ダウンロード、受信時の速度、上り速度:アップロード、送信時の速度。
昼の測定の結果は下り1Mbps程度。混雑していない16時と比較するとたしかに速度が著しく低下していますね。
mineoのような人気SIMは、ユーザー数も多いため「使う人の多い時間帯」の混雑が激しく、他格安SIMより速度低下が顕著に現れるということは考えられます。
mineoの料金プランやキャンペーン等の詳細
音声 | データ通信 | |
料金/通信量 | ・1,298円/1GB ・1,518円/5GB ・1,958円/10GB ・2,178円/20GB |
・880円/1GB ・1,265円/5GB ・1,705円/10GB ・1,925円/20GB |
事務手数料 | 3,300円 | |
回線 | docomo・au・softbank | |
通話定額 | 10分以内無料:550円 かけ放題:1,210円 |
– |
SMS オプション |
無料 | docomo:132円 au:無料 softbank:198円 |
データ繰越 | 翌月まで可 | |
公式 | mineo |

料金プランは容量別のマイピタと通信速度別のマイそく
mineoには、使う容量でプランを決めるマイピタと、通信速度でプランを選ぶマイそくの2つがあります。
マイピタは1GB・5GB・10GB・20GBの4つから
マイピタは、スマホとしては一般的な容量から選ぶタイプのプラン。
音声 | データ通信 | |
1GB | 1,298円 | 880円 |
5GB | 1,518円 | 1,265円 |
10GB | 1,958円 | 1,705円 |
20GB | 2,178円 | 1,925円 |
mineoでは1GB・5GB・10GB・20GBの4つの容量から選ぶことができ、毎月この容量内であれば速度制限なく通信できますが、上限に達すると200kbpsに制限されます。

ただ、速度に上限がないからと言って通信速度が速いかというのは別の話であることに注意が必要です。mineoはあくまでMVNOでキャリアの回線を借りているので、キャリアやサブブランドに比べると通信速度は劣ってしまう部分がありますし、特に回線が混雑する時間帯(平日昼間など)は1mbpsを切ってしまう場合もあります。
mineoの大きな特徴として、小容量はコスパが悪く、大容量はコスパが良いという点が挙げられます。見てわかるように、1GBと20GBのプランで1,000円も差がありませんからね。
他社と比較しても大容量は安いですが、小容量は割高となっています(詳しくは下記で比較しています)。
マイそくは使い放題だが速度制限あり
マイそくは、毎月の容量に上限がない(使い放題)だが、代わりに最大通信速度が制限されるというもの。(3日で10GBを超えると翌日のみ200kbpsに制限)
音声 | データ通信 | |
スタンダード 最大1.5Mbps |
990円 | |
プレミアム 最大3Mbps |
2,200円 |
mineoの場合、マイピタプランで速度制限がない場合だと通常(回線が混雑する時間帯は除く)は10〜20Mbpsでるので、マイそくだとかなり速度が抑えられるということになります。
ただ速度的には動画も標準画質ならそれなりに快適に見れる速度。もちろんWebページ閲覧やSNSも使えます(プレミアムの方がやはり読み込み速度は速い)。
アプリや電子書籍のダウンロードでは著しく遅さを感じてしまいますが、そういった点は固定回線のWiFiを利用すれば問題なし。多少の遅さを受け入れることができるならありのプランでしょう。
もしマイそくを使ってみて遅くてだめだと感じたら、マイピタに変更することもできる(翌月適用)ので気になる人は使ってみてもいいかもしれません。
ただし、平日月曜から金曜のお昼時(12時から13時)は回線が混雑する時間帯ということもあって、32kbpsに制限されるということには要注意。
32kbpsだとはっきり言ってなにもできません。速度制限でよくある128kbpsでもろくに使えないのに、さらにその4分の1ですからね。
ですので、もしこのプランを使うなら平日の昼は通信はできないということを把握しておきましょう。
ちなみにマイそくでは1回330円で24時間、制限なしの速度で通信できる(マイピタと同じ速度)オプションがあるのでどうしてもという時は活用できます。

mineoの通話定額オプション
mineoの通話定額オプションは以下の2つです。
- 10分以内かけ放題・・・550円
- かけ放題・・・1,210円
料金的には他社に比べてかなり安くなっていますので、通話をよくする人にとってはメリットが大きいでしょう。
mineoの便利なオプション・サービス
mineoの大きな特徴として挙げられるのが、充実したサービスです。ここでは、特に使い勝手が良いおすすめのものをいくつか紹介していきます。
パケット放題Plus(月385円)
パケット放題Plusは、最大1.5Mbpsのデータ通信が無制限に利用できるオプション。料金は月額385円となっていますが、10GB以上のコースでは無料で利用できます。
1.5mbpsという速度があれば、快適とは言えないまでも動画も視聴できるレベル。上手く使えば、かなり容量の節約ができます。
通常時と速度制限時の切り替え方法はmineoアプリでスイッチをONにするだけでOKなので、使い勝手も良いです。
ただし3日で10GBを超える利用をすると、翌日は200kbps(翌々日朝に解除)に制限されるので完全に使い放題となるわけではない点に注意が必要です。
フリータンク(無料)
フリータンクはmineoユーザー全体でパケットシェアすることができる無料のサービス。
自分の容量が余った場合はフリータンクに入れて、逆に足りない月は引き出すことが可能です。
もちろんあくまで助け合うというサービスですから、自分だけタンクに入れずに引き出しまくって使うなんてことはできません。
累計のIN量(タンクに入れた量)をOUT量(タンクから引き出した量)が上回っている場合、以下が引き出す条件となります。
- 残容量が500MB以下
- 1回に引き出せる容量:500MBまで
- 1ヶ月に引き出せる容量:1,000MBまで
- 1ヶ月の利用回数:2回まで
条件をつけなければ大量に引き出すばかりの人が多くなるので当然ですね。
パケットギフト(無料)
パケットギフトは、自分の余ったデータ容量を他のmineoユーザーにプレゼントできるもの。
家族や友人とシェアするなど、余ったパケットを無駄にせずに使うことができるサービスとなっています。
パケットシェア(無料)
パケットシェアは、使いきれなかった容量を翌月に繰り越し、そのパケットをシェアメンバーとして登録した人とシェアできるというサービス。
家族間で登録しておけば、効率よく利用できるサービスです。
パケットチャージ(1回55円/100MB)
月の容量が上限に達すると、最大通信速度は200kbpsに制限されてしまうのでSNSなども含めてほとんどのことができなくなってしまいます。
そんな時に使えるのがパケットチャージです。100MBを55円で補充することができます。
MVNOの他社では1GBが550円なので容量あたりの料金としては特別変わりません。ただ、100MBという小さい容量で買えるのが大きなポイント。
月末のちょっとだけ足りないからほしいという時には、無駄に大きな容量を買わなくてすむので役立ちます。
お得なキャンペーン
mineoでは現在、以下のキャンペーンが行われています。
- マイそくプランが6ヶ月間330円割引
- 10分かけ放題が6ヶ月間440円割引
- 無制限かけ放題1年間220円割引
毎月の料金が安いMVNOタイプの格安SIMではあまり行われないものの、mineoでは比較的行われている傾向にあります。
データ繰越が可能
mineoでは、データ容量が余った場合に翌月まで繰越が可能となっています。
またパスケットという有料オプション(月110円)に加入すると、翌月に限らず無期限で繰り越すことも可能となります。
まり使わない月でも容量を無駄にすることなく、またたくさん使った月でも繰越があれば速度低下することなく使えるので便利です。
使う容量は割と毎月ばらつくものですから、繰越ができるというのは一つのメリットですね(ahamo等はできない)。
家族割・複数回線割(月55円の割引)
mineoでは、同一IDでの契約の場合は複数回線割、3親等以内の家族には家族割が適用され、どちらも月55円が割引されます。
光回線とのセット割
多くの会社で行われている光回線とのセット割ですが、mineoにもあります。
- 対象光回線サービス:eo光
- 割引額:光回線の料金から月330円割引
eo光は関西圏のみでのサービスであり、全国対象ではありませんが、利用している人はmineoをあわせて使うのが良いかもしれませんね。

mineoプチ体験
mineoでは、基本プランとなるマイピタ・マイそくの他にお試しとして月200MBを以下の料金で使える「mineoプチ体験」というプランがあります。
- 音節通話+データ通信:1,100円
- データ通信のみ・・・330円
MVNOを初めて使う人にとって、通信速度がどの程度なのかというのはかなり不安になる点。とりあえず一度使ってみたいという人に適したプランです。
ただたった200MBしかないのに1,100円するのでコスパとしては悪いです。ですので長期的な利用には向いておらず、もしポケットWiFiとの併用を考えるならOCNモバイルONEの0.5GBプラン(月550円)がおすすめです。
mineoと他社格安SIMを徹底比較
ではここからは、mineoと他の格安SIMについて比較した結果を確認してみましょう。
mineo | ahamo |
LINEMO |
povo | Y!mobile | UQモバイル | IIJmio | BIGLOBEモバイル |
OCNモバイルONE | 楽天モバイル | |
料金/通信容量 | ・1,298円/1GB ・1,518円/5GB ・1,958円/10GB ・2,178円/20GB |
・2,970円/20GB (5分通話無料込) |
・990円/3GB 2,728円/20GB |
・2,700円/20GB ・6,490円/60GB ・12,980円/150GB |
・2,178円/3GB ・3.278円/15GB ・4,158円/25GB |
・1,628円/3GB ・2,728円/15GB ・3,828円/25GB |
・850円/2GB ・990円/4GB ・1,500円/8GB ・1,800円/15GB ・2,000円/20GB |
・1,078円/1GB ・1,320円/3GB ・1,870円/6GB |
・550円/0.5GB ・770円/1GB ・990円/3GB ・1,320円/6GB ・1,760円/10GB |
・1,078円/3GB ・2,178円/20GB ・3,278円/無制限 |
使用回線 | docomo au softbank |
docomo | softbank | au | softbank | au | docomo au |
docomo au |
docomo | 楽天 |
回線品質 | △ | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ | △ | △ | △ | △ |
家族割等 | ・複数回線で55円/台割引 | – | – | – | ・2回線目以降 1,188円割引他 |
・自宅セット割で 最大858円割引他 |
光回線セット割 660円割引 |
・2回線目以降 220円割引 |
光回線セット割 220円割引 |
– |
オプション | ・通話定額10分:550円 ・かけ放題:1,210円 |
・1GB追加:550円 ・80GB追加:1,980円 ・かけ放題:1,100円 |
・通話定額5分:550円 ・かけ放題:1,650円 |
・通話定額5分:550円 ・かけ放題:1,650円 |
・通話定額10分:770円 ・かけ放題:1,870円 |
・通話定額10分:770円 ・かけ放題:1,870円 |
・通話定額5分:500円 ・通話定額10分:700円 ・かけ放題:1,400円 |
・通話定額3分:660円 ・通話定額10分:913円 |
・通話定額10分:850円 ・かけ放題:1,430円 |
・通話定額15分:1,100円 |
キャンペーン | ・10分かけ放題 6ヶ月440円割引 |
– | ・乗り換えでPayPay ポイント10,000円分 ・1年間通話オプション 550円無料 |
– | ・端末購入時、割引 ・PayPayポイント 最大10,000円分 |
・端末購入時、割引 ・データ増量 オプション無料 |
・通話定額オプション 6ヶ月410円割引 ・最大6ヶ月300円割引 |
・エンタメフリー 6ヶ月無料 |
– | ・端末購入で最大 24,000ポイント還元 |
各社で容量や料金だけでなく、通話定額のオプション料金やキャンペーン等が異なります。

プラン・料金の比較
mineoは大容量のコスパが良い反面、小容量のコスパがあまり良くないという特徴を持っています。
いくつかの容量で比較したものを見てみましょう。まずは1〜3GB。
- mineo(1GB):1,298円
- OCNモバイルONE(1GB):770円
- BIGLOBEモバイル(1GB):1,078円
- IIJmio(2GB):850円
- LINEMO
(3GB):990円
見てわかるように、mineoの1GBの料金は他社に比べて高く、LINEMOの3GBよりも高い料金となっています。
5GBのプランも同様にコスパとしては良くないです。ただmineoは大容量になるほどコスパがよくなります。10〜20GBで料金を見てみましょう。
- mineo(10GB):1,958円
- mineo(20GB):2,178円
- ahamo(20GB):2,970円(5分以内かけ放題込み)
- LINEMO
(20GB):2,728円
- IIJmio(15GB):1,800円
- IIJmio(20GB):2,000円
最安のIIJmioに比べると若干高いものの、便利なサービスが揃っていると考えれば十分許容範囲の料金です。
よってminoeは大容量(10GB以上使う人)向けにはかなりおすすめで、小容量しか使わない人はあまりおすすめしないサービスだということがわかります。
通信速度の比較
MVNOタイプの中で飛び抜けて遅いというわけではありませんが、キャリアタイプのahamo等、サブブランドのY!mobileなどと比較すると実測データ等からも遅いというのは正直なところです。
それでも普段使う分には快適性に不満が出るような速度ではありません。ただ動画を見る際はちょっとストレスを感じてしまうかもしれません。
ただ12時から13時、18時から19時など回線利用者が増える時間は回線が混雑してしまって極端に速度が落ちるという例が多々起こっています(1Mbpsを切る場合もある)。SNSであれば問題ありませんが、動画だと厳しくなり、もちろん快適とはいえません。
BIGLOBEモバイルに限らず、MVNOタイプの格安SIMを利用する場合はこの点を受け入れる必要があるということを覚えておきましょう。


mineoの疑問Q&A
mineo(マイネオ)に関するちょっとした疑問点をまとめました。
Q.テザリングはできる?
A.基本的には可能ですが、端末によってできない場合があります。
mineoの格安SIMはテザリングが可能です。
事前に公式の動作確認端末で、テザリングができるかどうか確かめておくのがいいでしょう。(mineo動作確認端末)
Q.エコネクトのオプションは必要?
A.基本は不要。決まった場所でWiFiを使う機会が多いならあり。
mineo WiFi byエコネクト(月額398円/2カ月無料)は、エコネクトというアプリを使うことにより、無料のフリーWiFiと有料の「Wi2」「モバイルポイント」の公衆WiFiスポットを利用できるようにします。
使用可能WiFi | |
![]() |
![]() |
街中でよく見かける「Wi2」や「mobilepoint」などのWiFiですね。カフェなどWiFiスポットのある場所にいけばWiFiが使える仕組みです。
逆にWiFiスポットがなければ利用することはできないので、行きつけのカフェや飲食店などにWiFiスポットが設置されているという場合でなければなかなか利用する機会は多くないでしょう。
このアプリは「エコネクト」の公式で契約することも可能。(エコネクト公式サイト)
mineoでは2カ月無料になりますが、料金自体は公式価格と同じです。
公式には登録するだけで無料のWiFiスポットが使えるようになる無料プランもあるので、基本的にはmineoでの契約は不要でしょう。
Q.支払い方法は?クレジットカード払いや口座振替は可能?
A.支払い方法はクレジットカードに対応。eo光ネット利用の場合のみ口座振替も可能。
mineoの支払はクレジットカードに対応。デビットカード、プリペイドカードでも支払いができます。
ただし口座振替は同じ運営会社オプテージが提供する固定回線「eo光ネット」に契約し、口座振替支払にしている場合でないと利用することはできません。
口座振替が可能な格安SIMは少ないので、クレカ以外で利用したいという人は以下を参考にしてください。
口座振替可能な格安SIM | ||
ドコモ 回線 |
mineo(条件付き) OCNモバイルONE BIGLOBEモバイル |
|
au回線 | mineo(条件付き) UQモバイル BIGLOBEモバイル |
|
ソフバ 回線 |
mineo(条件付き) Y!mobile |
ただし場合によっては、口座振替できるプランが限られていたり(例:BIGLOBEモバイルはデータSIMのみ口座振替可能)、特定のカードや方法でないと口座振替できなかったりするので気を付けましょう。

mineoのメリット・デメリット
ここからは、今まで説明したことを整理してメリット・デメリットを紹介していきます。
mineoのメリット
まずはmineoのメリットです。
大容量のプランが安い
mineoは大容量のプランほどお得な料金システム。
10GBを超えるプランについては、他社と比較しても十分に安いと言える料金でコスパが良いです。
さらに通話定額の料金も安く設定されており、キャリアがだした格安プラン(ahamoやLINEMO)よりもかなり安く利用することができるので、通信費を抑えたい人にはおすすめの格安SIMとなっています。
大容量使えるマイそくがある
通信速度に上限(1.5mbs or 3.0mbps)がある代わりに、月の容量の上限がなくなるマイそく。
他社にはない新しい料金プランで、容量が決まっているプランに比べれば速度は遅くて快適性は落ちるものの、動画は見ることができる通信速度です。
快適性が落ちる分、万人が活用できるサービスではありませんが。自宅の光回線やお店のWiFiと上手く組み合わせれば人によってかなり使い勝手は良くなるでしょう。
このようなプランがあるのもmineoの一つの魅力だと言えます。
※3日で10GBを超えた場合は翌日200kbpsに速度制限
便利なサービスが多数揃っていて使い勝手が良い
mineoには様々な便利なサービス・オプションがあり、格安SIMの中でも使い勝手はかなり良い方です。
- パケット放題Plus(1.5Mbpsのデータ通信が無制限)
- フリータンク(mineoユーザー全体でパケットシェア)
- パケットギフト(他のmineoユーザーに容量プレゼント)
- パケットシェア(登録したメンバーとパケットシェア)
- パケットチャージ(55円で100MB購入)
- パスケット(余ったデータ容量を無期限で繰り越し)
mineoのデメリット
では続いてデメリットです。
小容量のプランのコスパが悪い
mineoでは、1GB・5GB・10GB・20GBのプランがありますが、このうち1GBと5GBの小容量プランは他社に比べてかなり高く、正直言ってコスパが悪いです。
特に1GBのプランは1,298円。LINEMOの3GBプラよりも高い(990円)です。
もし小容量のプランを考えているなら、LINEMOやIIJmio、OCNモバイルONEがおすすめです。
通信速度が遅い(特に回線が混雑する時間帯)
MVNOの中で特別遅いというわけではありませんが、キャリアタイプ(ahamoなど)やサブブランド(Y!mobile)に比べるとやはり差があります。
特に利用者が増える時間帯(12時から13時、18時から19時であることが多いが他の時間帯でもある)は極端に遅くなってしまうこともあり、その点は快適性という観点でかなり大きなデメリットだと思います。
もし通信速度を重視するのであれば、違う格安SIMにした方が良いでしょう。
mineoの口コミ、評判
mineo(マイネオ)の口コミはやはり速度の評価についてが多かったです。
しかしうまく混雑する時間帯を避け、サービスを存分に使っているユーザからは高評価を受けています。
【速度の口コミ】
昼のこの時間に外に居ることがあんまりないんだけど、この時間mineo最悪に遅いな
(Twitter)
カッとなってmineo解約してきた
あまりにも遅かったしもういいやと
(Twitter)
平日の昼や夜など回線が混雑する時間帯メインで使う人は要注意。気の短い人だとかなりストレスになります。
【使い勝手の口コミ】
どうもスマホが遅いと思ったら
節約スイッチがオンだった
かれこれ1ヶ月半
残量残りまくりです#mineo (Twitter)
mineoにはさまざまな機能があるため、慣れないうちはこういったケースもあります。
自分に合ったサービスを選んで使うようにしましょう。
ちなみにスイッチのオンオフは私もよく忘れます。
【料金の口コミ】
携帯を、ソフトバンクからmineoに変えたんだけど、本当に安い…
softbank→月1万超え
mineo→月3000円くらいポケットWi-Fi待ってるからギガの心配もないし、SIMを変えるだけでこんなに安くなるのマジお勧めしたい…!
(Twitter)
格安SIMとポケットWiFiの組み合わせは、たくさんネットを使う人には最適。
格安SIMで20GB以上の大容量のプランを契約するより、ポケットWiFiを契約する方が月2,000円以上安くなります。
ルーターを持つ分荷物が増えてしまうことは否めませんが、通信費を節約するのにはおすすめの方法です。
まとめ:mineoは大容量ユーザーや、速度を気にしない人におすすめ
mineoの特徴をまとめると以下の通りです。
- 大容量プランのコスパは良いが小容量プランのコスパは悪い
- 通信速度が遅くてもいいならマイそくがおすすめ
- 便利なサービスが揃っている
- 回線混雑時は遅くなる
大容量プランのコスパが良かったり、通信速度が遅い代わりに月の容量が上限なしで使えるマイそくがあったりと、どういった使い方をするかによって向き不向きがあるものの、向いている人にはかなりおすすめの格安SIMとなっています。
