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So-net光プラスからドコモ光に乗り換えたい!事業者変更の手順を解説

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So-net光プラスからドコモ光への乗り換えは、「事業者変更制度(じぎょうしゃへんこうせいど)」を利用することで、面倒な工事や書類手続きなどをしなくてもすぐにできます。

契約期間や費用が気になってなかなか乗り換えに踏ん切りがつかないかもしれませんが、ドコモ光ならdポイント還元などが充実しているので、さほど心配する必要はありません。

そこで今回は、So-net光プラスとドコモ光との違い、So-net光プラスからドコモ光への乗り換え手順と、乗り換えに掛かる費用についてまとめたので、ぜひ参考にしてください。

So-net光プラスとドコモ光の違いを比較

まずは、ドコモ光に乗り換えることで何が変わってくるのか、違いをおさえておきましょう。

【月額料金】So-net光プラスが、3年目以降はドコモ光が安い

So-net光プラスは契約後2年間は安いものの、3年目に入ると割引額が少なくなり、月額料金は割高になってしまいます。

対して、ドコモ光は途中で料金が上がってしまうこともなく、3年目以降は戸建てタイプ・マンションタイプいずれもドコモ光のほうが安いです。

【戸建て】

So-net光
プラス
ドコモ光
1年目
~2年目
3,780円 5,720円
5,940円
3年目以降 6,138円

【マンション】

So-net光
プラス
ドコモ光
1年目
~2年目
2,728円 4,400円
4,620円
3年目以降 4,928円

したがって、So-net光プラスを3年以上契約している人は、ドコモ光に乗り換えたほうが月額料金を節約することができます

【セット割】So-net光プラスはauスマホ、ドコモ光はドコモスマホがお得

次に、スマホ(ケータイ)と光回線を一緒に使うことで割引を受けられる「セット割」についてです。

セット割を適用できるキャリアはそれぞれ異なっていて、So-net光プラスはau、ドコモ光はドコモのスマホ(ケータイ)の月額料金から、一定額が割引されます。

ドコモ
スマホ
au
スマホ
ドコモ光 550円
~1,100円
auひかり 550円
~1,100円

つまり、ドコモのスマホを使っている人は、ドコモ光に乗り換えたほうがお得です。

【プロバイダ】So-net光プラスはSo-netのみ、ドコモ光は24社から選択可

ユーザーとネットを繋ぐための役割をしている「プロバイダ」は、一つしかないこともあれば、複数社から選ぶこともあります。

So-net光プラスは前者のケースで、プロバイダはSo-netだけドコモ光は、GMOとくとくBBやOCNなどを含む全24社からプロバイダを選ばなければいけません

プロバイダにこだわりがある人には嬉しいですが、選ぶ作業すら面倒という人には、ちょっと厄介かもしれませんね。

ちなみに、2019年まではドコモのプロバイダでSo-netを使うこともできましたが、現在So-net forドコモ光はぷららに運営をバトンタッチし、新規申し込みができない状態となっています。

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【セキュリティ】ドコモ光のプロバイダによっては有料となる

ネットを使うなら、インターネットのセキュリティ対策はしておきたいもの。

So-net光プラスならカスペルスキーのセキュリティが無料でついていますが、ドコモ光は一部プロバイダでセキュリティ対策が有料となっています。

また、最初は無料でも1年や2年で有料に切り替わるものも多いので、よく確認してから申し込むようにしましょう。

ドコモプロバイダの全24社詳細は、以下の通りです。

【タイプA】

プロバイダ IPv6 ルータ
無料
CB セキュ
リティ
10Gbps
ドコモnet × ×
plala
15,000円
GMO
とくとく
BB

20,000円
@nifty
20,000円
×
DTI
10,000円
×
andline ×
BIGLOBE × ×
SIS × ×
hi-ho ×
ic-net × ×
Tigers-net
.com
× ×
エディオン
ネット
× × ×
SYNAPSE × × ×
BB.excite × ×
楽天
ブロード
バンド
× × ×
TikiTiki × × ×
@ネスク × × ×
01光コアラ × × × ×

(※1)○→IPv6(IPoE)接続に完全対応、△→IPv6対応だが接続方式がPPPoE
(※2)○→WiFiルーターを無料でレンタル可能、×→有料オプション
(※3)◎→条件なしでキャッシュバック可能、○→条件によって金額が変動する、×→なし
(※4)◎→永年無料、○→期限付きで無料(期間を記述していないものはすべて12か月間)、△→セキュリティオプションは有料、×→セキュリティオプションの提供なし
(※5)○→対応、×→非対応、なお「BB.excite」はタイプBとして契約可能

【タイプB】

プロバイダ IPv6 ルータ
無料
キャッシュ
バック
セキュ
リティ
10Gbps
OCN
20,000円
×
@TCOM × ×
TNC × × ×
@ちゃん
ぷる
ネット
× ×
AsahiNet × ×
WAKWAK × × ×

(※1)○→IPv6(IPoE)接続に完全対応、△→IPv6対応だが接続方式がPPPoE
(※2)○→WiFiルーターを無料でレンタル可能、×→有料オプション
(※3)◎→条件なしでキャッシュバック可能、×→なし
(※4)○→期限付きで無料(期間を記述していないものはすべて12か月間)、△→有料サービス
(※5)○→対応、×→非対応、なお10ギガプランでは「BB.excite」をタイプBで契約可能

なお、この中で最もおすすめのプロバイダは、タイプAのGMOとくとくBB

最大20,000円のキャッシュバックがもらえるほか、IPv6や無料WiFiルーターレンタルなどにも対応しています。

ドコモのスマホを使っている人や、月額料金を抑えたい人、dポイントを貯めたい人は、GMOとくとくBBからドコモ光を申し込むと良いでしょう。

 

ドコモ光×GMOの申し込みはこちら

 

So-net光プラスとドコモ光への乗り換えは簡単!

So-net光プラスからドコモ光へ乗り換える時のポイントと手順をまとめました。

どちらもNTT回線なので回線工事の手間が無い

まず肝心なことですが、So-net光プラスとドコモ光はどちらも、NTT回線を使った光コラボです。

つまり、契約窓口が異なるだけでどちらもNTT回線を使っており、通信技術は同じもの。

そのため、乗り換えたとしても回線工事の手間がなく、ネットを使えなくなる期間もなくなります

もちろん、光電話の電話番号も変わらないので安心です。

NURO光やauひかりなど、回線が異なるものを契約した場合に比べると、半端なく乗り換えやすい回線同士だと言えます。

ドコモ光のプロバイダにSo-netは選べないので必ず変更となる

先ほど触れたように、ドコモ光のプロバイダにはSo-netが無い点に要注意。

So-net光プラスからドコモ光への乗り換えは、必ずプロバイダ変更をしなければいけません。

乗り換え時は、途中解約で違約金の支払いを請求されることや、プロバイダメール・セキュリティなどのSo-netサービスが使えなくなることは忘れずに。

乗り換えに掛かる諸費用はポイントやキャッシュバックで回収可能

So-net光プラスを途中解約した場合は、So-net光プラスの途中解約金、工事費の残債に気を付けましょう。

So-net光プラスは3年契約で、解約金は20,000円と割高なため、できれば更新月以外の解約は避けたいところですね。

また、戸建てタイプは5年、マンションタイプは4年掛けて工事費を分割払いすることになるため、途中解約時は違約金に加えて、この残債についても請求されます。

もし更新月である3年でマンションタイプを3年で解約した場合、工事費残債は残り1年×550円=6,600円、戸建ても2年×440円=8,800円です。

加えて事業者変更制度を使うための事務手数料3,300円、ドコモ光への事務手数料3,300円が掛かってきて、合わせて13,200円ほどの出費が見込まれます。

しかし、ドコモ光は「ドコモ光更新ありがとうポイント」や2,000円分のdポイント還元、キャッシュバックなど特典が豊富なので、諸費用分の負担は回収可能です。

したがって、So-net光プラスからドコモ光に乗り換える際は、費用負担が大きくなることはないので安心してください。

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So-net光プラスからドコモ光に乗り換える手順

So-net光プラスからドコモ光に乗り換える(事業者変更)する手順を大まかに説明すると、次の通りです。

  1. ドコモ光をWEBから申し込む
    (参考:GMOとくとくBB×ドコモ光)
  2. 契約内容の確認電話が掛かってくる
  3. 事業者変更であることを確認する
  4. So-netで事業者変更承諾番号を発行する
  5. ドコモ光に連絡して番号を伝える
  6. 回線が切り替わる(やや時間をおいて)
  7. WiFiルーターの設定をする

事業者変更を利用すると、So-net光プラスは自動的に解約となります。

So-net光プラスにWiFiルーターを借りている場合は返却が必要になるため、新しくドコモ光でWiFiルーターをレンタルするか、自分で購入するなどして用意してください。

まとめ|ドコモ光への乗り換えで月額料金がお得に!

So-net光プラスとドコモ光の比較や、乗り換えの手順について解説してきました。

So-net光プラスは、2年間月額料金が低価格で、auスマホとのセット割も使うことができますが、工事費残債の支払いが長期に渡ること、3年目以降は月額料金が上がってしまうことが難点です。

そのため、ドコモ光への乗り換えに向いているのは次のような人でしょう。

  • ドコモのスマホを使っている、家族でドコモを使っている
  • 月額料金が永年変わらない光回線を使いたい
  • So-net光プラスから工事費を掛けずに乗り換えたい
  • 途中解約しても違約金や事務手数料などが負担にならないところがいい

ドコモ光にするとSo-netからプロバイダが変わってしまうため、セキュリティやプロバイダメールの対応については、継続するのか解約するのか事前に決めて、必要な手続きを進めておきましょう。

 

 

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