スマホユーザー全体の4分の1はデータ容量が3〜5GBのプランで契約しているとされています。
そこで、本記事では小容量ユーザー向けにおすすめのスマホを紹介していきます。現在ドコモ等のキャリアを使っている人は格段に料金が安くなる可能性があるので、ぜひチェックしてみてください。
小容量(3〜5GB)しか使わないユーザーは3大キャリアを使うべきではない
まず注意しなければいけないのが、3〜5GB程度の小容量しか使わないユーザーは、ドコモ・ソフトバンク・auといったキャリアは使ってはいけないという点です。
割引をフルで適用できてもキャリアは高い
ドコモ | au | ソフトバンク | |
プラン | 5Gギガライト | スマホミニプラン | ミニフィット プラン+ |
基本料金 | 〜1GB:3,278円 〜3GB:4,565円 〜5GB:5.665円 〜7GB:6,765円 |
〜1GB:3,465円 〜2GB:4,565円 〜3GB:5,665円 〜4GB:6,215円 |
〜1GB:3,278円 〜2GB:4,378円 〜3GB:5,478円 |
割引後料金 | 〜1GB:2,178円 〜3GB:2,728円 〜5GB:3,278円 〜7GB:4,378円 |
〜1GB:2,178円 〜2GB:3,278円 〜3GB:4,378円 〜4GB:4,928円 |
〜1GB:2,178円 〜2GB:3,278円 〜3GB:4,378円 |
割引内容 | 家族割 光回線セット割 dカード支払割 |
家族割 光回線セット割 auPayカード支払割 |
光回線セット割 |
3GBまでの料金を見ると、基本料金はau・ソフトバンクは5,000円以上、最も安いドコモでも4,000円以上です。
もし家族割や光回線とのセット割など割引をフルで適用できたとしても、ドコモは約2,700円程度、auやソフトバンクにいたっては4,000円以上です。
格安SIMなど様々な選択肢が増えた中でこの料金は、はっきり言って高すぎる料金です。
格安SIMならキャリアの半分以下で使える
格安SIMの場合だと、3GB〜5GBのの小容量の料金相場は1,000円程度です。
キャリアに比べると半分以下、それどころか4分の1〜5分の1以下で使うことができます。
家族割でお得になるからなんて考えはNG。割引後の料金と比較しても圧倒的に格安SIMが安く、もし家族4人で使うとトータルで毎月1万円以上も通信費に差がでることになります。
小容量ユーザーにキャリアの恩恵なし
キャリアは格安SIMに比べると通信速度が速く、安定しているというメリットがあります。
その為、大容量のプランであれば料金が高くてもキャリアのスマホを使うというのはありでしょう。
しかし小容量しか使わないというのであれば、そのキャリアであるが故の恩恵をうけることはほぼありません。
高画質の動画を見るなど大容量のデータ通信を使う場合であれば意義はありますが、1ヶ月で3〜5GBしか使わないのであれば、通信速度がそこまで高速でなくても十分快適に使うことができますからね。
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小容量(3〜5GB)ユーザーにおすすめの格安SIM
では小容量(3〜5GB)しか使わないスマホユーザーはどの格安SIMを選べば良いのでしょうか。おすすめのものを紹介します。
各社特色があり、メリットもデメリットもあるので自分にあったものを選びましょう。
LINEMO(3GB990円で通信も安定)
LINEMO | |
料金 | 3GB:990円 |
通話オプション | 5分以内無料:550円(1年間無料) かけ放題:1,650円 |
使用回線 | softbank |
回線品質 | ◎ |
- ソフトバンクのオンライン専用プラン、回線品質◎
- 3GBプラン契約で6ヶ月分のPayPayポイントプレゼント(5,940pt)
- 1年間、5分以内の通話定額が無料(6,600円分)
- 留守電は利用できる(有料オプション)が割込通話は使えない
ソフトバンクが出している格安プランであるLINEMO。料金が安くキャンペーンも充実している上、キャリア自体がだしているプランだけあって回線品質も◎。
個人的には最もおすすめできる格安SIMです。
ただし、割込通話・キャッチホンが利用できない為、仕事用でも使う場合には注意が必要です(留守電は月220円で利用可能)
Y!mobile(家族割で安く使える)
Y!mobile | |
料金 | 3GB:2,178円 割引適用後:990円 |
通話オプション | 10分以内無料:770円 かけ放題:1,870円 |
使用回線 | softbank |
回線品質 | ◎ |
割引 | 家族割(2回線目から1,188円割引) おうち割(1,188円割引) |
- ソフトバンクのサブブランド、回線品質◎
- 家族割もしくは光回線セット割で1,188円割引
- 7ヶ月間データ増量無料(3⇒5GB)
- 他社からの乗り換えでキャッシュバックあり
- 端末最大36,000円割引
- データ繰り越し可
- 留守電や割込通話のオプションもあり
ソフトバンクのサブブランドであるY!mobile。LINEMO同様、回線品質は優れています。
基本料金は3GBで2,178円と高いですが、家族割を適用した場合や光回線(ソフトバンク光)とのセット割が適用できれば3GBが990円で利用できるようになります。
さらに割込通話のオプションがあったり、余ったデータ容量を翌月に繰り越すことができるなど、LINEMOよりサービス面が充実しているのが大きなメリットです。
IIJmio(5GB990円とコスパ抜群)
IIJmio | |
料金 | 2GB:850円 5GB:990円 |
通話オプション | 5分以内無料:500円 10分以内無料:700円 かけ放題:1,400円 |
使用回線 | docomo、au |
回線品質 | △ |
- 料金が格安SIMの中で最安級
- 通話定額6ヶ月間410円割引
- 他社からの乗り換えで端末代割引
- データ繰り越し可
- 留守電・割込通話のオプションあり
安く使いたいならIIJmioがおすすめ。5GBで990円と抜群にコスパが優れています。
キャリアから回線を借りて通信サービスを提供するMVNOの格安SIMの為、回線品質でいうとLINEMOやY!mobileに比べると幾分劣ってしまう部分がありますが、小容量ユーザーであれば必要十分。
余ったデータは繰り越しできますし、とにかく通信費を抑えたい人にはおすすめの格安SIMです。
mineo(サービス充実の格安SIM)
mineo | |
料金 | 5GB:1,518円 |
通話オプション | 10分以内無料:550円 かけ放題:1,210円 |
使用回線 | docomo、au、softbank |
回線品質 | △ |
- パケット放題Plus(月額385円)で容量消費後も1.5Mbpsで通信可
- 全国のユーザー同士でパケットをシェア(フリータンク)
- 余ったデータ容量をギフトとして送ることが可(パケットギフト)
- 繰り越したデータ容量を翌月登録メンバー間でシェア(パケットシェア)
- 他社からの乗り換えで端末代割引
mineoは大容量(10GB・20GB)のプランが安い反面、5GBは1,518円と他社に比べると若干料金が高いです。
ただ代わりに色々な便利なサービスが利用できます。
容量を消費した後、もしくはアプリで低速モードに切り替えた時にデータ消費なしで最大1.5Mbpsの通信(動画も視聴できるレベル)が可能なパケット放題Plusや、全国のユーザーとパケットをシェアしあえるフリータンクなど使ってみると意外と便利な機能があるので、使い勝手が非常に良い格安SIMです。
まとめ
3〜5GB程度のプランであれば、特にキャリアは高すぎるのでおすすめできません。
格安SIMに変えればそれだけで毎月数千円単位の節約、家族単位であれば1万円以上節約することだってできます。
ぜひこの機会に、キャリアから格安SIMに乗り換えてみてください。