プロバイダを乗り換える方法は?プロバイダの乗換や転用は違約金に注意して

固定回線の速度が遅い、料金が高い…そんな時に見直したいのが、プロバイダです。

回線業者を乗り換えなくても、プロバイダを乗り換えるだけで、速度の改善や料金の節約に繋がります。

そこで本記事では次の点についてまとめました。

  • そもそもプロバイダを乗り換えられる回線業者なのかをチェック
  • プロバイダを乗り換える際の注意点
  • プロバイダの乗り換え方法

プロバイダ変更ができるのか知りたい人や、プロバイダの乗り換えを検討している人は、ぜひ参考にしてください。

なお、そもそもプロバイダとは何かについて解説している記事もありますので、こちらも合わせてどうぞ。

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まずプロバイダを乗り換えることができる回線業者か確認が必要

プロバイダを乗り換えようにも、そもそも契約中の回線によっては、乗り換え自体できないことがあります。

契約中の回線や、契約を検討している回線でプロバイダの乗り換えができるのか、まず確認しておきましょう。

フレッツ光や一部の光コラボ(ドコモ光など)はプロバイダの乗り換えが可能

NTT東日本・西日本のフレッツ光や、NTTの回線を借り受けた事業者と契約する「光コラボレーション(以下、光コラボ)」の一部(ドコモ光など)ではプロバイダの乗り換えが可能です。

例えば、フレッツ光を契約中にプロバイダをOCNからハイホーにしたり、ドコモ光を契約中にドコモnetからぷららへ変えたりすることができます。

ただ、光コラボの中にはプロバイダ変更のできない事業者もあることは気を付けておきましょう。

そもそもソフトバンク光やSo-net光、ビックローブ光などはプロバイダが一つしかない事業者であるため、契約した時点でプロバイダが自動的に決まってしまいます。

光コラボプロバイダプロバイダ
乗り換え
ドコモ光タイプA 18社
タイプB 6社
可能
(手数料は掛かる)
ソフトバンク光Yahoo!BB不可
So-net光プラスSo-net不可
ビックローブ光BIGLOBE不可

こういった光コラボでプロバイダを変更するには、フレッツ光や他の光コラボなどに乗り換えるしか方法がないため、気軽に乗り換えができないという点には気を付けなければいけません。

NURO光はプロバイダが一つしかないため乗り換えはできない

速度の速いことで有名なNURO光も、プロバイダがSo-netの一つのみしかない光回線業者です。

光コラボプロバイダプロバイダ
乗り換え
NURO光So-net不可

したがって、NURO光を契約した場合はプロバイダ変更ができないので、乗り換える場合はフレッツ光や光コラボなどへの乗り換えが必要となります。

ただし、フレッツ光や光コラボで使用するNTT回線とは種類が違うため、乗り換えには大掛かりな工事が必要です。

auひかりでプロバイダ変更するには一度解約しなければいけない

auひかりには@nifty、So-netなど7種類のプロバイダがありますが、一度契約すると解約するまでプロバイダを変更することができません

わざわざauひかりを解約して、再契約するとなると、契約解除料や工事費用など何かと費用が掛かってくるため、プロバイダ変更のためにそこまでするのはあまり賢い選択ではないでしょう。

どうしてもプロバイダを変えたければ、フレッツ光や光コラボ、NURO光などの他の回線業者でやっている乗り換えキャンペーンを利用して契約するのが最も良い方法です。

プロバイダを乗り換える際の注意点

プロバイダを乗り換える際に注意しておきたい点は、以下の通りです。

  • プロバイダ乗り換えによる違約金の支払い
  • 解約のタイミング次第でネットが使えない期間が生じる
  • メールアドレスが変わってしまう
  • 月額料金が高くなることがある
  • 速度が遅くなることがある
  • IPv6接続対応のプロバイダを選ぶ
  • WiFiルーターの返却やレンタル、購入の準備

一つずつ確認します。

乗り換え前のプロバイダを解約することで違約金が生じることがある

インターネットを契約すると、回線業者との契約があるように、プロバイダとの契約も生じます。

回線業者はそのままで、プロバイダだけを変更する場合でも、1年や2年といった契約期間の縛りが設けてあると、プロバイダの契約解除料として、違約金の支払いを求められることも。

たとえば、フレッツ光でプロバイダがOCNの場合、プランにもよりますが、途中解約で約1,000円から5,000円の違約金が発生します。

プロバイダの契約解除料を0円にするなら、違約金が発生しない更新月での解約がおすすめです。

解約のタイミングが悪いとインターネットを使えない期間が出てくる

乗り換え先のプロバイダにおける手続きがあまり進んでいないにも関わらず、「どうしても更新月で解約したい」「日割りされないから月末のうちに」といった理由で、急いで解約してしまうこともあるでしょう。

ただ、3月から4月の引越しシーズンなどの繁忙期だと、受付や変更処理などに対して、いつも以上に時間が掛かる可能性があります。

タイミング次第では、インターネットが使えない期間が生じることも…。

スマホの通信量も速度制限が掛かりそうで心配なら、1日や1か月からレンタルできるポケットWiFiを利用して対応しましょう。

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メールアドレスが変わってしまうので引き続き使うには手続きが必要

プロバイダを変えると当然ですが、プロバイダメールが使えなくなってしまいます

アドレス登録先の移行やメールアドレスの変更が面倒…という人のために、多くのプロバイダでは、月300円程度の利用料を支払うことで、メール機能だけを引き続き利用することが可能です。

ただこれでは1年で約4,000円の利用料が必要になるため、新しいメールアドレスを取得したり、フリーメールなどを利用したりするほうが安く済みます。

乗り換え前には、メールアドレスの移行や継続利用に向けて手続きを進めておきましょう。

乗り換えることで月額料金が高くなる場合がある

光コラボは、回線利用料とプロバイダが一体化したプラン設定なので、料金が変わるのは他の光コラボに乗り換えた時か、オプションを追加した時くらいです。

ただ、フレッツ光のように、回線とプロバイダでそれぞれ料金が分離しているタイプは、プロバイダを変更することでプロバイダの料金が下がったり、上がったりする可能性があります。

まあプロバイダ料なら数百円程度の差ですが、乗り換えた結果、月額料金が高くなってしまうのはあり得る話です。

乗り換えることで速度が遅くなる場合がある

プロバイダで速度が違うのは、地域の利用者数や時間帯が影響しています。

そのため「このプロバイダにすれば速度が速くなる」と評判を聞いて乗り換えたとしても、自分の地域でも同じように速度が速くなるとは限りません。

むしろ、乗り換えることで通信速度が遅くなる場合もあります

地域ごとの回線速度を知りたい場合は、「プロバイダの名称×地域名×速度」の組み合わせで検索してチェックしてみると良さそうです。

IPv6接続対応のプロバイダを選ぶようにする

上述で「プロバイダを変更すると速度が遅くなる」としましたが、地域ごとに速度が影響されやすいのはIPv4 PPPoE接続と呼ばれる通信方式の場合。

IPv6 IPoE接続は利用者の数や地域などの影響を受けにくいため、通信速度が落ちることなく比較的快適に使えます。

つまり、プロバイダを変えて速度が遅くなるのが嫌なら、IPv6接続に対応しているプロバイダを探すようにしましょう。

なお、最近は以前に比べてIPv6に標準対応するところが増えており、光コラボでも、ドコモ光やソフトバンク光、楽天ひかりなど多くの事業者で利用することができます。

ただ追加料金を不要にするところがある一方で、オプション料金が別途必要なところもあるので、契約時はそこも合わせて確認するようにしてください。

WiFiルーターの返却やレンタル、購入の準備などを確認する

WiFiルーターやONU(回線終端装置)などをレンタルしている場合、解約に伴って返却しなければいけません。

返却が送れると弁済金や月額料金1ヶ月分を請求されることがありますので、注意してください。

また逆に、乗り換え先で機器のレンタルが必要な場合や、ルーターを自分で購入したりする場合もあるので、契約時はオプションやキャンペーン内容などもよく確認するようにしましょう。

プロバイダを乗り換える方法

プロバイダを乗り換える方法について、主に以下の3つのパターンを順に紹介します。

  • フレッツ光でプロバイダ変更
  • フレッツ光→光コラボに転用(乗り換え)に合わせてプロバイダも変更
  • ドコモ光でプロバイダ変更

フレッツ光でプロバイダを乗り換える

フレッツ光でプロバイダを乗り換える時は、フレッツ光の公式サイトから手続きを行います。

公式:NTT東日本NTT西日本

  1. プロバイダ変更の申し込みをする
  2. プロバイダから知らされるIDとパスワードを使って接続設定
  3. 乗り換え先のプロバイダが開通したら、元のプロバイダを解約する

プロバイダを変更することで月額料金が上がることもあるでしょう。

また、解約による違約金や、元のプロバイダを解約するタイミングには気を付けてください。

フレッツ光から光コラボに乗り換える時にプロバイダを変更する(転用)

フレッツ光から光コラボレーションに転用(乗り換え)する場合、回線はNTTで変わらないため工事費用は掛かりません

手続きは、以下の手順です。

  1. フレッツ光に「転用承諾番号」を発行してもらう
  2. 乗り換え先の光コラボを申し込む(プロバイダが複数あればここで選ぶ)
  3. プロバイダから知らされるIDとパスワードを使って接続設定
  4. 乗り換え先のプロバイダが開通したら、元のプロバイダを解約する

こちらも途中解約した場合は同様、プロバイダ変更による違約金が発生することになるので注意してください。

ちなみに、フレッツ光時代は、NTTとプロバイダで別々に支払っていた料金も、光コラボならまとめて請求されますし、契約や連絡の窓口も一つです。

中にはフレッツ光より安くなる事業者もあるので、プロバイダ変更を機に光コラボに乗り換えるのもアリだと思います。

光コラボの転用については、こちらの記事で詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてください。

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ドコモ光でプロバイダを乗り換える

ドコモ光のプロバイダ変更はドコモショップでもできますが、ドコモ光のカスタマーセンターから申し込むこともできるので、都合の良い時にさっと手続きしてしまうと良いでしょう。

カスタマーセンター:ドコモの携帯から→151、一般→0120-800-000

  1. ドコモ光へ電話orドコモショップから手続き
  2. プロバイダ変更の申し込みをする
  3. プロバイダから知らされるIDとパスワードを使って接続設定

ドコモ光には「タイプA」と「タイプB」、指定以外のプロバイダを契約できる「単独プラン」の主に3つのプランがあります。

タイプAから単独、単独からタイプBなどのプロバイダ変更に手数料は掛かりません

しかし、タイプAからタイプB、タイプBからタイプAへのプロバイダ変更は3,000円の事務手数料が掛かります。(同じプラン内の変更は無料)

また、プロバイダ変更に伴いプランを変更することで月額料金も変わってくるため、ドコモ光でプロバイダ変更をする際はタイプ変更するかも含めて考えたいものです。

公式:ドコモ光

【番外編】光回線を乗り換える方法

最後に、番外編として光回線の乗り換え方法について流れを確認しておきます。

プロバイダの乗り換えができないなら光回線ごと乗り換えよう

プロバイダが一つしかない光コラボや、auひかり、NURO光などの場合、上述で紹介したような方法でプロバイダ変更をすることはできません。

したがって、回線や料金に不満を抱えているようであれば、工事費用等は掛かりますが、回線ごと乗り換えることも選択肢の一つに入れておきましょう

工事費の残債や違約金が多い場合はキャンペーンを利用してお得に乗り換え

光回線ごと乗り換える時に気になるのが、工事をした時の残債や、解約撤去費用、途中解約による違約金などで発生する多額の費用ですよね。

中にはソフトバンク光やauひかりなど、他社から乗り換える人を対象に、そういった違約金などの費用を一定額まで代わりに負担してくれるキャンペーンを実施しているところもあります。

どこまで負担してもらえるかは、代理店など契約窓口によりますが、条件次第では高額キャッシュバックをGETすることも可能です。

申し込みから工事、キャッシュバックまでは結構な手間や時間が掛かるものの、それで費用に対する心配がなくなるなら、回線を丸ごと乗り換えることも検討してみてください。

速度改善や料金の見直しにはプロバイダの乗り換えを検討して

プロバイダの乗り換えが可能かのチェックや注意点の確認、具体的な乗り換え方法の紹介をしてきました。

固定回線は一度契約してしまうと、プランやプロバイダの見直しをすることってなかなかありません。

だからこそ「あれ、ちょっと速度が遅いな」とか「料金思ったよりも高くないか」と気付いた時が、固定回線の契約を見直すいいタイミングです。

更新月が近い、他のプロバイダいいキャンペーンをやっている、といった背中を押してくれそうなことがあれば、プロバイダの乗り換えや転用などを検討してみるのも良いかもしれません。

ただ、だいたいは「そもそもどこで契約していたんだっけ…」と契約先を忘れていることもよくあるので、乗り換えに向けて必要な書類等を準備しておきましょう。