WiMAXは外出先でもWiFiで高速通信を行うことができるとして今人気のサービスですが、その本家本元がUQコミュニケーションズの提供するUQ WiMAXです。
WiMAXにはUQ WiMAX以外にも20を超えるプロバイダがあり、それぞれに独自のキャンペーンを行っているため、料金などが微妙に異なります。
本記事では、2019年10月以降の最新情報でUQ WiMAXの料金やメリット・デメリットを口コミを含めて解説していきます。
UQ WiMAXとは?
(画像引用:UQ公式サイト)
UQ WiMAXでは、高速で大容量の通信が行えるWiMAX回線を提供しています。
回線を契約すると、モバイルルーターとスマホなどの通信機器をWiFiなどで接続することで、いつでもどこでも通信が可能になります。
まずはUQ WiMAXの概要について確認していきましょう。
名称 | 新「ギガ放題」プラン |
実質 月額料金 | 4,600円 |
2年契約 月額料金 | 3,880円/月 |
契約期間なし 月額料金 | 4,050円/月 |
端末代金 | 15,000円 |
2年総計 (25カ月間) | 115,000円 |
月間 容量制限 | なし |
速度制限 | 3日で10GB超で 最大1Mbps |
契約期間 | 2年/契約期間なし |
主な機種 速度 | \ NEW /![]() WX06 下り最大440Mbps /上り最大75Mbps ![]() W06 下り最大1.2Gbps /上り最大75Mbps |
公式 | UQWiMAX公式サイト |
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WiMAXとは何?メリット・デメリットを詳しく解説、携帯代が高い人はぜひ利用を検討してみよう
月額料金プラン及び2年トータルの総額料金、実質月額料金
UQ WiMAXではデータ通信が無制限に使える「ギガ放題プラン」が提供されています。
契約期間の有無によって月額料金が以下の通り変動します。
UQ WiMAXの新「ギガ放題」月額プラン | ||
2年契約 | 契約期間なし | |
初月料金 | 3,880円の 日割り計算 | 4,050円の 日割り計算 |
料金 | 3,880円 | 4,050円 |
また、初月の料金は日割りになるため、月末に契約をしたからといって損になることはありません。
初期費用と実質月額
UQ WiMAXの初期費用は事務手数料と端末代金がかかります。(SIMのみ契約の場合端末代金は不要)
2019年10月の新プランより端末代金の割引がなくなり、それまで~3,800円だったところが15,000円となりました。
月額以外の費用総計 (初月のみ) | |||
18,000円 | |||
内訳 | |||
オプション 料金 | 事務 手数料 | 端末代 | 送料 |
0円 | 3,000円 | 15,000円※ | 0円 |
※端末代金を代引きにて支払う場合もしくはクレジットの分割で支払う場合、手数料が別途かかります。
docomoのポケットWiFi最新端末SH05-Lは端末代金27,720円、Softbankの802ZTが27,000円であることを考えるとUQWiMAXの端末は比較的安く手に入ります。
しかしWiMAXのプロバイダの中には端末代金を無料で提供しているものもあるため、最もお得というわけではないことに注意しましょう。
初期費用と2年契約の更新月まで使用した場合の総額、および実質の月額料金は以下のようになります。
プラン名 | 2年契約 | 契約期間なし | ||
2年総額 | 115,000円 | 119,250円 | ||
実質月額 | 4,600円 | 4,770円 |
他社キャリアのポケットWiFiサービスとの実質月額料金比較
UQWiMAXの実質月額料金は他社ポケットWiFiのプランと比べるとどれくらいお得なのでしょうか。
ギガ放題プランと、Softbank、docomoの提供するプランの料金を比較してみましょう。
ポケットWiFi | 月額料金 | 端末代金 | 月間通信上限 |
![]() ![]() | 3,880円 | 15,000円 | 無制限 (3日10GB) |
![]() ![]() | 7,480円 | 27,000円 | 50GB |
![]() ![]() | 6,980円 | 27,720円 | 30GB |
UQWiMAXが3,000円台であるのに対し、他2社は8,000円近く月額料金がかかってしまいます。
月の通信量に30GBや50GBまでと制限があることを考えてもUQ WiMAXよりかなり割高であることがわかります。
WiMAXプロバイダの実質月額料金比較
他社と比べると圧倒的に安いUQ WiMAXですが、同じWiMAX回線を提供するプロバイダと比べるとどれだけ差があるのでしょうか。
UQ WiMAXの実質月額料金を他プロバイダと比較してみましょう。
実質 月額※ | 初期費用 (+端末代) | キャッシュ バック額 | 契約 期間 | 詳細 | |
UQ WiMAX | 4,600円 | 3,000円 (15,000円) | 3,000円 | 2年 | ー |
GMO とくとく (CBあり) | 3,540円 | 3,000円 | 28,500円 | 3年 | 詳細 |
GMO とくとく (月額割引) | 3,599円 | 3,000円 | 3,000円 | 3年 | 詳細 |
Broad WiMAX | 3,656円 | 3,000円 | 乗換費用 負担最大 19,000円 | 3年 | 詳細 |
カシモ WiMAX | 3,630円 | 3,000円 | 0円 | 3年 | 詳細 |
BIGLOBE WiMAX | 4,228円 | 3,000円 (19,200円) | 15,000円 | 1年 | 詳細 |
※契約期間中の総額費用の平均(キャッシュバックを含む)
ほとんどのプロバイダで3,000円台の実質月額であるのに対し、UQWiMAXは4,600円。
他社と比べるとかなり安く感じられたUQ WiMAXですが、同じWiMAX回線のプロバイダと比較すると逆にあまりお得でなくなることがわかります。
WiMAX回線を契約する場合、料金面だけで考えるなら他プロバイダを検討した方がよさそうですね。
UQ WiMAXのキャッシュバック&キャンペーン&サービス
他のWiMAXプロバイダ同様、UQ WiMAXでも独自のキャンペーンやサービスをいくつか実施しています。
キャンペーン内容や条件を確認しましょう。
3,000円キャッシュバックは休止中
(画像引用:UQ公式サイト)
※現在3,000円キャッシュバックは休止中です
UQWiMAXでは公式サイトのキャンペーンページから契約すると3,000円のキャッシュバックが受け取れます。
以前まで対象外だったW06も対象端末となりました。
キャッシュバック適用条件
該当ページからWX05を申し込み、手続きをすると特典が振り込まれる仕組みになっていますが、以下の場合はキャッシュバック適用対象外となるため注意しましょう。
【適用対象外となるもの】
- 該当ページ以外からの申し込み
- 月額料金が未払いの場合
- 登録メールアドレス無効などでキャッシュバックの連絡が受け取れなかった場合
- 期間内(キャッシュバックの連絡から30日)に受け取れなかった場合
キャッシュバック受け取り方法
UQ WiMAXのキャッシュバックは受け取りが比較的容易なので、忘れないうちに済ませてしまいましょう。
手順1)メールを確認する
契約月翌月にキャッシュバック案内のメールが届くため、契約時に登録したメールアドレスを確認しましょう。
拒否設定されているとメールが届かないため「@dsg.uqc.jp」からのメールを受信できるように設定しておきましょう。
手順2)口座を登録する
届いたメールのURLからページを開き、口座を情報を入力します。間違えると特典が受け取れないので気を付けましょう。
手順1)振り込みを確認
口座を登録した翌営業日までに指定の口座に振り込みされます。
WiMAXが完全無料でお試しできるTryWiMAXはUQ WiMAXのみ
(画像引用:UQ公式サイト)
TryWiMAXはWiMAX回線を完全無料で15日間お試しできるサービスで、WiMAXプロバイダの中でもUQ WiMAXでのみ利用が可能です。
送料や通信料、レンタル料金も一切かからず気軽に利用できるのでとても便利。
申し込みはUQWiMAXの公式ページからしかできませんが、その後契約するかどうかや、どのプロバイダと契約するかなどは自由に選ぶことができます。
WiMAXの回線はどのプロバイダで契約しても速度やエリアが変わらないので、実際の使用感を確かめるのに最適ですね。
WiMAX回線を検討する際には一度試しておきましょう。(UQWiMAX公式サイト TryWiMAX)
詳しくは実際にTryWiMAXを利用してみた体験記事を参考にしてください。


WiMAXを無料でお試し利用できるTryWiMAXの手順と注意点、使えるかどうか不安な人は要チェック。
契約期間・解約金・更新期間
3年契約が主流になっていたWiMAXですが、UQ WiMAXは2年契約と契約期間なしから契約期間を選ぶことができます。
また2年契約を選択した場合、最初の更新月以降の契約を自動的に更新するか否かも設定することが可能です。
2年契約 | 契約期間 なし | ||
自動更新 あり | 自動更新 なし | ||
更新期間 以外での解約金 | 違約金 1,000円 | 2年以内は 違約金1,000円 以降解約金なし | 解約金なし |
月額料金 | 3,880円 | 4,050円 | 4,050円 |
自動更新をなしにすると、2年利用した後はいつでも解約金なしで解約することができますが、代わりに月額料金が170円高くなります。
解約金は1,000円なので更新から半年以上利用する場合は「自動更新あり」にしていた方がお得です。
更新期間は契約開始月から25カ月目(契約期間の最終月)を「満了月」とし、満了月の当月、翌月、翌々月の3カ月間。この期間中に解約すると違約金をかけずに解約することができます。
回線の種類・エリア・回線速度・通信制限
SoftbankのポケットWiFiがSoftbankのLTE回線を使用しているように、UQWiMAXではWiMAX2+という回線を利用して通信を行っています。
WiMAXであれば、どのプロバイダと契約をしても使う回線の種類やエリア、回線速度、通信制限はどれも同じです。
そのため月額料金が安いプロバイダだから遅い、エリアが狭いということは基本的にありません。
一方でdocomoやSoftbankの使用するLTEの回線とは、速度もエリアも異なります。
LTE回線とWiMAX回線の違いについては以下の記事を参考にしてください。


WiMAXの電波は弱い?LTEに比べるとビルなどの建物は若干苦手という特徴
WiMAXの通信可能エリア|人口カバー率99%だが都心部以外はLTEに比べつながりにくいことも
WiMAXはどのプロバイダと契約しても、通信が可能なエリアは変わりません。特に都心部ではLTEと変わらほぼ変わらない範囲で展開されています。
しかし都心部を少し離れた山間部では通信できるエリアがLTEに比べて狭くなってしまっていることがわかります。
対応していないエリアではWiMAX回線を利用することはできないため、契約の前には必ずピンポイントエリア判定でエリアを確かめるか、TryWiMAXでお試し利用をしましょう。
ただしWiMAXのポケットWiFiにはauの4G LTE通信を使えるハイスピードプラスエリアモードという機能があります。
ハイスピードプラスエリアモードならLTEのエリアで利用できるので、山間部でも広範囲で利用が可能です。
ハイスピードモード(WiMAX2+)
ハイスピードプラスエリアモード(au4GLTE)
WiMAXの電波はLTEより地下や屋内では電波が届きにくいという特徴がありますが、ハイスピードプラスエリアモードならその弱点も補えるのがうれしいですね。
他社ポケットWiFi(LTE)とWiMAXのエリアの比較をした記事も参考にしてください。


ポケットWiFiのエリアって?WiMAXはドコモやソフトバンクに比べて狭いって本当?
WiMAXの回線速度|W06で下り最大1.2Gbps/上り最大75Mbps
エリアと同じく速度もプロバイダによって差はありませんが、ルーターによって違いが出るので、どの端末にするかは慎重に選びましょう。
W06ではLTEも使ったハイスピードプラスエリアモードで、下り1.2Gbpsと光回線並みの最大速度となっています。
新しい端末ほど当然スペックが上がるため、速度を重視するならなるべく新しい端末を選ぶようにしましょう。


WiMAXのハイスピードエリアプラスモードって?通信速度はどれくらい速くなる?
WiMAXの通信制限|月間通信量無制限 ただし3日10GBの制限があるため注意
WiMAXの通信制限は以下の通りです。
モード | ハイスピードモード (WiMAX2+回線) | ハイスピードプラス エリアモード (WiMAX2+/au4G LTE回線) |
月間 容量制限 | なし | 7GB/月 |
短期 容量制限 | 直近3日間 合計10GB | ー |
制限速度 | 最大1Mbps (翌日18時~26時のみ) | 翌月まで最大128Kbps |
UQWiMAXの新「ギガ放題」プランでは、月の通信量に上限はありません。
しかし、月間の制限はないものの回線の混雑を防ぐため、短期間での大容量通信には制限が設けられています。それが「直近3日間の通信量合計10GBまで」の短期制限です。
つまり完全に無制限に利用はできない、ということですね。
ただし通信量を超過した場合も、制限にかかるのは翌日の18時~26時のみ。制限にかかっている間は最大1MbpsとYoutubeを標準画質で見られる程度の速度となります。
筆者は5年ほどWiMAXを利用し、一度だけゲームのしすぎでこの通信制限にかかったことがありますが、少し遅いかな?と感じる程度で普通に動画を見たりSNSができました。
さらにWiMAXを利用する上で気を付けたいのが、ハイスピードプラスエリアモードで行うLTE通信です。
WiMAXではLTEを利用した通信に月間7GBの制限があります。この場合、上限を超えると最大128Kbpsの超低速となり、しかも翌月まで解除することができません。
3日10GBの制限時とは異なり、こちらの速度はLINEメッセージをかろうじて見ることができる程度と、ほぼ使い物にならないため注意しましょう。
支払方法
UQWiMAXではクレジット払いと口座振替に対応しています。
利用料金は毎月株式会社ファミリーネット・ジャパンから請求され、それぞれ支払日が異なります。
クレカ | 指定のカード会社による | |||
口座振替 | 毎月26日 |
また、端末代金の支払いは、クレジットカードもしくは端末受け取り時の代引きにて支払いが可能です。
クレジットの場合、一括・分割が選択できますが、カードによっては分割支払いに対応していなかったり、手数料がかかる場合があります。
また、代引き支払いは一括現金のみの対応で、別途手数料がかかるため注意しましょう。
UQ WiMAXの契約、解約方法、機種変更
UQ WiMAXの契約や解約の方法は、以下の通りです。
UQ WiMAXの契約方法
UQ WiMAXは公式オンラインショップもしくは電話、店舗(UQスポット)から申込み手続きをすることができます。
店舗での手続きには人件費などが必要になるため、多くのプロバイダでは行っていません。本家ならではのサービスですね。
ただし、店舗契約はWEB特典のキャッシュバックが受け取れないなどのデメリットもあるため、お得に契約したい場合は公式HPのキャンペーンページから契約しましょう。
また、申し込みの前にはピンポイントエリア判定でエリアを確認するのを忘れずに。
店舗で契約する場合
UQ WiMAXの店舗契約は全国のUQ スポットで行うことができます(店舗検索)。
WiMAXは家電量販店でも契約することができますが、その場合BIC WiMAX(ビックカメラ)やワイヤレスゲートWiMAX(ヨドバシカメラ)など家電量販店独自のプロバイダと契約することになり、UQ WiMAXではないので気を付けましょう。
店舗契約の際は以下のものが必要になります。
手続きは最短で30分ほどですが、混んでいると想像以上に時間がかかってしまうこともあります。
来店する店舗が決まっている場合はUQスポット一覧からあらかじめ来店予約をしておくとスムーズに契約ができるのでおすすめです。
手続きが済めば、端末をその場で受け取ってすぐに利用することができます。
WEBで契約する場合
WEBで契約する場合はまずUQオンラインショップにアクセスします。
キャッシュバックなどのキャンペーンを適用させる場合は必ず専用のページからアクセスしましょう。
手順1)端末を選択する
開いたページで申し込む端末を選び「お申込み」ボタンを押します。
SIMのみ契約の場合は同じページの下の方に申し込みボタンがあります。
手順2)プランを選択する
次に端末の色やアクセサリなどを選びます。アダプタやケーブルは専用ではなく、USB typeCであれば問題なく使えるので、わざわざここで購入する必要はありません。
プランは「2年自動更新あり」「2年自動更新なし」「期間条件なし」の3つから選びます。利用予定の期間に合わせて選びましょう。
最後に端末補償オプションの有無を選択し、購入手続きへ進みます。
ちなみにLTEオプションは使用した月に自動的に料金が発生するシステムなので、申し込みの必要はありません。
手順3)プランを確認する
申込内容に問題がなければ、利用規約と重要事項説明を確認しチェックを入れます。
さらに「同意する」を選択し「次へ」を押します。
手順3)情報を入力する
氏名、生年月日など契約者の情報を入力します。すべて入力したら「次へ」で進みましょう。
手順4)利用料金支払方法を選択する
月々の利用料金の支払方法はクレジットカードと口座振替から選択ができます。
クレジットの場合カード情報を入力し、080、090の電話番号によるSMS認証で登録ができます。
携帯電話がない場合は0120-959-001(音声ガイダンス1→1)に連絡しましょう。
口座振替の場合は、さらにWEB申し込みか口座振替依頼書の郵送で別途口座手続きが必要になります。タイムラグが少なく簡単なWEB申し込みがおすすめです。
手順5)端末代金支払方法を選択する
端末代金の支払い方法は代金引換かクレジットカード払いが選択できます。
代金引換の場合は、~1万円:300円、~3万円:400円、~10万円:600円の手数料が別途必要となります。
手順6)申込内容を確認する
すべての申込内容を確認し、問題がなければ暗証番号を設定します。
暗証番号はmy UQ WiMAXマイページで問い合わせる際などに利用するため忘れないようにしましょう。
すべて入力できたら、お申し込みするボタンを押し完了です。最短で4日以内に端末が届きます。
手順7)口座振替の場合:口座の手続きをする
支払方法で口座振替を選択し、かつWEB申し込みを選んだ場合、申し込みの完了画面から口座の手続きができます。
口座の登録の際、本人確認書類が必要となるのであらかじめ用意しておきましょう。
口座振替依頼書での申し込みを選択した場合は、端末とは別に書類が送付されます。必要事項を記入し、本人確認書類のコピーとともに返信用封筒に入れ返送しましょう。
口座振替の登録には1~2カ月ほどかかる場合があります。手続き完了までは振込用紙での入金となるため、指定のコンビニなどで支払うようにしましょう。
UQ WiMAXの解約方法
UQWiMAXの解約は以下の通りです。
UQ WiMAXの解約方法
UQWiMAXの解約は基本的に電話で受付しています。電話でのやりとりが難しい場合はメールフォームや郵送での連絡も可能です。
電話番号 | 0120-929-818 音声ガイダンス1→4 | |||
受付時間 | 9:00~21:00(年中無休) | |||
WEB | お問い合わせフォーム | |||
郵送 | 資料請求フォームより 「UQ通信サービス解約届 個人」を請求し 送付された書類に郵送ラベルを貼り付け返送 |
初期契約解除制度なら8日以内に返却で違約金は掛からない
ポケットWiFiを契約する時に知っておいてほしい制度に、初期契約解除制度があります。いわゆるクーリングオフです。
契約してから8日以内に初期契約解除の旨を事業者に示せば、違約金なしで解除ができます。
契約したけど通信できなかったなどの理由により初期契約解除をしたい場合は、まずお客さまセンターに連絡をしましょう。
電話番号 | 0120-929-818 | |||
受付時間 | 9:00~21:00(年中無休) | |||
WEB | WEBお問い合わせ窓口 |
ただしこの際、3,000円の契約事務手数料と日割りの利用料金、端末代金は請求されるため注意が必要です。


ポケットWifiはクーリングオフできる?初期契約解除との違いは?固定回線やWiMAXを契約後すぐに解約する時に注意したいこと
UQWiMAXの機種変更
機種変更はUQWiMAXの公式サイトもしくは電話から行うことができます。
電話番号 | UQお客様センター機種変更窓口 0120-922-845 | |||
電話 受付時間 | 9:00~21:00(年中無休) 携帯電話・PHS可 ※一部IP電話からの接続できません。 | |||
WEB ページ | 機種変更受付ページ |
以前までは利用期間によって端末の割引を受けることができましたが、現在は定価でのみの提供となっている点に気を付けましょう。
(画像引用:UQWiMAX公式ページ)
ただし、2020年3月に終了予定の旧WiMAX回線を利用している場合に限り、解約金と端末代金を無料で機種変更することが可能です。
2年間月額料金3,696円となる割引も適用されるため、もし旧WiMAX回線を契約したままの場合はこの機会に機種変更をしてしまいましょう。
UQ WiMAXのメリット
UQ WiMAXで契約するメリットは次の通りです。
- 店舗でも契約、相談可能
- UQmobileのギガMAX月割が適用可能
- auスマートバリューmineが適用可能
- 2年契約の違約金が安い
- 口座振替手数料が無料
- 最短即日発送(店舗は即日受取)可能
- 無料WiFiスポットが利用可能
- 電話の受付時間が長く、サポートも〇
- 即日解約可能、解約時料金は日割りに
- SIMのみの契約ができる
全国約180店舗で契約、相談が可能
(画像引用:UQ WiMAX 公式サイト)
UQWiMAXは全国に約180の店舗(UQスポット)を構えています。(UQスポット一覧はこちら)
UQスポットでは、新規申し込みや機種変更、格安スマホ(UQmobile)の受付や修理などの対応を行ってくれます。
WiMAXプロバイダの多くは店舗がなく、WEBや電話対応のみのため、実際に店舗に赴きスタッフに質問や相談をしたうえで契約を決めたいという場合にはUQ WiMAXが最適と言えるでしょう。
UQ mobileのギガMAX月割が適用可能
(画像引用:UQWiMAX公式HP「ギガMAX月割」)
UQ mobileユーザーはスマホの月額料金が500円割引になる「ギガMAX月割」が適用可能です。
希望する場合はUQ WiMAX契約後、端末が届いてから別途UQmobileのマイページにて手続きする必要があります。
auスマートバリューmineが適用可能
auスマホを利用している場合、月額料金を最大1,000円割引できる「auスマートバリューmine」も適用が可能です。
割引額は契約しているauのスマホのプランによって異なります。
・auピタットプランN(S) ・auピタットプラン※ ・auピタットプラン(S)※ | ~2GB | 月500円引き |
2~20GB | 月1,000円引き | |
・auフラットプラン25 NetflixパックN ・auフラットプラン20N ・auフラットプラン30※ ・auフラットプラン20※ ・auフラットプラン25 Netflixパック※ | 月1,000円引き | |
・データ定額5/8/10/13/20/30※ ・LTEフラット※ ・ISフラット※ | 月934円引き | |
・データ定額2/3※ ・ジュニア スマートフォンプラン ・カケホ (3Gケータイ・データ付) | 月743円引き | |
・データ定額1※ | 月500円引き |
※2019年9月末時点で受付を終了したプラン
申し込む場合はまずUQ WiMAXと契約します。
UQ WiMAXの名義がauケータイと同一でなければauスマートバリュー mineを適用できません。
契約が終わり端末が届いたらKDDIお客様センターに連絡し、auスマートバリューmineに加入する旨を伝えましょう。
電話番号 | <au携帯電話から> 局番なし157 <au以外の携帯電話または一般電話から> フリーコール0077-7-111(無料) | |||
受付時間 | 9:00~20:00(年中無休) |
UQ WiMAXではauスマートバリューmineを適用させるとハイスピードエリアモードがつかるLTEオプションが無料で使える特典もあります。


auスマートバリュー、スマートバリューmineの申し込み方法や注意点まとめ。いくらお得に使えるの?
2年契約の違約金が安く、更新期間が長いため解約しやすい
2019年10月の新プランから、UQWiMAXは解約金や契約期間に関してぐっと条件が良くなりました。
主な理由は4つ。
- 2年契約、契約期間なしが選べる
- 2年利用した後いつでも解約できるように設定が可能
- 解約金が19,000→1,000円に
- 更新期間が1カ月→3カ月
他のプロバイダが依然として19,000円の高額な違約金、3年契約、更新期間が1カ月しかないという悪条件を続ける中で、本家であるUQ WiMAXは解約金の値下げや更新期間の延長など解約時の負担がかなり軽減されています。
解約のタイミングが契約期間や違約金によって縛られないのはうれしいですね。
口座振替が可能 しかも手数料は無料
UQWiMAXは支払いの際、手数料無料で口座振替を選択することができます。
ほとんどのWiMAXプロバイダはクレジットカード払いにしか対応しておらず、口座振替に対応していても毎月月額料金とは別に手数料がかかってしまいます。
同じく口座振替ができるプロバイダと料金の比較してみましょう。
UQWiMAX | BIGLOBE WiMAX | Broad WiMAX | |
口座振替 手数料 | 0円 | 月200円 (1年間で2,400円) | 200円 (3年間で7,200円) |
初期費用 | 18,000円 | 22,600円 | 21,857円 |
実質月額 | 4,600円 | 4,458円 (3年利用/4,275円) | 4,341円 |
特典 | × | 15,000円キャッシュ バックなど適用可能 | × |
人気のプロバイダで口座振替が利用できるのはUQWiMAXのほか、BIGLOBE WiMAXとBroadWiMAXの3社。
それぞれにキャッシュバックが受け取れる、月額料金が安いなどのメリットがあります。
手数料無料や初期費用の安さに魅力を感じたら、UQ WiMAXを選択するのがいいでしょう。
WEB申し込みなら最短即日発送、店舗契約なら即日受け取り可能
UQWiMAXでは公式サイトから申し込みの場合、契約完了してから最短即日発送が可能です。
口コミを見てもほとんどが契約から1週間以内には届いていることがわかります。
WiMAXの他プロバイダやレンタルWiFiの中には「最短即日発送」をうたいながらも、1カ月以上待っても端末が発送されないなんてこともありますが、WiMAXの本家であるUQWiMAXであればその点も安心ですね。
さらに店舗で契約すれば在庫状況にもよりますが、当日契約しそのまま持ち帰ることができます。
店舗での手続きはだいたい30分程度で終わるため、1時間もあれば契約から受け取りまでを完了できるので、すぐに利用したい場合にはおすすめです。
無料WiFiスポットが利用可能
UQWiMAXと契約すると、UQが提供するWiFiスポットを無料で利用できる「UQ Wi-Fiプレミアム」をオプションとして付けることができます。
UQ Wi-Fiは主にカフェなどの飲食店や、公共交通機関などに設置されています。(UQWi-Fiエリア/Wi2エリア※BBモバイルポイントのアクセスポイントは利用不可)
普段ポケットWiFiを利用していればWiFiスポットにお世話になることはそうそうありませんが、たとえば、3日10GBの制限にかかりそうで通信量を節約したいときや、端末を家に忘れてきてしまって通信できないときなどに、ID認証で簡単に通信を行うことが可能です。


Wi2premiumとは?勝手に繋がらない方法や公衆WiFiが安全に使えるアプリ解説
電話の受付時間は9:00~21:00まで対応 サポートも〇
UQWiMAXでは契約や解約、相談や故障した際など、電話でのサポートを受け付けています。
こういった電話受付の場合「つながらない」「待ち時間が長くて電話料金がかさんだ」「電話対応している時間に電話がかけられない」などあまりいい思い出がないという人も多いのではないでしょうか。
それに対し、UQWiMAXの電話対応は9:00~21:00、年中無休のフリーコール。
万が一電話が混雑していた場合にもAIのチャット機能や24時間以内に返信をくれるメールフォームなどサポート体制はばっちりです。
ただし、解約時の受付が電話のみであることはデメリット。
解約の電話は契約時よりもつながりにくいため、時間に余裕をもってかけるようにしましょう。
即日解約可能、解約時料金は日割りにできる
WiMAXプロバイダの多くは解約時の月額料金が日割りになりません。
中には月初に解約をしたにも関わらず1カ月分の月額料金がかかってしまうといったケースや、月末にしか解約できないプロバイダもあります。
一方UQ WiMAXでは、解約申請をしたその日に解約が可能。
解約月の月額料金も日割りにして請求されるため、月額料金がもったいないからと無理に月末まで使用したりすることもなく好きなタイミングで解約することができます。
また解約日の予約も可能なため、空いた時間に連絡をしておくという使い方もできるのが便利です。
SIMのみの契約ができる
UQ WiMAXではルーターを購入しない「SIMのみの契約」が可能です。
その場合当然SIMだけでは通信できないため、ルーターは自前で用意しなければなりません。
公式の端末代は15,000円と高額ですが、すでに持っている端末を使う場合や中古の端末を購入予定の場合などはSIMだけを契約するとその分を節約することができます。
UQ WiMAXのデメリット
対して、UQ WiMAXのデメリットを確認していきましょう。
- 月額料金が高い
- キャッシュバック額が少ない
- 端末代金がかかる
- LTEオプションが有料
月額料金が高い
UQWiMAXの月額料金は月3,880円。
他社の8,000円近いプランに比べると十分安いですが、WiMAXの他プロバイダと比較するとどうしても見劣りしてしまいます。
キャッシュバックや端末代金を考慮しない月額料金は以下の通りです。
サービス | 月額料金 | 月額料金平均 |
UQ WiMAX | 【2年契約】 3,880円 | 3,880円 |
GMO とくとくBB WiMAX | 最大3カ月2,590円 以降3,480円 | 3,599円 (月額割引の場合) |
Broad WiMAX | 最大3カ月2,726円 24カ月目まで3,411円 以降4,011円 | 3,566円 |
カシモ WiMAX | 初月1,380円 2ヵ月目以降3,610円 | 3,630円 |
BIGLOBE WiMAX | 【1年契約】 3,980円 | 3,980円 +キャッシュバック 15,000円 |
UQ WiMAXでは違約金が少なく、契約期間が短い代わりに月額料金が他より高くなっています。
月の支払を安く済ませたいは他プロバイダで契約するのがいいでしょう。
キャッシュバック額が少ない
UQWiMAXではキャンペーンページからW06端末を契約すると3,000円のキャッシュバックが受け取れます。
しかし他のプロバイダでは10,000円以上の高額なキャッシュバックを行っているため、比べると魅力が薄いことは確かです。
キャッシュバックが目当てなら、30,000円以上のキャッシュバックを長く行っているGMOとくとくBBWiMAXなどがおすすめです。
端末代金15,000円がかかる 初期契約解除をしても端末代金は返ってこない
UQ WiMAXの端末料金は15,000円。以前は割引が適用されて3,800円だったことを考えると11,200円値上がりしています。
中には端末を無料で提供しているプロバイダもあるため、初期費用をかさませたくない場合は他プロバイダを選択しましょう。
さらに端末は初期契約制度の対象外のため、一度購入してしまうと回線の契約をキャンセルした場合でも端末代金は支払わなくてはなりません。
もし不必要なら中古で売ってしまうのもいいでしょう。
LTEオプションが有料
WiMAXでは通常WiMAX2+回線しか利用ができませんが、「ハイスピードエリアモード」に切り替えることでau4GLTEを利用できるようになります。
「ハイスピードエリアモード」ではWiMAX2+回線とLTE回線を同時に使用するため、広範囲で高速通信が可能です。
しかしこの機能を利用するためには「LTEオプション料1,005円」が別途月額に加算されます。
2019年10月までは3年契約にするとこのオプションが無料で利用できたため、LTEありきで契約を考えていた人にとっては単に月額が1,000円ほど高くなってしまうことになります。
他プロバイダではLTEオプションを無料で提供しているところもあるため、お得にLTEを使用したい場合はそちらを検討しましょう。
UQ WiMAXの評判や口コミは?
【UQ WiMAXの口コミ】
- 固定回線が引けないときに助かった
- つながるエリアでは速度が速い
- 地下や屋内ではつながりにくい
- 月額料金が他プロバイダより高い
- サポートセンターの対応がいい
- メインの解約受付が電話なのが不便
【回線面での口コミ】
Try WiMAXを利用中。やっぱりWiMAXは良い!携帯キャリアのLTEより速度が速い。(Twitter)
エリア内、特に都心部での利用は通信速度も速く快適との口コミが多かったです。
しかし中には以下のような口コミも。
地下と建物の中、微妙に電波がつながらないWIMAX…。(Twitter)
たまに携帯じゃ速度が足りないって言うとWiMAX使えばいいじゃんってコメント来たりするんだけど、サービスエリア…
関東に住んでると携帯がつながらない場所があるって感覚が無いのよね…(Twitter)
エリア外や、電波の通りにくい場所での利用はWiMAXの弱点。契約する際はTryWiMAXを利用し生活圏内での使用感を必ず確かめるようにしましょう。
【料金、キャンペーンに関する口コミ】
UQ WiMAXをようやく解約。
・速度が信用できない
・繋がらないところが多い
・モバイル機器の起動が遅い
・モバイル機器の操作性が悪い
・モバイル機器の充電がすぐ切れる
・純粋に月額が高い
・全体的に不信感がある
などが理由。
単に松田のライフスタイルと合ってなかっただけかもしれません。(Twitter)
他社LTEのポケットWiFiよりは安いUQ WiMAXですが、WiMAXの他プロバイダと比べると月額料金は割高になってしまいます。
サポート面などに魅力を感じなければ、月額料金の安いプロバイダを選んだ方がいいでしょう。
【サービスの口コミ】
WiMAXのルーターは2年に1回無料で最新機種に交換できるのが地味に便利だなぁ・・・。今回も新機種への変更案内来てくれた(・ω・)(Twitter)
UQ WiMAX、解約しようと思って電話したら「解約の方は4番を押してください」ってアナウンスがあって、4番押したら一向に繋がらん。
これは解約させないための嫌がらせなんじゃなかろうかという邪推 (Twitter)
UQ WiMAXの対応は良い口コミが多く見られました。しかし解約時に電話での解約がメインであるのはデメリット。中には30分ほど待たされたというケースもあるため、解約時は時間に余裕をもって連絡するようにしましょう。
結論:契約期間を気にせず利用が可能に!サポート重視ならUQ WiMAXを選ぼう
UQ WiMAXは3年契約がなくなり解約が容易になった反面、端末代金が高くなる、LTEオプションが有料となるなど、デメリットもあります。
他プロバイダにはない契約期間なしのプランや、手厚いサポートを重視する場合にはUQ WiMAXを、月額割引やキャッシュバックを重視する場合にはよりお得なプロバイダを選ぶのがいいでしょう。
【UQ WiMAXのメリット】
- 店舗でも契約、相談可能
- UQmobileのギガMAX月割が適用可能
- auスマートバリューmineが適用可能
- 2年契約の違約金が安い
- 口座振替手数料が無料
- 最短即日発送(店舗は即日受取)可能
- 無料WiFiスポットが利用可能
- 電話の受付時間が長く、サポートも〇
- 即日解約可能、解約時料金は日割りに
- SIMのみの契約ができる
【UQ WiMAXのデメリット】
- 月額料金が高い
- キャッシュバック額が少ない
- 端末代金がかかる
- LTEオプションが有料