
最近よく聞く「WiMAX」。気になっているけど実際使ってみたらどんな感じなんだろう…?

だったら『Try WiMAX』を使ってみてはどうでしょう?無料でWiMAXの製品が試せますよ。
UQWiMAXが提供している『Try WiMAX』は、ポケットWiFiやホームルーターを無料でお試しできるサービスです。
実際に使ってエリアや速度などを確かめてから契約ができるのでとっても便利。
今回はTry WiMAXについて詳しく、その利用方法まで含めてご紹介します。
WiMAXのポケットWiFiをお試しできる「Try WiMAX」って?
(引用:UQWiMAX公式サイト)
『Try WiMAX』はUQWiMAXが提供するWiMAX製品を15日間無料でお試しできるサービスです。
他のWiMAXのプロバイダでは行っていないため、必ずUQWiMAXで申し込みをすることになります。
WiMAXではどのプロバイダと契約しても回線速度やエリアに違いはないので、どこで契約するかはいったん横に置いておき、「WiMAXの使用感の確認」として使うのがいいでしょう。
送料やデータ通信費まで一切無料
Try WiMAXはお試しにかかる費用がすべて無料です。
レンタル費用はもちろんのこと、レンタルしている間の通信費や、受け取り・返却にかかる送料、事務手数料まで一切かかりません。
WiMAXにはハイスピードプラスエリアモードという有料でauLTE回線が使用できるオプションがありますが、こちらも無料で利用が可能です。
唯一レンタルした端末を破損、紛失したときや期間内に返却しなかった場合のみ違約金22,000円~25,025円が請求されます。
レンタル機器の種類 | 違約金(税込) | 窓口支払手数料(税込) |
WiFiルータ | 22,000円 | +165円/1通 |
WiFiルータ+クレードル | 25,025円 | |
UIMカード | 3,300円 |
出荷日から返却日まで15日間レンタル可能
TryWiMAXの利用期間は15日間ですが、発送日から返却日までをカウントするため期間中まるまるは使えず実際に使用できるのは10~13日程度です。
中には返却日の消印であれば問題ないという実体験や、督促状が来てから返送しても違約金が請求されなかったといったケースもあるようですが、公式はあくまで「端末を発送した日から、返却しUQWiMAXに端末が届くまでの期間=15日間」。
延滞による違約金も高額な上、一度延滞すると再度TryWiMAXを利用する際に申請が通らないなどのデメリットがあるため、危ない橋は渡らず返却期限は守った方がいいでしょう。
返却の5日前には「レンタル返却期限日のお知らせ」のメールが届きます。
メールが届いたころに準備をし始めるとちょうどいいタイミングで返却が可能です。
契約後無料でキャンセルができる「初期契約解除制度」との違い
ポケットWiFiの契約には、契約から8日間は違約金なしに解約ができる「初期契約解除制度」が適用されます。
初期契約解除制度とは?
クーリングオフが適用されないモバイル通信において、契約し端末を受け取ってから8日以内であれば契約をキャンセルできることを定めた制度。申請後速やかに端末を返却するなど契約先によって規定がある。
TryWiMAXがお試しで機器を使用するサービスであるのに対し、「初期契約解除制度」はいったん契約したものを取り消すための制度です。
そのため違約金こそかからないものの、契約する際の手数料や解約までに使用した分の通信費などは請求されてしまいます。
初期契約解除制度 | TryWiMAX | |
利用期間 | 8日目までに申請し、 その後速やかに端末を返却 (8日目までに返却の場合も) |
発送日から 返却まで15日間 |
契約手数料 | 3,300円 (プロバイダで変動あり) |
無料 |
違約金 | 無料 | 無料 |
通信費 | 契約解除までの通信費を 日割で支払 |
無料 |
送料 | 自己負担 | 無料 |
Y!mobileなどWiMAX以外のポケットWiFiにはお試しサービスがないため初期契約解除制度を利用するしかありませんが、WiMAXを検討する際はTryWiMAXの方が無駄な出費をなくすことができるでしょう。

ポケットWifiはクーリングオフできる?初期契約解除との違いは?固定回線やWiMAXを契約後すぐに解約する時に注意したいこと
TryWiMAXの注意点
TryWiMAXを利用するにあたり、いくつか注意点があります。
間違えると20,000円以上もの損失になることもあるので、よく確認しましょう。
まずはエリア判定をしてから申し込みをする
WiMAXにはスマホ同様通信エリアがあります。
UQWiMAXの公式サイトでエリア判定ができますが、これが「〇もしくは△」でなければWiMAXは利用できません。
利用頻度の高い場所が通信エリア内かどうか事前に確認しておきましょう。
- 「〇の場合」…使用に問題ないエリアです。屋内や地下などでは電波が届きにくいことがあるためそういった場所で使用する場合は実際に確かめましょう。
- 「〇~△の場合」…利用可能と思われるエリアです。環境によっては電波が届かないことがあるため電波の通りやすい場所とそうでない場所を確認しましょう。
- 「△の場合」…利用場所の状況により、圏外となる場合があるエリアです。実際に通信できるかどうか確かめましょう。
TryWiMAXの申し込み、利用は20歳以上から
TryWiMAXは20歳以上しか申し込みができません。
レンタル申請後、他人へ譲渡することも禁止されているので、20歳未満の方は基本的に利用もできない仕組みになっています。(Try WiMAXレンタル規約)
つまり20歳未満の方がWiMAXの使い心地を試すには、初期契約解除制度を利用するしかありません。
WiMAXの契約自体は保護者の同意書があれば受け付けてもらえるため、一度WiMAXを契約し、もし使えなければ8日以内にキャンセルしましょう。
この場合TryWiMAXとは違い、通信量と契約手数料3,300円がかかることに注意が必要です。
クレジットカードがないと申し込み不可
TryWiMAXは完全無料のサービスとなっていますが、クレジットカードの登録が必要です。
残念ながらデビットカードや口座振替ではTryWiMAXを使うことはできません。
これは利用料金が請求されるわけではなく、延滞や破損、紛失により違約金が発生する場合に利用されます。
申し込み時にクレジットカードが利用不可になっていると申請が通らないため気を付けましょう。
また、利用に際してクレジットカードのショッピング枠が確保されます。クレジット会社から連絡があることもありますが、利用期間を終え規定通りに返却されればお金がかかることはないので心配いりません。
SMS、キャリアメールアドレスがないと書面申し込みに
携帯電話の電話番号、またはキャリアのメールアドレス(~docomo.co.jpなど)がない場合はオンライン上ではなく書面の申し込みとなります。
まずTryWiMAXレンタル申込書を印刷し必要事項を記入します。
次に運転免許証などの本人確認書類のコピーも同封し、UQお客様サポートセンターに送付しましょう。
その際指定の宛名ラベルを使用すれば送料をかけることなく送ることが可能です。
もし印刷する環境がない場合は、資料請求フォームに必要事項を記入すれば申込書類を一式郵送してもらえます。
多少時間と手間がかかりますが、格安のデータSIMなどで電話番号を持っていない場合でも対応してもらえるのはうれしいですね。
最新端末は在庫切れの場合がある W06もレンタルできる
2019年9月現在、WiMAXの最新端末は「Speed Wi-Fi NEXT W06」。
できることなら実際に自分が契約しようとしている端末か、どの端末にするか決まっていないなら最新のものを試したいですよね。
しかしTry WiMAXは非常に人気のサービスのため、下記のように端末の在庫が不足していることもあります。
(引用:UQWiMAX公式サイト)
在庫が復活するのを待つか、借りられるものから選ぶかは好みです。
単に日常生活エリアで通信が可能かどうかを知りたい場合は最新端末でなくても試すことはできます。しかし最新端末の方が最大速度が速い、アンテナの感度が向上しているなどのメリットが増えるのも確かです。
速度を実感したければ、少なくとも一世代前のW05をレンタルすることをおすすめします。

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通信制限にかかる 3日で10GB、LTEは1カ月7GBまで
TryWiMAXはレンタルですが、使用できる通信量には実際に契約したものと同じで2種類の制限があります。
ひとつめは「3日間の合計通信量が10GBを超えた場合、翌日夜間の速度を1Mbpsとする」という短期間での制限です。
高画質の動画を長時間見続ける、オンラインゲームをひたすらやり続ける、10GB以上の重たいデータをダウンロード、アップロードするといった使い方をしない限りはひっかからないので気にする必要はありません。
ふたつめはLTE通信の制限です。
WiMAXのポケットWiFiは通信をWiMAX回線からLTE回線に切り替える「ハイスピードプラスエリアモード」があります。
WiMAXよりエリアの広いau4GLTE通信が行える便利な機能ですが、その通信量は「月に7GBまで」と制限されています。
このふたつ目の制限は「3日10GB」の場合と異なり月末まで解除されることはなく、かつ制限中は128Kbpsというほぼ使い物にならない速度になってしまいます。
無料とはいえ使いすぎは厳禁ですね。
さらに、TryWiMAXではひとつの端末の通信量は使用者が変わってもリセットされません。
公式では以下のように記載されています。
レンタルサービスの性質上、同一月内に一台の機器を複数のお客様が利用する場合があります。その場合、他のお客様の通信量を合算した月内の総通信量が速度制限の対象となりますので、あらかじめご了承ください。またレンタルサービスをご利用中、動画配信、オンラインゲーム等データ量の多い通信の長時間のご利用はお控えください。(引用:UQWiMAX公式サイト)
つまり月内で前に使用した人がいれば、前の人が使った分と合わせて通信量が計算されてしまいます。
最悪の場合すでに通信制限にかかった状態で手元に届く可能性が無きにしも非ずです。
実際に口コミでもそういったパターンが多くはないにしろ存在します。
送られてきたtryWiMAX、前の使用者が使いすぎていたため、すぐに通信制限となり生きる希望を失った。
— たちまち📛 (@tachimachi_jp) December 12, 2018
Try WiMAXで借りてみたら速度規制がかかった状態速度しか出なくて草。前の利用者が使い過ぎたんじゃないのかと思うぐらいだが、規制かかった状態を貸し出して評価しろってのも斬新すぎる。 pic.twitter.com/oo4XBk6xk5
— マクダルまさる (@masaruyokoi) October 30, 2018
こういった端末が届いてしまった場合、今のところ打つ手はありません。
通信制限にかかるとこんな感じなのか…ということを経験できる機会と考えましょう。
届いたものはチラシ以外を必ず返却
TryWiMAXを申し込むと、端末の他、充電器や説明書などが同封されます。
使用期間が終われば新規申し込み案内のチラシ以外すべてを返却しなくてはいけません。
実際にレンタルしてみるとこのようなチラシが入っていました。(時期によってデザインなどは変わります)
きちんと返却できないと2万円程の代金が請求されてしまいます。
開封した際に同封物をすべて写真に収めておくと、返却時に戸惑うこともないでしょう。
UQWiMAXから営業電話がかかってくる
一度TryWiMAXを使うと、使い心地や継続意思確認の電話がくるようになります。
だいたい2~3回程度で終わりますが、使ってみて合わなかったと感じ継続の意思がない場合はきっちりその旨を伝えましょう。
もし使用中に感じたことなどがあればこれを機に改善要望を出すのもいいですね。
TryWiMAXの利用までの手順
それでは実際にTryWiMAXを利用してみましょう。
今回はオンライン申し込みでWX04のレンタルを実践してみました。
申し込みの前に以下のものを用意しておきましょう。
- クレジットカード
- 携帯電話番号(SMS認証用)
- 連絡先メールアドレス
UQWiMAX公式サイトから申し込み
まずはUQWiMAX公式サイトにアクセスします。画面下の方にある「お申込みはこちら」から申し込みを進められますが、まずはエリアと貸出機器を確認しておきましょう。
借りたい機器がの在庫がないときは朝早い時間帯だと在庫が復活することもあります。
またエリア判定の結果「×」の場合、希望の地域ではWiMAXを利用できないため、借りても使用できない可能性が高いです。
確認して問題がなければ仮登録を進めましょう。
「約款・利用規約」と「重責事項説明」にきちんと目を通し、チェックマークを入れ「同意する」を選択します。
次へ進むとメールアドレス、携帯番号を登録する画面になるので入力を進めましょう。携帯番号の代わりにキャリアメールアドレス(docomo、au、Softbankなど)でも登録が可能です。
仮登録が完了すると、登録したメールアドレスと電話番号にメールとSMSが届きます。
まずメールを開いて認証URLをクリックしましょう。
表示された画面にSMSで送信された認証コード(数字8桁)を入力します。
メール認証が完了したら、利用機器や申込者情報、クレジットカードなど申込内容を登録していきましょう。
完了画面が出たら、申し込み完了です。
メールが届くので、端末が配送されるまでに目を通しておきましょう。
機器の受け取り
今回はWX04クレードル付きをレンタルしてみました。わくわくしますね。いざ開封。
中には以下のものが入っていました。借りる端末によっては内容が異なるため必ず「TryWiMAX使用前にご確認ください」のカードの同梱物一覧と照らし合わせましょう。
内容に不備がある場合はすぐにUQWiMAXに連絡する必要があります。
- WiMAX端末
- SIMカード/SIMケース
- ACアダプタ
- USBケーブル
- クレードル※セットの場合のみ
- 取扱説明書(つなぎかたガイド)
- ファームウェア更新のご案内
- 返却用伝票
- TryWiMAX使用前にご確認ください/返却方法カード
- チラシ
これらはチラシ以外すべて送り返すことになるので、何がどういった状態で入っていたのか覚えておくようにしましょう。写真に撮っておくと安心です。
初期設定
初期設定は「6.取扱説明書(つなぎかたガイド)」や「10.TryWiMAX使用前にご確認くださいカード」を見るとたいていのことが書いてありますが、つなぎかたガイドは少しわかりにくかったのでざっくり紹介していきます。
レンタルする端末によって方法は異なるため、詳しく知りたい方はUQWiMAXの「使い方ガイド」を参照しましょう。
SIMカード挿し込み
まずはSIMケースからSIMカードを取り出します。
レンタルしたWXシリーズは電池パックを外したところにSIMカード挿し込み口があるのでそこにセット。
ちなみにHUAWEI社製のWシリーズは電池パックが外れず、SIMカード挿し込み口は電源ボタンの横などにあります。
口コミを見るとSIMカードももとから挿入された状態で届く場合もあるためWシリーズをレンタルした人はSIMが入っているかの確認だけをして電源を入れましょう。
電源を入れる
電源ボタンを長押しすると電源が入ります。
もし画面がつかない場合は充電が切れている可能性があるため充電しましょう。
端末を初期化する
電源が付いたら使用する前に端末の初期化をしましょう。
同梱されていた「10.TryWiMAX使用前にご確認くださいカード」に従って初期化を進めます。
方法は2種類。
SIMカード挿し込み口横の小さな丸いボタンを細い棒で押すパターンと、画面から初期化を選択するパターンがあります。
今回は画面から設定するタイプでした。
「設定」>「メンテナンス」>「初期化」の順に画面をタップすると「お買い上げ時の状態に戻ります。初期化しますか?」と表示されるので「はい」を選択します。
再起動ののち画面が表示されたら初期化は完了です。
無線LANの設定をする
初期化が終わったらいよいよ設定です。
端末によってはSSIDとパスワードが貼られていることもあるようなので、そちらを参照して設定することもできます。
今回レンタルした端末には特に何も書かれていなかったので、自分でSSIDとパスワードを表示させました。
「情報」>「Wi-Fi情報」を選択すると以下のような画面になります。
このうち、プライマリSSIDとパスワードが必要です。
接続したい機器のWiFi接続画面から(iPhoneの場合は「設定」>「WiFi」)WiFi一覧を確認し、SSIDを探します。
該当するSSIDをタップし、パスワードを入れると接続は完了です。
WiFiを受信しているかアイコンで確かめましょう。
実際に使ってみよう エリア確認は必須!
WiMAXを使うにあたり確認したいのはやはり日常生活圏内の通信速度や安定性。
ウェブページを開くくらいなら問題はなくても、動画を見たりデータを送ったり受け取ったりするのには時間がかかってしまったりする可能性があります。
実際にポケットWiFiを持った時にどういった使い方をするかを考えながら自宅はもちろんのこと、通勤で使う電車の中や駅、立ち寄る店などで試してみましょう。
以下の場所ではWiMAXがつながりにくくなる可能性があります。これらの場所が生活圏内にある場合は重点的に確認しましょう。
- 屋内/地下
- トンネルの中
- 車の中
- 高層ビルなどの高い場所
- 高層ビルのふもと
- 山間部
回線速度を確認する場合はアプリや測定ツールを使用すればどれだけの速度が出ているのか数値としてみることができます。

今回はOoklaのSPEEDTESTを使用してみました。
ダウンロード速度が10Mbpsあれば日常的な使用にはまったく支障をきたさないですが、はたして。
ダウンロードが12.41Mbpsでした。実際につないでみても十分快適に使えます。
次にハイスピードプラスエリアモードに切り替えてみました。(「設定」>「通信モード設定」>「ハイスピードプラスエリアモード」)
普通であれば月額1,000円ほどかかるオプションですが、TryWiMAX中は無料で利用できます。
結果、54.86Mbpsになりました。予想以上に早くて驚きです。
TryWiMAXを試した裏で起きていたハプニング集
淡々とTryWiMAXについて紹介しましたが、実は裏ではさまざまなハプニングに見舞われていました。
くだらないことから少しひやっとしたことまで、レンタルする際はこういうこともあるかもね、という参考に。
SIMカードが入れにくい
WXシリーズは充電器の下にSIMカードの差込口があります。
カバーをスライドして開きSIMを入れるまでは順調でしたが、カバーがうまく戻らない!
先ほどはさらっと紹介しましたが、実はセットするのに結構時間がかかっています。
カチッとうまくはまらず、あまり力を入れると折れそうだし、壊したら弁償だし、使い方には「押すな」と書いてあるしで四苦八苦。
最終的に「これ本当にはまったのかな?」と多少不安なまま進むことにしました。
ちゃんとつながったので結果オーライ。不器用な人は特に気を付けましょう。
充電が切れていた
SIMカードも入れ、さてさっそく使うぞ!と電源ボタンを押すと、現れた充電0%の文字。
完全に出鼻をくじかれました。
まあレンタルだしこういうこともあるよね、とACアダプタを挿し込みます。
なんかコネクタ部分がぐらぐらして心もとないなと思いつつ、待つこと数分。
再度電源ボタンを押し確認すると…いまだ0%。
雲行きが怪しいですね。
ACアダプタが壊れていた
充電できないときの原因はケーブル側か端末にあります。
今回は画面は反応しているのでおそらくケーブルだろうと推測しました。
同梱されていたUSBケーブルに差し替えると…。
できました。
なんだ、やればできるじゃないか。
しかしここで不安になるのが「もしかして私が壊したと思われるのでは…?」という点。
さすがにそんな横暴なことはないだろうと思いつつ、送り返した後で弁償しろと言われるのも嫌なので、UQWiMAXに確認してみました。(UQWiMAXお問い合わせ先:0120-959-001)
電話をかけたところすぐにつながり、ACアダプタが壊れていた旨を連絡。
結果、「元から壊れていたものは契約者本人から連絡をいただければ、契約情報に書き加えておくので弁償金は発生しない」とのこと。
必要であれば新しいものを送ってもらえるようですが、今回はUSBケーブルで充電ができたため不要としました。
同梱物に不具合が見られた場合は契約者本人が一報を入れておくと安心ですね。
試した後はどうする?返却の手順とよりお得にWiMAXを使う方法
TryWiMAXを試した後、契約をするかどうかにかかわらず端末は一度返却する必要があります。
返却方法
TryWiMAXのレンタルは発送日から返却完了日まで15日間なので、届いてから12日目あたりで用意し始めた方がいいでしょう。
まず同梱された返送用伝票の「ご依頼主」の欄に契約者の情報を記入します。
次にチラシ以外の同梱物をすべて元の形に戻して袋に入れ、伝票は貼らないでと書いてあるのでその通りにポケットに入れましょう。
レンタル機器の返却方法は「電話で集荷を依頼」「ネットで集荷を依頼」「窓口へ持ち込み」の3種類あります。
以前はゆうパックでの返却だったため、コンビニに持ち込めましたが、2019年9月現在は佐川急便が利用されているので、コンビニに持ち込んでも対応してもらえないので気を付けましょう。
▼佐川急便の取扱店電話番号、窓口(サービスセンター/取次店)はこちらから確認できます。

▼ネットで集荷を依頼する際は、登録が必要となります。
返却した後の選択肢 契約するならプロバイダで
レンタルした後に考えるのは、継続して契約するか否か。
もし契約する場合には、そのままUQWiMAXを利用するかプロバイダを選び直すか考えなくてはいけません。
そのままUQWiMAXで契約する
端末が届いた際に同封されていたチラシの手順に沿って契約するとUQWiMAXと契約ができます。
そのままUQWiMAXを使う場合にも、端末は一度返却しなければならないので注意しましょう。
しかしこの方法で契約するのは決してお得とは言えません。
UQWiMAXはほかのWiMAXプロバイダと違い、割引等のキャンペーンを行っていないため、月額料金などの総額費用が高くなってしまいます。
さらに端末の料金も他では無料であることが多いのに対し、UQWiMAXでは16,500円が必要です。
メリット
- 実店舗が他プロバイダより多くある
- 口座振替が可能
- チラシに沿って申し込みができるためわかりやすい
- UQのWiFiスポットが利用可能
デメリット
- 月額料金が高い
- 端末代金がかかる
- キャッシュバックが少ない
プロバイダから契約する
WiMAXのポケットWiFiは本家のUQWiMAXよりも、プロバイダで契約する方がさまざまな特典を受けられるためお得になります。
プロバイダで契約する場合も端末は通常通り返却し、UQWiMAXのチラシは無視しましょう。
各プロバイダは月額料金割引や、キャッシュバックなどのキャンペーンを随時行っているため、自分に合ったプロバイダを選ぶことが大切です。
メリット
- 高額キャッシュバックが受けられる
- 月額割引が受けられる
- 端末料金が無料
デメリット
- クレジット払いにしか対応していないプロバイダがある
- 種類がたくさんあって迷う
WiMAXで契約しない場合
エリアなどに問題があり契約はしないという場合、返却を終えればそれで終了です。
WiMAXのエリアは日々拡充しているため、返却時のアンケートにエリアや速度の要望を書くと、今は対応していなくても将来的に快適に使えるようになっている可能性は十分にあります。
今すぐポケットWiFiが必要であれば、WiMAXではなくY!mobileなどのLTE回線を使ったポケットWiFiと契約することも考えましょう。
180日後なら再度お試し可能
過去に一度TryWiMAXを利用していても180日後であれば再度申し込むことが可能です。
引っ越しをして再度WiMAXを検討したいという人や、以前はエリアが非対応だったがもう一回試したい場合なども、前回のお試しから半年経っていれば問題ありません。
ただし前回の使用の際、返却期限を過ぎてしまったなど利用に問題があったとみなされた場合は申請が通らないこともあります。十分注意しましょう。
Try WiMAXには、こんな使い方も!
契約前に実際の使用感を試すことができるのはもちろんのこと、完全無料のTryWiMAXならではの利用方法もあります。
一回使うと次に利用するまでに間をあけなければなりませんが、TryWiMAXを使うとちょっとお得なシーンをまとめました。
国内旅行や出張、短期入院の時に
自宅やオフィスから離れると、固定回線がない分通信料がかさみがちです。
そんなときWiMAXのポケットWiFiが使えればスマホの通信量を気にせずネットが可能になります。
データのやり取りが多い出張中や、病室にWiFiがないことの多い入院中は特に重宝するでしょう。
レンタルWiFiだと当然レンタル料金や送料がかかってしまいますが、TryWiMAXならすべて無料でできてしまうためとても経済的。
15日間の期間内に返却できるならぜひとも活用したいですね。
通信制限にかかった時、かかりそうな時に
スマホにつきものの「通信制限」。
月末近くなら解除まで我慢しよう…ともなりますが、月の中旬に制限がかかってしまうととても不便ですよね。
そんなときTryWiMAXを使えばWiMAXの回線を通してネットができるため、通信制限中の残りの期間をなんなく乗り切ることができます。
半年に一度しか利用はできませんが、そんなに頻繁に通信制限にかかるのであれば、スマホの契約内容を見直すかレンタルではなくポケットWiFiをきちんと契約した方がいいでしょう。
固定回線の工事の間に
固定回線が不調なときや、引っ越しによる回線工事で開通まで数日待たなければいけないとき、TryWiMAXを光回線のかわりに利用することもできます。
中には期間中ポケットWiFiを提供してくれるプロバイダもありますが、すべてではありません。
工事を待っている間回線がないのは不便という場合は活用してみましょう。
ポケットWiFiは固定回線とは違い外に持ち出すことも可能なため、気に入って契約することにしたというパターンもありますよ。
まとめ
完全無料でWiMAXを利用できる「TryWiMAX」についてご紹介しましたがいかがでしたか?
2019年7月現在ポケットWiFiで契約前に完全無料で試すことができるのはこの「TryWiMAX」以外にありません。
契約して失敗したという思いをしないためにも、WiMAXとの相性をしっかり確認しておきたいですね。