できるだけ安くスマホを手に入れようと思った時に考えるのが中古スマホの購入。
新品で買うよりもずっと安く手に入れることが可能です。
ただ中古ってやっぱり不安な部分も多いですよね。せっかく買っても使い物にならなかったらそれこそ「安物買いの銭失い」。
そこで今回は中古スマホを購入する上で知っておいたい、メリットやデメリット、そして注意点を紹介していきます。

中古スマホはやめておいた方がいい?いやいや、実は全然あり
高くてもいいから安心して使えるものが良いというのであれば中古よりも新品の方が断然良いでしょう。
ただもし少しでも良いから安く購入したいというのであれば中古スマホは全然ありな選択肢です。
当たり前だけど新品よりも安く手に入る
たとえばiPhone8Plusの64GB版の端末を新品でアップルストアで購入した場合、69,080円(税込)かかります。
それに対して中古で買うとどうでしょう。
携帯市場で同スペックの商品を見た場合、以下のスペックで53,800円でした。
- 価格:53,800円
- 状態:中古・非常に良い(外装に微細な傷有り)
- SIMロックの状態:解除済み
- バッテリー:最大容量の95%
- 保証期間:3ヶ月
さらにiPhoneXRの128GB版。アップルストアで新品で買うと76,780円。
それを中古で買うと、以下のスペックのものが69,800円。
- 価格:69,800円
- 状態:ほぼ新品(外装にほとんど傷がない)
- SIMロックの状態:解除済み
- バッテリー:最大容量の99%
- 保証期間:3ヶ月
当たり前のことなんですが、中古の方がずっと安く買えます。
質と値段を考慮して自分の希望に合ったものを選べる
中古だからと言って全ての商品の質が悪いわけではありません。
しっかりしたところであれば、動作確認はもちろん、バッテリーの状況までしっかり確認、そして明記してくれてます。
心配ならちょっと高くても新古品や美品を買えばいいし、ちょっと質が悪くてもいい(傷が多い、バッテリーが消耗しているなど)のであれば安いものを選べばいい。
自分の希望に合わせて多様な選び方ができるというのは中古スマホのメリットでしょう。
格安SIM、大容量データSIMと相性が良い
今はOCN モバイル ONEのようなスマホ代をかなり安くできる格安SIMであったり、FUJIWifiのように低価格な大容量データSIM(20GBで1,760円/税込)もたくさんあります。
たとえばキャリアで50GBプランを使うとなると7,000円以上するところが、格安SIMと大容量データSIMを使えば(スマホの2台持ちやデュアルSIM端末利用など、くわしくはこちら)、スマホ代を半額以下に抑えることだってできます。
ただあくまでSIMなので、端末は自分で準備しなければなりません。そんな時に活用できるのが中古スマホ。低価格で端末を準備できるのは非常にありがたいですよね。

ほとんどの人にとって高い新品の最新端末である必要がない
お金がいくらでもあるならば、何も気にせず新品のそして最新端末を買えばいいんです。
ただほとんどの人はそうではないはず。お金には限りがあるし、節約するところはしなければいけません。
そもそもスマホはほとんどの人にとって最新である必要も新品である必要もないはず。
サイト閲覧、動画を見る、ゲームをする。これくらいなら型落ちの端末だって全く問題なく使えます。
ちょっとくらい外装に傷があったって、どうせカバーをするんだから気になりません。
保証もある
中古端末で一番心配なのは、安く買えたのは良いけどすぐ壊れてしまうのではないかという点ですよね。
ただ中古であっても、携帯市場など中古端末を扱っているお店で買えば3ヶ月の保証がついてきます。
携帯市場の場合だと、1ヶ月以内であれば交換及び全額保証、1~3ヶ月であれば50%の金額保証です(会員登録した場合のみ)。
最初はわからなかった粗悪品ですぐ壊れたら嫌だという不安も解消されます。
ただ、個人間売買やオークション、フリマアプリなどの場合は保証がないので注意が必要ですね。
もちろんデメリットも、こんな点は注意が必要
このように色々とメリットがある中古スマホですが、もちろん新品に比べてデメリットもあります。
だからこそ購入時は注意が必要。いくつかデメリット及び注意点を紹介しましょう。
赤ロム端末が中古として売りに出されている場合も
不正入手、機種代金の滞納などでネットワークに制限がかかり使えなくなってしまう「赤ロム」。
このような商品が中古として売りにだされている場合もゼロではありません。
また購入後は使えていたけれど、買ってからしばらくたつと「赤ロム」になり使えなくなってしまう場合も。たとえば売る側の人が売った時点では機種代金の分割払い中で、その後に支払いをやめてしまった場合などに起こりえます。
中古端末を扱っているお店は基本的に「赤ロム保証」として交換もしくは返金してくれますが(携帯市場の場合は期間なしの永久保証)、個人売買やオークションの場合は保証なんてありませんから十分に注意が必要です。
スマホの場合、端末に記載されているIMIE番号を利用すれば、端末がどのような状態なのかわかりますから、オークションなどを利用する場合は必ずチェックが必要です、

個人間売買・オークションは要注意
個人売買やオークションは、業者が間に入っていない分、中古スマホの販売会社よりもより安く購入することが可能です。
ただしその分、リスクは高くなるので注意が必要。
保証はありませんし、落とし物を販売していたり、水没した経験があるのにそれを言わずに販売していたり。
色々とトラブルに巻き込まれる場合もありますから、利用する際は十分に注意しましょう。よくわからない人はあまり利用しない方が良いかもしれません。
バッテリー劣化がひどくて電池持ちが悪い場合も
中古スマホによってはバッテリー劣化がひどくて使いものにならない場合も少なくありません。中には半日で電池がなくなってしまうなんてこともありえます。
せっかく安く購入できたとしても、結局すぐにバッテリー交換せざるを得なくなったらあまり意味がありません。たとえばiPhoneであれば5,000円から8,000円かかりますからね。
バッテリー残量は販売会社であればスペックに記載されている場合があります。しっかり確認した上で購入するようにしましょう。
保証は新品購入ほどよくはない
中古販売会社からの購入であれば保証はつくとは言え、やはり新品を購入する場合に比べれば良くはありません。
自然故障に対してはだいたい1年は無料で保証がついてくるし、たとえばiPhoneなら有料ではあるもののAppleCareに加入することも可能で画面割れや盗難・紛失時などに対応させることも可能です。
中古品に対する補償はあくまで運悪く粗悪品を買ってしまいすぐに壊れた場合だけの保証。新品と比べればどう考えても劣ってしまいます。
そこのリスクはあらかじめ考慮にいれておいた方が良い点ですね。
SIMサイズやキャリアを自分で確認して選ぶ必要あり
キャリアで購入すれば、その端末に合わせたSIMカードを何も言わずに入れてくれますから、あれこれ考える必要はありません。
しかし端末とSIMをそれぞれ自分で準備する場合、「端末とSIMサイズが合っているか」「端末のキャリアとSIMのキャリアが合っているか」の2点は自分で確認する必要があります。
たとえばFUJIWifiでデータSIMを契約した場合、回線はソフトバンクなので端末もソフトバンク、っもしくはSIMロック解除、SIMフリー端末を準備しなければなりません。
ドコモやauで購入し、SIMロック解除も行っていない端末を購入してしまうと使えなくなってしまいますし、いざSIMロック解除しようと思ってもお金がかかります。
SIMサイズはFUJIWifiの場合だとnanoSIMサイズですが、標準SIM・microSIMに対応できるアダプタも送ってくれるので心配いりませんが、他の格安SIMだと一つのサイズに決まっている場合や自分で選ばなきゃいけない場合もあります。

中古スマホを購入するなら、どこで買えばいい?
このようにいくつか注意しなければいけないことも多い中古スマホですが、ではどこで買えばよいのでしょうか。
最も安く買おうと思ったら、オークションやフリマアプリを利用する方法です。上手く見つけることができれば、質の良い端末がかなり格安で手に入れることができます。
ただあくまで上級者向け。
オークションやフリマアプリの場合、保証がない上に赤ロムなどにリスクもあるのでIMIE番号から自分でネットワーク状況を調べる必要もあるし、スマホ自体に目に見えない欠陥がある場合だってあります。
たとえば今のところは普通に動いているけど、実は水没経験があって内部にダメージがあり、すぐに使えなくなるなんてこともありえます。
その為、初心者やそのリスクを負えない人はあまり手をだすべきではなく、中古販売会社から購入することをおすすめします。
中古販売業者の中でのおすすめはなんどか名前をだしていますが携帯市場。
扱っている端末が多いので自分に合ったものを見つけやすい、1ヶ月の全額保証、会員登録で3ヶ月までの半額保証と中古スマホの中では保証が手厚い、バッテリーの状況など検討する際に必要な情報がしっかり掲載されているというのが主な理由。
初心者、安さも安全も求める人はこのような中古販売会社を一度覗いてみると良いでしょう。
