格安SIM

スマホの無制限プランで安いところはどこ?ドコモやソフトバンク、au以外で安く使う方法も解説

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キャリアのスマホで無制限プランを利用している人は少なくないでしょう。

ただ正直なところ、キャリアのスマホは高いのでおすすめしません。

本記事では、データ無制限プランがあるスマホについて、また無制限プランを利用する以外に安く大容量を使う方法について紹介していきます。

データ無制限プランがあるスマホとそれぞれの料金及び

スマホの中でデータ無制限プランがあるのは、ドコモ・ソフトバンク・auなどの大手キャリアと、新キャリアの楽天モバイルのみです。

キャリアのサブブランドやMVNO(キャリアから回線を借りて通信サービスを提供)の格安SIMには無制限プランがなく、ほとんど最大20〜30GBが最大容量となっています。

データ無制限プランがあるスマホの料金は以下の通りです。

  ドコモ ソフトバンク au 楽天モバイル
無制限
プラン
5Gギガホ
プレミア
メリハリ
無制限
使い放題
MAX
基本プラン
(段階料金制)
基本料金 7,315円 7,238円 7,238円 3,278円
家族割 2回線 △550円 △660円 △550円
3回線以上 △1,100円 △1,210円 △1,100円
光回線
セット割
△1,100円 △1,100円 △1,100円
その他
割引
dカード支払
△187円
auPAYカード支払
△110円
割引後
料金
4,928円 4,928円 4,928円 3,278円

以下では各キャリアの料金詳細や特徴を紹介していきます。

ドコモ

ドコモ
無制限
プラン
5Gギガホ
プレミア
基本料金 7,315円
家族割 2回線 △550円
3回線以上 △1,100円
光回線
セット割
△1,100円
その他
割引
dカード支払い
△187円
最大割引適用時の
料金
4,928円

ドコモのデータ無制限プラン「5Gギガホプレミア」は基本料金が7,315円となっており、そのまま使うとスマホ代としてもかなり高いです。

ただ、家族でドコモを3回線以上使っていればそこから1,100円の割引、セット割対象の光回線(ドコモ光)を使っていればさらに1,100円割引となり、これらの割引を最大限に活かせれば4,928円となっています。

各割引の適用状況ごとの料金は以下のとおりです(dカード支払い割を適用している場合)。

  光回線セット割
なし あり
家族割 なし 7,128円 6,028円
2回線 6,578円 5,478円
3回線〜 6,028円 4,928円

またドコモは他のスマホに比べると比較的通信速度が速い為、データ無制限で大容量使うユーザーとしては最もストレスなく使うことができるでしょう。

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ソフトバンク

ソフトバンク
無制限
プラン
メリハリ
無制限
基本料金 7,238円
家族割 2回線 △660円
3回線以上 △1,210円
光回線
セット割
△1,100円
その他
割引
最大割引適用時の
料金
4,928円

ソフトバンクのデータ無制限プラン「メリハリ無制限」は、基本料金がドコモよりも若干(77円)安くなっています。

また支払い割がない為、わざわざ新規でクレジットカードを作る必要がありません。

セット割対象の光回線はソフトバンク光もしくはNURO光となっており、家族割を含めて最大割引を適用しが場合の料金はドコモと同じ4,928円となります。

家族割・光回線セット割の適用状況ごとの料金は以下の通りです。

  光回線セット割
なし あり
家族割 なし 7,238円 6,138円
2回線 6,578円 5,478円
3回線〜 6,028円 4,928円

au

au
無制限
プラン
使い放題
MAX
基本料金 7,238円
家族割 2回線 △550円
3回線以上 △1,100円
光回線
セット割
△1,100円
その他
割引
auPAYカード支払い
△110円
最大割引適用時の
料金
4,928円

auのデータ無制限プラン「使い放題MAX」は、基本料金または最大割引適用時の料金はソフトバンクと全く同じです。

ただソフトバンクに比べると家族割が少ない代わりにauPAYカード支払い割があるなど、若干の違いがあります。

auはセット割対象の光回線が以下のとおり非常に多いという特徴があります。

選べる光回線が多いので、光回線自体に不満を感じたなどがあってもセット割を継続したまま乗り換えることも可能です。

なお割引の適用状況ごとの料金は以下の通りです(auPAYカード支払い割は適用の場合)。

  光回線セット割
なし あり
家族割 なし 7,128円 6,028円
2回線 6,578円 5,478円
3回線〜 6,028円 4,928円

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楽天モバイル

楽天モバイル
 プラン 基本プランのみ
(段階料金制)
料金 〜3GB:1,078円
〜20GB:2,178円
20GB〜無制限:3,278円
割引 なし

楽天モバイルはプランが一つのみで、毎月使ったデータ容量によって料金が変動する段階料金制をとっています。

そのうち、20GBを超えるとそこからは一定の料金となっており料金は3,278円。
すなわち無制限のデータ利用が3,278円という非常に安い料金で使うことができるようになっています。

割引がない為これ以上は安くならないものの、逆に言えば家族で複数回線使ったり、光回線を使わなくても誰でも安くできるということでもあります。

また楽天モバイルは、SPU(スーパーポイントアップ)の対象となっており、楽天市場で買い物した場合のポイント還元率が+1〜3倍になるというメリットも持っています。

それぞれのメリット・デメリット、ドコモ・au・ソフトバンクは高いが、楽天モバイルはエリアが狭い

データ通信を無制限使うことができる携帯電話会社は4つありますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。

ドコモ・au・ソフトバンクは回線品質が良いが料金が高すぎる

ドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリア3つは回線品質が優れているので、どこでもストレスなくネットを使うことができるというメリットがあります。

しかしとにかく料金が高いです。

いずれのキャリアも全ての割引を適用できれば4,928円で利用できるものの、この料金にするには家族で3回線以上の上、対象の光回線も利用しなければならないので中々ハードルが高いです。

現実的には6,000円以上、割引なしの7,200円程度で使うことになる人が多いでしょう。

ただスマホが無制限で使えるなら光回線なんていらないという人は多いでしょうし、家族全員でキャリアのスマホを持つと通信費全体がそもそも高くなってしまいます。

以下はドコモを家族4人で利用(うち無制限プラン2人)で利用した場合の料金総額です。

  ドコモ
光回線なし 光回線あり
1人目
(無制限)
6,028円 4,928円
2人目
(無制限)
6,028円 4,928円
3人目
(3GB)
3,278円 2,728円
4人目
(3GB)
3,278円 2,728円
光回線
(ドコモ光)
なし 5,720円
(戸建てタイプ)
総額料金  18,612円 21,032円

家族4人で利用すると光回線なしでも18,000円以上。これはちょっと通信費としては高すぎます。

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楽天モバイルは安いがエリアが狭い

新キャリアの楽天モバイルであれば、無制限に使っても3,278円。3大キャリアに比べると非常に安く使うことができます。

家族4人で使った場合の料金を3大キャリアと比べてみると、総額料金の差はかなり大きいです。

  楽天モバイル ドコモ
1人目
(無制限)
3,278円 6,028円
2人目
(無制限)
3,278円 6,028円
3人目
(3GB)
1,078円 3,278円
4人目
(3GB)
1,078円 3,278円
総額料金  8,712円 18,612円

家族4人でトータルの料金は月10,000円以上も安くなります。年間だと12万円以上となるのでかなり大きいですね。

ただ新キャリアである楽天モバイルはエリアの広さについては正直不安あり。

第4のキャリアとして始まり現在は人口カバー率も98%を突破していますが、3大キャリアに比べるとまだ使えない地域もありますし、エリア内となっていても電波が弱い場所も少なくありません。

楽天は使っている周波帯の関係上、建物内や地下に非常に弱く、都内でも圏外の場所が多いというデメリットもあります。

正直、繋がらない・遅いといった点でストレスは感じてしまうでしょう。実際SNSでも「楽天モバイル 繋がらない」と調べると他のスマホと比べられないぐらいに口コミがでてきます。

エリアが問題の楽天モバイルを快適に持つ為の方法

安さをとるか、それともデータ通信の快適性をとるかは非常に悩ましいところではありますが、そこでおすすめなのが「楽天モバイル+格安SIM」という組み合わせでデュアルSIMを利用する方法です。

iPhoneなどを中心に、現在は1台で2つのSIMを同時に利用できる端末が非常に多いです。

その為、基本は楽天モバイルを使いつつ、予備に3GB程度の格安SIMも使えるようにしておけば楽天モバイルがエリア外となっている場所でも切り替えてネットを使うことができるようになります。

楽天モバイルの予備としておすすめなのは「LINEMO。ソフトバンクのオンライン専用格安プランであり、3GBが990円で利用できますし、ソフトバンク回線を使うのでエリア・通信速度ともに全く問題ありません。

楽天モバイルで3,278円、LINEMOで990円、合計4,268円となり3大キャリアよりもずっと安く使うことができます。

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スマホ無制限プランを利用する代わりの方法

ここまでスマホの無制限プランについて比較等を行ってきましたが、個人的にはスマホの無制限プラン自体あまりおすすめしません。

3大キャリアは高すぎるし、楽天モバイルのエリアの狭さはやっぱりストレスが大きい為です。

そこでここからは、スマホの無制限プランを利用する代わりの方法を紹介していきます。

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ahamoを利用

ahamoはドコモのオンラインプランです。

プランは20GB一つで2,970円(5分以内定額通話無料)となっていますが、「大盛りオプション」によって80GBが1,980円で増量でき、合計100GBの利用が可能となります(家族割・光回線セット割等の条件なし)。

キャリアを除いたスマホのうち、格安SIMの上限は20GB、サブブランド(UQモバイルY!mobile)は増量オプションを使って30GBとなっていますので、楽天を含めたキャリア以外であれば唯一と言ってもいい代替品でしょう。

料金だけ見れば楽天モバイルより高くなってしまうものの、ドコモの回線と同じなのでエリア・通信速度ともに問題なし(SNSでの口コミもかなり良好)。

しかも万が一100GBを使い切ってしまったとしても制限時の速度が最大1Mbps。これはYoutubeを標準画質で見れるレベルなので、実質的には100GBを超えて使うことが可能です。

ahamoの公式サイト

ahamoの詳細、評判・口コミをチェック!

モバイルWiFiを利用

モバイルWiFiを利用すれば、大容量のデータ通信がキャリアよりもかなり安く利用することができます。

スマホは格安SIMの最小容量プランにすれば良いので、合わせて4,000円〜4,500円となりますし、タブレットやパソコンもわざわざスマホでテザリングしなくても使えるのでかなり便利でおすすめです。

ただし、モバイルWiFiは以下の点に注意しましょう。

  • クラウドSIMのモバイルWiFi(ZEUS WiFiMUGEN WiFi)・・・エリアはキャリア同等で地下や建物でも繋がるが、通信速度がキャリアのスマホより遅い(10〜30Mbps程度で高画質の動画視聴は問題なし)。
  • WiMAX(GMOとくとくBB WiMAX)・・・クラウドSIMよりも速度は速い(30〜60Mbps)が、エリアがキャリアよりも狭く地下が建物だと繋がらない場合もある(楽天モバイルよりは広く基本的には大丈夫、万が一繋がらなくても月15GBまでau回線を使えるオプションがあり、芸用すれば基本的にストレスなく使える)。
モバイルWiFi 容量 月額料金 キャッシュ
バック
詳細
ZEUS WiFi 30〜100GB 30GB:2,361円
50GB:3,106円
100GB:3,212円
なし 詳細
MUGEN WiFi 100GB 3,718円 10,000円 詳細
GMOとくとく
BB WiMAX
無制限 ~2ヶ月:1.474
~36ヶ月:3,784

37ヶ月~:4,444円
23,000円 詳細
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光回線を利用

自宅でネットを使う時間が多いのであれば、わざわざスマホの無制限プランを利用するのではなく、光回線を入れてしまうのがおすすめ。

安く利用できる上、自宅ではより高速で安定した回線が利用できるので快適性もあがります。

以下は4人家族でauスマホのみを利用した場合と、光回線を利用しスマホはサブブランドのUQモバイルの変えた場合の料金差です。

  光回線なし
スマホ:au
光回線:auひかり
スマホ:UQモバイル

1人目
6,028円
(無制限)
2,970円
(25GB)
2人目
6,028円
(無制限)
2,970円
(25GB)
3人目
4,978円
(3GB以内)
990円
(3GB)
4人目
2,728円
(1GB以内)
990円
(3GB)
光回線 なし 4,180円
(マンションタイプ)
総額料金  19,762円 12,100円

見ての通り、光回線を使った方が月7,000円以上も安く利用できますし、4人家族でなくても、2人家族なら光回線を使った方がお得。

外出先で25GB、自宅で無制限という形であれば十分という人は多いでしょうから、光回線の方がおすすめです。

まとめ

ドコモ、ソフトバンク、auのスマホで無制限プランを利用するのは料金が高いので正直相当なヘビーユーザーでなければおすすめしません(月100GB以上利用)。

楽天モバイルahamoモバイルWiFi光回線など、より通信費を抑えて大容量を使う方法はあるので、ぜひ活用してみてください。

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