モバイルWiFi

WiMAXとは何?メリット・デメリットを詳しく解説、携帯代が高い人はぜひ利用を検討してみよう

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モバイルWiFiとして最も知名度が高いと言えるWiMAX。

ただ具体的にそれがどういったもので、どんなメリットやデメリットがあるのかっていまいちわからないって人が多いのではないでしょうか。会社もたくさんあってどれを選べばよいかも悩みますしね。

そこで今回はWiMAXとはどんなもので、どういったメリット・デメリットがあるのか、そしてどのように選べばよいかについて解説していきます。

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  料金 通信
速度
エリア
楽天モバイル
無制限
3,278円
GMOとくとく
BB WiMAX

無制限
4,334円
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100GB
3,212円〜

Point

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WiMAXとは何もの?

まずは、WiMAXが具体的にどういうものなのかを簡単に紹介していきましょう。

WiMAXは無線通信技術規格の一つ

WiMAXとは「Worldwide Interoperability for Microwave Access」の略で、はUQコミュニケーションズが提供する「高速モバイルデータ通信ができる回線」の一種です。

モバイル通信の回線として一般的に知られているのは4G LTEや5Gですが、これらと同じ無線通信技術規格の一つとなります。

格安スマホなどはドコモやソフトバンクなどの回線を借りて通信サービスを提供していますが、WiMAXはあくまで独自に全国に基地局を作り、独自の回線網を作ってサービスを提供しています。

モバイルWiFiルーターのWiFiを通してモバイル通信を行う

ポケットWi-Fi仕組み

スマホで使われる4G LTEや5Gは基地局からの電波をスマホが直接キャッチしてモバイル通信を行います。

それに対してWiMAXは、モバイルWiFiの端末がまず基地局からの電波をキャッチ、そしてその端末からWiFiを介してスマホやタブレットでモバイル通信を行うという形になります。

その為、端末を持ち運ぶ必要があるというデメリットがある反面、1台持っていればスマホだけではなくタブレットやパソコンなどWiFiを利用して通信を行うことができる端末を同時に利用できるというメリットがあります。

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WiMAXと4G LTEや5Gとの違い

WiMAXや4G LTEなどは同じ無線通信技術規格の一種ですが、周波数の違いなどから特徴が異なります。

簡単にその違いを紹介します。

回線の種類や特徴

WiMAXと4G LTEの大きな違いは電波の周波数です。

4G LTEの回線は特に安定した接続が可能でプラチナバンドと呼ばれる700~900MHzの電波を利用してモバイル通信を行います。

それに対し、WiMAXはその周波数よりも高い2.5GHzの周波数を利用しています

一般的に電波は周波数が高いほど波長が短いため速く届く反面曲がりにくく、低いほど波長が長く障害物があっても回り込めるなど送受信が安定するという特徴があります。

すなわちWiMAXは4G LTEに比べ、高速ではあるものの屋内ではやや繋がりにくいという特徴を持っているということです。

  メリット デメリット
LTE ・繋がるエリアが広い
・通信に安定性がある
・WiMAXに比べると通信速度が遅い
・使用量に制限があり、料金が高い
WiMAX ・通信速度が速い ・繋がるエリアがLTEに比べ若干限定的
・通信が不安定

ちなみに5Gはの周波数は3.7GHzや4.5GHzなどWiMAXよりもさらに高周波数。その為、室内などでは弱いという特徴がさらに顕著になっています。実際、ちょっと移動するだけで5Gが届かなくなる、ビルのフロアが違うだけで4Gにしか繋がらないといった声も多いです(基地局の拡大や技術開発で徐々に改善中)。

回線の速度

WiMAXは高周波数なので通信速度が速いという特徴を上記で上げましたが、実は一概にはそう言えません。というのも、実際の通信速度は回線の強度や混雑具合など様々な要素が関係してくる為です。

そして実際の速度を測ってみたところ、WiMAXの平均的な通信速度は下り50Mbps〜100Mbps。一方でキャリアのスマホの通信速度(4G LTE)を測ってみたところ、通信速度は下り100Mpbs〜150Mbps。

キャリアのスマホの方が速いのです。

ちなみに一般的にストレスなくネット通信を行うことができる速度は10〜30Mbps程度だとされています。

WiMAXのように50Mbpsあれば動画もサクサク見れますし、オンラインゲームだって問題なくできますから基本的には困ることはありません。

ただ、動画や漫画をダウンロードする場合だとやはり差があると実感するかもしれません。

エリア

ドコモやソフトバンク、auと言ったキャリアが展開しているエリアは言わずもがな広いです。4G LTEはよっぽど田舎に行かない限りは圏外になるなんてことはないし、5Gも徐々に広がって様々なところで使えるようになっています。

それに比べるとWiMAXのエリアはどうしても狭いというのが正直なところ。大都市であれば基本的には問題ありません(主要都市の人工カバー率99%以上)が、田舎だとスマホは繋がるけどWiMAXは繋がらないというところがあります。

ただ、以前に比べると大幅に改善されたというのも事実。

基地局が増えたことや、後述するau回線の一部が利用できるようになったことを理由に、エリア面での使い勝手はかなりよくなっています。

WiMAXの強み

キャリアの回線に比べると、室内に弱く、通信速度も遅く、そしてエリアも狭い。ではいいところはどこ?って疑問になりますよね。

もちろん強みもあるのがWiMAX。それがどこかというのをここで紹介していきましょう。

キャリアの大容量プランよりも料金が安い

キャリアの回線が優れているというのは事実。しかし料金はその分かなり高いです。

例えばドコモのeximoは7,315円、ソフトバンクのメリハリ無制限は7,238円、auの使い放題MAXも7,238円。

それに対してWiMAXはデータ量無制限で実質4,000円程度。格安スマホと組合わせて持てば、通信量をかなり節約することができます。

auの4G LTEや5G回線が使える

WiMAXを運営しているUQコミュニケーションズはauを運営しているKDDIの子会社。その為、実はauの4G LTE及び5G回線の一部もオプションなしで使えるようになっています。

あくまで一部回線なのでauスマホと全く同じように使うことができるというわけではありませんが、WiMAXの弱さであった屋内やエリアの狭さがかなり解消されます。

また、オプションとしてプラスエリアモード(通常1,100円)を利用すれば、月30GBまでという制限があるもののauの更に繋がりやすい4G LTE回線も使えるようになります。

モバイル回線として必要十分な能力がある

確かにキャリアの回線に比べれば見劣りしてしまうかもしれません。しかし、モバイル回線としては必要十分な能力を有しています。

通信速度は快適に使う上で問題ない速度がでるし、エリアも基本的には繋がるしプラスエリアモード等を駆使すればよっぽど圏外にはなりません。

必要十分な能力があって料金が安いという点から、決して悪くないサービスだと私は考えます。

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昔のWiMAXのと今のWiMAXの違い

実はWiMAXがそれなりに使えるようになったのは最近のこと。以前まではエリアや通信容量の上限等で、正直不便なことが多かったです(実際、私は一度契約したが解約した経験を持っています)。

では具体的にどういったところが変わったのかを紹介しましょう。

  WiMAX2+
(以前)
WiMAX+5G
(現在)
回線 WiMAX2+のみ WiMAX2+
au4G LTEの一部
au5Gの一部
通信量 3日で10GB超で
翌日まで速度制限
上限なし
プラス
エリアモード
au回線
月7GBまで
au回線
月30GBまで

使える回線が増えたことにより屋内等も含めて圏外となるところが減り、さらにプラスエリアモードが30GBまで使えるようになったのでいざ圏外のところがあっても心配なし。

そして3日で10GBという上限もなくなったので、容量を気にせず使えるようにもなりました。

以前私が使っていた時は、しばしば圏外になるのでプラスエリアモードを多用。しかし圏外になる場所が多かったのでその7GBも月の中旬くらいには消費し圏外のところではスマホのテザリングで対応(結局スマホ料金増)。3日10GB超もしばしば。という感じでした。

しかし、現在のWiMAXはそもそも圏外になることが少なくなったし、プラスエリアモードを使うことはあるけれど月30GBまでは使いません。そして3日で10GBの制限もなくなったので速度制限されることもなく使えています。

使い勝手は、大幅に良くなりました。

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WiMAXとその他のモバイルWiFi(クラウドSIM)との違い

ここまでは、回線という点に注目してWiMAXをキャリアの4G LTEや5Gと比較してきましたが、ここからは同じモバイルWiFiとしてもうひとつ主流となっている「クラウドSIM」について、その特徴やWiMAXとの比較を紹介していきましょう。

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クラウドSIMの特徴

クラウドSIMとはクラウド上でSIMを管理し通信を行う次世代サービス。

スマホやWiMAXは契約している会社のSIMカードを端末にさし、そのSIMカードの情報を元にモバイル通信を行います。

しかしクラウドSIMでは端末にSIMが入っておらず、SIMカードの情報はクラウド上に置かれており、利用しているその位置に最適なSIMカード情報を選択して通信を行うことになります。

その為、特定の会社の回線だけではなく、様々な会社の回線を利用することが可能となっています。

ちょっと難しいですが、簡単に特徴を言うと「ドコモやソフトバンク、auなどキャリアの回線をすべて利用できる」「海外でも使うことができる」という点が挙げられます。

複数の回線を利用できるというのは魅力的ですよね。しかしデメリットもあります。

  • 回線を自分で選ぶことができず、遅い回線に繋がることがある
  • 回線を借りているだけなのでそもそも遅い
  • 容量に上限がある

クラウドSIMではどの回線に繋ぐかはあくまで自動で選択されることになっていて、自分で好きな回線を選ぶことができるわけではありません。基本的には最適なものを選んでくれるので良いですが、たまにかなり遅い回線(3G回線など)を選んでしまうことがあり、再起動を余儀なくされることが少なからずあります。

またたとえ最適な回線を選んでくれたとしても、そもそもが遅いという欠点もあります。あくまでキャリアの回線を借りて通信するので、キャリアの速度なんてもちろんでませんし実際の速度はWiMAXよりも遅い10〜30Mbpsにとどまります。

そして容量にも上限があります。以前は無制限のプランを出している会社も多数ありましたが、利用量の増加に伴う通信障害が多発し、現在は100GBを上限としている会社が多いです。

WiMAXとクラウドSIMを比較

では具体的にWiMAXをとクラウドSIMの比較を見てみましょう。

回線 WiMAX クラウドSIM
月額
料金

無制限で
4,000円程度

100GBで
3,000円台後半
速度 (かなり速い)
50〜100Mbps
(十分な速度)
10〜30Mbps
エリア
au回線も利用可

3大キャリア
制限
無制限
(au回線は30GB)

20~100GB

通信速度はWiMAXの圧勝です。実測値もクラウドSIMが10〜30Mbps程度であるのに対し、WiMAXは30〜100Mbps程度でます。

しかしエリアはクラウドSIMの方が広いです。3大キャリアの回線が使えるクラウドSIMに対し、WiMAXは独自回線であり、なおかつ周波数帯が地下等に弱いので都内でも圏外になることがあります。

またクラウドSIMは料金が安いというメリットがあります。100GBが3千円代後半で使える(現在はキャンペーンで実質3千円台前半で使えるところもあり)というのは大きいです。速度が遅いとはいえ、動画を見る分には全く問題ありませんし。

どちらも一長一短あるというわけですね。

WiMAXのプロバイダとは?それぞれの違いは?

もしここまで読んでWiMAXの契約を検討しだしたら、おそらく次に悩むのはプロバイダです。

WiMAXといっても、実はたくさんの会社がプロバイダとしてサービスを提供しています。ただここで適当に選ぶのはNG。

同じサービスを受けるのに、無駄に高いお金を払ってしまうことになるからです。

ここではそのプロバイダについて解説していきましょう。

そもそもWiMAXのプロバイダとは販売代理店のこと

光回線の場合、プロバイダはインターネットとユーザーを繋ぐ仲介役という重要な役割を担っています。それに対し、回線業者(フレッツ光など)は回線自体を提供します。

回線がなければそもそも通信が無理なので物理的にネットは使えませんが、回線があってもプロバイダがなければインターネットへの接続できませんから何も使えません。

すなわち光回線を利用する為には、回線業者とプロバイダ業者の2社と契約する必要があるというわけです(最近は一体型としてまとめて契約できるところが多いです)。

それに対してWiMAXのプロバイダというのは「販売代理店」のことを意味します。UQコミュニケーションズが提供しているWiMAXそのものをただ販売しているに過ぎません。

そもそもWiMAX自体が「回線+インターネット接続」が一体化しているものである為、光回線のような役割は必要ありません。

よって、WiMAXはどこの会社で契約しようとも基本的なサービス同じだと言うことになります。

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プロバイダ関係無しで同じこと

上記のようにWiMAXのプロバイダはあくまで販売代理店であり、どこのプロバイダで契約しても基本的なサービス内容は変わりません。

具体的には、以下の点はプロバイダ関係無しで同じです。

  • 回線速度
  • 使用可能エリア
  • 通信容量
  • プラスエリアモードの内容

販売しているもの自体は結局一緒なので、使う回線も同じ。よって回線速度やエリアに違いはありませんし、通信容量も無制限。オプションのプラスエリアモードの内容もau回線が15GBまでと違いが全くない点です。

UQコミュニケーションズ本体が販売しているUQ WiMAXに比べて他のプロバイダは回線速度が遅いなんてこともありません。

スマホなどの場合だと、格安スマホはキャリアの回線を借りているので通信速度が遅いという欠点がありますが、WiMAXのプロバイダは本体と全く同じものを販売しているだけなので心配不要です。

プロバイダが違うと異なるもの

では何が違うのか。それは料金に関わることと契約に関わることです。

WiMAXの料金設定は各社で自由度が高く、キャッシュバック等も含めて大きな違いがでています。また、契約自体は各プロバイダと行うのでその内容にも違いがでます。

具体的に言うと、以下の点が異なってきます。

  • 月額料金、初期費用
  • キャンペーン、特典
  • 取り扱い端末
  • 端末の料金
  • オプションの料金
  • 契約期間
  • 支払方法
  • 契約方法
  • 解約金、解約方法

なお、この違いについての各社の比較については後述しています。

WiMXAXプロバイダの種類

WiMAXのプロバイダは主に「対面販売」「ネット販売」の二種類があります。

プロバイダ

ビックカメラ(BICWiMAX)やケーズデンキ(KTWiMAX)などの家電量販店やJ:COM(J:COMWiMAX)などのケーブルショップで行われているのが対面販売です。

これらの対面販売のプロバイダでは実際に説明を受けながら契約をできるというメリットがある反面、料金面での割引が少なかったり不要なオプションがたんまりあったりとあまりお得とはいいがたいのが現状です。

お店の販売員から聞くといかにも安いプランのように感じてしまうかもしれませんが、ネット販売ではそれより格段にお得なキャンペーンを行っているプロバイダがいくつもあります。

もしこれからWiMAXを契約しようかと考えているなら、やはりネット販売での契約が良いでしょう。

ちなみに現在は5G Connectという販売店ではではなく、その会社が契約しているWiMAXをレンタルできるサービスを提供している会社もあります。

レンタルできる会社の特徴

ほとんどのプロバイダは、販売代理店としてWiMAX自体を販売しています。

しかし「5G Connect」という会社の場合は、WiMAX自体の契約は自社で実施し、その契約済みのWiMAXをレンタルするというレンタル業者の形をとっています。

販売代理店ではWiMAXの端末やSIMは契約者本人のものとなりますが、レンタル業者の場合だとそれらの所有はあくまでレンタル業者であり解約時には返却が必要です。

WiMAXプロバイダの比較や選び方のポイント

ではここからは、具体的にプロバイダによってどの程度の違いがあるのかという点と、どのように選べば良いのかというポイントについて紹介していきます。

WiMAXのプロバイダ比較

WiMAX 月額料金 キャッシュ
バック
端末 契約
期間
詳細
UQ
WiMAX
~25ヶ月:4,268円
26か月~:4,950円
なし 9,900円
なし 詳細
GMOとくとく
BB WiMAX
初月:1,089円
1〜12ヶ月:3,784円
13〜35ヶ月:4,334円
36ヶ月〜:5,104円
25,500円 27,700円 なし 詳細
Broad
WiMAX
初月:1,397円
1〜36ヶ月:3,773円
37ヶ月〜:4,818円
なし 31,680円 2年 詳細
カシモ
WiMAX
初月:1,408円
1ヶ月~:4,818円
なし 実質
無料
なし 詳細
BIGLOBE
WiMAX
1〜24ヶ月:3,773円
25ヶ月〜:4,928円
なし 27,720円 なし 詳細

 

上記の表のように、月額料金はプロバイダによって大きく異なります。またキャッシュバックの有無や端末にかかる費用も大きく違い、使うものは同じであってもどこで契約するかによってトータルで発生するお金はかなり違ってくるということを覚えておきましょう。

見てわかる通り、本体のUQコミュニケーションズが販売している「UQ WiMAX」は料金が高くなっています。ですので、基本的には販売代理店での購入をおすすめします。

また販売代理店の中で特に安いのがGMOとくとくBB WiMAXです。

GMOとくとくBBの公式サイトはこちら

WiMAXプロバイダ選び方のポイント

他にもプロバイダは何社もありますが、どのように選べば良いのでしょうか。

基本的に注目すべきは「トータルでかかる料金」です。

電気通信事業法の改正により、2022年7月から途中解約による解約違約金が大幅に下げられました。

その為、解約は多くても月額1ヶ月程度。万が一途中解約となっても負担は大きくはありませんから、月額料金やキャッシュバックで安いのを選ぶのが得策です。

そして月額料金、キャッシュバックで選ぶのであれば、GMOとくとくBB WiMAXがおすすめとなります。

ただし、1年以内に解約するという場合は例外です。なぜなら端末代が重くのしかかってしまうからです。

多くの会社で端末代は購入。分割払いとした場合は、残額を一括で支払わなければなりません(実質無料の会社も毎月の料金から少しずつ割引してくれるので解約すると一括請求)。

WiMAXのメリット

ではここからはあらためて、WiMAXにはのメリットについて確認していくことにしましょう。

通信容量の上限がない

以前のWiMAXでは、直近3日間で10GBを以上使うと翌日の夜に速度を制限されるという上限がありました。

しかし現在のWiMAXではそういった上限が設定されてなく、速度制限を心配することなく使えるようになりました。

短期間であまりに大容量の通信を行うと一時的に速度を制限される場合もあるようですが、普通に使う分には気にすることではありません。

もうひとつのモバイルWiFiであるクラウドSIMは最大でも100GBまで。100GB以上使うという人はWiMAX一択となるでしょう。

キャリアの大容量プランよりも安く、通信費を節約できる

キャリアのスマホでも大容量プランはありますし、テザリングを使えばスマホ以外にもパソコンやタブレットで利用することができます。

しかし、料金が高いのが難点。どのキャリアでも7,000円を超えてしまいます。

それに対してWiAXはキャッシュバック等のことも考えると、実質的には月4,000円程度で利用できます。格安スマホと合わせて使えば、音声+無制限データ通信が5,000円程度です。

料金が安く、通信費を節約できるというのは大きなメリットです。

他のモバイルWiFiよりも回線速度が優れている

クラウドSIMのモバイルWiFiの通信速度は下りでだいたい10〜30Mbps程度。動画を見る分には問題ない速度ではあるもの、速いとは言えません。

それに対してWiMAXは50〜100Mbps程度の速度がでます。クラウドSIMの数倍です。

これだけの速度があれば、動画はもちろんオンラインゲームも問題なくでき、快適な通信を楽しむことができます。

工事不要ですぐ使える

WiMAXはモバイルWiFiとして使うだけではなく、ホームルーター端末を選択すれば自宅に特化してデータ通信を利用することができます(モバイル端末に対してWiFiの届く距離が長く、同時接続台数も多い)。

しかも固定回線のように、工事が必要ありません。端末が届けばすぐに使うことができるようになるのです。

自宅に固定回線をひく際に、業者に頼んで家まで来てもらい工事をした、という方は多いのではないでしょうか。電話を掛けたり日程を調整したり、正直言ってめんどうですよね。しかも工事完了まで1ヶ月かかるのは普通、長いと半年かかったなんて話も聞きます。

WiMAXをはすぐに使うことができますし、わずらわしいこともなくすぐに使えるというのもメリットの一つですね。

WiMAXのデメリット

では逆にデメリットにはどういったことがあるでしょうか。

クラウドSIMのモバイルWiFiよりも高い

キャリアに比べると安く使えるWiMAXをですが、モバイルWiFiというくくりで考えると若干高い傾向にあります。

下記の表は人気のあるモバイルWiFiの比較表です。

モバイル
WiFi
タイプ 月額料金 2年
実質料金
(※)
特典 端末代 公式
THE WiFi クラウド 100GB:3,828円 100GB:3,070円 3ヶ月無料 0円 公式
ZEUS
WiFi
クラウド 【〜24ヶ月】
30GB:2,361円
50GB:3,106円
100GB:3,212円
【25ヶ月〜】
30GB:2,508円
50GB:3,278円
100GB:3,828円
30GB:2,326円
50GB:3,040円
100GB:3,196円
3ヶ月割引 0円 公式
GMO
とくとく
BB WiMAX
WiMAX 無制限
初月:1,089円
1〜12ヶ月:3,784円
13〜35ヶ月:4,334円
36ヶ月〜:5,104円
4,154円 キャッシュバック
25,500円
27,700円 公式

キャリアに比べると通信速度が遅い

クラウドSIMのモバイルWiFiよりは通信速度が速いWiMAXですが、キャリアのスマホに比べるとどうしても劣ります。

WiMAXが50〜100Mbpsであるのに対し、キャリアのスマホは100〜150Mbpsです。

あくまでスマホなので、複数端末で使うには毎回テザリングの設定をする必要があるなどの不便さもありますし、なによりも料金が高いというデメリットはありますが、どうしても通信速度は速い方が良いというのであればキャリアのスマホで大容量のプランを選択するのが良いかもしれません。

エリアの広さで見劣り、都心だと地下だと繋がらない場合も

独自回線を利用しているWiMAXはエリアの面でクラウドSIMのモバイルWiFiよりも見劣りします。

通常のモードでもau回線が使えるようになったのでかなりエリアは広がりましたが、あくまでau回線の一部であり、主要都市でもビルの地下だと繋がらなくなる場合があります。

そんな時はプラスエリアモードを使うとほぼ解決できるのですが、プラスエリアモードは30GBまでかつ有料オプション(1,100円)。たまに使う分には十分すぎる通信量ですが、勤務先が圏外の場所だと足りなくなってしまうかもしれません。

まとめ

本記事ではWiMAXについて一体どういうものなのか、どういったメリット、デメリットがあるのか、解説しました。

少し前まではかなり不便さのあったWiMAXですが、現在はかなり改善されて今では私の中では一番のモバイルWiFiとなっています。

ぜひ使ってみてください。

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