TVerは民放5社が共同で展開しているサービスで、放送中のテレビ番組をスマホやパソコンなどから無料で見ることができます。
日テレ・テレビ朝日・TBS・テレビ東京・フジテレビのドラマやバラエティ番組などを、放送終了から一定期間内であれば手軽に視聴できるので便利です。
ただし、TVerはテレビ番組の配信サービスというだけあって通信量が多く、使いすぎるとすぐに通信制限が掛かってしまうかもしれません。
そこで本記事では、TVerのデータ通信量の目安や節約方法などについて、詳しく解説します。
【TVerは通信量大!気にせず使いたいなら安く大容量使えるモバイルWiFiがおすすめ!】
TVerのような動画配信サービスのデータ通信量はかなり大きく、スマホの容量が足りなくなる大きな要因となっています。
そこで1台持っておきたいのがモバイルWiFi。2,000円台で大容量のデータ通信が使えるので、容量不足に困ることがなくなるのでかなりおすすめです。
モバイル WiFi |
タイプ | 月額料金 | キャッシュ バック |
端末 | 通信 容量 |
契約 期間 |
詳細 |
GMOとくとく BB WiMAX |
WiMAX | ~2ヶ月:1.474円 ~36ヶ月:3,784円 37ヶ月~:4,444円 |
23,000円 | 購入 | 上限無し | 2年 | 詳細 |
THE WiFi | クラウド | 3,828円 | 4ヶ月 無料 |
0円 |
100GB | 2年 | 詳細 |
Chat WiFi |
クラウド | 20GB:2,280円 50GB:2,600円 200GB:4,690円 |
0円 | 0円 |
20GB 50GB 200GB |
1年 | 詳細 |

TVer(ティーバー)の通信量目安
TVerのデータ通信量について、次の観点から見ていきましょう。
- 自動画質と低画質設定それぞれの通信量
- 使用する時間ごとの通信量
- 1GB、7GB、30GBのデータ通信容量でどれくらい使えるのか
それぞれのポイントを分かりやすく解説します。
【画質別】TVerのデータ通信量の目安
TVerを1時間使用した場合のデータ通信量は、自動画質と低画質設定それぞれで次のようになります。
自動 | 約80MB/5分 |
低画質 | 約45MB/5分 |
TVerをスマホアプリで利用する場合は、画質を「自動」と「低画質」から選択することができます。
自動画質は一般的な動画配信サービスの高画質設定のようなものなので、わずか5分でも通信量が80MBと多め。
一方で低画質設定にするとだいたい半分ぐらいの通信量になるので、ギガを節約することができます。
以上の点を踏まえて、それぞれの画質設定でTVerを利用すると、どれくらいの通信量を消費するのかを見ていきましょう。
自動画質の場合|ドラマ1本分で約1GB分
TVerを自動画質設定で視聴すると、時間ごとに次のようにデータ通信量が消費されます。
5分使用 | 80MB |
1時間使用 | 960MB |
1日1時間使用した 場合の月間通信量 |
28,8GB |
TVerの高画質設定は10分使用すると約160MB消費するので、10分ごとに160の倍数ずつ通信量が増えていくことになります。
たった1時間視聴するだけで1GB近くの通信量になるので、スマホを低容量の料金プランで契約している人は注意が必要です。
次にシチュエーションごとの具体例をまじえて、通信量についてもう少し詳しく見ていきましょう。
1日の 通信量 |
1カ月の 使用時間 |
1カ月の 通信量 |
|
アニメを 毎日1本 (30分) |
480MB | 15時間 | 約15GB |
アニメ 1クール (30分×12話) |
約5.7GB | 6時間 | ー |
ドラマや番組を 毎日1本 (1時間) |
960MB | 30時間 | 約29GB |
ドラマ 1クール (1時間×10話) |
約9.6GB | 10時間 | ー |
週末に 3時間利用 |
2.9GB | 24時間 | 約23GB |
週末に 5時間利用 |
4.8GB | 40時間 | 約39GB |
毎日ドラマを1本視聴すると1日に約1GB近くの通信量が必要になり、1か月あたりでは30GB近くに及びます。1本のドラマを1クール(9~11話)全て見るとすると、約10GBの消費です。
アニメであれば1本30分なので、毎日1本見るとドラマの半分の15GB。それでもかなりの容量ですね。続きが気になって、2本、3本と見れば当然通信量がかさみます。1クール(12話~13話)すべて見ようと思うと、6GB近く消費します。
週末(土日)にたまった番組を一気に視聴する場合の通信量は、1日3時間の利用で1か月23GB、1日5時間では1か月38.4GBにもなります。
いずれの場合も、大容量の通信容量でスマホを契約していてもギガが足りなくなる可能性が高いので、使い過ぎには注意が必要です。
低画質の場合|ドラマ1本分で
TVerを低画質設定で視聴すると、時間ごとに次のようにデータ通信量が消費されます。
5分使用 | 45MB |
1時間使用 | 540MB |
1日1時間使用した 場合の月間通信量 |
16.2GB |
TVerの低画質設定は10分使用すると約90MB消費するので、10分ごとに90の倍数ずつ通信量が増えていきますが、自動画質設定と比べると半分くらいです。
とはいえ、1時間視聴するだけでも通信量は500MBを超えるので、低画質設定であってもスマホのモバイル通信での利用は厳しいでしょう。
シチュエーションごとの具体例をまじえて、通信量についてもう少し詳しく見ていきましょう。
1日の 通信量 |
1カ月の 使用時間 |
1カ月の 通信量 |
|
アニメを 毎日1本 (30分) |
270MB | 15時間 | 約8GB |
アニメ 1クール (30分×12話) |
約3.2GB | 6時間 | ー |
ドラマや番組を 毎日1本 (1時間) |
540MB | 30時間 | 約16GB |
ドラマ 1クール (1時間×10話) |
約5.4GB | 10時間 | ー |
週末に 3時間利用 |
1.6GB | 24時間 | 約13GB |
週末に 5時間利用 |
2.7GB | 40時間 | 約22GB |
TVerの画質を低画質に設定すると確かに通信量は減りますが、それでも1か月あたりの通信量で考えるとギガの消費は大きいです。
毎日ドラマや番組を1本視聴する場合は1か月で約16GB、ドラマを1クール分(9~11話)見る場合は約6GBの通信量が必要になります。
週末(土日)にたまった番組を一気に視聴する場合の通信量は、1日3時間の利用で1か月13GB、1日5時間では1か月22GBもの通信量に。
低画質設定であっても、ある程度利用すると1か月で10GBくらいは軽く超えてしまうので、ギガが足りなくなることがありそうです。
実際に使える量の目安
先ほどは時間ごとのデータ通信量について見てきましたが、ここでは1GB・7GB・30GBの料金プランでTVerをどれくらい使えるのか見ていきましょう。
1GBではTVerをどれくらい使える?
1GBの通信容量でTVerをどれくらい使えるのか、画質ごとの時間は次の通りです。
画質 | 1GBで 使える時間 |
月1GBの場合 1日あたり 使える時間 |
低画質 | 約111分 | 約3分40秒 (週1回の使用で25分程度) |
自動画質 | 約62分 | 約2分 (週1回の使用で15分程度) |
(TVerのみを使った場合の時間であり、他のアプリやサービスの利用は考慮しない。)
1日換算だと自動画質では約2分、低画質でも4分足らずしか視聴できません。1週間に1回の視聴でも、低画質設定でアニメ1本をどうにか視聴できるくらいです。
このように、1か月1GBの料金プランではとうてい通信量が足りないので、WiFiもしくはPC(固定回線)での視聴が欠かせません。
7GB、30GBのプランなら1カ月でTVerをどれくらい使える?
7GBと30GBの通信容量では、TVerでアニメやドラマをそれぞれ次の本数視聴することができます。
1時間 当たりの 通信量 |
月7GB プランの場合 |
月30GB プランの場合 |
||||
アニメ (30分) |
ドラマ (1時間) |
アニメ (30分) |
ドラマ (1時間) |
|||
低画質 | 540MB | 1週間6本 | 1週間3本 | 1日3~4本 | 1日1~2本 | |
自動 | 960MB | 1週間3本 | 1週間1~2本 | 1日2本 | 1日1本 |
(TVerのみを使った場合の時間であり、他のアプリやサービスの利用は考慮しない。)
上記のように、月間7GBの通信容量があればある程度の本数は視聴することができ、30GBなら毎日何かを視聴することができます。
7GBの場合、低画質設定なら1週間でアニメ6本もしくはドラマ3本、自動画質設定なら1週間でアニメ3本またはドラマを1~2本視聴できます。
30GBならかなり余裕が出てきて、低画質設定では毎日アニメを3~4本もしくはドラマを1~2本、低画質設定ならアニメ2本またはドラマ1本を視聴可能に。
TVerをスマホで快適に利用するためには、30GBくらいの大容量プランが必要だと言えるでしょう。
ただ、格安スマホであっても大容量プランは5,000円を超えることが多いので、通信費を節約したいならできるだけWiFiで接続する方が良さそうです。
TVer(ティーバー)の通信量を節約する方法
スマホでTVerを使うときは通信量が気になりますよね。そこで、次の方法で通信量を節約してみましょう。
- スマホアプリの場合は画質を低画質に設定する
- カウントフリーがあるプランで契約する
- できるだけWiFi環境下で利用する
それぞれの方法について詳しく解説していきます。
画質を低画質にする。ただしPCで画質は変えられないので注意
TVerで通信量を抑える最も効果的な手段は、画質を「低画質」に設定することです。スマホ版アプリでは、次の手順で画質を変えることができます。
- 1)動画再生時のCMが終了したら画面をタップする
- 2)画面に「再生」ボタン等が表示されたら、画面右上の「3点アイコン(メニュー)」をタップする
- 3)画質設定画面が表示されたら「低画質」を選択する
- 4)画面右上の「×」をクリックして動画を再生する
TVerの低画質設定はスマホの画面なら粗さが目立たないので、快適に視聴することができます。
ただ、大きい画面では粗さが気になってしまうことがあるので、テザリングを利用してPC等で視聴する場合は注意が必要です。
パソコンの場合は使用している回線速度に応じて画質が自動的に設定されるため、手動で変更することはできません。
現状では画質設定以外にTVerの通信量を抑える手段はないので、大容量プランで契約するか、後述するようにカウントフリーオプションかWiFiの使用が必要になりそうです。
WiFi環境下で利用する
スマホでTVerを使用する場合は、カウントフリーオプションがなければ、どうしても通信量が消費されていきます。
短期間での通信量が増えすぎると通信制限の対象になることがあるので、TVer利用時はできるだけWiFi接続に切り替えるようにしましょう。
WiFi接続なら通信容量が消費されることは無くなるので、TVerを好きなだけ楽しむことができます。
ただし、無料で使えるフリーWiFiにはセキュリティ上の不安があるので、TVer以外にSNSやショッピングを利用する場合は注意が必要です。
通信を暗号化できる「VPNサービス」を契約しておくと、外出先でも安全にTVerなどのアプリを楽しむことができます。
大容量データSIMやポケットWiFiと組み合わせると通信制限が気にならない
節約とは少し離れてしまいますが、契約しているプランをより安く、より大容量に通信できるものに変更するという手もあります。
その際におすすめなのが大容量データSIM(ネットしか使えない格安SIM)やポケットWiFi(モバイルWiFiルーター)です。以下で詳しく紹介します。
格安なモバイルWiFiで通信量問題を解決
小容量プランのスマホを選んでいる人にとって、今回紹介したTVerだけではなく動画閲覧は通信量を圧迫する大きな要因となります。
先程紹介した事前ダウンロードは通信量節約の一つの手段ではありますが、観たい時にすぐ見ることができるというわけではないので、ストレス0とはなりません。
そこで紹介したいのは、「モバイルWiFiを持つ」という手段です。
モバイルWiFiは大容量が格安で使うことができる
以前とは違い、モバイルWiFiは小容量から大容量まで自分で必要な量に応じて選ぶことができるようになっています。
おすすめは以下の通り。
ポケット WiFi |
タイプ | 月額料金 | キャッシュ バック |
端末 | 通信 容量 |
契約 期間 |
詳細 |
GMOとくとく BB WiMAX |
WiMAX | ~2ヶ月:1.474円 ~36ヶ月:3,784円 37ヶ月~:4,444円 |
23,000円 | 購入 | 上限無し | 2年 | 詳細 |
THE WiFi | クラウド | 3,828円 | 4ヶ月 無料 |
0円 |
100GB | 2年 | 詳細 |
Chat WiFi |
クラウド | 20GB:2,280円 50GB:2,600円 200GB:4,690円 |
0円 | 0円 |
20GB 50GB 200GB |
1年 | 詳細 |
無制限のものから、少ないものであれば20GBのものもあり、自分の利用量に合わせて選ぶと良いでしょう。

GMOとくとくBB WiMAX(制限なし、高速で使いたい人向け)
GMOとくとくBB WiMAX | |
月額料金 | ~2ヶ月:1,474円 ~36ヶ月:3,784円 37ヶ月~:4,444円 |
初期費用 | 3,300円 |
通信容量 | 上限無し |
キャッシュ バック |
23,000円 |
端末代 | 21,780円(605円×36回) |
契約期間 | 2年 |
少し前まではエリア・通信量の観点からおすすめできなかったWiMAXですが、現在は3日あたりの通信量上限も撤廃され制限なく利用できるようになり、エリアもかなり拡大。さらにWiMAX圏外時のau回線利用が月7GBから月15GBにアップ(ハイプラスエリアモード)。通信速度面を優れていて大容量ユーザーには最もおすすめできるモバイルWiFiです。
そしてWiMAXの中でも特におすすめなのがGMOとくとくBB WiMAX。
月額料金自体が他のWiMAXに比べて安い上、高額キャッシュバックもあり。抜群のコスパが優れています。
現在たくさんあるWiMAX代理店の中では最もお得だと言える商品です。
THE WiFi(100GBの大容量が安く使える)
THE WiFi | |
月額料金 | 3,828円(クラウドSIM) |
初期費用 | 3,300円 |
通信容量 | 100GB |
キャンペーン | 4ヶ月無料 |
端末代 | 0円(返却要) |
契約期間 | 2年契約 |
※税込表記
100GBという大容量が3千円代で使うことができるTHE WiFi。月額料金が安いだけではなく最初の4カ月間が無料というキャンペーンを行っている為、契約期間(2年)の実質月額料金が3,281円とコスパがよく端末代も無料で利用できるというのが特徴です。
速度も十分で動画は快適に見ることができますし、100GBあれば容量を気にする必要一切なし(高画質動画閲覧で1時間2GB消費すると50時間も見れる)。通信量にこまることはほぼないでしょう。
Chat WiFi(20GB・50GBも選べる)
Chat WiFi |
|
月額料金 |
20GB:2,280円 50GB:2,600円 200GB:4,690円 |
初期費用 | 3,300円 |
通信容量 | 20GB、50GB、200GB |
キャッシュ バック |
なし |
端末代 | 0円(返却要) |
契約期間 |
1年 |
※税込表記
20GB・50GBなど自分が使う容量に合わせて選ぶことができるChat WiFi。
正直ほとんどの人には50GBもあれば十分でしょう。100GBは多すぎてちょっと無駄になってしまう可能性も高いです。
50GBがたった2,600円で使うことができるわけですから、わざわざスマホの容量を増やす必要はありませんね。
契約期間も1年と短く、解約金も3,300円なので短期間しか使わないという人にも使いやすいモバイルWiFiとなっています。
格安SIM+モバイルWiFiの組み合わせで通信費節約
モバイルWiFiを利用する上で、もう一つおすすめしたいのが「格安SIM+モバイルWiFi」を組み合わせる方法です。
単純にモバイルWiFiを増やすと通信費自体が増えるので嫌だと言う人がいるかもしれませんが、格安SIMと組み合わせることで解決します。
たとえばキャリアのスマホで3GB程度使うと通信費は5,000円程度です。しかし格安SIMとモバイルWiFiを組み合わせれば、同程度の通信費で50GBでから100GB程度は使えます。
以下は格安SIMとモバイルWiFiを組み合わせた場合の料金例です。
- IIJmio(2GB:850円)+Chat WiFi(20GB:2,280円)=3,180円
- IIJmio(2GB:850円)+Chat WiFi(50GB:2,600円)=3,450円
- IIJmio(2GB:850円)+THE WiFi(100GB:3,828円)=4,678円
大容量がかなり安く使えることがわかりますね。
ここでは、いくつかおすすめの格安SIMを紹介します。

LINEMO
LINEMO | |
料金 | 3GB:990円 20GB:2,728円 |
通話オプション | 5分以内無料:550円 かけ放題:1,650円 |
使用回線 | softbank |
割引 | – |
- 3GBプラン契約で6ヶ月分のPayPayポイントプレゼント(5,940pt)
- 他社から乗り換えでPayPayポイント10,000ptプレゼント
- 1年間、5分以内の通話定額が無料(6,600円分)
- 回線品質◎、時間帯による速度制限もなし
softbankが出している格安プランであるLINEMO。softbank回線を使うので回線品質は問題なし。MVNOタイプの格安SIMに比べて、速度や安定性も高いですし、時間帯による制限もありません。
また他のキャリアタイプの格安SIMに比べて、キャンペーンなどが豊富なのも大きな特徴。特に他社からの乗り換えだとかなりお得です。
IIJmio
IIJmio | |
料金 | 2GB:850円 4GB:990円 8GB:1,500円 15GB:1,800円 20GB:2,000円 |
通話オプション | 5分以内無料:500円 10分以内無料:700円 かけ放題:1,400円 |
使用回線 | docomo、au |
割引 | おうち割(660円割引) |
- 料金が格安SIMの中で最安級!
- 通話定額13ヶ月間410円割引
- データ容量12ヶ月間1GB増量
- IIJmioひかりとセットで月額660円割引
- 他社からの乗り換えで端末代割引
料金が安いというメリットがあるMVNOの格安SIM。さらにそのMVNOの中でも特に安いのがこのIIJmioです。
回線品質の面ではキャリアタイプ、サブブランドタイプに比べて劣ってしまうのは否めませんが、基本的には動画も快適に見れるくらいの速度はでます(混雑する時間帯にたまに遅くなるくらい)。モバイルWiFiも持つなら気にはならないでしょう。
キャンペーン等も豊富で、固定回線とのセットで安くなるといったメリットもありますから、とにかく料金重視だという人にはもってこいの格安SIMです。
OCNモバイルONE
OCNモバイルONE | |
料金 | 0,5GB:550円 1GB:770円 3GB:990円 6GB:1,320円 10GB:1,760円 |
通話オプション | 10分以内無料:850円 かけ放題:1,430円 |
使用回線 | docomo |
割引 | OCN光とセットで220円割引 |
- docomoの回線品質がMVNOの中でベスト
- 0.5GB〜10GBまで多様なデータ容量が揃っている
- 契約と端末購入セットで安く買える
- ポケットWiFiとのセット利用にはベストの選択
OCNモバイルONEは0,5GBから10GBまでの5種類のデータ容量プランが揃っているMVNOタイプの格安SIM。
docomoと同じ系列のNTTコミュニケーションズが運営していることもあってか、MVNOの中では回線品質が優れているというメリットを持っています(MVNO主要6社でdocomo回線品質3期連続1位)。
抜群の安さとそこそこの回線品質を両立したい人にとってはおすすめの格安SIMとなっています。
また小容量のデータ容量プランが揃っているのも大きな特徴。0.5GBが550円、1GBが770円となっていて、通話メインに持ちたい人にとってもおすすめです。
特に大容量のポケットWiFiを利用する人にとっては、0.5GBのプランが全格安SIMの中でベストの選択肢と言えるでしょう。
どうしてもスマホ単体が良いという人は大容量格安SIMがおすすめ
モバイルWiFiはかなり有用で、安く大容量を使いたい人にとってはおすすめのサービスであることに間違いはないですが、一つネックなのが「持ち物が一つ増える」こと。
私自身、たまに忘れてしまい困ることがごくたまにですがあります(スマホはかなり容量を下げているので使えない)。また、かばんを持ち歩かない人には端末が増えることがストレスとなることもあるでしょう。
そこでどうしてもスマホだけを持ちたいという人の為に、「大容量が安く使える格安SIM」を紹介します。
スマホ単体だとほぼ20GBまでとなりますが、20GBもあればそれなりに動画閲覧もできるでしょう。

ahamo
ahamo | |
料金 | 20GB:2,970円 1GB追加:550円 80GB追加:1,980円 |
通話オプション | 5分以内無料:0円 |
使用回線 | ドコモ |
- 回線品質◎、時間帯による速度制限もなし
- 80GB追加オプションがたった1,980円
ドコモが出している格安プランであるahamo。ドコモ回線を回線品質は問題なし。MVNOタイプの格安SIMに比べて速度や安定性も高いですし、時間帯による制限もありません。
他のキャリアタイプの格安SIMの(povoやLINEMO)より、料金が安いというのも大きなメリット。5分以内の通話無料がついていて、3,000円以内で利用することができるようになっています。
また80GB追加オプションが非常に安く、基本料金の20GBと加えて100GB使えるというのもポイントでしょう。大容量使える格安SIMは他にないので、30GBを以上使うのであれば唯一の候補です。
IIJmio
IIJmio | |
料金 | 2GB:850円 4GB:990円 8GB:1,500円 15GB:1,800円 20GB:2,000円 |
通話オプション | 5分以内無料:500円 10分以内無料:700円 かけ放題:1,400円 |
使用回線 | docomo、au |
- 20GBが最安(音声通話SIM)
- 契約期間なし
- データ繰越可
20GBがたったの2,000円とMVNOの中でも特に安いのがこのIIJmioです。
音声通話SIMは20GBなら最安。余った容量を翌月に繰り越しすることも可能で、使い勝手も良いです。
キャンペーン等も豊富で、固定回線とのセットで安くなるといったメリットもありますから、とにかく料金重視だという人にはもってこいの格安SIMです。
mineo
mineo | |
料金 | 1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 |
通話オプション | 10分以内無料:550円 かけ放題:1,210円 |
使用回線 | docomo、au、softbank |
- パケット放題Plus(月額385円もしくは無料)で容量消費後も1.5Mbpsで通信可
- 契約期間なし
- データ繰り越し可
20GBが2,178円で利用できるmineo。mineoはプラン料金だけではなく、様々な独自のサービスがあるのも大きな特徴です。
たとえばパケット放題Plus。10GB以上のプランであれば無料で利用できるオプションであり(5GB以内は月額385円)、データ容量を使い切った後も1.5Mbpsで利用できるというサービスです。
1.5Mbpsあれば、SNS、音楽ストリーミングは問題なく使えますし、Youtube等の動画も標準画質であれば視聴することができる速度。毎月そこまで容量に気を使わずに使うことができるので割と便利です。
他にも余ったデータ容量をユーザー間でシェアできたりと、使い勝手を向上するものが揃っています。
まとめ
TVerはリアルタイムの放送で見逃した番組を視聴できる便利なサービスですが、通信量の大きさが厄介なところでもあります。
わずか1時間の視聴でも高画質設定で1GB、低画質設定であっても500MB近く消費されるので、モバイル通信で利用するのは厳しいです。
自力で節約できる部分がスマホでの画質設定くらいしかなく、かといって大容量のプランを契約すると月額料金が大幅に高額になります。
そのため、TVerを利用する場合はWiFiがほぼ必須だと考えておく方が良いでしょう。