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Spotify(スポティファイ)のデータ通信量は意外に多い?音質ごとの目安や必要な通信速度、節約方法を紹介

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Spotify(スポティファイ)は配信曲数4000万曲以上の音楽ストリーミングサービス。

運営はスウェーデンの企業ですが、無料で音楽が聴き放題とあって2019年現在、2億3,200万人ものユーザーを抱える人気サービスとなっています。

そんなSpotifyですが、無料だからとずっと音楽を聴いていたら、通信量がものすごいことになっていたという話も。

今回はそんなSpotifyの通信量について、目安や節約方法をまとめました。

Spotify(スポティファイ)の通信量目安 高音質は低音質の約6~7倍!

Spotifyでは4種類の音質があり、音質が高くなるほど通信量が多くなります。

ストリーミング再生は低音質で1曲1MB程度

Spotifyの通信量を測った結果、以下のようになりました。

  音質 5分
(1曲) 
1時間
(~12曲) 
1日2時間再生した
場合の月間通信量
低音質 24Kbps 約1MB 約10MB 約600MB
標準音質 96Kbps 約4MB 約45MB 約2.5GB
高音質 160Kbps 約6MB 約70MB 約4.2GB
最高音質 320Kbps 約12MB 約144MB 約8.5GB

※プレミアムプランのみ

低音質では1曲聞くごとに約1MB消費します。

高音質では1曲約6MBのため、6倍の通信量が必要となってしまうことがわかりますね。さらにこれを毎日続けるとその差は大きく広がります。

サラリーマンの通勤時間の平均は片道1時間。

往復の間、毎日高音質で音楽を再生するのであれば、それだけで1日140MB、1カ月では4GB以上消費してしまう計算になります。

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1GBではどれくらい聞くことができるのか測定

通信量をもとに、1GBではどれくらい曲を聴くことができるのかまとめてみました。

  音質 1GB 1GB/月での
1日再生曲数
低音質 24Kbps 約1000曲 1日33曲
標準音質 96Kbps 約250曲 1日8曲
高音質 160Kbps 約160曲 1日5曲
最高音質 320Kbps 約80曲 1日2曲

1GBでは1日33曲(3時間弱)程度、低音質での再生が可能です。

ただし標準音質では1日8曲(40分)、高音質は1日5曲(30分弱)しか聞くことができません。

もっと長い時間利用する場合には、通信量を増やすか音質を下げて対応しましょう。

高音質と低音質で違いはある?

Spotifyの低音質と高音質の違いは多くの人が感じ取れるくらいかなり違います。

私自身も低音質は明らかに音質が悪いと個人的には感じました。

一方最高音質は、使用する再生機器やヘッドフォンなどの環境にも左右されるため一概には言えませんが、スマホの再生ではあまり違いを感じることはできませんでした。

  個人的な感想
低音質 単体で聞いてもざらついてこもった印象
標準音質 高音質と比べると劣るが音楽を聴く分には支障ない
高音質 しっくりくる
最高音質 音質がいいと言われればそんな気がする

必要な音質は好みや用途にもよります。

たとえば音楽をがっつり聴く場合にはやはり高音質で再生したいですが、作業用BGMのようにただ何か耳に入れていたいといった場合には低音質でも支障ないでしょう。

基本的には通信量と相談しながら、標準か高音質で聞くといった使い方がおすすめです。

Youtubeと通信量を比較すると?

Youtubeの最高音質は256Kbps。ただしYoutubeはアプリで再生する場合は最大128Kbpsとなります。

  Spotify Youtube
  音質 5分(1曲)  音質 5分(1曲)
静止画
5分(1曲)
動画
低音質 24Kbps 約1MB 48Kbps 約2.5MB 約22MB
標準音質 96Kbps 約4MB 128Kbps 約6MB 約24MB
高音質 160Kbps 約6MB 256Kbps 約11MB 約27MB
最高音質 320Kbps 約12MB

Youtubeの標準音質である128KbpsとSpotifyの高音質である160Kbpsは耳のいい人であれば違いが分かるかな、という程度の差です。(私にはわかりませんでした)

通信量にも大きな差はないため、どちらを使えば節約になるといったこともありません。

ただしYoutubeの場合、動画を再生してしまうと途端に通信量が大きくなるため、その点が気になる場合はSpotifyを利用した方がいいでしょう。

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ダウンロード、オフライン再生は有料プランのみ

Spotifyにはあらかじめ音楽を保存しておけるダウンロード機能があります。

通常のストリーミング再生との違いは以下の通り。

  メリット デメリット
ストリーミング 待ち時間が少ない
スマホの容量を使わない
通信量が多い
ネット環境がないと使えない
ダウンロード 通信量が少ない
オフラインでも視聴可能
待ち時間がある
スマホに空き容量が必要

WiFi下でダウンロードしておけばオフラインでの再生が可能、データ容量は消費しません。モバイルデータ通信を利用してダウンロードするにしても1回で済むのでストリーミングで再生するよりデータ容量は圧倒的に少なくなります。

ただしこの機能が使えるのは月額980円(学割480円)の有料プレミアムプラン加入者のみ。

通常プランユーザーにできる対策ではないし、有料に切り替えるにはちょっと高いと感じます。

Spotifyの必要な通信速度や、速度制限中でも聞くことは可能?

Spotifyを標準音質で聞くために推奨される通信速度は200Kbpsです。ただSpotifyではデータ通信をおさえて低音質で聞くことも可能で、キャリアで速度制限(最大128Kbps)がかかった場合でも聞くことはできます。

また制限中の通信速度速度は携帯電話会社によって以下の通り異なる為、中には最高音質でも問題なく聞けるものもあります。

携帯電話 最大通信速度
3大キャリア 128kbps
ahamo 1mbps
LINEMO 1mbps
povo 128kbps
Y!mobile 3GBプラン:300kbps
15GB/25GBプラン:1mbps
UQモバイル 3GBプラン:300kbps
15GB/25GBプラン:1mbps
IIJmio 300kbps
mineo 200kbps

スマホで節約モードに切り替えてもSpotifyを聞くことは可能?

スマホの中には、高速通信と低速通信を切り替えることができるものがあります。そして低速通信に切り替えた場合にはデータ量を消費しません。

節約モードに切り替えることができるスマホ、そして低速モード時の最大通信速度は以下の通りです。

  • UQモバイル(3GBプラン)・・・最大通信速度300Kbps
  • UQモバイル(15GB・25GBプラン)・・・最大通信速度1Mbps
  • mineo・・・最大通信速度200Kbps
  • mineo(パケット放題Plus)・・・最大通信速度1.5Mbps

UQモバイルの1MbpsはSpotifyどころかYoutubeで動画を視聴することができる速度ですが、mineoなどの200KbpsでもSpotifyは十分聞ける速度です、

すなわち、上記のSpotifyを聞く際には節約モードに切り替えることをおすすめします。

Spotifyの通信量節約方法

Spotifyを快適に楽しむために、通信量の節約方法についてまとめました。

低音質にする データ節約モードを活用しよう

低音質での再生は高音質に比べて1/6~1/7まで通信量を節約することができます。

設定は【Home(家のマーク)>設定(歯車マーク)>音質】から変更が可能。※デスクトップ版は右上のアカウント名横から

初期設定では自動となっているので、これを標準や低音質に変更します。ただしWindowsデスクトップ版は低音質に対応していないため、注意しましょう。

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モバイルWiFiなら容量気にせず利用できる

WiFiを通して再生を行えば、その分通信量は節約できます。ただSpotifyで音楽を聞くとなると、常にフリーWiFiが届く場所にいるとも限りません。

そこでおすすめなのがポケットWiFiです。Spotifyなら容量を気にすることも必要ないし、動画等も気にすることなく外で利用できます。

通信速度も10Mbps程度でるので、高画質の動画も快適に見ることができます。

モバイルWiFi 容量 月額料金 キャッシュ
バック
詳細
MUGEN WiFi 100GB 3,718円 10,000円 詳細
GMOとくとく
BB WiMAX
無制限 ~2ヶ月:1.474
~36ヶ月:3,784

37ヶ月~:4,444円
23,000円 詳細
ZEUS WiFi 30〜100GB 30GB:2,361円
50GB:3,106円
100GB:3,212円
なし 詳細

普段からデータ通信をたくさん行っている人はこれらを使った方がスマホ代が安くすむはずです。

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格安SIMのカウントフリーオプションならSpotifyが使い放題

格安SIMの中には、どれだけSpotifyを使っても、通信量をカウントしない(=カウントフリー)サービスをオプションとして提供しているところがあります。

BIGLOBEモバイルは、大手プロバイダであるBIGLOBEが運営しているため回線ノウハウを自社で持っている点が強みです。

そのため安定した速度を保っていると言えるでしょう。

(画像引用:BIGLOBEモバイル公式サイト

BIGLOBEモバイル の特徴は、Spotifyの他にもさまざまなコンテンツがカウントフリーとなるエンタメフリーオプション。

月額+308円(データSIMは+1,078円)で、Youtubeなどの対象サービスでの通信量をカウントしないようにするオプションです。

動画や音楽の視聴で月の通信量がかさんでしまう人はこのオプションをつけておくと、基本プランの通信量が少ないものでも十分利用できるようになります。

対象サービスは以下の通りです。

BIGLOBEモバイル
エンタメフリーオプション
対象サービス 
動画 Youtube/AbemaTV/U-NEXT/Youtube KIDS
音楽/ラジオ Google Play Music/Youtube Music/Apple Music
Spotify/AWA/Amazon Music/LINE Music/radiko
らじる★らじる/dヒッツ/RecMusic/
楽天ミュージック
電子書籍 dマガジン/dブック/楽天マガジン/楽天Kobo
SNS FaceBook Messenger

なお、対象サービス内であってもエンタメフリーとならない機能があるため、利用する際はよく確認しましょう。

月額料金は以下の通り。ドコモとauの回線に対応していますが、SMSなしのプランはdocomoのみ提供となっています。

【容量】 音声通話
SIM

SMSつき
SIM

データ通信
SIM

タイプD/A タイプD/A タイプD
【1GB】 1,078円
(770円)
【3GB】 1,320円
(770円)
1,122円 990円
【6GB】 1,870円
(1,320円)
1,727円 1,595円
【12GB】 3,740円
(3,190円)
3,102円 2,970円
【20GB】 5,720円
(5,170円)
5,082円 4,950円
【30GB】 8,195円
(7,645円)
7,557円 7,425円

公式サイト:BIGLOBEモバイル

結論:Spotifyは低音質で使って節約するか、節約モードでの利用がおすすめ

Spotifyの通信量は1曲1~12MB。

1日2時間利用すると、1カ月で最大8GB以上の消費となります。

  音質 5分
(1曲) 
1時間
(~12曲) 
1日2時間再生した
場合の月間通信量
低音質 24Kbps 約1MB 約10MB 約600MB
標準音質 96Kbps 約4MB 約45MB 約2.5GB
高音質 160Kbps 約6MB 約70MB 約4.2GB
最高音質 320Kbps 約12MB 約144MB 約8.5GB

手っ取り早く通信量を節約するには、音質を下げるのが有効です。しかし音にこだわりのある人にとってはなかなか難しいですよね。

その場合は、SIMをカウントフリーのものにしたり、節約モードに切り替えることができるスマホを利用することをおすすめします。

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