格安SIM

格安SIMで留守電を使う方法は?iPhoneでも使える無料IP電話アプリ「SMARTalk」の料金や転送設定を解説

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ドコモやauなどのキャリアから格安SIMへの乗り換えると、キャリアの時は当たり前に使っていた機能が使えないなんてことがよくあります。

留守番電話機能もそのうちの一つ。実際、iPhoneだと有料オプションを付けない限り、留守電機能を利用できない格安SIMは多いです。

ただ、有料オプションを付けなくても、手元のスマホに留守電を転送させることができるIP電話アプリを使う裏技もあるので、格安SIM利用者ならチェックしておきたいところ。

本記事では、格安SIMで留守電を使う方法や、留守電機能に使える無料アプリ「SMARTalk」について解説していきます。

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格安SIMで留守電を使う方法は?

AQUOSなど国産メーカーのAndroidスマホを持っている人は伝言メモや簡易留守録を、iPhoneなど海外メーカーの端末を使っている人は、無料もしくは有料オプション・アプリなどを使うことで留守電機能を利用することができます。

主な方法は以下の通りです。

  • 伝言メモや簡易留守録のあるAndroidスマホを使う
  • 留守電機能が無料で使えるSoftbank回線で格安SIMで契約する
  • 留守電やスマート留守電のオプションがある格安SIMを選ぶ
  • 着信転送設定を使ってIP電話アプリの留守電を使う

ではそれぞれの方法について確認していきましょう。

伝言メモや簡易留守録のあるAndroidスマホを使う

国産メーカーのAndroidスマホであれば、一般的に伝言メモや簡易留守録などの機能が付いています。設定方法は以下の通りです。

  1. 電話アイコンを選択
  2. 「:」を選択
  3. 「通話設定」を選択
  4. 「伝言メモ」や「簡易留守録」を選択
  5. 伝言メモを「ON」に設定

この設定をしておけば、わざわざ留守電オプションを使わなくても十分対応できます。

留守電機能が無料で使えるソフトバンク回線で格安SIMで契約する

留守番電話サービスが無料で使える通信会社は、ソフトバンクのサブブランドであるY!mobileと、ソフトバンク回線の格安SIM(一部を除く)です。

逆に言えば、ドコモ回線やau回線には無料の留守番電話サービスがありません

オプションを付けずに留守番電話サービスを使うなら、ソフトバンク回線で格安SIMを契約するのがおすすめです。

ちなみに、無料で使える留守番電話サービスの内容は、保存件数が最大3分間・30件まで保存期間は72時間までとなっています。

また、無料で留守番電話サービスを提供しているところでも、330円(税込)のオプション料金を支払えば、保存件数や保存期間をグレードアップすることも可能です。

【Y!mobileとmineoの例】

格安SIM 月額
料金
(税込)
保存件数 保存
期間
詳細
Y!mobile 無料 3分
30件まで
72時間 詳細
330円 3分
100件まで
1週間
mineo
(Softbank)
無料 3分
30件まで
72時間 詳細
330円 3分
100件まで
1週間

ただいずれにしても、留守番電話サービスを再生する際の通話料は発生しますので注意してください。

留守電やスマート留守電を有料オプションで付けられる格安SIMを選ぶ

ドコモ回線やau回線の格安SIMの多くは、有料オプションを付けることで留守電に対応しています。

格安SIMで使われている留守番電話サービスは主に2種類。

通常の留守番電話オプションの他に、IIJmiomineoが導入している「スマート留守電」があります。

スマート留守電とは、電話をしなくてもメッセージを聞けたり、テキストで確認できたりする新しいスタイルの留守電機能のこと

通常の留守番電話サービスとは違って、メッセージはメールで受信されるため、わざわざ電話を掛けてメッセージを聞かなくても良いという利点があります。

【主な格安SIMの留守電オプション内容】

月額料金
(税込)
形態 保存件数 保存
期間
詳細
IIJmio
(A/D)
319円 スマート留守電
(音声通話SIM)
無制限 無制限 詳細
mineo
(A/D)
319円 スマート留守電
(音声通話SIM)
無制限 無制限 詳細
nuro
モバイル

(ドコモ)
330円 留守電 3分
・20件まで
72時間 詳細
BIGLOBE
モバイル

(A/D)
319円 スマート留守電
(音声通話SIM)
無制限 無制限 詳細

ただ、一般的な留守番電話サービスのみ対応、もしくはスマート留守電だけ対応といった格安SIMもあります。

留守電が欠かせない人は、どのSIMや回線選ぶかはよく考えたほうが良さそうです。

着信をIP電話(050の番号)に転送して留守電機能を使う

契約先の格安SIMで有料オプションを付けることもできますが、ちょっと設定や手続きがややこしくても通信費を節約したいという人におすすめなのが、IP電話へ転送して留守電を使う方法です

IP電話とは、電話回線ではなくネット回線を使って音声通話を行うもの

050から始まる番号と言ったら、ご存知の方も多いでしょう。

種類 料金 特徴
IP電話 8.8円/30秒
(通信量は掛かる)
・維持費は無料~550円/月
・固定電話や携帯電話もOK
(フリーダイヤルなど一部不可)
通常の
携帯電話
22円/30秒 ・月額基本料が掛かる
・通話料がIP電話より割高
無料通話アプリ
(LINEなど)
無料
(通信量は掛かる)
・月額料金無料
・相手も同じアプリが必要

30秒ごとに22円掛かる通常の電話に比べ、30秒ごと8.8円とお得な料金で使えること、IP電話アプリを持たない携帯電話に対しても発着信ができることが特徴と言えます。

このIP電話アプリの留守電機能と、各契約先での転送設定さえこなせば、有料オプションを付けなくても留守番電話メッセージの受け取りが可能です。

たとえば、mineoのau回線で使える留守電オプションは、スマート留守電しかありません。

しかし、そこでmineoの電話着信をIP電話に転送するようにしておけば、スマート留守電を使わなくてもIP電話の留守電にメッセージを吹き込んでもらうことができます。

IP電話には、月額料金無料で留守電機能を使えるアプリもあるので、留守電機能の使用頻度次第では月330円のオプション料金を支払うよりも安く済ませることも可能です。

ただ、IP電話番号の取得や留守電設定、携帯電話での着信転送設定など、留守番電話機能を使えるようにするための初期設定は少し手間が掛かるのが難点。

IP電話取得や設定手続きが面倒なら通常の留守番電話サービスオプションの利用を、手間を掛けてでも料金を節約したいなら、着信転送設定とIP電話の留守電を利用すると良いでしょう。

月額料金が無料で使えるIP電話アプリ「SMARTalk」とは?

(引用:SMARTalk)

IP電話を使えるアプリには、「LaLacall」や「SMARTalk」などが有名ですが、ここでは手軽で使い勝手が良いと評判の「SMARTalk」について、その概要や留守電設定の仕方を確認していきます。

初期費用・月額料金・留守番電話・着信転送などが0円のIP電話アプリ

SMARTalkは、初期費用や月額料金、留守番電話、着信転送といったあらゆる機能が0円で使えるIP電話アプリ

掛かるのは通話料のみで、クレジットカード1枚につき1つのIP電話番号(050-XXXX-XXXX)をもらうことができます。

サービス申し込み時に、利用期限のない100円分の無料通話をもらえるので、料金を気にせず使い始められますね。

SMARTalkに転送設定をして留守電に使う方法とは?

SMARTalkの留守電に着信を転送する大まかな流れは以下の通りです。

  1. SMARTalkに登録、IP電話番号を取得
  2. SMARTalkのMYページから留守番電話設定をONにする
  3. ドコモ回線やau回線から転送設定を行う
  4. 転送時間の変更をする
  5. 留守番電話に繋がるか試しに掛けてみる

つまり、「IP電話番号の取得」「SMARTalk側の留守電設定」「携帯電話の転送設定」の3つの手続きが必要になります。

この時点で面倒臭さを感じた人は、潔く諦めて各契約先留守番電話オプションを契約しましょう。

IP電話番号の取得、SMARTalkアプリのダウンロード

まずはSMARTalkの公式サイトから申し込み手続きを行います。

登録時に表示される注意事項の主な内容は以下の通りです。

  • 登録後使えるようになるまでは1時間掛かる
  • デビットカードで使えるのは楽天とスルガ銀行のみ
  • 緊急電話番号や3桁番号サービス、フリーダイヤルへの発信不可
  • 基本的に無料だが同じ番号での再発行は550円掛かる

手続きが完了したら公式アプリをダウンロードし、発着信ができるか確認しておきましょう。

iOS…App Storeからダウンロード、Android…Google Playからダウンロード

SMARTalk側の留守電設定

発着信ができることを確認したら、SMARTalk側で留守電設定をしておきます。

アプリから設定変更ができないので、SMARTalkのMYページから変更手続きをしてください。

  1. 「各種設定」を選択
  2. 「着信転送、留守番電話設定画面へ」を選択
  3.  留守電設定を変更、「設定を変更する」を選択して完了

なお、SMARTalkで録音できる留守電メッセージは最大10件までで、1週間保存されます。削除する際は、MYページからの操作が必要です。

携帯電話の転送設定

ここまで来たら、後は携帯電話の転送設定をするくらいです。

着信転送については、格安SIMや回線ごとにダイヤル操作方法などが決められているので、各契約先のサポートページや「FAQ(よくある質問)」から確認してみましょう。

格安SIM 着信転送設定詳細
IIJmio
(A/D)
詳細
mineo
(A/D)
詳細
nuroモバイル
(ドコモ)
詳細
BIGLOBE
モバイル

(A/D)
詳細

転送時間が短すぎると、出ることのできたはずの電話やいたずら電話も含めてIP電話に転送されてしまいます

したがって、格安SIMからIP電話への転送開始時間は15秒から20秒程度に変更しておくのがおすすめです。

ここまでの設定手続きを終えたら、転送設定がうまく機能しているか試してみてください。

転送や留守電メッセージの吹込みで通話料が発生するので注意

SMARTalkの月額基本料や留守電機能の利用は無料です。

しかし、携帯電話からIP電話に転送している間は携帯電話の通話料が発生します

もちろん、留守電にメッセージを吹き込んでいる時間も同じく通話料が掛かるので、留守電の頻度が多すぎる人は、格安SIM会社の留守電サービスを使ったほうが安く済む可能性が高いです

たとえば、携帯電話の通話料は30秒ごとに22円ですから、転送と留守電の時間が月8分以上あれば320円の通話料金が発生してしまいますよね。

お得だと思ってIP電話の留守電に転送する設定をしたつもりが、結局高くついてしまった…ということも起こり得るので、普段の電話の利用頻度に応じて使い分けるのが賢い使い方だと思います。

【まとめ】IP電話の留守電機能は利用状況に合わせて使い分けて

格安SIMで留守番電話サービスを使う方法について、4つの方法を解説してきました。

それぞれの方法がどのような人に向いているかをまとめると、次の通りです。

  • ややこしい設定や手続きが面倒な人
    →国産メーカーのAndroidスマホの利用や有料オプションの利用
  • 留守番電話サービスへの問い合わせで料金が掛かるのは嫌
    →スマート留守電のある格安SIMで契約する
  • 手間が掛かっても毎月の維持費を抑えたい
    →IP電話を使った着信転送設定にトライする

まあそもそも、留守番電話は使わないと割り切ってしまえば、ここまでする必要もないですが…。

ただ、就活や仕事などで留守番電話が重要なツールになってくる場面も多いので、通信費の節約だけにとらわれずに、必要に応じて利用するようにしましょう。

ちなみに、第4のキャリアとして本格的にサービスが始まった楽天モバイル(UN-LIMIT)は留守番電話を無料で使うことができます。

UN-LIMITプランは3か月間月額基本料無料で使えるので、今はこちらに着信を転送するのも通信費節約の方法としてはアリです。

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