格安SIMの低速モード比較。低速バーストや無制限使い放題のMVNOはどこ?

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コロナウイルスの影響で、端末・SIMの在庫不足による発送遅れ・受付停止となっているポケットWiFiが多数あります

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キャリアよりも料金がお得な格安SIMですが、使い方によってはさらに通信費を節約することが可能です。

「低速モード」もその機能の一つ。(格安SIMによっては「節約モード」などの名称の場合もあります)

今回は単に速度が遅くなるだけではない、「低速モード」のサービスを各格安SIMで比較しながら解説していきます。

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格安SIMの低速モードサービス比較

格安SIMの低速モードは、通常よりも速度が遅くなる代わりに、契約した通信量を消費せず使用することができます。

まずは各格安SIMの低速モードのサービス内容を一覧でまとめました。

最大速度 低速モード制限 切替
楽天モバイル 1Mbps なし なし
mineo 200Kbps/
500Kbps
Aプランのみ
3日6GB
あり
UQモバイル 300Kbps/
500Kbps
なし/
3日6GB
あり
OCNモバイルONE 200Kbps 契約データ量の
半分
あり
IIJmio 200Kbps 3日366MB あり
LINKSMATE 200Kbps 3日300MB なし
BIGLOBEモバイル 200Kbps なし なし
LINEモバイル 200Kbps なし なし
イオンモバイル 200Kbps 3日366MB あり
nuroモバイル 64~200Kbps なし なし

表からもわかるように、低速モードでも速度や制限などが異なります。

さらに詳しく解説していきましょう。

低速モードの種類と使い方

同じ低速モードと言っても各格安SIMで少しシステムが異なり、低速でしか使えないものや、高速通信と低速モードをアプリなどで切り替えられるものなど種類があります。

アプリやブラウザで切り替え可能な格安SIM

低速モードの中でも、専用のアプリやブラウザ上で通常の高速通信と低速モードを切り替えることができるものがあります。

格安SIMごとに多少使い方は異なりますが、たいていは手動で簡単に低速モードのオンオフが可能です。

切り替え可能な格安SIMは以下の通り。

アプリ
から
mineo、UQモバイル(スマホプラン)、
OCNモバイルONE、IIJmio、
イオンモバイルなど
ブラウザ
から
LINKSMATE、エキサイトモバイルなど

切替機能がついていると、動画やSNSをする場合など必要なときにだけ高速状態にできるため、うまく使うと通信量を節約することができます。

【切り替え可能なSIMの主な使い方】

  • 普段は低速モードに設定し、動画やSNS使用時に通常速度に戻す
  • 普段は通常速度で、LINE通話やメールなど通信量の小さいやり取りの際低速モードにする

低速状態でしか使えない格安SIM

切替機能が無く、低速でしか使えない格安SIMもあります。

低速のみ UQモバイル(データ無制限プラン)
ロケットモバイル(神プラン)

当然高速通信ができる他の格安SIMより料金が安いため、メールやニュース検索など低速でできる通信しかしない場合に適しています。

【低速SIMの主な使い方】

  • メールなど通信量の少ない通信しか行わない
  • ネットの通信は行わない
  • 大容量データSIMやポケットWiFiと組み合わせて通信費を節約

通信量超過後、低速モードになる(通信制限)格安SIM

契約している容量を使い切った後に低速モードになる(いわゆる通信制限)ため、高速状態と低速状態を任意に切り替えできない格安SIMは以下の通り。

切替不可 楽天モバイル、BIGLOBEモバイル
nuroモバイル、LINEモバイル

用途に合わせて切替ができないので、低速モードの使い勝手としてはいまいち。

基本的には、制限されないように使っていくのがおすすめです。

ただし、楽天モバイルのように制限後の速度によっては、かなり節約になるものもあります。

低速モード時の最大速度

低速モードには、それぞれ最大速度が決められています。

あくまで最大値なので、回線の混雑状況や端末側のスペックなどによって、実際の速度は多少前後することもある点には注意しましょう。

100Kbps~300Kbps|LINEでメッセージが送れる程度

格安SIMの低速時の速度で最も多いのが200Kbps。中には128Kbpsや300Kbpsなどもあります。(参考:128Kbpsでできること/200Kbpsでできること

 
 
200
Kbps
128
Kbps
 
 
200
Kbps
128
Kbps
LINE/
Skype
メッセージ You
tube
低画質 ×
通話 標準画質 × ×
ビデオ通話 × 高画質 × ×
Twitter テザリング
Instagram × × オンラインゲーム 種類による ×
Facebook × × データ ダウンロード 10MB ×
WEB
ページ
地図/ニュース アップロード
通販サイト ×

主にLINEでメッセージを送ったり、ニュースなどテキストメインのサイト検索であれば読み込みに時間がかかることはあるものの利用できる程度の速度です。

300Kbps、200Kbps以下の速度の格安SIMは以下の通り。

制限速度
300Kbps
UQモバイル(スマホプラン)
制限速度
~200Kbps
mineo、OCNモバイルONE
IIJmio、LINKSMATE
BIGLOBEモバイル、LINEモバイル
イオンモバイル、nuroモバイル
ロケットモバイル(神プラン)

200~300Kbpsではできることの幅が広くないため、切替のできないものだと単に不便なだけであまり節約にはならないので注意しましょう。

500Kbps|Spotifyなどで音楽が聴ける程度

500Kbpsは音声通話や、音楽の視聴には支障をきたさない程度の速度です(参考:500Kbpsでできること

LINE/
Skype
メッセージ You
tube
低画質
通話 標準画質
ビデオ通話 高画質 ×
Twitter テザリング
Instagram オンラインゲーム
Facebook データ ダウンロード
WEB
ページ
地図/ニュース アップロード
通販サイト

ただし、画像の多いSNSや高画質の動画などでは、読み込みが遅かったり、途中で止まってしまうなどの不具合が見られます。

低速モードが500Kbpsの格安SIMは以下の通り。

制限速度
500Kbps
mineo(パケット放題)
UQモバイル(データ無制限プラン)

mineoは有料オプション「パケット放題」に加入することで、通常200Kbpsの低速モードを500Kbpsにすることができます。パケット放題については後ほど詳しく解説します。

UQモバイルは、電話番号の無いデータSIMしかない上、低速と高速の切り替えもできないので、使い勝手としてはmineoの方がいいでしょう。

1Mbps|Youtubeを見られる程度

1Mbpsは低速モードの中でもかなりできることが多いです。(参考:1Mbpsでできること

LINE/
Skype
メッセージ Youtube 低画質
通話 標準画質
ビデオ通話 高画質 △~×
Twitter テザリング
Instagram オンラインゲーム 種類による
Facebook データ ダウンロード 50MB程度
なら可能
WEB
ページ
地図/ニュース アップロード
通販サイト

メッセージを送ったり検索したりはもちろんのこと、少し待ち時間が長くなることはあるもののSNSや動画もできます。

制限速度
1Mbps
楽天モバイル

キャリアではdocomoが制限後速度1Mbpsですが、格安SIMでは楽天モバイルのみ(厳密にいうと楽天も格安SIMではありませんが)。

低速モードでもある程度通信できた方がいいという場合は楽天モバイルがおすすめです。

低速モード時の制限。無制限ではないものもあるので注意

契約した通信量以上にネットができる低速モードですが、格安SIMによっては、上限が決められている場合があります。

上限を超えて使用してしまうと、ただでさえ低速にもかかわらずさらに速度が遅くなるなど、利用に制限がかけられてしまうので要注意。

たいていは1日○GBまで、3日○GBまでといった短期の制限のため、その日数内での使用量が上限を下回れば制限が解除されます

最も多いのは3日300MB~366MBのパターン。

つまり1日100MB程度ですが、LINEのメッセージなら1日に2万通、通話であれば50時間程度は利用可能なので、制限にかかるかも…と身構えなくても大丈夫です。

おすすめの低速モード格安SIM

低速モードの機能が使いやすくおすすめの格安SIMを3つ紹介します。

mineoの「パケット放題」は500Kbps使い放題

mineoのパケット放題は2020年3月から始まった新しいオプションです。

そもそもmineoにはmineoスイッチという、専用アプリ「mineoアプリ」やブラウザ上の「マイページ」でスイッチを切り替えることで、最大200Kbpsの低速状態が使い放題になる機能があります。

スイッチをオンにして行った通信は、月3GBなど契約したデータ量を消費することがないため、上手にやりくりすると通信費を節約することが可能です。

パケット放題オプションでは月額350円支払うことで、このmineoスイッチの最大速度を500Kbpsにすることができます。

200KbpsではSNSや動画などを見たりすることはできませんが、500Kbpsでは多少の待ち時間はあるものの、低画質動画やTwitterなども楽しむことができます。

2020年5月31日までは最大2カ月無料なのでお試しに利用してみるのもありですね。

パケット放題のレビューはこちらの記事を参考にしてください。

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楽天モバイルなら制限後も1Mbpsで使い放題

楽天モバイルは楽天回線を無制限に使えるSIMですが、楽天エリア外ではau回線が5GBまで使用できます。

低速モードの切り替えはできませんが、au回線で規定の5GBを超えた場合でも制限速度は1Mbpsと速いため、動画やSNSもそこそこ使えるのがポイント。

回線 国内 海外
楽天回線 パートナー回線
制限 無制限
1日10GB
5GB/月 5GB/月
制限時速度 1Mbps 1Mbps 128Kbps

さらに楽天モバイルでは、300万人限定で、1年間使用料0円のキャンペーンを行っています。

解約しても違約金が掛かるということもないので、とりあえず無料のうちに試してみるのがおすすめです。

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nuroモバイルのバースト転送機能が優秀

格安SIMに限らずですが、スマホは契約している容量以上使用してしまうと通信制限にかかり速度が遅くなります。

ただし格安SIMの中には「バースト転送機能」という低速通信時にも、通信しはじめの一定量は高速通信ができる機能があります。

サイトを開く最初の一瞬だけ速度が速くなるので、本来の低速状態より速くサイトを表示させることが可能です。

中でもnuroモバイルのバースト機能は他の格安SIMに比べて転送量(高速通信ができるデータ量)が大きく、SNS程度であれば割とストレスなく見ることができます。

とはいえ、低速状態なことに変わりはないので過信は禁物。

公式にも「最初の数秒は低速通信速度以上の速度ご利用いただけます」と表記されている通り、あくまでちょっとだけ使いやすいぐらいに考えておきましょう。

【結論】格安SIMの低速モードは切り替えやバースト機能を使えば通信量の節約が可能

格安SIMの低速モードは、使い方によっては通信費を節約できるサービス。

特に、自由に通常の速度と低速状態を切り替えできる「切り替え機能」や、低速状態でも一定のデータ量までは高速で通信ができる「バースト機能」がある格安SIMは使い勝手がいいのでおすすめ。

他にも楽天モバイルのように、低速状態の速度が速いものだと、普通に動画やSNSが見られるので、いちいち速度を切り替えたりするのが面倒な人には最適です。