10GBから15GBのプランは格安SIMで1,500円から使うことができます。
本記事ではこの容量帯の格安SIMについて、料金だけではなく回線品質(通信速度や安定性)なども含め、それぞれの用途にあったおすすめのものを紹介していますのでぜひチェックしてみてください。
回線速度◎
回線速度はキャリアの格安プランがおすすめ
10GB〜15GBのおすすめ格安SIM
楽天 モバイル |
UQモバイル | IIJmio | mineo | |
料金 |
〜20GB:2,178円 |
15GB:3,465円 |
10GB:1,500円 15GB:1,800円 20GB:2,000円 |
10GB:1,958円 20GB:2,178円 |
制限時 最大速度 |
– (20GB超で料金アップ) |
1Mbps | 200kbps | 1.5Mbps |
通話定額 (かけ放題) |
15分以内:1,100円 (※3) |
10分以内:880円 かけ放題:1,980円 (※2) |
5分以内:500円 10分以内:700円 かけ放題:1,400円 |
10分以内:550円 かけ放題:1,210円 |
※1:10分以内のかけ放題オプション込みのプラン
※2:10分以内は無料、かけ放題は1,100円
※3:専用アプリ(RakutenLink)での通話はオプションなしでも通話料無料
10GB〜15GBの格安SIM選び方ま、キャリアは絶対NG
まずは格安SIMの選び方を確認していきましょう。
キャリアでは無制限プランとなり料金が高すぎるのでNG
ドコモ、au、ソフトバンクのいずれのキャリアも、10GB以上を使うとなると無制限のプランを利用するしかありません。
ただ無制限プランはいずれのキャリアも基本料金が7,000円以上、家族割や光回線とのセット割を適用しても約5,000円程度です。
毎月100GB以上使うのであればまだ良いのですが、月15GB以内の利用となると1GBあたり400円以上。これは流石にコスパが悪すぎます。
格安SIMを選ぶ場合は料金と回線品質の双方をチェック
キャリアでは適正量のプランがない為、基本的には格安SIMを選ぶことになります。
ただそこで注意しなければならないのが「回線品質」。格安SIMは種類によって通信速度や、回線混雑時(平日昼など)の速度低下の度合いが大きく異なります。
基本的にはどの格安SIMでも通常時であれば遅いと言っても高画質の動画視聴であれば何ら問題なくできるレベルです。
ただ、最初の読み込み時など違いが出る部分は当然ある為、できるだけストレスなく快適に使いたいと考えているのであれば気にするようにしましょう。
特に10GB〜15GBとなると、通信速度が影響する使い方も多いでしょうからね。
20GBプランで選ぶのもあり、料金差はごくわずか
格安SIMは種類が豊富なので10〜15GBをピンポイントで選ぶこともできなくはありません。
ただ、もしそれらの容量が節約してぎりぎり足りるくらいの量、時々使い切ってしまうくらいの量というのであれば、20GBプランで契約してしまうのもおすすめです。
例えばmineoは10GBプランが1,958円であるのに対し、20GBプランは2,178円。10GBもの差があるのに料金は220円しか変わりません。
ちなみに20GBのプランははキャリアの格安プランであるahamo(2,970円)、LINEMO(2,728円)などでもメインプランとして提供されています。
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10GB〜15GBのおすすめ格安SIM
楽天 モバイル |
IIJmio | mineo | IIJmio | mineo | nuro モバイル |
|
料金 |
〜20GB:2,178円 | 10GB:1,500円 15GB:1,800円 20GB:2,000円 |
10GB:1,958円 20GB:2,178円 |
10GB:1,500円 15GB:1,800円 20GB:2,000円 |
10GB:1,958円 20GB:2,178円 |
10GB:1,485円 |
制限時 最大速度 |
– (20GB超で料金アップ) |
200kbps | 1.5Mbps | 200kbps | 1.5Mbps | 200kbps |
通話定額 (かけ放題) |
15分以内:1,100円 (※3) |
5分以内:500円 10分以内:700円 かけ放題:1,400円 |
10分以内:550円 かけ放題:1,210円 |
5分以内:500円 10分以内:700円 かけ放題:1,400円 |
10分以内:550円 かけ放題:1,210円 |
5分以内:490円 10分以内:880円 かけ放題:1,430円 |
※1:10分以内のかけ放題オプション込みのプラン
※2:10分以内は無料、かけ放題は1,100円
※3:段階料金制の為、20GBを超えると3,278円
楽天モバイル
楽天モバイル | |
料金 | 〜3GB:1,078円 〜20GB:2,178円 〜無制限:3,278円 |
通話定額 (かけ放題) |
15分以内無料:1,100円 (専用アプリ利用時はオプションなしで無料) |
制限時 最大速度 |
– |
公式 | 楽天モバイル |
楽天モバイルは段階料金制となっており、20GBまでなら2,178円で利用することができます。
基本料金が安いだけでなく、通話料が無料となるのも大きなポイント
音声通話用のオプションとして15分以内のかけ放題が1,100円で利用できますが、このオプションを使わなくても専用アプリ(RakutenLink)から電話をすれば通話料は無料です。
RakutenLinkでの通話はデータ使用量に換算されないので完全に無料。他社で通話オプションをつけるよりもトータルで安くすむ為、通話をよく使う人にはおすすめです。
IIJmio(安さ重視の人には一番おすすめ)
IIJmio | |
料金 | 10GB:1,500円 15GB:1,800円 20GB:2,000円 |
通話定額 (かけ放題) |
5分以内:500円 10分以内:700円 かけ放題:1,400円 |
制限時 最大速度 |
300kbps |
公式 | IIJmio |
- 料金が格安SIMの中で最安級
- 通話定額6ヶ月間410円割引
- 通話定額自体も安い
10GBが1,500円、15GBが1,800円と格安SIMの中でも特に安い料金で使うことができるのがIIJmio。
月額料金が安いだけではなく、通話定額オプションも安く、さらに容量の追加も1GBが220円で利用できます(他社は1GB550円が基本)。
通話定額も他社よりかなり安い料金となっているので、通信費を抑えたい人には一番おすすめの格安SIMです。
mineo(パケット放題Plusオプションがかなり便利)
mineo | |
料金 | 10GB:1,958円 20GB:2,178円 |
通話定額 (かけ放題) |
10分以内:550円 かけ放題:1,210 |
制限時 最大速度 |
1.5Mbps (オプション利用時) |
公式 | mineo |
- パケット放題Plusで容量消費後も1.5Mbpsで通信可
- 10GB以上のプランなら2,000円以下で実質使い放題
- 繰り越したデータ容量を翌月登録メンバー間でシェア(パケットシェア)
mineoは10GB・20GBプランが非常にお得な格安SIM。
料金こそ他の格安SIMに比べて一見高いように見えますが、パケット放題Plusというオプションが無料で利用することができるという大きなメリットがあります。
このオプションは、容量を消費した後、もしくはアプリで低速モードに切り替えた時にデータ消費なしで最大1.5Mbpsの通信(動画も視聴できるレベル)というもの。
よって非常に安い料金で大容量を使える形となります。
UQモバイル(auのサブブランド)
UQモバイル | |
料金 | 15GB:3,465円(割引後2,178円) 20GB(10分以内定額通話込み):3,278円 |
通話定額 (かけ放題) |
10分以内無料:880円 かけ放題:1,980円 (20GBは上記料金から△880円) |
制限時 最大速度 |
1Mbps |
割引 | 家族割(550円割引) 光回線セット割(1,100円割引) auPAYカード支払い割(187円割引) ※家族割と光回線セット割の併用は不可 |
公式 | UQモバイル |
- auのサブブランド、回線品質◎
- 家族割もしくは光回線セット割で割引
- 20GBプランは割引なしでもお得な料金
auのサブブランドであるUQモバイル。Y!mobile同様で自社回線を使うだけあり、回線品質は格安SIMの中でも特別優れています。
光回線(auひかりやビッグローブモバイル)とのセット割が適用できれば15GBが2,178円で利用できるようになります。
また、もし家族割や光回線セット割が使えなくても、20GBプランに10分以内の定額通話がついたプランが3,278円で利用できるのもおすすめポイント。
データ通信でストレスは感じたくないけど、一人だけで契約・光回線の利用もなしというのであればこのUQモバイルはもってこいでしょう。
また、容量を使い切った後や低速モードに切り替えた後も最大1Mbpsという標準画質であれば動画視聴も可能な速度がでるというメリットもあります。
目的別のおすすめ格安SIM
ここからは、料金や回線品質などの観点からそれぞれの目的や希望にあった格安SIMを紹介していきます。
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回線品質重視で選ぶ場合はサブブランド
ストレスなく快適にネットを使いたいと考えているならおすすめはY!mobile、UQモバイルといったキャリアのサブブランド。
回線自体がキャリアと同じである為、回線品質(通信速度や通信安定性)もキャリア同等レベルで優秀。ストレスなく使うことができます。
ただし、サブブランドは光回線とのセット割や家族割の適用なしで使うと料金が高いので注意が必要。
もし割引の適用ができないなら、ahamoやLINEMOなどキャリアのオンライン専用プランを使う方がおすすめです(これらも回線品質は良い)。
Y!mobile (15GB) |
UQモバイル (15GB) |
ahamo (20GB) ※5分以内通 話定額込み |
LINEMO (20GB) |
|
基本料金 | 3,278円 | 3,465円 | 2.970円 | 2,728円 |
家族割適用 | 2,190円 | 2,728円 | 割引なし | |
光セット割 | 2,190円 (ソフトバンク光) |
2,178円 (au光他) |
||
公式 | 公式 | 公式 | 公式 | 公式 |

料金の安さで選ぶ場合はIIJmioもしくはnuroモバイル
料金の安さで選ぶのであれば、IIJmioやnuroモバイルがおすすめです。
特に安いのはIIJmioとnuroモバイルです。格安SIMの中でも特段に安いです。
多めの容量を安く使いたいならmineo
mineo |
10GB:1,958円 20GB:2,178円 (パケット放題Plusが無料で利用可) |
mineoは10GBプランが1,958円で利用できますが、この料金内でパケット放題Plusというオプションを無料で使うことができます。
このオプションを利用することで、10GB分の容量を消費することなく最大1.5Mbpsの通信が可能、標準画質の動画なら視聴できるので、容量を気にすることなく使えるmineoを選ぶというのもありでしょう。
まとめ
月10GB〜15GBを使う場合、キャリアは無駄に大容量のプランに契約せざるを得なくなり、通信費もかなり高くなってしまうのでおすすめできません。
格安SIM(サブブランドやMVNO)であれば、キャリアの3分の1以下の料金で利用できるものも多数ありますし、通信速度で全く心配する必要がないものもあります。
ぜひ自分にあった格安SIMを使ってみてください。